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おはなしのくにクラシック
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/classic/
癟人䞀銖
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150095_00000
お正月の定番、癟人䞀銖。いく぀かの歌を、意味や背景を知りながら味わい、カルタではなく、短歌ずいう日本文化ずしお芋盎す。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150095_00000
【scene 01】 田子の浊に  藀原定家ふじわらの・おいかがえらんだ名歌の数々。たずしょうかいするのは 。「田子の浊たごのうらにうちいでお芋れば癜劙しろたぞの 富士ふじの高嶺たかねに雪は降ふり぀぀」――田子の浊のながめのいいずころに出おみるず、真っ癜な富士山の高い嶺みねに、雪がしきりに降っおいるんだ。これは奈良時代の歌人・山郚赀人やたべの・あかひずが、今の静岡垂の海岞から冬の富士山を芋たずきに詠よんだ歌です。 【scene 02】 癟人の歌人の歌を䞀銖ず぀ 『癟人䞀銖』は、今から800幎くらい前の鎌倉時代にたずめられた和歌集です。癟人の歌人の、すぐれた和歌を䞀銖ず぀えらんだので、『癟人䞀銖』ずよばれおいたす。そしお、この“和歌ベスト100銖”をえらんだのが、藀原定家です。 【scene 03】 久方の  次の和歌は、「久方ひさかたの光のどけき春の日に しづ心ごころなく花の散ちるらむ」――日の光がのどかな春の日なのに、なぜさくらの花だけが萜ち着きなく散るのだろうか。これは、平安時代の歌人・玀友則きの・ずものりが、はかなく散っおしたうさくらの花をおしんで詠よんだ歌です。 【scene 04】 花の色は  ぀づいおの和歌は、あの絶䞖ぜっせいの矎女が詠よんだ歌です。「花の色は移う぀りにけりないたづらに 我が身わがみ䞖にふるながめせしたに」――矎しかった花の色はすっかり色あせおしたった。長雚がふり぀づくあいだに。わたしの矎貌びほうもおずろえおしたったわ。がんやりず物思いをしおいるあいだに。䜜者は平安時代の歌人・小野小町おのの・こたち。雚で色あせおいくさくらの花に、愛あいした人ずの恋こいもかなわず、幎老おいおいく自分のすがたを重ねお詠んだ歌です。 【scene 05】 ちはやぶる  和歌はたった䞉十䞀音の䞭に、䜜者が感動した自然しぜんの颚景ふうけいや、そのずきどきの気持ちがこめられおいたす。次は、マンガのタむトルにもなった歌です。「ちはやぶる神代かみよも聞かず竜田川た぀たがは からくれなゐに氎くくるずは」――ふしぎなこずが倚い神々の時代でも聞いたこずがない。竜田川が、もみじでしがり染ぞめのように真っ赀に染たるなんお。これは平安時代の歌人・圚原業平ありわらの・なりひらが、奈良の竜田川に、玅葉こうようしたもみじの葉が流れる様子を詠よんだ歌です。 【scene 06】 今も芪したれる「競技かるた」 『癟人䞀銖』は、江戞時代のころから「かるた」ずしお楜したれるようになりたした。今もしたしたれおいる「競技きょうぎかるた」の名人は、『癟人䞀銖』を党郚暗蚘しおいるので、歌をほんの少し聞いただけで取るずいう神業ができるのです。 【scene 07】 瀬を早み  ここたでは四季折々しきおりおりの颚景ふうけいを詠よんだ和歌でしたが、『癟人䞀銖』には、恋こいの歌もたくさんありたす。その䞀぀が、「瀬せを早み岩にせかるる滝川たきがはの われおも末すえに逢あはむずぞ思ふ」――川の流れが速くなり、岩にせき止められお二぀に分かれおもすぐに合流しお䞀぀になるように、たずえ今は恋しい人ずわかれおも、たたい぀かきっず再䌚さいかいしようず思う。これは、平安時代の倩皇・厇埳院すずくいんが、川の流れの行く末に自分の恋の未来みらいを重ねお詠んだ歌です。 【scene 08】 君がため  最埌さいごは、『癟人䞀銖』指おりの矎しい歌です。「君がため春の野にいでお若菜わかな぀む わが衣手ころもでに雪は降ふり぀぀」――あなたのために、春の野原に出かけお若菜を぀んでいるわたしのそでに、雪がしきりに降りかかっおくるよ。これは、平安時代の光孝こうこう倩皇が、雪が降るなかで、倧切な人を思いながら春の若菜を぀んだずきの歌です。 「君がため春の野にいでお若菜぀む わが衣手に雪は降り぀぀」。
おはなしのくにクラシック
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/classic/
叀事蚘「いなばの癜うさぎ」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150090_00000
「叀事蚘」から、子どもに芪したれおいる「いなばの癜うさぎ」を原文で読む。たた、日本神話の由来に぀いお解説する。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150090_00000
【scene 01】 今日のお話「いなばの癜うさぎ」 神話。それは、遠い遠い昔、䞖界がどんなふうに始たったのかを぀たえる物語のこずで、いろいろな神様が出おきたす。今日しょうかいするのは、日本に぀たわる神話の䞀぀、「いなばの癜うさぎ」です。登堎するのは、オオクニヌシノミコトずいう心のやさしい神様、いじわるでわがたたなオオクニヌシの兄匟たち、そしお、うさぎです。さお、どんなお話でしょう。今の蚀葉ず昔の蚀葉で聞いおみたしょう。 【scene 02】 サメをだたしたうさぎ むかしむかし隠岐おきずいう島に、ぎきのうさぎがおりたした。うさぎは海の向こうの広い陞地りくちにあこがれおいたした。ある時うさぎは悪だくみを思い぀き、海にいるサメに蚀いたした。「うさぎずサメ、どちらの䞀族が倚いかくらべよう。お前たち、なかたを぀れおきお島から岞たでならばせろ」。サメはすっかり本気にしお䞀列にならびたした。うさぎはその䞊を、数を数えながらピョンピョンずずんで海をわたり、さいごに「お前たち、だたされたな」ず蚀いたした。そのずたん、はじっこのサメがおこっおうさぎを぀かたえ、毛皮を党郚はがしおしたいたした。 【scene 03】 サメをだたしたうさぎ原文 ――かれ、海のわにをあざむきお蚀ひしく、「吟あれず汝なむちず、くらべお、族うがらの倚さ少なさを蚈らむずおもふ。かれ、汝は、その族のありのたにたに、こずごずく率ゐお来お、この島より気倚けたの前さきにいたるたで、みな列なみふしわたれ」。吟、その䞊をふみ、読みわたり来お、今地぀ちに䞋りむずする時に、吟あがいはく、「汝は、我あれにあざむかえぬ」ず蚀ひをはるに、すなわち最もずもはしにふせりしわに、我をずらぞお、こずごずく我あが衣服ころもをはぎき。 【scene 04】 日本の神々の物語『叀事蚘』 はるか昔、日本の神様たちの物語は、地域ちいきごずに人から人ぞず぀たえられおいたした。そこで、およそ1300幎前、倩皇が呜じお䞀぀の曞物にたずめさせたした。それが『叀事蚘』。日本でいちばん叀い本ずいわれおいたす。「いなばの癜うさぎ」のお話もこの本にのっおいたす。『叀事蚘』にはたくさんの神様が出おきたす。たずえば、日本列島を぀くったむザナギノミコトずむザナミノミコト。ダマタノオロチずいう怪物かいぶ぀を退治たいじしたスサノヲノミコト。どの神様もわくわくするような物語をくりひろげおいたす。 【scene 05】 意地悪な兄匟たちのアドバむス さお、サメに毛皮をはがれたうさぎは、海岞でいたみのあたりないおいたした。そこに通りかかったのが、オオクニヌシの兄匟たちでした。意地悪な兄匟たちは、にやりずわらっおこう蚀いたした。「こうしたらいいよ。この海の氎をあびお、颚に圓たっお、高い山のおっぺんで暪になるんだ」――汝なむちがせたくは、この海塩うしほを济あみ、颚のふくに圓たりお、高き山の尟䞊をのぞにふせれ。――うさぎはその通りにしたした。するず、塩しおず颚で皮がさけ、たすたすはげしいいたみにおそわれたのです。 【scene 06】 オオクニヌシのアドバむス そこぞ今床はオオクニヌシが通りかかりたした。兄匟たちの荷物を持たされお、あずからやっおきたのです。オオクニヌシはうさぎにやさしくこう蚀いたした。「今すぐ川の氎で䜓をあらいなさい。そしおガマの花をしき぀めおその䞊に暪たわるずいいよ。そうすれば、お前の䜓はきっず元通りになるだろう」――今すむやけくこの氎門みなずにゆき、氎をもちお汝なむちが身を掗あらひお、すなはちその氎門の蒲黄かたのはなを取り、しき散ちらしおその䞊にこいたろばば、汝が身、もずのはだのごずく必かならずいえむ。 【scene 07】 物語の舞台ずいわれる海岞 オオクニヌシノミコトのおかげで、うさぎはすっかり元気になりたした。この海岞が「むナバ」ずいう囜にあったこずから、このお話は「いなばの癜うさぎ」ずよばれおいたす。物語の舞台ぶたいずいわれる堎所が実際じっさいにありたす。「癜い兎うさぎ」ず曞いお、癜兎はくず海岞ずよばれおいたす。 【scene 08】 うさぎずサメ、どちらの䞀族が  もう䞀床、物語の名堎面を聞いおみたしょう。「うさぎずサメ、どちらの䞀族が倚いかくらべよう。お前たち、䞀族をみんな぀れおきお、島から岞たでならばせろ」――吟あれず汝なむちず、くらべお、族うがらの倚さ少なさを蚈らむずおもふ。かれ、汝は、その族のありのたにたに、こずごずく率ゐお来お、この島より気倚けたの前さきにいたるたで、みな列なみふしわたれ。 【scene 09】 今すぐ川の氎で  「今すぐ川の氎で䜓をあらいなさい。そしおガマの花をしき぀めおその䞊に暪たわるずいいよ」――今すむやけくこの氎門みなずにゆき、氎をもちお汝なむちが身を掗あらひお、すなはちその氎門の蒲黄かたのはなを取り、しき散ちらしおその䞊にこいたろばば、汝が身、もずのはだのごずく必かならずいえむ。
おはなしのくにクラシック
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/classic/
萜語「じゅげむ」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150091_00000
萜語の名䜜を萜語家による実挔で玹介。江戞の庶民の暮らしや、䞀人で䜕圹も挔じ分ける衚珟方法など、楜しむためのポむントを孊ぶ。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150091_00000
【scene 01】 ドラマを䞀人で挔じる「萜語」 日本の叀兞芞胜こおんげいのうの䞀぀、萜語。萜語ずは、わかりやすく蚀うず、挔劇えんげきやテレビのドラマを䞀人で挔えんじおしたうようなものです。今日は、『寿限無じゅげむ』ずいうおなじみのおはなしです。 かわいい男の子が生たれ、䞃日た぀のでそろそろ名前を考えようずする八五郎ずおかみさん。でも、子どもの名前を぀けたこずがないので、どんな名前がいいかわかりたせん。そこで、物知りなお寺の和尚おしょうさんに名づけ芪になっおもらうこずにしたした。 【scene 02】 寿限無 さっそく八五郎は和尚おしょうさんをたずねたす。おめでたい、長生きするようないい名前を考えおもらいたいず蚀われた和尚さん、「では、経文きょうもんの䞭に『寿限無』ずいうのがあるがどうじゃ」ず蚀いたした。「寿限無」ずは、「寿こずぶき限かぎり無なし」、぀たり「おめでたいこずがずっず぀づく。死ぬこずがない」ずいう意味です。よろこんだ八五郎が「ただほかにありたせんか」ず蚀うず、和尚さんは「五劫ごこうのすり切れ」ずいうのがあるず蚀いたした。 【scene 03】 五劫のすり切れ 「倩女が䞉千幎に䞀床、倩から䞋界におりおきお、衣ころもで倧きな岩をひらりずなでる。䞉千幎に䞀床たたおりおきお、ひらり。䞉千幎に䞀床、ひらり。そしおこの岩がすりきれおなくなっおしたうのを䞀劫いっこうずいう。五劫だからその倍。䜕千、䜕億おく、䜕兆ちょう幎ずはおしなく぀づくずころがおめでたい」ず和尚おしょうさん。「いいね。めでたいね。ただほかにありたすか」ずよろこぶ八五郎。するず和尚さん、「海砂利氎魚かいじゃりすいぎょ」ずいうのがあるず蚀いたす。 【scene 04】 海砂利氎魚の 氎行末、雲来末、颚来末  「海砂利は海の砂すな、氎魚は海の魚。ずっおもずっおもずり぀くせないずいうずころが、はおしがなくおおめでたい」。よろこんだ八五郎に「ただほかにありたすか」ず聞かれ、「氎行末すいぎょうた぀、雲来末うんらいた぀、颚来末ふうらいた぀。氎の行く末すえ、雲の行く末、颚の行く末。どこたでおっかけおもはおしがないずころがおめでたい」。ただほかにあるかず聞かれ、「食う寝ねるずころに䜏むずころ」。これは人間が生きおいく䞊で必芁ひ぀ようななもの。ただほかにず聞かれ、「やぶらこうじのぶらこうじ」。 【scene 05】 やぶらこうじのぶらこうじ 「やぶらこうじずいう朚があっおな。春、若葉わかばを生じ、倏、花がさき、秋に赀き実をそえお、冬に霜しもをもしのぐずいう、たこずにおめでたい朚だな」。ただほかにず聞かれ、「昔の䞭囜にパむポずいう囜があった。そこにシュヌリンガンずいう王様ずグヌリンダむずいうおきさき様がいお、二人のあいだにポンポコピヌずポンポコナヌずいうおひめ様が生たれ、みんな長生きをしたず぀たえられる。そしおもう䞀぀。“長く久ひさしい呜”ず曞いお長久呜ちょうきゅうめい、“長く助ける”ず曞いお長助などがすきな名前だな」ず蚀いたした。 【scene 06】 「おめでたいんだからみんな぀けちゃえ」 すっかり気に入った八五郎、名前を党郚玙に曞いおもらいたす。「寿限無 寿限無 五劫のすり切れ 海砂利氎魚の 氎行末、雲来末、颚来末 食う寝るずころに䜏むずころ やぶらこうじのぶらこうじ パむポパむポパむポのシュヌリンガン シュヌリンガンのグヌリンダむ グヌリンダむのポンポコピヌのポンポコナヌの長久呜の長助」。このなかから䞀぀気に入った名前を぀けなさいず蚀われた八五郎ですが、「党郚おめでたいんだからもったいない。みんな぀けちゃえ」ずいうこずで、䞖にも長い名前が生たれたした。 【scene 07】 仕草で物語をむメヌゞさせる 萜語は江戞時代の䞭ごろに始たり、庶民しょみんに芪したれおきた話芞わげいです。萜語家は、声の調子や衚情ひょうじょうだけで䜕人もの登堎人物を挔えんじ分けたす。たた、かんたんな道具ず仕草だけで、芳客かんきゃくに物語をむメヌゞさせたす。たずえば、「ざる蕎麊そばをすする」、「刀をぬく」、「やきいもを食べる」 。扇子せんすや手ぬぐいを道具に芋立おた仕草で、本圓にざる蕎麊をすすったりやきいもを食べたりしおいるような堎面をむメヌゞさせおくれたす。 【scene 08】 近所の子どもにこぶをこしらえお  こうしお、名前がよかったのか、八五郎の息子はすくすくず育ちたした。小孊校に䞊がるず元気いっぱい、近所の子どもずけんかしお盞手に倧きなこぶをこしらえたり 。「うわヌん、おばちゃん。おばちゃんずこの、寿限無 寿限無 五劫のすり切れ 海砂利氎魚の 氎行末、雲来末、颚来末 食う寝るずころに䜏むずころ やぶらこうじのぶらこうじ パむポパむポパむポのシュヌリンガン シュヌリンガンのグヌリンダむ グヌリンダむのポンポコピヌのポンポコナヌの長久呜の長助が、あたいの頭ぶっおこんな倧きなこぶこしらえた」ず近所の子。 【scene 09】 「うちの寿限無 寿限無 が」 「あらたあ、ごめんなさいね。うちの、寿限無 寿限無 五劫のすり切れ 海砂利氎魚の 氎行末、雲来末、颚来末 食う寝るずころに䜏むずころ やぶらこうじのぶらこうじ パむポパむポパむポのシュヌリンガン シュヌリンガンのグヌリンダむ グヌリンダむのポンポコピヌのポンポコナヌの長久呜の長助が、金ちゃんの頭ぶっお倧きなこぶこしらえちゃったの。ちょいずお前さん、聞いた うちの、寿限無 寿限無 五劫のすり切れ  ポンポコピヌのポンポコナヌの長久呜の長助がね、金ちゃんの頭ぶっお倧きなこぶこしらえたんですっお」。 【scene 10】 あんたり名前が長いから 「なんだっお。うちの、寿限無 寿限無 五劫のすり切れ 海砂利氎魚の 氎行末、雲来末、颚来末 食う寝るずころに䜏むずころ やぶらこうじのぶらこうじ パむポパむポパむポのシュヌリンガン シュヌリンガンのグヌリンダむ グヌリンダむのポンポコピヌのポンポコナヌの長久呜の長助が、金がうの頭ぶっお倧きなこぶこしらえたっお」。おばあさんも出おきお、「なにかい、うちの孫の、寿限無 寿限無 」ず倧さわぎ。ずころが金ちゃんの頭を芋た八五郎、「なんだい、こぶなんかどこにもねえじゃねえか」。するず金ちゃん、「あんたり名前が長いから、こぶが匕っこんじゃった」。
おはなしのくにクラシック
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/classic/
柿食えば俳句②秋・冬
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150092_00000
秋・冬の名句を、江戞時代から近代以降たで、バリ゚ヌション豊かに玹介する。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150092_00000
【scene 01】 “秋”を感じる蚀葉 すいか、朝顔、ずうもろこし、えだ豆、残暑ざんしょ、コスモス、すず虫、秋の空 。もうすっかり秋ですね。みんなは、どんな蚀葉に“秋”ず感じたすか。たずえば、倕日、赀ずんが 。「俳句はいく」は、季節きせ぀の颚景ふうけいや、そのずきに感じたこずを五・䞃・五のずおも短い蚀葉で衚珟ひょうげんする詩です。たずえば、有名な秋の俳句にこんな句がありたす。「柿かきくえば鐘かねが鳎るなり法隆寺ほうりゅうじ」。 【scene 02】 柿くえば鐘が鳎るなり法隆寺 ――柿かきを食べおいたら、法隆寺の鐘かねが鳎った。これは、明治時代、正岡子芏たさおか・しきずいう人が奈良にある法隆寺ずいうお寺をたずねたずきの俳句です。柿の味。鐘の音。秋のひんやりした空気。いろいろな感芚かんかくが぀たわっおきたす。「柿くえば鐘が鳎るなり法隆寺」。 【scene 03】 名月を取っおくれろずなく子かな 秋ずいえば、月。秋は空気がすんでいるので、月がくっきりず芋えたす。「名月めいげ぀を取っおくれろずなく子かな」――きれいな月が出おいる。あの月を取っおちょうだい、ず子どもがないおいるよ。これは、江戞時代の小林䞀茶こばやし・いっさずいう人の䜜品です。月を取るこずなんおできないのに、子どもが蚀うこずは昔もかわいかったんですね。「名月を取っおくれろずなく子かな」。 【scene 04】 季語にみられる现やかな季節感 俳句で䜿う、季節きせ぀を衚す蚀葉を「季語きご」ずいいたす。季語を芋おいるず、日本人がずおも现やかに季節を感じおいるこずがわかりたす。たずえば、“月”は秋の季語。でも、がんやりかすむ“おがろ月”は春の季語。寒い季節のくっきりずした月を衚す“寒月かんげ぀”ずいう蚀葉もありたすが、これは冬の季語なのです。 【scene 05】 「おがろ月」の句ず「寒月」の句 「おがろ月みそ煮にる町の匂においかな」暪井也有よこい・やゆう――おがろ月の春の倜。町には、みそで䜕かを煮る匂いがただよっおいる。「寒月や門なき寺の倩高し」䞎謝蕪村よさ・ぶそん――こおり぀くような月が出おいる寒い倜。門がない小さなお寺の䞊には、倜空が高く広がっおいる。 【scene 06】 雪の朝二の字二の字の䞋駄のあず すすき、どんぐり、みのむし、わたり鳥、冬じたく、北颚、マフラヌ、かれ朚、こた぀、雪 。もう冬ですね。「雪の朝二の字二の字の䞋駄げたのあず」――雪の朝、䞋駄で歩いたあずが、二の字をくりかえし曞いたみたいだ。これは、江戞時代、今の兵庫県で女の子がよんだ俳句。なんず、歳さいのずきの䜜品ずいわれおいたす。「雪の朝二の字二の字の䞋駄のあず」田捚女でん・すおじょ。 【scene 07】 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや 「咳せきの子のなぞなぞあそびきりもなや」――咳をしおいる子が、ねおいお退屈たいく぀しおいる。なぞなぞ遊びがい぀たでも終わらない。これは、昭和時代に掻躍か぀やくした女性の俳句。子どもの看病かんびょうをしたずきのこずをよんでいたす。「咳の子のなぞなぞあそびきりもなや」䞭村汀女なかむら・おいじょ。 【scene 08】 梅䞀茪䞀茪ほどの暖かさ ぀らら、ひなたがっこ、氎せん、雪どけ、ふきのずう、うぐいす、梅うめ 。たた春が来たした。昔も今も、季節きせ぀はくりかえしめぐり぀づけおいるんですね。「梅䞀茪いちりん䞀茪ほどの暖あたたかさ」服郚嵐雪はっずり・らんせ぀――梅が䞀茪さいた。䞀茪分、暖かくなった。
おはなしのくにクラシック
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/classic/
歌舞䌎「勧進垳」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150093_00000
歌舞䌎の人気挔目を鑑賞する。歌舞䌎独特の舞台や衣装・化粧などの衚珟を楜しむ。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150093_00000
【scene 01】 歊蔵坊匁慶の掻躍 みなさんは、歊蔵坊匁慶むさしがう べんけいずいう人を知っおいたすか。今日はこの匁慶が倧掻躍だいか぀やくする歌舞䌎かぶき、『勧進垳かんじんちょう』をしょうかいしたす。登堎人物は、䞻人公の歊蔵坊匁慶。その䞻君しゅくんの源矩経みなもずのよし぀ね。そしお、関守せきもりの圹人、富暫巊衛門ずがしのさえもんです。 【scene 02】 䞻君矩経をにがしたい匁慶 山䌏やたぶしに倉装ぞんそうし、䞻君しゅくん矩経を関所せきしょからにがそうずする匁慶。おたずね者だずばれないよう荷物持ちに倉装する矩経。そしお、二人をうたがう関所の名圹人、富暫。富暫は、「本圓に山䌏ならば勧進垳を読んでみろ」ず匁慶にせたりたす。勧進垳ずいうのは、関所の通行蚌しょうのようなもの。ずころが匁慶はニセ山䌏ですから本物を持っおいたせん。匁慶が持っおいたのは、䜕も曞いおいないニセ物。匁慶はこれを、あたかも曞いおあるかのように朗々ろうろうず読み䞊げお、ピンチを乗り切ろうずしたす。 【scene 03】 匁慶のおどろくべき䜜戊 ニセの勧進垳を読むふりをしお、うたく関所せきしょの圹人をだたした匁慶。しかし、䞀難いちなん去っおたた䞀難。家来けらいが富暫に、「荷物持ちの男があやしい。矩経にちがいない」ず耳打ちしたす。「そこの荷物持ち、埅お おたえが矩経だな」。したった、ばれたか そのずき匁慶は、矩経のピンチをすくうためおどろくべき䜜戊さくせんに出たす。「うぬぬ、えい えい」。぀えで䞻君しゅくんの矩経を打ちすえたのです。「おたえは荷物持ちのくせにふらふら歩くからうたがわれるのだ 早く行け、消えうせろ」。 【scene 04】 「いっそここでころしたしょうか」 しかし、「どんなこずをしようが、その荷物持ちは通さんぞ」ず富暫たち。「ははあ、あなたがそんなに匕き止めたいのは、実はこい぀がせおっおいる荷物が目圓おなんでしょう。あなたのほうこそぬすっずのようだ」ず匁慶。「なにお」。「むむむむ」。にらみ合う双方そうほう。するず匁慶は、「これほど蚀っおもうたがうなら、この男を荷物ずいっしょにあずけたすから、われわれだけでも通しおください。それずもいっそここで、こい぀をころしたしょうか」ず蚀い出したす。 【scene 05】 䞻君を思う気持ちにうたれお するず、「あぁ、この者はそうたでしお䞻君しゅくんを守ろうずいうのか。今、この人たちをころしおはいけない。たずえわたしがどんな責任せきにんに問われようずも」ず富暫は考えたす。「早たっおはいけたせん。もしその男が矩経なら、あんなになぐったりするこずはできないはず。家来けらいの芋たちがいでした。今はうたがいも晎れたした。どうぞお通りください」ず蚀っお富暫は矩経たちを通すのでした。 「今は疑ひうたがい晎れ候ふそうろう。ずくずくいざなひい通られよ」。 【scene 06】 匱い立堎の人を助ける心 杖぀えで家来けらいが䞻人を打぀など、だんじおゆるされるこずではありたせん。でも、匁慶は䞻君しゅくん矩経のために懞呜けんめいのはたらきをしたす。富暫は、懞呜にはたらいたのに䞍幞に芋たわれた刀官ほうがん矩経に同情どうじょうし、匁慶の忠矩ちゅうぎに感動し、助ける決心をしたした。「刀官莔屓ほうがんびいき」ずいう蚀葉がありたす。『勧進垳』には、矩経のような匱い立堎の人を莔屓ひいきしお助けようずいう“日本人の思いやりの心”がこめられおいるのです。 【scene 07】 歌舞䌎の特別な挔技「芋埗」 歌舞䌎かぶきは江戞時代に始たり、400幎以䞊の歎史れきしを持぀挔劇えんげきです。歌舞䌎には、ほかの挔劇にはない特別ずくべ぀な挔技えんぎがありたす。たずえば、「芋埗みえ」。芋埗を切る、ずいう挔技で、芳客かんきゃくの芖線しせんが圹者に集たりたす。 【scene 08】 歌舞䌎の特別な挔技「六方」 そしお、「六方ろっぜう」ずいう、退堎たいじょうするずきの特別ずくべ぀な歩き方の挔技えんぎ。「六方」ずいうのは、手足を、東・西・南・北・倩・地の六方向に動かしお、「はおたでずどけ」ずいう思いで矩経䞀行を远いかけおいく、“匕っこみ”の挔技です。 いよいよ、『勧進垳』のフィナヌレです。
おはなしのくにクラシック
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/classic/
源氏物語玫匏郚
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150094_00000
1000幎前に曞かれた最高傑䜜。将来本栌的に出䌚うための入り口ずしお、䜜者ず物語の抂芁、そしお埌の文化に䞎えた圱響を解説する。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150094_00000
【scene 01】 日本文孊の最高傑䜜『源氏物語』 「いづれの埡時おほむずきにか、女埡にょうご、曎衣かういあたたさぶらひたたひける䞭に、いずやむごずなき際きはにはあらぬが、すぐれお時めきたたふありけり」。時は平安時代。女の子たちの心をわしづかみにした物語がありたした。『源氏物語』。千幎前に曞かれた小説です。日本文孊の最高傑䜜さいこうけっさくずいわれおいたす。䜜者は、玫匏郚むらさきしきぶずいう貎族の女性です。物語は、䞻人公・光源氏ひかるげんじの誕生たんじょうから始たりたす。 【scene 02】 冒頭文「いづれの埡時にか 」 「いづれの埡時にか、女埡、曎衣あたたさぶらひたたひける䞭に、いずやむごずなき際にはあらぬが、すぐれお時めきたたふありけり」――い぀の時代のこずでしたでしょうか。垝みかどのおおぜいの劻぀たたちのなかに、それほど身分が高くはないのに、ひずきわ、垝から愛あいされおいる女性がいたした。 【scene 03】 光源氏の誕生「前の䞖にも 」 「前さきの䞖にも埡契ちぎりや深かりけん、䞖になくきよらなる玉の男埡子をのこみこさぞ生たれたたひぬ」――前䞖からの瞁が深かったのでしょうか。この䞖のものずも思えないほど矎しい男の赀ちゃんがお生たれになりたした。 【scene 04】 光源氏ずさたざたな女性たち 光源氏は、かがやくような矎しい青幎に成長したす。物語は、光源氏の生涯しょうがい、そしお子どもや孫の時代たでを、実に54冊さ぀にわたっおえがきたす。そこにはさたざたな女性が登堎したす。源氏物語は、その女性たちを生き生きずえがき分けおいたす。 【scene 05】 倕顔 その䞀人が、倕顔ゆうがおずいう花の名前で呌ばれおいた、はかなげで矎しい女性です。――癜い袷あわせに薄玫のやわらかな着物を重ねお、掟手ではなく、かわいらしくお匱々しい印象です。どこが特別すばらしいずいうわけではないのだけれど、现やかで、話をする様子もたよりなく、ただただかわいらしいなあず思うのでした。 【scene 06】 末摘花 末摘花すえ぀むはなず呌ばれる女性は、ひずきわ個性的です。――たずは、座高が高くお猫背ずわかり、がっかりしたした。次に、なんお䞍栌奜な、ず思ったのは錻でした。たるで象のように長くお、先が少し垂れお赀くなっおいるのが、ずおもいやな感じです。 【scene 07】 運呜の女性、玫の䞊「癜き衣、山吹などの 」 数倚い女性の登堎人物の䞭で、光源氏が最も愛した女性が、玫むらさきの䞊です。二人の運呜の出䌚いは、光源氏が18歳さいのずき。山里で芋かけた少女に目をうばわれたす。玫の䞊はこのずきただ10歳でした。「癜き衣きぬ、山吹やたぶきなどの萎なえたる着お走り来たる女子をむなご、あたた芋え぀る子どもに䌌にるべうもあらず、いみじく生おひ先芋えおう぀くしげなる容貌かたちなり」――癜や山吹色のやわらかい着物を着お、その女の子は走っおきたした。ほかの子どもずはくらべものにならないほど矎しく、将来しょうらいはさぞかし矎人になるだろうず思われたす。 【scene 08】 「髪は扇をひろげたるやうに 」 「髪かみは扇あふぎをひろげたるやうにゆらゆらずしお、顔はいず赀くすりなしお立おり。『雀すずめの子を犬君いぬきが逃にがし぀る、䌏籠ふせごの䞭うちに籠こめたり぀るものを』ずお、いず口惜くちおしず思ぞり」――髪は扇のようにゆらゆらず広がり、顔はこすっおひどく赀くしお立っおいたす。「雀の子を犬君が逃がしおしたったの。籠かごの䞭にちゃんず入れおおいたのに」ず、いかにもくやしそうな衚情ひょうじょうです。 【scene 09】 物語は光源氏に匕き取られた少女 光源氏はこの少女に心をうばわれ、匷匕ごういんに匕き取っお倧切に育おたす。そしお、のちにこの子はすばらしい女性に成長し、玫の䞊ずよばれたす。でも、玫の䞊は本圓に幞せだったのでしょうか。この先も物語は続き、びっくりするような展開が、ただただ埅っおいるのです 。 【scene 10】 もう䞀床冒頭文「いづれの埡時にか 」 「いづれの埡時にか、女埡、曎衣あたたさぶらひたたひける䞭に、いずやむごずなき際にはあらぬが、すぐれお時めきたたふありけり」。 「前の䞖にも埡契りや深かりけん、䞖になくきよらなる玉の男埡子さぞ生たれたたひぬ」。
おはなしのくにクラシック
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宇治拟遺物語「わらしべ長者」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150097_00000
説話集の䞭から、子どもにも楜しめる、面癜くお奥の深い短いお話を原文で玹介する。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150097_00000
【scene 01】 長谷寺で぀かんだ䞀本の“わらしべ” 身よりもなくずおもびんがうな男が、長谷寺はせでらずいうお寺に行っお、「芳音かんのん様、お助けください」ずおいのりしたした。するず芳音様があらわれ、「このお寺を出おいくずきに手にふれたものを、すおないで持っおいなさい」ずいいたした。男がお寺を出ようずしたずき、䜕かに぀たづいお転んでしたいたす。そのずき手に぀かんでいたのが、䞀本の“わらしべ”でした。そのわらしべに、ブンブンうるさくずんでいたアブをくくり぀けお、男は旅に出発したした。 【scene 02】 わらしべがみかんに珟代語蚳 長谷寺におたいりする貎婊人きふじんの牛車ぎっしゃに乗っお、すだれを頭にかぶるようにしお倖を芋おいたかわいい男の子が、「あの男の持っおいるものは䜕じゃ あれがほしいぞ」ず、おずもの䟍さむらいに蚀いたした。䟍は男に、「おたえの持っおいるものを若君わかぎみがほしがっおおられる。さし䞊げよ」ず蚀いたす。男は「これは芳音様にいただいたものですが、そうおっしゃるならさし䞊げたしょう」ず蚀っおわたしたした。これを芋お貎婊人が「ずおも感心な者ですね。若君がほしがっおおいでのものをすぐにさし䞊げるなんお」ず、倧きなみかんを䞉぀、䞊等な玙に぀぀んで䟍を通じお男にくれたした。 【scene 03】 わらしべがみかんに原文 「長谷にたゐりける女車の、前の簟すだれをうちかづきおゐたる児ちごの、いずう぀くしげなるが、『あの男をのこの持ちたる物はなにぞ。かれこひお、我われに賜たべ』ず、銬に乗おずもにある䟍さぶらひにいひければ、その䟍、『その持ちたる物、若公のめすに参たゐらせよ』ずいひければ、『仏ほずけの賜びたる物に候さぶらぞど、かく仰事おおせごず候ぞば、参らせお候はん』ずお、ずらせたりければ、『この男、いずあはれなる男なり。若公のめす物を、やすく参らせたる事』ずいひお、倧柑子こうじを、『これ、のどかはくらん、食べよ』ずお、䞉、いずかうばしき陞奥囜玙みちのくにがみに包぀぀みおずらせたりければ、䟍、ずり぀たぞおずらす」。 【scene 04】 みかんが䞊等の垃に原文 男が旅を぀づけおいくず、身分の高そうな女の人が、のどがかわいお苊しんでいたした。「䞍䟿ふびんに候さぶらふ埡事おんこずかな。氎の所は遠くお、くみお参たゐらば、皋ほどぞ候ひなん。これはいかが」ずお、぀぀みたる柑子こうじを、䞉぀ながらずらせたりければ、悊よろこびさはぎお食はせたれば、それを食ひお、やうやう目を芋あけお、『こは、いかなり぀る事ぞ』ずいふ。癜くよき垃ぬのを䞉匹みむら取り出でお、『これ、あの男をのこに取らせよ。この柑子の喜よろこびは、いひ぀くすべき方もなけれども、かかる旅の道におは、うれしず思ふばかりの事はいかがせん。これはただ、心ざしのはじめを芋するなり』」 【scene 05】 みかんが䞊等の垃に珟代語蚳 「これはおきのどくなこずです。氎のある所はここから遠くお、くみに行けば時間がかかりたすよ。これはいかがです」ず男は、玙に぀぀んだみかんを䞉぀ずもさし出したした。ずもの者が倧よろこびで食べさせるず女䞻人はようやく目を開けたした。「たあ これはどうしたこずでしょう」。いきさ぀を聞いた女䞻人は、癜い䞊等な垃ぬのを䞉反さんたん取り出しお、「これをあの男にあげなさい。このみかんのお瀌はいくら蚀っおも蚀い足りないが、このような旅のずちゅうでは十分なこずはできたせん。これはただ感謝かんしゃのしるしです」。こうしお男は、今床は䞊等な垃を手に入れたした。 【scene 06】 説話集『宇治拟遺物語』 『わらしべ長者』は、鎌倉時代にできた『宇治拟遺うじしゅうい物語』ずいう説話集せ぀わしゅうにおさめられおいたす。䜜者はわかりたせん。197の説話のなかには、『こぶずり爺じいさん』や『舌した切り雀すずめ』など有名な昔話もありたす。 【scene 07】 䞊等の垃が銬に原文 さらに男が旅を぀づけおいくず、りっぱな銬を぀れた䞋男がいたした。その銬が急にたおれお死んでしたいたす。「『埗させおおはしね』ずお、この垃ぬのを䞀匹ひずむらずらせたれば、男おのこ、思はずなる所埗せうずくしたりず思ひお、垃をずるたたに、芋だにもかぞらず走り去いぬ。男おずこ、よくやりはおお埌のち、手かきあらひお、長谷の埡方おんかたに向かひお、『この銬、生けお絊たたはらん』ず念ねんじゐたる皋ほどに、この銬、目を芋あくるたたに、頭をもたげお起きんずしければ、やはら手をかけお起こしぬ」。 【scene 08】 䞊等の垃が銬に珟代語蚳 「この銬をわたしにゆずっおお行きなさい。代わりにこれをどうぞ」。男はそう蚀っお、垃ぬのを䞀反いったんさし出したした。䞋男は、思いがけずもうかったず思い、垃を取るやいなや、ふりかえりもせずに走り去りたした。䞋男のすがたが芋えなくなっおから、男は手をあらい、長谷寺のほうに向かっお、「芳音様、どうかこの銬を生き返らせおください」ず䞀心にいのりたした。するず、死んだ銬がぱちりず目を開き、頭を䞊げお起きようずしたので、そっず手をかけお銬を起こしおやりたした。 【scene 09】 銬が田んがに珟代語蚳 銬を぀れお歩いおいくず、出かけるしたくをしおいる屋敷やしきの䞻人がいたした。「もし、銬をお買いになりたせんか」。䞻人はちょうど「銬があれば」ず思っおいたので、銬をひず目芋お「どうしよう」ずさわぎ、「今は銬の代わりのきぬなどがないんですよ。鳥矜ずばにある田んがやお米ず銬をかえおくれたせんか」ず蚀いたす。男は「きぬなんかより田んがのほうがいい」ず思いたしたが、「旅のずちゅうなので田んがをもらっおも䜿い道がありたせん。でも銬がご入甚ならおおせの通りに」ず蚀いたした。「ありがずう」。 【scene 10】 男は倧金持ちに けっきょく、銬で出かけおいったその家の䞻人は、そのたた音沙汰おずさたがなくなっおしたったので、男は家も自分のものにしお、子や孫たごもでき、倧金持ちになったず぀たわっおいたす。 【scene 11】 銬が田んがに原文 「『もし銬などや買せ絊たたふ』ず問ひければ、『銬がな』ず思ひけるほどにお、この銬を芋お、『いかがせん』ずさはぎお、『ただ今、かはり絹ぎぬなどはなきを、この鳥矜ずばの田や米などにはかぞおんや』ずいひければ、『䞭々なかなか、絹よりは第䞀の事なり』ず思うお、『絹や銭ぜになどこそ甚にははべれ。おのれは旅なれば、田ならば䜕にかはせんずるず思ひ絊ふれど、銬の埡甚おんようあるべくは、ただ仰おほせにこそしたがはめ』。その家やあるじも、音せずなりにければ、その家も我物わがものにしお、子孫こたごなどいできお、こずのほかに栄さかえたりけるずか」。
おはなしのくにクラシック
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短歌
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150098_00000
近代以降、短歌は新しい時代を迎える。䞎謝野晶子、石川啄朚など、個人の生き方や思いを歌った䜜品の数々を玹介する。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150098_00000
【scene 01】 䞉十䞀音の短い詩 「真砂たさごなす数なき星のその䞭に吟われに向かひお光る星あり」――倜空を芋䞊げるず、砂すなのように、数え切れないほどのたくさんの星。そのなかに、わたしに向かっお光っおいる星がある。 これは、明治時代の正岡子芏たさおか・しきずいう人の䜜品です。短歌ずは、五・䞃・五・䞃・䞃の䞉十䞀音で぀くられる、日本独特どくずくの短い詩です。今日は、明治時代から珟代げんだいたでによたれた短歌をいく぀かしょうかいしたしょう。 【scene 02】 䞎謝野晶子の情熱的な短歌 明治時代を代衚する歌人、䞎謝野晶子よさの・あきこ。叀い考え方にずらわれず、自分に正盎に生きた人です。倧阪に生たれ育ちたしたが、家出をしお、すきな人のいる東京に行きたした。そしお、その人ず結婚けっこんをしお、情熱的じょうね぀おきな短歌をたくさんのこしたした。 【scene 03】 その子二十歳  「その子二十歳はたち櫛くしにながるる黒髪くろかみのおごりの春のう぀くしきかな」――その少女は、今二十歳。櫛でずかしおいる黒髪は、぀ややかに流れおいる。青春時代をほこらしげにすごすそのすがたは、本圓に矎しい。 【scene 04】 新しい短歌の䞖界 日本人は、はるか昔から短歌をよみ぀づけおきたした。その倚くは、季節きせ぀の矎しさや恋心こいごころをうたったものでした。明治時代、䞖の䞭のしくみや人々の考え方が倧きく倉化ぞんかしたした。短歌の䞖界でも、新しいタむプの䜜品が次々ず誕生たんじょうしたした。そしお、自分自身の生き方や心のゆれを芋぀める歌が数倚くよたれるようになりたした。 【scene 05】 生掻のたずしさをうたった石川啄朚 石川啄朚いしかわ・たくがくは、生掻のたずしさや぀らさをうたった短歌で知られおいたす。岩手県に生たれ、文孊者ずしおの成功せいこうを倢ゆめ芋お、二床にわたり東京に出おきたした。ずころが、志こころざしをはたすこずはかなわず、27歳さいのわかさで短い生涯しょうがいをずじたした。 【scene 06】 ふるさずの山に向かひお  そんな啄朚が故郷こきょうぞの思いをよんだ歌。「ふるさずの山に向かひお蚀ふこずなしふるさずの山はありがたきかな」――ふるさずの山に向かうず、さたざたな思いがこみ䞊げお、蚀葉が出おこない。ふるさずの山は、そこにあるだけで、がくの心をささえおくれるようだ。なんずありがたいのだろう。 【scene 07】 みちのくの母のいのちを  明治が終わり、倧正時代になりたした。囜の経枈けいざいが発展はっおんし、個人こじんの自由や平等をもずめる考え方が広がりたした。そんななか、自分が芋お感じたたたをすなおに衚珟ひょうげんする短歌が数倚く生たれたした。「みちのくの母のいのちを䞀目ひずめ芋ん䞀目みんずぞただにいそげる」斎藀茂吉さいずう・もきち――ふるさずの母に呜があるうちに、ひず目でいい、ひず目でいいから䌚いたいず、ただただ、先を急いでいる。 【scene 08】 今の時代の短歌 時代はさらに進み、平和でゆたかな䞖の䞭になりたした。短歌の䞖界では、ふだん話すずきの蚀葉がたくさん䜿われるようになりたした。最埌さいごに、今の時代の短歌を二銖しょうかいしたす。ずくに解説かいせ぀はしたせん。そのたたの蚀葉で、十分䜕かが぀たわるはずです。 【scene 09】 「寒いね」ず話しかければ  「『寒いね』ず話しかければ『寒いね』ず答える人のいるあたたかさ」俵䞇智たわら・たち。 【scene 10】 校庭の地ならし甚の  「校庭の地ならし甚のロヌラヌに座すわれば䞖界䞭が倕焌やけ」穂村匘ほむら・ひろし。
おはなしのくにクラシック
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/classic/
文語詩「怰子の実」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150182_00000
唱歌でよく芋る䞃五調や文語調での詩を取り䞊げる。今ずは違うちょっずした蚀葉の違いに泚目しながら、その響きの朗読を味わう。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150182_00000
【scene 01】 島厎藀村の詩『怰子の実』 「♪名も知らぬ遠き島より 流れ寄よる怰子やしの実䞀぀ ♪」。みなさんは、この『怰子の実』ずいう歌を知っおいたしたかこの歌は、島厎藀村したざきずうそんずいう明治時代の䜜家が曞いた詩に、メロディヌを぀けたものです。 【scene 02】 「名も知らぬ遠き島より 」原文 「名も知らぬ遠き島より 流れ寄よる怰子の実䞀぀ ふるさずの岞をはなれお なれはそも波にいく月぀き もずの暹きは生おひやしげれる 枝えだはなほ圱かげをやなせる われもたたなぎさをたくら ひずり身のうきねの旅ぞ 実をずりお胞むねにあ぀れば 新たなり流離りゅうりの憂うれひ 海の日のしづむを芋れば たぎり萜぀異郷いきょうのなみだ 思ひやる八重やえの朮々しおじお いづれの日にか囜に垰らん」。 【scene 03】 「名も知らぬ遠き島より 」珟代語蚳 「名前も知らない遠い島から流れよっおきた怰子の実が䞀぀。ふるさずの岞をはなれお、おたえはそもそも波に䜕ヶ月うかんでいたのか。実を぀けおいたもずの朚は今も生いしげっおいるのだろうか。えだは今もなお、かげを぀くっおいるのだろうか。わたしもたた、なぎさの波の音をたくらに䞀人さびしくふるさずから遠くはなれたずころをさたよっおいる。この実を持っおむねにあおれば、あおもなくさたよう旅の䞍安がいっそうあざやかになる。海に日がしずむのを芋ればはげしくあふれ萜ちおくる、ふるさずを思うなみだ。怰子の実が流れおきたはるかな朮しおの流れを思うず、わが身の人生の遠い道のりも思いやられる。い぀の日にかふるさずに垰ろう」。 【scene 04】 舞台は䌊良湖岬 島厎藀村は、今から140幎ほど前の明治時代のはじめに、長野県の宿堎町しゅくばたち、銬籠たごめに生たれたした。『怰子の実』は藀村が29歳さいのずきに発衚した詩集『萜梅集らくばいしゅう』に収められおいたす。この『怰子の実』の舞台ぶたいになったのは、愛知県の枥矎あ぀み半島の先にある䌊良湖岬いらごみさきずいうずころです。でも実は、島厎藀村は䌊良湖岬に行ったこずはなかったそうです。行ったこずもないのに、なぜ『怰子の実』が曞けたのか   【scene 05】 友人の䜓隓から生たれた詩 実は、䌊良湖岬ぞ行ったのは藀村の友人である民俗みんぞく孊者の柳田囜男やなぎたくにおでした。䌊良湖岬で海岞に流れ着いた怰子の実を芋぀けた話は、柳田が曞いた『海䞊の道』ずいう本にありたす。「颚のやや匷かった次の朝などに、怰子の実の流れ寄よっおいたのを、䞉床たで芋たこずがある。どの蟺あたりの沖おきの小島から海にうかんだものかは今でもわからぬが、ずもかくもはるかな波路なみじを越こえお、 こんな浜蟺はたべたで、枡わたっおきおいるこずが私わたくしには倧きな驚おどろきであった」。東京にもどっお藀村にこの話をしたこずで、『怰子の実』が生たれたのです。 【scene 06】 ♪名も知らぬ遠き島より ♪ 「♪名も知らぬ遠き島より 流れ寄る怰子の実䞀぀ ふるさずの岞をはなれお なれはそも波にいく月 もずの暹は生ひやしげれる 枝はなほ圱をやなせる われもたたなぎさをたくら ひずり身のうきねの旅ぞ 実をずりお胞にあ぀れば 新たなり流離の憂ひ 海の日のしづむを芋れば たぎり萜぀異郷のなみだ 思ひやる八重の朮々 いづれの日にか囜に垰らん  怰子の実䞀぀ 怰子の実䞀぀♪」。
おはなしのくにクラシック
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/classic/
「アむヌ神謡集」「おもろそうし」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150100_00000
日本各地には、それぞれその土地の颚土に根ざした民話が数倚く䌝わっおいる。個性豊かな民話を、耇数の地域から玹介する。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150100_00000
【scene 01】 「銀の滎降る降るたわりに、 」 「Shirokanipe ranran pishkan konkanipe ranran pishkanシロカニペ ランラン ピシカン、コンカニペ ランラン ピシカン 」――「銀の滎しずく降ふる降るたわりに、金の滎降る降るたわりに。 」ずいう歌をわたしは歌いながら流れにそっおくだり、人間の村の䞊を通りながら䞋をながめるず、昔のびんほう人が今お金持ちになっおいお、昔のお金持ちが今のびんがう人になっおいるようです。 【scene 02】 たずしい子に自らをあたえたフクロりの神様 このふしぎなひびきの蚀葉は、北海道や東北に昔からくらしおいたアむヌずいう人々の蚀葉です。――歌いながら空をずんでいたフクロりの神様を、子どもたちがおもちゃの匓矢でねらっおいたした。そのなかに、そた぀な匓を持ったびんがう人の子どもがいたした。フクロりの神様は、その子をあわれに思い、自らをおくり物ずしおあたえたした。この子どもの家族はりっぱな人たちでした。フクロりの神様に深く感謝かんしゃし、昔ながらの方法ほうほうでおいねいにた぀ったのでした。 【scene 03】 アむヌに語り぀たえられおきた物語 倧正12幎、アむヌの昔話を集めた本が出版しゅっぱんされたした。『アむヌ神謡集しんようしゅう』です。曞いたのは、圓時19歳さいだったアむヌの少女、知里幞恵ちり・ゆきえです。アむヌの人々は、自然しぜんをうやたい、動物を神様たちの仮かりのすがただずしんじおいたした。そうした神様の物語を、文字を䜿わずに語り぀たえおきたした。知里幞恵はそのアむヌ語の語りをロヌマ字で蚘録きろくし、暪に日本語で意味を曞きそえたした。その冒頭がうずうをかざるのが、フクロりの神様が語る物語です。 【scene 04】 フクロりの神様が歌う歌 「Shirokanipe ranran pishkan konkanipe ranran pishkan」――銀の滎しずく降ふる降るたわりに、金の滎降る降るたわりに。これはフクロりの神様だけが歌う歌です。テヌマ゜ングのように、くりかえし登堎したす。物語を先に進めたしょう。家族がフクロりの神様にお瀌をした倜、ふしぎな出来事が起こりたす。 【scene 05】 たからものをあたえたフクロりの神様 「Shirokanipe ranran pishkan konkanipe ranran pishkan」ずいう歌をしずかに歌いながら、この家の巊の座ざぞ、右の座ぞ、矎しい音を立おおずびたした。わたしが矜ばたきをするず、わたしのたわりに矎しいたからもの、神のたからものが矎しい音を立おお萜ちちりたした。「Shirokanipe ranran pishkan konkanipe ranran pishkan」ずいう歌を歌いながら、この小さい家をちょっずの間に、かねの家、倧きな家に䜜りかえおしたいたした。 【scene 06】 物語をしめくくる蚀葉 この家族は村の頭かしらずなり、人々に尊敬そんけいされおさかえたす。物語をしめくくる蚀葉です。「わたしも、人間たちのうしろに座ざしお、い぀でも人間の囜を守っおいたす、ずフクロりの神様が物語りたした」。 【scene 07】 「ゑけ 䞊がる䞉日月や 」朗読 ぀づいお、ずっずずっず南、沖瞄に叀くから぀たわる歌をしょうかいしたす。「ゑけ 䞊がる䞉日月や ゑけ 神ぎや金真匓かなたゆみ ゑけ 䞊がる赀星や ゑけ 神ぎや金现矢かなたたき  ゑけ 䞊がる矀がれ星や ゑけ 神が差さし櫛くせ ゑけ 䞊がる虹雲のちくもは ゑけ 神が愛たなきき垯おび」。〔『おもろそうし』第十より〕 【scene 08】 「ゑけ、䞊がる䞉日月や 」珟代語蚳 この歌の意味です。「あれ、䞊がる䞉日月は、あれ、神様のりっぱな匓。あれ、䞊がる金星は、あれ、神様のりっぱな矢。 あれ、䞊がる星々は、あれ、神様が髪かみにさす櫛くし。あれ、䞊がる暪雲は、あれ、神様の倧切な垯おび」。 【scene 09】 琉球王囜の歌集『おもろそうし』 矎しい海にかこたれた沖瞄の島々。か぀おは琉球りゅうきゅう王囜ずいう囜で、およそ450幎にわたりさかえおいたした。この囜の政府せいふが、儀匏ぎしきや祭りの歌を集めお䜜り䞊げたのが『おもろそうし』です。党22巻かんに、1500をこえる歌がおさめられおいたす。 【scene 10】 「ゑけ 䞊がる䞉日月や 」もう䞀床朗読 「ゑけ 䞊がる䞉日月や ゑけ 神ぎや金真匓 ゑけ 䞊がる赀星や ゑけ 神ぎや金现矢  ゑけ 䞊がる矀れ星や ゑけ 神が差し櫛 ゑけ 䞊がる虹雲は ゑけ 神が愛きき垯」。
お䌝ず䌝じろう
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/otsuta/
はじたりは自己玹介
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150161_00000
自己玹介はコミュニケヌションの第䞀歩。印象に残る自己玹介ずはどういうものだろう。コミュニケヌションをずる䞊で盞手の立堎に立っお考えるこずが倧切であるこずを孊ぶ。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150161_00000
【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 転校生の䌝じろう サトルはずおも内気で、口べた。「シュンみたいにリンちゃんず楜しくおしゃべりできたらなぁ」ず思うサトルです。今日は転校生が来る日。ずころが、「フランスのパリから転校しおきた、䌝でんじろう」は、ひげが生えおいおずおも小孊生には芋えたせん。「わたくしのすきなこずは、歌を歌うこず。将来しょうらいはビッグな歌手になっお、合唱がっしょうコンクヌルでめざしたす、䞖界䞀♪」ず自己玹介じこしょうかいしたした。 【scene 02】 「すごい自己玹介だったなぁ」 これを聞いおリンちゃんは、「䞖界䞀だっお。すごいね」ず感心しおいたす。先生も「なかなか面癜い目暙もくひょうですね」ずいうず、䌝じろうをサトルのずなりにすわらせたした。「すごい自己玹介だったなぁ」ず思いながらサトルが䌝じろうをそっず芋るず、「わたしの自己玹介、きみの心にずどいたんだね」ずいう声が 。気が぀くずサトルはふしぎな空間にいたした。 【scene 03】 人の心を動かす自己玹介 「䌝じろうの心の䞭ぞようこそ」。ず぀ぜん、䌝じろうがあらわれたした。アシスタントのお䌝぀たもいたす。「䌝じろうが教宀に入っおきたずき、『なんかヘンなや぀が来た』ず思ったでしょ。“なんかヘンなや぀”じゃ、だれも声をかけちゃくれない。そこで、自分自身をわかっおもらいながらも人の心を動かすような自己玹介をすれば、みんなの態床たいどはガラリンコずかわるの」。 【scene 04】 野口健さんがした自己玹介 そこにあらわれたのは、登山家の野口健けんさんです。野口さんは25歳さいで䞖界䞃倧陞たいりくのすべおの最高峰さいこうほうを制芇せいは。そのきっかけは、倧孊入孊の面接めんせ぀での自己玹介でした。䞃倧陞の山の名前を玙に曞いお䞀぀ひず぀読み䞊げ、「もし倧孊に入れたらこれを党郚登りたす」ず蚀ったのです。「今たでのがくよりも、これから先のがくにかけおください」ず。 【scene 05】 自己玹介には倢をかなえる力がある 「自己玹介ずいうのは、倢ゆめをかなえる力があるず思いたす」。野口さんの蚀葉です。「自己玹介には、人の心を動かすばかりか、自分の倢をかなえるずいうパワヌもあるのね」ず感動する䌝じろう。でもサトルは、「心を動かすような自己玹介、どうやっお䜜ればいいんだろう 」ず考えこみたす。するず、お䌝がニダリずわらいたした。 【scene 06】 お䌝レッスン「自分のこずを知ろう」 自己玹介を䜜るために、たずは自分を知るこずが倧切。黒板の真ん䞭に自分の名前を曞きたす。そこから、たず自分のすきなこずをヒントに枝えだを䜜っおいきたす。たずえば、「読曞」→「ハリヌポッタヌ」→「党郚読んだ」ずいうふうに、どんどん思い぀くたたに曞いおいきたす。ほかには、芋た目、性栌せいかく、将来しょうらいの倢ゆめ、苊手なこずなどを曞いおいきたす。だんだんず自己玹介の材料ざいりょうが芋えおきたす。 【scene 07】 自己玹介を䜜っおみよう できあがった図から自己玹介を䜜っおみたす。サトルは「自分のすきなこず」の郚分を䜿いたした。「がくの名前はサトルです。趣味しゅみは読曞です。ずくに『ハリヌポッタヌ』は党巻ぜんかん読んだから、本ず映画えいがのちがいを蚀うこずができたす」。「すばらしい」ず䌝じろう。でも、「ちょっず優等生ゆうずうせいすぎる感じだなぁ」ず、䌝じろうがべ぀の自己玹介を䜜りたした。 【scene 08】 倢を目暙に 䌝じろうは、「自分の苊手や匱点をさらけだす自己玹介も、心が開いおいお面癜い気がするけど」ず蚀いたす。するず、「あれ ここ、『りん』っお曞いおあるけど」ず䌝じろうが芋぀けたした。「あヌっ。これは 」。赀くなったサトルが「リンちゃんず楜しくおしゃべりしながら垰れたらなぁっお思っお 」ず぀ぶやきたした。するず䌝じろうは、「それそれ それ、目暙もくひょうにしたしょ アッハッハッハッハ」ず、サトルをはげたすように蚀いたした。 【scene 09】 「自分らしさ」が䌝わる自己玹介を 「え 教宀 もどった」。気が぀くずサトルは教宀にもどっおいたした。ふずずなりの䌝じろうを芋るず、䌝じろうはニダリずわらいたした。
お䌝ず䌝じろう
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/otsuta/
しっかり聞く
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150162_00000
人の話を聞くずきに倧切なこずは䜕だろう。話しおいる人の目をみたり、うなづいたり。聞く偎が共感の気持ちを衚珟するこずで、話す偎も話しやすくなるこずにも気づかせる。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150162_00000
【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 リンちゃんが話しかけおくれたのに サトルは内気で気の匱い小孊生。ある日、あこがれのリンちゃんが話しかけおきたした。あのね、今床の日曜にピアノの発衚䌚があるんだけど 」。どきどきしたサトルは、『え、ピアノ え 』ず話がよくわからずだたっおいたす。するずリンちゃんに、「サトルくん、話聞いおる」ず蚀われたす。「うん。聞いおるよ」ず答えるサトル。でもリンちゃんはだたっおしたいたした。 【scene 02】 䌝じろうず話すリンちゃんは そこぞ、「うんうんうん、で」ず䌝じろうがわりこんできたした。楜しそうに話を぀づけるリンちゃん。『さっきたでがくに話しかけおたのに、なんで䌝じろうくんが話聞いおるの しかもリンちゃんの衚情ひょうじょうが明るくなっおる 』ず、サトルはわけがわかりたせん。するず䌝じろうがサトルを芋぀めたした。「ねえ。話ちゃんず聞いおた」ずいう声が 。気が぀くずサトルはふしぎな空間にいたした。 【scene 03】 「なんであんなふうに話が聞けたの」 「䌝じろうの心の䞭ぞようこそ」。䌝じろうがあらわれたした。アシスタントのお䌝぀たは“うめラむス”を食べおいたす。「芋た あのリンの衚情ひょうじょう。サトルず話しおるずきは暗い感じだったのに、䌝じろうず話しおるずきはずっおも明るい衚情になったよね」ず䌝じろう。「あんなに話しおたっおこずは、䌝じろうくん、ピアノのこずくわしいんでしょ」ず聞くず、「ぜヌんぜん知りたせん」ずいう答え。「じゃあ、なんであんなふうに話が聞けたの」ずおどろくサトルに、「それはね、『うめラいス』を知っおるからだよ」ず䌝じろうが蚀いたした。 【scene 04】 お䌝レッスン「うめラいス」 話を聞くずきに泚意したい぀のポむント。それを『うめラいス』でおがえたしょう。『う』は、うなずいお。『め』は、めをみお。『ラ』は、ラストたで。『い』は、いっしょうけんめい。『ス』は、スマむルで。この『うめラいス』を基本きほんに、話をしっかりず聞くこずが倧切ですよ。 【scene 05】 リンちゃんにサトルはどう写っおいた 「でもさ、がくだっお真剣しんけんに聞いおたんだよ」ず蚀うサトルに、䌝じろうは、リンちゃんにはサトルがどう写っおいたのかを芋せたす。「うヌん、たしかに。うなずいおないし、目も芋おない。ぜんぜん『うめラいス』できおないね」ず気が぀くサトル。「これじゃリンちゃんも話しにくいよねえ。でも、しっかり聞くためには、もっず倧事なこずがあるんだよ」ず䌝じろうが蚀いたした。䌝じろうが参考さんこうにした「話の聞き方」を教えおもらいたす。 【scene 06】 「興味を持぀」ず決める 名越康文なこし・やすふみさんは粟神科せいしんかのお医者さん。これたでに倚くの患者かんじゃさんず察話しおきお、話を聞くずいうこずの倧切さを知っおいる先生です。䞊手な聞き方ずはどんな聞き方なのかたずねるず 。たず、「興味きょうみを持぀」ず決める。「ぜったい興味を持぀」。぀たり、「本気になる」ずいうこずです。「おもしろいかな、おもしろくないかな」じゃなく、「おもしろい」ず決めるずおもしろい箇所かしょが芋えおくる。そうするず、自分ものめりこんで聞ける。そうするず、盞手はどんどん話すのです。 【scene 07】 話を聞いおもらった盞手は勇気がわいおくる 人の話を聞くこずが䞊手にできるようになるずどんないいこずがあるのか、さらに名越さんにたずねるず 。自分の話を党郚聞いおもらった人は、「聞いおもらった。すっきりした」ず思うのではなくお、「明日からやるぞ」、「倱敗しっぱいしたけど、たた元気がわいおきた」ず勇気ゆうきがわいおくる。぀たり、話を聞いおあげた人は、盞手を勇気づけたずいうこずなのです。自分が盞手に勇気をあたえるこずができる。自分が倧切な人を勇気づけるこずができるのです。 【scene 08】 “うめラむス”を食べるサトル  気が぀くずサトルは教宀にもどっおいたした。リンちゃんず䌝じろうが話しおいたす。「ずころでサトルくん、手に䜕を持っおるの」ず䌝じろうに蚀われおサトルが手を芋るず 、そこにあったのはなんず“うめラむス” 「え なんで」ず蚀いながら思わず食べおしたうサトル。「食べた 食べたよ」ずリンちゃんがおもしろそうにわらったのでした。
お䌝ず䌝じろう
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意芋を蚀おう
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150163_00000
意芋や感想を求められおも、䜕を蚀っおいいかが分からないずいう子どもも倚い。自分の考えの䜜り方、その衚珟の仕方に぀いお考える。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150163_00000
【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 孊玚目暙をみんなで考える サトルのクラスで孊玚目暙もくひょうの蚀葉をみんなで考えるこずになりたした。リンちゃんが、「助け合うクラス」ず意芋を蚀いたす。぀づいお䌝じろうが、「唯䞀無二ゆいい぀むにのクラス」ず蚀いたした。「䞖界でたった䞀぀のよいクラス」ずいうこずです。シュンも、「ケンカをしないクラス」ず意芋を蚀いたした。「教宀のい぀も芋えるずころにこの蚀葉があれば、いいクラスになるんじゃないかな」ずシュン。䌝じろうもリンちゃんも感心しお拍手はくしゅしおいたす。 【scene 02】 「それでいいのかな 」 でもサトルは、「ケンカをしないクラスか 。ケンカをしないず本圓にいいクラスになるのかな 」ず思いたす。「ほかにはありたせんか。なければ、この『ケンカをしないクラス』にしたしょうか」ず先生が蚀いたした。みんなが拍手はくしゅしたす。「みんながいいっお蚀っおるなら、た、いっか」ず思うサトル。するず䌝じろうがサトルを芋぀めたした。「サトル、自分の意芋を蚀わなくおいいんですか」ずいう声が 。気が぀くずサトルはふしぎな空間にいたした。 【scene 03】 本圓にいいのかよくわからない 「䌝じろうの心の䞭ぞようこそ」。䌝じろうがあらわれたした。アシスタントのお䌝は、習字で田んがの「田」の字を曞いおいたす。「サトル。本圓は蚀いたいこずがあったんじゃないの どうしお蚀わないの」ず蚀われ、サトルは「『ケンカをしないクラス』っお孊玚目暙もくひょう、本圓にいいのかよくわからないんだ」ず答えたす。「ケンカをしないほうがいいこずはわかっおるんだけど 」。そこで、そんなずき頭の䞭を敎理する、ずっおおきの方法ほうほうを䌝じろうが教えおくれたす。 【scene 04】 お䌝レッスン「田の字チャヌト」 なんかうたく説明せ぀めいできない。それは頭の䞭で自分の考えが敎理されおいないからでは そんなずきは「田の字チャヌト」を䜜っお考えたしょう。「田」の䞊の巊には『ケンカをしないクラス』、右には『ケンカをするクラス』、「田」の字の巊がわの䞊には『よいこず』、䞋には『悪いこず』ず曞きたす。「田」の䞭の巊䞊のスペヌスには、ケンカをしないクラスのよいずころを曞きたす。巊䞋のスペヌスにはその悪いずころ。右䞊のスペヌスには、ケンカをするクラスのよいずころ。右䞋には悪いずころを曞いおいきたす。 【scene 05】 よいずころ・悪いずころを考えおいく たず、ケンカをしないクラスのよいずころから考えおいきたす。「いやな気持ちにならない、きず぀け合わない」ずサトル。みんなが賛成さんせいしおいたのはこの理由です。次に、ケンカをしないクラスの悪いずころ。「友だちのいやなずころもがたんしなきゃいけない。本圓の気持ちが蚀えない」。では、ケンカをするクラスのよいずころ。「仲なか盎りしたら、ケンカする前よりももっず仲よくなっおいるこずがある」。さいごに、ケンカをするクラスの悪いずころ。「仲盎りできないず悲しい。友だちずもうたく぀き合えない」。 【scene 06】 自分の意芋を蚀う勇気が  サトルの「田の字チャヌト」ができたした。この぀のなかでサトルがいちばん蚀いたいこずはどれでしょう。「ケンカをしないクラスもいいけど、ケンカをしおも仲なか盎りができる家族みたいなクラスのほうがいい。だから、『ケンカをしないクラス』には反察」。これでサトルの意芋は決たりたした。あずはみんなの前で発衚するだけ。ずころが、「うヌん。ちょっず勇気ゆうきないなぁ」ずサトル。「だっおみんなは『ケンカをしないクラス』に賛成さんせいしおたし、がくだけちがう意芋を蚀うずバカにされないかな 」。 【scene 07】 氎族通通長の奇想倩倖な意芋 「サトルくん、それはちがうんじゃないかな」ずあらわれたのは、村䞊韍男むらかみ・た぀おさん。山圢県の加茂かも氎族通の通長さんです。この氎族通、䞖界䞀クラゲの皮類しゅるいが倚い氎族通。40皮類のクラゲが展瀺おんじされおいたす。しかし長幎にわたりお客さんの数はぞっおいき、぀いには閉通ぞいかんの危機ききをむかえおいたした。そんなずき、村䞊通長がある意芋を出したした。それは、『クラゲを食べる䌚』ずいうアむデア。クラゲを芋たあずにクラゲを食べるずいう奇想倩倖きそうおんがいなものでした。 【scene 08】 「意芋」を蚀うこずは䞀歩前にふみ出すこず 「聞いた人はだれも本気にしない。ただわらうだけ。しかし、人にわらわれるようなこず、人の意衚を぀いたこずを本気でやったら面癜いこずになるのではないか。そういう思いがありたした」。この『クラゲを食べる䌚』が話題ずなり、党囜からたくさんのお客さんが氎族通にやっおきたした。通長の意芋は氎族通をみごずに立お盎したのです。「自分の考えをたわりに蚀わなければ䜕も実珟じ぀げんしない。意芋を蚀うずいうこずは、䞀歩前にふみ出すずいうこず。そこからすべおが開けおいく」村䞊さん。 【scene 09】 手を䞊げたサトル 気が぀くずサトルは教宀にもどっおいたした。「ずいうわけで、孊玚目暙もくひょうは『ケンカをしないクラス』に決定したす」。先生がそういうず、みんなが倧きく拍手はくしゅしたした。孊玚目暙は『ケンカをしないクラス』に決たりそうです。じっず考えこむサトル。やがお、「先生」ず思いきっお手を䞊げたした 。
お䌝ず䌝じろう
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/otsuta/
䌚話のキャッチボヌル
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150164_00000
人ず䌚話をするずき、盞手の蚀葉をしっかり受け止めお返答しおいるかな。むンタビュヌや話し合いなど蚀語掻動を行う䞊でも欠かせない、基本的な䌚話のコツを孊ぶ。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150164_00000
【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 絵を芋お感じたこずを話し合う 画家ムンクの『叫さけび』ずいう絵をみんなに芋せお、「この絵を芋お感じたこずを、自由に話し合っおみおください」ず先生が蚀いたした。シュンがサトルに、「これは『助けおくれ』っお蚀っおるんじゃない」ず蚀いたす。「う、うん 」ずあいたいにうなずいたサトルは、䜕か蚀わなきゃず思い、「えっず 、歯が 、いたいのかな 」ず蚀いたした。それでサトルずシュンの䌚話は終わっおしたいたした。するずリンちゃんが、「これ、倕方かなあ」ず蚀いたす。「どうしお、倕方だず思う」ず䌝じろう。 【scene 02】 なんであんなに䌚話がはずむ 「だっお、空が赀いから」「たしかに、空が赀いね。じゃ、この人は、倕方にさけんでるっおこずか。どうしおだろ」「「うヌん。迷子たいごだからじゃない」「迷子 どうしおそう思ったんですか」「実はね、わたし、小さいころ 」 ず、どんどん䌚話が぀づいおいきたす。「なんであんなに䌚話がはずんでるんだろう。この絵でそんなにしゃべるこずないよ」ず思うサトル。するず䌝じろうがサトルを芋぀めたした。「あヌ、䌚話がはずんで、ずたらない」ずいう声が 。気が぀くずサトルはふしぎな空間にいたした。 【scene 03】 「だれずでも䌚話をはずたせる自信がある」 そこは“䌝じろうの心の䞭”でした。アシスタントのお䌝は、『しり』ず曞かれた玙をあちこちにはり぀けおいたす。あらわれた䌝じろうが「あヌ楜しかった。早くもどっおリンちゃんずおしゃべりの぀づきを」ず行っおしたおうずするので、サトルはあわおおずめたした。「埅っお。なんであんなに䌚話がはずんでたの」。するず䌝じろうは、「がくは、だれずでも䌚話をはずたせる自信じしんがありたす」ず蚀いたす。だれずでも䌚話ができおしたうひみ぀。それは、“しりずりの法則ほうそく”だず蚀いたす。 【scene 04】 お䌝レッスン「しりずりの法則」 䌚話をするずきは、盞手の蚀葉をしっかり受け止めおしっかり返すこずが倧切。そのためには、“しりずりの法則ほうそく”を䜿うずいいのです。しりずりの法則ずは、しりずり遊びず同じ芁領ようりょうで、盞手が話した蚀葉を拟いながら次の䌚話を広げおいく方法ほうほうです。さきほどのリンちゃんず䌝じろうの䌚話を䟋れいに芋おみたしょう。 【scene 05】 盞手の蚀葉を拟っおいく 「これ、倕方かなあ」。これに察し䌝じろうは、「どうしお倕方だず思う」ず、『倕方』を拟っお぀なげおいたす。そしお、「だっお、空が赀いから」に察しお䌝じろうは、「たしかに、空が赀い」ず『赀い』を拟っおいたす。぀づいお、「迷子たいごだからじゃない」。これに察し䌝じろうは、「迷子 どうしおそう思ったんですか」ず、『迷子』を拟っおいたす。このように、しりずりのように盞手の蚀葉を拟っおいくず、䌚話は流れおいくのです。 【scene 06】 䌚話が぀づいた サトルにやっおみおもらいたす。「今日は雚だねえ」ず䌝じろう。「そうだねえ」ずサトル。そこで䌚話はずたっおしたいたした。「したった。しりずりの法則ほうそくを䜿うんだった」。サトルは『雚』を拟っお蚀いたした。「雚っおあんたりすきじゃないなあ」。するず「がくもすきじゃないなあ。倖に出られないしね」ず䌝じろう。今床は『倖に出られない』を䜿っお、「倖に出られないけど、家の䞭で本をたくさん読めるのはいいね」ずサトル。するず、「がくが最近さいきん読んだ本は 」ず䌚話が぀づきたした。そしお、䌚話をはずたせるもう䞀぀のひみ぀がありたした。 【scene 07】 お䌝レッスン「どうしおの法則」 䌚話をはずたせるもう䞀぀のポむント。それは、「どうしお」「どんなふうに」「どうやっお」「どういうこず」など、盞手に質問し぀もんするこずです。そうするずどんどん話がふくらんで、盞手のこずがよくわかっおきたす。リンちゃんず䌝じろうの䌚話です。「これ、倕方かなあ」ず蚀うリンちゃんに、「どうしお倕方だず思う」ず䌝じろう。「だっお、空が赀いから」。そしお、「迷子たいごだからじゃない」ずリンちゃんが蚀うず、「どうしおそう思ったんですか」ず聞きたす。このように、䌝じろうは質問を投げかけ、䌚話をふくらたせおいたす。 【scene 08】 質問を䜿っお䌚話を返す サトルず䌝じろうの䌚話の぀づきを、“どうしおの法則ほうそく”を䜿っおやっおみたす。「がくが最近さいきん読んだ本は、囜語蟞兞じおん」ず䌝じろう。サトルは、「どうしお囜語蟞兞なの」ず質問したした。するず、「囜語蟞兞は倧事な友だちなんだよ」ずいう返事。「囜語蟞兞が友だち どういうこず」ずサトルが質問したす。䌝じろうがフランスから日本にやっおきお間もないころ、たくさんの日本語を教えおくれたのが囜語蟞兞でした。「だから、がくにずっおはかけがえのない友だちなんだよ」。 【scene 09】 䌚話がはずむず盞手がわかる 「じゃあ、最近さいきんはどんな日本語をおがえたの」ずさらにサトルが質問し぀もんしたす。するず、「蚀語道断げんごどうだん」ず䌝じろう。サトルは、「それ、“ごんごどうだん”でしょ」ず教えたす。「え、そうなの」ず䌝じろう。「じゃあ、あれ知っおる あのこずわざ。『犬も歩いお棒がうにのがる』 。じゃあ、あれ知っおる 『目は口ほどにものを芋る』 」。サトルず䌝じろうは、むずかしい日本語に぀いおどんどん䌚話がはずみたした。䌚話がはずむず、盞手のこずがよくわかるようになるのです。 【scene 10】 「早くだれかずしゃべりたい」 気が぀くずサトルは教宀にもどっおいたした。みんな垰っおしたったようで、サトルは䞀人きりでした。「あヌ、せっかくはずむ䌚話のひみ぀教えおもらったのに。早くだれかずしゃべりたい」ずサトル。するず、「先生ずおしゃべりする」ず、ず぀ぜん先生があらわれたのでした。
お䌝ず䌝じろう
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ほんずに分かっおるの
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150165_00000
人の話を聞くずきに、盞手の蚀うこずが理解できおいないのにうなずいたり、分かったふりをしおしたう子もいる。「分からない」ずいうこずを䌝える倧切さに぀いお考える。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150165_00000
【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 䜕でも質問する䌝じろう 倧そうじの時間、先生がみんなの圹割やくわりを決めたす。「シュンくんは、はたきでほこりを取っお䞋さい」。するず䌝じろうが、「先生、“はたき”っお䜕ですか」ず質問し぀もんしたした。先生ははたきを芋せお説明せ぀めいしたす。぀づいお、「リンちゃんは、モップでゆかをふいお䞋さい」。するずたた䌝じろうが、「先生、“モップ”っお䜕ですか」ず質問したす。先生はモップを芋せお説明したす。「䌝じろうくんは、ぞうきんでたどガラスや、さんを 」ず先生が蚀いかけるず、䌝じろうが「先生、“さん”っお䜕ですか」。 【scene 02】 先生の蚀ったこずが分からない  「䌝じろうくん、よくこんなに質問し぀もんできるなあ」ずちょっずあきれるサトル。するずサトルは先生から、「ポリッシャヌを運ぶから山本さんの所に行っお䞋さい」ず蚀われたす。『ポリッシャヌ 山本さん』。サトルには先生が䜕を蚀っおいるのかぜんぜんわかりたせん。䌝じろうはだたっおいたす。「わかりたしたか」ず蚀われ、「あ、いや、はい わかりたした」ず答えるサトル。するず䌝じろうがサトルを芋぀めたした。「サトル、ほんずに分かっおる」ずいう声が 。気が぀くずサトルはふしぎな空間にいたした。 【scene 03】 䜕をどう質問しおいいのか そこは“䌝じろうの心の䞭”です。アシスタントのお䌝が頭に『』を぀぀けおいたす。「これ䜕」ず聞くず、䌝じろうが「“ろくはおな”。そんなこずよりサトル、先生がおっしゃったこず、ほんずに分かっおるの」ず蚀いたした。「実は、さっぱり 」ず蚀うず、「えヌっ。分かったふりをしおたの」ずおどろく䌝じろう。「分からないっお蚀うのははずかしいなあっお思っお 。それに、䜕をどう質問し぀もんしおいいか分からなくお」ずサトルは蚀いたす。䜕をどう質問しおいいか分からない。そんなずきこそ頭の䞭を敎理。お䌝さんが教えおくれたす。 【scene 04】 お䌝レッスン「『』の法則」 䜕をどう質問し぀もんしおいいか分からない。そんなずきは、「ろくはおな」の法則ほうそくを䜿っお、䜕が分からないのかさがしおみたしょう。「」の法則。それは、「い぀」「どこ」「だれ」「なに」「どうやっお」「どうしお」。この぀の「」を䜿うず、どう質問すればいいのかがうたく敎理できたす。 【scene 05】 「」の法則を䜿っおみよう 「」の法則ほうそくを䜿っお、䜕が分からないのかさぐっおみたしょう。『ポリッシャヌを運ぶから山本さんの所に行っおきお』。たず、「だれ」は山本さん。「山本さんっお、だれ」。぀づいお、「どこ」は山本さんの所。「がくはどこに行けばいいの」。そしお、「なに」はポリッシャヌ。「ポリッシャヌっお、なに」。この぀を質問し぀もんすればいいのです。それにしおも、こんなに分からないこずだらけで『分かりたした』ず蚀ったのは、「はずかしいから」。分からないこずを質問するのは、はずかしいこずなのでしょうか。 【scene 06】 「よりよく䜜品を知るために質問する」 「質問し぀もんするのはちっずもはずかしいこずではないず思いたす」。そう語るのは、長谷川祐子はせがわ・ゆうこさん。長谷川さんは、面癜いアヌトの䜜品を䞖界䞭から芋぀け出し、矎術通びじゅ぀かんなどでしょうかいする仕事をしおいたす。すぐれた䜜品ず出䌚うために長谷川さんが倧切にしおいるこず。それは、アヌティストに「なぜ」ず質問をするこずです。「アヌトずいうのは、いろいろな解釈かいしゃく、いろいろな芋方ができるものだず思いたす。だから、よりよく䜜品を知るために質問をしたす」。 【scene 07】 興味を持ったこずを質問しおみるず 䞖界的おきに掻躍か぀やくするアヌティスト、ダノベ ケンゞさんの䜜品。長谷川さんは最初さいしょ、ロボットのマンモスかず思ったそうです。でも、あなだらけでむき出しの郚分があるこずに興味きょうみを持ち、質問し぀もんしおみたそうです。「これは、どうしおこんな玠材そざいで䜜ったんですかず聞いたんですね。そうしたらダノベさんは、『これは買っおきた金属きんぞくではなくお、がくが長いこず乗っおいた車のパヌツを䜿ったんです』ずおっしゃったんです」。 【scene 08】 質問は自分をゆたかにする旅のはじたり 倧切な車がこわれおしたった。そしお、その車を芞術げいじゅ぀䜜品ずしおのこしたいず思ったダノベさん。長谷川さんは質問し぀もんするこずで、ダノベさんの深い思いにふれるこずができたのです。「“質問”ずは、自分の分からないこずを䞖界に向かっお問いかけるずいうこずです。それは自分をもっず倧きくしおいく、自分をもっずゆたかにしおいくための旅の第䞀歩です。質問ずいうのは、自分が匷くたくたしくゆたかになっおいくための旅のはじたりだず思っお、どんどん質問しお䞋さい」。 【scene 09】 この人が山本さん 気が぀くず、サトルの前にお䌝さんがいたした。「うわっ。あ、あれ お䌝さん 」。するずその人は、「山本ですけど 。サトルくんがポリッシャヌ運ぶの手぀だっおくれるず聞いおたんだけど、なかなか来ないから」ず蚀いたす。この人が山本さん “ポリッシャヌ”ずは、ゆかをみがく道具のようです。「もうみんなそうじ終わっお垰っちゃったよ。ハむそこ、じゃた。じゃた」ず蚀うず、山本さんはポリッシャヌをおしおどこかぞ行っおしたいたした。
お䌝ず䌝じろう
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䜕を蚀いたいの
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150166_00000
短いスピヌチで、自分の䌝えたいこずを簡朔に盞手に話すにはどうしたらいいのだろうか。自分の蚀いたいこずをはっきりさせるためのコツや衚珟の仕方に぀いお考える。
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【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 サトルの分間スピヌチ 「今日は分間スピヌチをやっおもらいたす」ず先生が蚀いたした。おすすめの本に぀いお語るず聞いお、めずらしくサトルの目がかがやいおいたす。さいしょにサトルが話したす。「がくのおすすめの本は『ハリヌ・ポッタヌ』です。ハリヌ・ポッタヌはロンやハヌマむオニヌず、ノォルデモヌトず察決しお、その前に 」。楜しそうに䞀気に話したすが、みんなの反応はんのうはなんだか今䞀぀。するず䌝じろうがサトルを芋぀めたした。「サトル、いったい䜕が蚀いたかったんですか」ずいう声が 。気が぀くずサトルはふしぎな空間にいたした。 【scene 02】 蚀いたいこずをたずめよう そこは“䌝じろうの心の䞭”です。「はぁ」ずため息を぀くサトル。「面癜いずこ、あんなにいっぱいしゃべったのに 」ず萜ちこんでいたす。「もっず蚀いたいこずたずめないず」ず䌝じろうが蚀うず、「ハリヌ・ポッタヌは面癜いずころがたヌくさんあっお、党郚説明せ぀めいするには分じゃたりないよ」ずサトルが蚀いたす。「サトルは党郚説明しようずしたんだね。サトル、䜕かわすれおない 蚀いたいこずをたずめるには」ず蚀われ、「あっ、頭の敎理が必芁ひ぀ようだったんだ」ず思い出すサトル。 【scene 03】 お䌝レッスン「おすすめポむント」 スピヌチを䜜る前に、自分が蚀いたいこずをはっきりさせたしょう。たずは、心にのこったこずや面癜かったこずを、どんどん曞きたす。すきな堎面、すきな登堎人物、どんなこずでもかたいたせん。サトルが曞いたのは぀。このなかから“おすすめポむント”を決めるのです。「このなかで、サトルが『ハリヌ・ポッタヌ』を人におすすめするいちばんの理由は䜕」ず䌝じろう。たよったあげくサトルは、「たほう䜿いになった気分になれる」をえらびたした。ここからスピヌチの内容ないようを䜜っおいきたす。 【scene 04】 お䌝レッスン「はじめ・䞭・おわり」 “おすすめポむント”を䜿っお、スピヌチを『はじめ』『䞭』『おわり』の぀で組み立おおいきたす。『はじめ』たずはおすすめポむントをさいしょに蚀っおしたいたす。「たほう䜿いになった気分になれる」。『䞭』ここではおすすめポむントの具䜓䟋れいをさがしおくわしく説明せ぀めいしたす。倧切なのはおすすめポむントず関係かんけいのあるこずをえらぶこずです。サトルは぀のポむントをえらびたした。『おわり』さいごに、蚀いたいこずをもう䞀床匷調しお話をたずめたす。『はじめ』で䜿った蚀葉を䜿うずたずめやすくなりたす。 【scene 05】 みんなの前でやれるか䞍安 材料ざいりょうがそろったずころで、スピヌチをやっおみたす。「がくは『ハリヌ・ポッタヌず賢者けんじゃの石』をしょうかいしたす。みなさんはたほう䜿いになりたいず思ったこずはありたせんか。この本は、読むずたるで自分がたほう䜿いになったような気分になれるんです。たずえば 」。サトルはうたくおすすめポむントをおりこんでしょうかいできたした。「トレビアン 『ハリヌ・ポッタヌ』読んでみたくなったよ」ず䌝じろうもはくしゅしたした。でもサトルは、「これ、みんなの前でやれるかなぁ」ず䞍安ふあんそうです。 【scene 06】 「どんな雰囲気で話すか」が倧切 するず、「サトル、サトルヌ。ここだよヌ。どうもヌ、LiLiCoりりこでヌす」ず、LiLiCoさんがあらわれたした。LiLiCoさんは、テレビやラゞオでか぀やくする映画えいがコメンテヌタヌ。たくさんの人に映画の魅力みりょくを぀たえる仕事をしおいたす。みんなに話を楜しんでもらうために、「話す内容ないよう」だけではなく、「どんな雰囲気ふんいきで話すか」を倧切に考えおいるそうです。 【scene 07】 みんなをすきになるこず LiLiCoさんが人前で話をするずきに気を぀けおいるこずは 「䞀人ずお話するずきもあれば、トヌクショヌだず䜕癟人もいるし、テレビのずきはカメラのレンズしかなくお、でもその向こうに䜕癟䞇人も芋おいる。そういうみんなのこずを考えお、みんなをすきになる それから、緊匵きんちょうずいうのはう぀る。わたしが緊匵するずみんなが緊匵する。こっちも心の䞭では緊匵しおるかもしれないけど、『みんな倧すきよヌ』ずいう気持ちを出すず、すごくその堎がなごんでフレンドリヌなスピヌチになるず思うよ」。 【scene 08】 䌝じろうのスピヌチ 気が぀くずサトルは教宀にもどっおいたした。䌝じろうがスピヌチをしおいたす。「 新しいタむプのヒヌロヌが䜕かしらのなやみをかかえたすべおの人を勇気ゆうきづけるこずでしょう。『䌝じろうの歎史れきし』第巻かん、フランス死闘線しずうぞん。この仁矩じんぎなきアドベンチャヌはただただ぀づく。ご枅聎せいちょうありがずうございたした」。感動したリンちゃんずシュンが倧きなはくしゅをしおいたす。「䌝じろうくん、すごい どんなスピヌチをしたんだ」ずびっくりするサトル 。
お䌝ず䌝じろう
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どうしおそう思ったの
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150167_00000
自分の奜きなものを玹介したり、人を掚薊したりするずきなどに、説埗力を持っお䌝えるにはどうしたらいいのだろうか。説埗力のある理由ずはどういうものかを考える。
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【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 「楜しかった、だけじゃダメ」 䌑み時間、みんながきのうの遠足のこずを楜しそうに話しおいたす。山の䞊からのながめがすばらしかったず蚀う䌝じろう。サトルも「あずさ 」ず蚀いかけたすが、同時にシュンも「あずさ 」ず話し始めたのでだたっおしたいたした。『がくも蚀いたいなあ』ず思ったサトルは、「がくも遠足楜しかったなぁ」ず蚀いたした。䞉人は、「それで」ずいう顔をしたす。『あれ 楜しかった、だけじゃダメ』。するず䌝じろうがサトルを芋぀めたした。「サトル、どうしおそう思ったんですか」ずいう声が 。気が぀くずサトルはふしぎな空間にいたした。 【scene 02】 自分自身に問いかけるこず そこは“䌝じろうの心の䞭”です。アシスタントのお䌝がスコップで䜕かをほっおいたす。「サトル、この前の遠足、みんなはどうしお楜しかったのか理由を聞きたかったのに、『楜しかった』だけじゃあぜんぜん぀たわらなかった」ず䌝じろうが蚀いたす。でもサトルは、蚀いたかったこずを先にみんなに蚀われおしたったのです。「もう蚀うこずがなくお」。するず、「はたしおそうかな。ちゃんずさがした」ず䌝じろう。どうやっおさがすかずいうず、『どうしお、どうしお』ず自分自身に問いかける。そんなずきは、“どうしおスコップ”を䜿うのです。 【scene 03】 お䌝レッスン「理由をたくさんさがそう」 意芋や感想を蚀うずきに欠かせないのが、その「理由」です。自分の話に説埗力せっずくりょくを持たせるためには、遠足が楜しかった理由をさたざたな角床から自分に問いかけたしょう。䜿うのは、“どうしおスコップ”。遠足で芋た物や、はだで感じたこずなど思い出しおみたしょう。合蚀葉は、“どうしお”。「どうしお遠足が楜しかったのか。どうしお どうしお 」。サトルは自分に問いかけながらほり぀づけたす。「どうしお どうしお 」。 【scene 04】 “どうしおスコップ”・暪にほる 遠足で䜕をしたの 「あ しりずりをしながら歩いたのは面癜かった」ずサトルは思い出したした。どんな気分だったの 「倩気がよかったのは気持ちよかった 雚がふらなくおよかった」ずサトル。ほかにはどんなこずを感じたの 「぀かれたずきにのんだお茶がおいしかったし、みんなで食べたおべんずうの時間が楜しかった」。サトルはおべんずうのこずをわすれおいたした。これで、楜しかった理由が぀も芋぀かりたした。さたざたな角床から自分に問いかけるこずで、たくさんの理由が芋぀かるのです。 【scene 05】 暪がだめならたおに 理由がたくさん芋぀かったこずを䌝じろうに蚀うず、「そのなかでいちばん楜しかったのは、どれ」ず聞かれたした。「やっぱり、みんなで食べたおべんずうの時間かな」ずサトル。「じゃあ、それを蚀うべき」ず䌝じろう。ずころが、「ありがずう。がくの理由芋぀かったよ」ずサトルがスコップを返そうずするず、「おやおや もしや、もう終わりだず思っおる ただほれるでしょ」ず䌝じろうが蚀いたす。「どこほるの もう芋぀からないよ」ず蚀うサトルに、䌝じろうは「暪がだめなら、たおに深くほるんじゃよ」ず蚀いたした。 【scene 06】 “どうしおスコップ”・たおにほる たくさんの理由が芋぀かりたした。自分の話に説埗力せっずくりょくを持たせるためには、そのあずがポむントです。芋぀けた理由をさらに深くほっおみたしょう。「どうしおみんなで食べたおべんずうの時間が楜しかったのか。それは 」。考えながらどんどんほり䞋げおいくサトル。するず、「わかった 先生もいっしょに食べたからだ」ずサトルは気が぀きたした。そこもさらにほっおみたす。「どうしお先生ずいっしょに食べたのが楜しかったのか。それは 」。さらにほり䞋げおいくサトル。 【scene 07】 どんどん深くほっおいくず 「わかった 先生のおにぎりがすっごく倧きくお、ボりリングの球みたいだったからびっくりしたんだ」ずサトル。どうしおびっくりしたの 「それは 」ずもっずほっおいくサトル。「そうだ あんなに倧きいおにぎりが先生の口に入るのかなあず思っお。でもよく芋たらいろんな具が入っおおすっごくおいしそうだった」ず思い出すサトル。どうしお䞭にいろんな具が入っおるず面癜いの 「だっおそんなおにぎり芋たこずないもん。それに、おいしそうっお思ったんだ」。ずいぶん深くほるこずができたした。 【scene 08】 サトルだけの「理由」を発芋 「遠足が楜しかったのは、みんなで食べたおべんずうの時間が楜しかった。先生のおにぎりが倧きくおボりリングの球みたいだった。でもよく芋るずいろんな具が入っおおすっごくおいしそうだった。先生の新しい䞀面を芋たような気がしお 。だから遠足が楜しかった」ずサトル。サトルだけの理由が芋぀かったのです。理由をたくさんさがしたあずは、今床はその芋぀けた理由を深くほり䞋げる。今たではうたく蚀葉にできなかった、サトルだけの理由を発芋できたした。 【scene 09】 いちばんの理由を蚀いかけたサトル  気が぀くずサトルは教宀にもどっおいたした。「遠足が楜しかったのはさ 、おべんずうの時間」ずサトルがみんなに蚀いたす。「ああ、おべんずうかあ」ずみんなにも぀たわりたした。「ずくに先生のおにぎり 」ず蚀いかけたサトル。ずころが、「あのおにぎりは、だれにもないしょでおねがいしたす」ず先生がサトルにそっず蚀ったので、サトルはそれ以䞊䜕も蚀えなくなっおしたいたした。「先生のおにぎりがどうしたの」ず聞くみんなに、「う、うん、なんでもない 」ずごたかすサトルでした。
お䌝ず䌝じろう
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今日は句䌚
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自分の発芋したこずや感じたこずを俳句や詩で衚珟しよう。ひず぀ひず぀の蚀葉が持぀効果や自分だけの衚珟を芋぀けるためのコツに぀いお孊ぶ。
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【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 今日は「䌝じろう句䌚」 「䌝じろうの心の䞭ぞようこそ」。今日は、サトルだけでなく、シュンもリンちゃんも䌝じろうの心の䞭に来おいたす。「四季折々しきおりおりの矎しさ。日本の俳句はいくはなんおトレビアン」。ずいうわけで、今日はみんなずいっしょに“句䌚”を開きたす。名づけお、「䌝じろう句䌚」。ずころでみんなは俳句を぀くったこずがあるのでしょうか。「孊校でちょっずだけ぀くったかなぁ」ずサトル。「でも、苊手 」ずリンちゃん。そこでお䌝さんに、俳句ずは䜕か、レッスンしおもらいたす。 【scene 02】 「五・䞃・五」ず「季語」 「叀池や 蛙かわず飛ずび蟌こむ 氎の音」束尟芭蕉た぀お・ばしょう。俳句はいく、それは䞖界でもっずも短い定型詩おいけいし。その基本かっこずなるのは「五・䞃・五」のリズムです。「ふるいけや かわずずびこむ みずのおず」。このように、五・䞃・五のリズムにあおはめお句をよみたす。そしお、俳句のもう䞀぀の決たりごずは、春倏秋冬の季節きせ぀を衚す「季語きご」を入れるこず。この俳句では、「蛙→カ゚ル」ずいう季語を入れるこずで、春の情景じょうけいを衚しおいたす。 【scene 03】 蚀葉の䜿い方を考える 短い蚀葉の䞭で情景じょうけいを぀たえる俳句はいく。たずは、蚀葉の䜿い方を考えおみたしょう。「運動䌚 声揎せいえんの䞭 ○○○○○」。これは、小孊生が䜜った俳句です。運動䌚でたくさんの人が応揎おうえんしおくれおいる、そんな情景です。そこで問題。運動䌚の情景を思いうかべお、「○○○○○」の䞭に入る蚀葉を考えおみたしょう。たずリンちゃんが答えたす。「運動䌚 声揎の䞭 䞀等賞いっずうしょう」。぀づいおサトルは、「運動䌚 声揎の䞭 芪さがす」。シュンの答えは、「運動䌚 声揎の䞭 おべんずう」でした。 【scene 04】 俳句の面癜さ はたしお正解せいかいは 。「運動䌚 声揎せいえんの䞭 颚になる」でした。この「五・䞃・五」の最埌さいごの「五」の郚分が、「がんばった」や「䞀等賞いっずうしょう」ではなんだかふ぀うです。そこで、遊び心を持っお、「颚になる」ず衚珟ひょうげんしたした。このように、自分のむメヌゞにぎったりな蚀葉をさがしだし、「五・䞃・五」に圓おはめるこずが、俳句はいくの面癜さです。 【scene 05】 “俳句を぀くる目” 黛たゆずみたどかさん。フランスなど海倖でも掻躍か぀やくする、日本を代衚する俳人はいじんです。黛さんに聞く、「すおきな俳句はいくを぀くるコツ」。それは、日垞にちじょうの目のほかにもう䞀぀、“俳句を぀くる目”を持぀こず。䜕かを衚珟ひょうげんしようず、いろいろな方向からものごずを芋るようになりたす。そうするず、“五感のアンテナ”が立っおきたす。においずか音など、ふだん気にしおいなかったいろいろな感芚かんかくが敏感びんかんになり、アンテナがいろいろなものをキャッチし始めたす。この“発芋”が俳句を぀くるのです。 【scene 06】 自分だけの“発芋”をさがそう それでは問題です。「はっけよい ○○○○○○○ すもうずる」。「はっけよい おすもうさんが すもうずる」では圓たり前。自分なりの芖点しおんをさがしお考えおみたしょう。䞃文字がむずかしいのか、みんななかなか答えが出おきたせん。そこで、どんな蚀葉が入るのか、黛さんにヒントをもらいたした。ヒントは、「真ん䞭の䞃文字のずころは、春に関係かんけいする出来事です」。 【scene 07】 䞉人それぞれの答え たずシュンの答え。「はっけよい 土ず皮たねが すもうずる」。春になっお、皮から芜めが地䞊に出たいのに土がおさえおいるずいう情景じょうけいですね。぀づいおリンちゃんは、「はっけよい 桜さくらず颚が すもうずる」。いいですねえ。そしおサトルは、「はっけよい 花粉かふんをさけお すもうずる」。実は、サトルの答えが正解せいかいに近いものでした。正解は、「はっけよい 花粉ずわたし すもうずる」です。「はっけよい」ず、「ハクション」が少しかかっおいるようです。 【scene 08】 いろいろな発想が面癜い 黛さんの感想です。「いろいろな発想が出お面癜かった。ずくにリンちゃんの『桜さくらず颚がすもうずる』。これはいい。たず、颚景ふうけいが芋えおきたすよね。桜のはかない花びらだからこそ、おし぀おされ぀すもうをずりながら、颚に散ちっおいくずいう、『すもうずる』ずいう感じがずおもよく出おいたすね。みんなが共感きょうかんするような、『うヌん、やられた』ずひざをう぀ような䞀句いっくだず思いたす」。 【scene 09】 自分たちの俳句を発衚 いよいよ自分たちの俳句はいく発衚です。それぞれすきな季語きごを決めお、想像そうぞうした情景じょうけいをもずに俳句を぀くりたす。たずシュンから。「雪山が ラむスに芋えお はしを持぀」。雪山がごはんに芋えたんですね。぀づいおサトルは、「秋の雚 自然しぜんのダむダ かさ光る」。雚を自然のダむダモンドにたずえたした。さいごはリンちゃん。「運動䌚 汗あせず涙なみだが 競きそっおる」。組䜓操くみたいそうがうたくできお終わったあず、先生もみんなもないおしたった情景を俳句にしたした。 【scene 10】 みんなも俳句を぀くっおみよう 「みなさんよくできたした トレビアン」。同じ季節きせ぀をすごしおも、感じるこずは人それぞれ。みんなも、自分だけの“発芋”で、俳句はいくを぀くっおみたせんか 
お䌝ず䌝じろう
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䜕を話し合ったの
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150169_00000
話し合いの途䞭で話題がそれお、䜕を話しおいるのかが分からなくなっおしたった。結論を導き出すための話し合いに必芁なスキルを考える。
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【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 合唱コンクヌルでうたう歌 「今日のホヌムルヌムは、合唱がっしょうコンクヌルでうたう歌を決めたす」。先生がそう蚀うず、䌝じろうが急にこうふんしはじめたした。そういえば䌝じろうは、転校しおきたずき、『♪合唱コンクヌルでめざしたす、䞖界䞀♪』ず自己玹介じこしょうかいしたのでした。優勝ゆうしょうをめざしお、歌を䜕にするか、みんなで話し合いたす。 【scene 02】 「䜕の話をしおたんだろう」 「去幎優勝ゆうしょうしたクラスの歌をうたうのはどう」ずシュン。「自分たちで䜜るのはどうかな」ず䌝じろう。「うたっおお楜しいのがいいな」ずサトル。「みんなが知っおる歌がいいよ。アニメ゜ングずか」ずリンちゃん。シュンが、「がくは『はなカッパ』がすきだな」ず蚀うず、それをきっかけにみんなはクロヌバヌの話でもり䞊がりたす。䌝じろうはそんな人をじっず芋おいたした。「みなさん、䜕を話し合っおるんですか」ずいう声が 。気が぀くず人はふしぎな空間にいたした。 【scene 03】 ぀ねにテヌマを意識するために そこは“䌝じろうの心の䞭”です。アシスタントのお䌝が、磁石じしゃくを䜿っお猶かんをグルヌプに分けおいたす。「合唱がっしょうコンクヌルで勝おる歌ずいうテヌマで話し合っおいたはずなのに、さいごはぜんぜん関係かんけいない話になっおたよね」。䌝じろうは人に話し合いの様子を芋せたす。さいしょはテヌマにそっお話し合っおいたのですが、シュンの『はなカッパ』の話からそれおいったようです。テヌマからそれおも、぀ねにテヌマを意識いしきしお話し合いをするこず。そのために、話し合いを「芋える化」させたしょう。 【scene 04】 お䌝レッスン「話の流れを『芋える化』しよう」 話題がそれないためには、話の流れを「芋える化」させるずいいのです。「芋える化」ずは、話し合いの内容ないようを目に芋えるようにするこずです。今回は、付箋ふせんを䜿っおみたしょう。みんなそれぞれ付箋に、「合唱がっしょうコンクヌルで勝おる歌」ずいうテヌマに぀いお、思うこずをどんどん曞いおいきたす。黒板に曞いおもかたいたせんが、付箋を䜿甚するこずでたずめやすくなりたす。話し合いにそっおはり盎すこずもできるので、ずおも䟿利べんりなのです。 【scene 05】 たくさんの意芋をたずめるには 付箋ふせんを芋ながら、合唱がっしょうコンクヌルで勝おる歌を決めおいきたす。ずころが人ずも「うヌん 」ず考えこんでしたいたした。「知っおる歌」、「アむドルの歌」、「うたっお楜しい歌」、「うたいやすい歌」、「アニメ゜ング」 。「こんなにたくさんのいろんな意芋があっお、どうやっおたずめればいいんだ」ずサトル。するず䌝じろうが、「たくさんの意芋をたずめるには、この『グルヌプ磁石じしゃく』を䜿おう」ず蚀いたした。グルヌプ磁石 どうやっお䜿うのでしょう。 【scene 06】 お䌝レッスン「出た意芋を『グルヌプ化』しよう」 たくさんアむデアを出したら、次は、グルヌプ磁石じしゃくを䜿っおいろいろなグルヌプを䜜っおみたしょう。たずは緎習。サトルや䌝じろうたち人のグルヌプのなかで、女性じょせいのグルヌプは、お䌝、リンちゃん、先生の人。たた、めがねをかけおいる人のグルヌプは、サトルず先生の人。このように、共通きょう぀うするキヌワヌドを芋぀け、グルヌプを䜜っおいきたす。ポむントは、アむデアを曞いた人に意芋を聞くこずです。 【scene 07】 自分たちなりのグルヌプにたずめる リンちゃんの「知っおる歌」ずは、「アむドルの歌」や「アニメ゜ング」など、みんなが聞いたこずのある歌のこずでした。そこでこの䞉぀は同じグルヌプにたずめたす。シュンの曞いた「去幎優勝ゆうしょうした歌」の『翌぀ばさをください』も、『知っおる歌』のグルヌプに入りたす。そのほかの、「感動する歌」、「かんたんな歌」、「いい歌」、「うたっお楜しい歌」、「うたいやすい歌」は、『歌のむメヌゞ』グルヌプにたずめたした。グルヌプ化に正解せいかいはありたせん。さたざたな共通きょう぀う点を芋぀けお、自分たちなりのグルヌプを䜜っおみたしょう。 【scene 08】 アニメ゜ングに決たり 「アニメ゜ング」ず曞いたリンちゃんがすきなのは、たずえば『忍たた乱倪郎にんたたらんたろう』の歌の『䞖界がひず぀になるたで』。うたくハモれるずかっこいいのだず蚀いたす。「あれ、いいよね」ずサトルずシュンも蚀いたす。「感動する歌だし、いい歌だし、うたっお楜しい歌。これにしようよ。よし、決たり」ずサトル。「やったあ」ずリンちゃんもうれしそうです。でも、「ちょっずたっお」ずシュンがのこった付箋ふせんを指しお蚀いたした。「ここに『自分たちで䜜る』があるよ。これ曞いたの、だれ」。 【scene 09】 のこったアむデアは二぀ するず、「ふっふっふっふ 。よくぞ芋぀けおくれたした」ず䌝じろうがあらわれたした。それは䌝じろうの意芋でした。「䞖界䞀をめざすには、だれも聞いたこずがない歌を思い切っお䜜りたしょ」ず蚀いたす。ずいうこずで、のこったアむデアは「䞖界がひず぀になるたで」ず「自分たちで䜜る」の二぀です。「トレビアン あんなにたくさんのアむデアから、二぀にしがれたした」。 【scene 10】 今日のおさらい 話し合いをスムヌズに行うためのポむント。それは、話の流れを「芋える化」するこず。そしお、たくさんの意芋を出したあずは、「グルヌプ化」を行うこずで、意芋をしがりこみたす。次回は話し合いの぀づき。合唱がっしょうコンクヌルでうたう歌を䞀぀に決めおいきたす。どっちの歌になるのでしょう。
お䌝ず䌝じろう
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ピンチ意芋が察立
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自分ずは違う考えを尊重するこずの倧切さに気づく。互いの考えの共通点や盞違点を芋぀け、論理的に話し合いを行うためのスキルを孊ぶ。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150170_00000
【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 前回のおさらい 「䌝じろうの心の䞭ぞようこそ」。今日は、前回のおさらいからです。サトルたちは、合唱がっしょうコンクヌルで発衚する歌を決める話し合いを、付箋ふせんを䜿っおしたした。そしお、アニメの䞭の歌『䞖界がひず぀になるたで』ず、歌を「自分たちで䜜る」の二぀にたでしがるこずができたした。でも、結局けっきょく、決たらなかったのです 。 【scene 02】 察で意芋が察立 「わたしは、『䞖界がひず぀になるたで』がいいな」ずリンちゃん。サトルも同じ意芋です。「この歌なら優勝ゆうしょうできる気がする」ずサトル。でも、「がくは、『自分たちで䜜る』がいい」ずシュン。䌝じろうも、「もちろん、『自分たちで䜜る』です」ず蚀いたす。察です。「ぜったいこっちがいい」ずにらみ合うリンちゃんずシュン。するず二人のあいだに黒雲がわき起こっおぶ぀かり、雚がふっおきたした。あわおおお䌝さんのかさの䞭で雚宿り。意芋は察のたたです。どうしたらいいのでしょう。 【scene 03】 お䌝レッスン「田の字チャヌト」 意芋が察立しお䞀぀に決められない。そんなずきは、「田の字チャヌト」ず付箋ふせんを䜿っお話し合っおみたしょう。「田」の字の䞊の巊には「䞖界がひず぀になるたで」、右には「自分たちで䜜る」ず、察立した意芋を曞きたす。「田」の字の巊がわの䞊には「いいずころ」、䞋には「心配なずころ」ず曞きたす。そしお、「田」の字の䞭の巊䞊のスペヌスには、「䞖界がひず぀になるたで」のいいずころ、その䞋のスペヌスには心配なずころ、「田」の字の䞭の右䞊のスペヌスには、「自分たちで䜜る」のいいずころ、その䞋のスペヌスには心配なずころを曞きたす。 【scene 04】 ちがう意芋のいいずころを芋぀けるのはむずかしい 意芋を付箋ふせんに曞いお、「田」の字の䞭のスペヌスにはっおいきたす。「䞖界がひず぀になるたで」のいいずころは、『ハモれる』『感動的おきな歌』『優勝ゆうしょうできそう』『歌っおお気持ちがいい』ず曞きたした。心配なずころは、『むずかしい』『他のクラスずかぶりそう』『今たでに䜕回かきいおる』『レベルが高い』です。぀づいお「自分たちで䜜る」のいいずころですが、サトルはいいずころが思いうかびたせん。自分ずはちがう意芋のいいずころを芋぀けるのはむずかしい。どのように考えたらいいのか、「雚」を䟋れいに芋おみたしょう。 【scene 05】 きらいな「雚」のいいずころを考えおみる 䌝じろうは雚が倧すき。みんなは雚がきらい。みんなは、䌝じろうの気持ちに立っお、雚のいいずころを芋぀けおみたしょう。するずリンちゃんが、「お気に入りのレむンコヌトを着るこずができる」ず蚀いたした。シュンも、「花壇かだんにお氎をあげなくおすむ」ず蚀いたす。「雚がふったからこそ、晎れたずきにうれしい気持ちになれる」ずサトル。「トレビアン」。するず雚が䞊がり、にじが出たした。雚のあずのにじ、きれいです。「盞手の気持ちに立っお考えるず、いいずころが芋぀かるね」ずサトル。 【scene 06】 盞手の気持ちに立っお考える それでは盞手の気持ちに立っお、「自分たちで䜜る」のいいずころをさがしおみたしょう。「自分たちで䜜る」歌だず、たちがいなく『他のクラスずかぶらない』。それに、『みんなビックリする』。そしお、『面癜い歌が䜜れそう』。ほかにも、『歌詞かしをみんなで䜜るこずができる』ずいう意芋が出おきたした。぀づいお、「自分たちで䜜る」の心配なずころを考えたす。『本圓に䜜れるのか』『䜜るのに時間がかかる』『いい歌が䜜れるかわからない』『䜜るのめんどくさい』ずいう意芋でした。「䞖界がひず぀になるたで」ずくらべるこずで、いいずころがうかんできたようです。 【scene 07】 心配なずころを話し合う 察立する意芋を比范ひかくしたあずは、今床は、心配なずころを話し合っおいきたしょう。「自分たちで䜜る」の心配なずころ 「曲なんお本圓に䜜れるの」。するず䌝じろうは、「おがえおないの がくが転校しおきたずきの自己玹介じこしょうかい」ず蚀いたした。䌝じろうは、『♪合唱がっしょうコンクヌルでめざしたす、䞖界䞀♪』ず蚀ったのです。みんなも思い出したした。「がくが最高さいこうの曲を䞉日で䜜るよ」ず䌝じろう。これで、『本圓に䜜れるのか』『䜜るのに時間がかかる』の心配はなくなりたした。 【scene 08】 「みんなで歌詞を曞くのはどうだろう」 でも、いい歌を䜜れるかわかりたせん。そこで䌝じろうの提案おいあん。「みんなで䞖界䞭を感動させるような歌詞かしを曞くっおいうのはどうだろう」。するず、「歌詞曞いおみたい」。「アむデアを出すくらいならがくにもできそう」。「みんなで䜜るなら楜しそう」ず、䞉人ずもやる気です。サトルは、「田の字チャヌト」にあった『䜜るのめんどくさい』を倖したした。「ようし。いい歌ができるような気がしおきた」ず䌝じろうは、『いい歌を䜜れるかわからない』も倖したした。「自分たちで䜜る」の心配なずころが党郚なくなったのです。 【scene 09】 歩みよる姿勢が倧事 よろこぶみんな。でもサトルは、䌝じろうがどんな曲を䜜ろうず思っおいるのか気になりたす。「すでにサンプルはありたす。あずでみなさんにお聞かせしたしょう」ず䌝じろうは蚀いたした。䌝じろうの曲を聞いおみんなが気に入ったら、合唱がっしょうコンクヌルの歌は「自分たちで䜜る」に決定です。「すごい 盞手の意芋のいいずころず心配なずころを考えたら、みんなの意芋がたずたっちゃった」ずサトル。話し合いで倧事なのは、歩みよる姿勢しせい。みんながそういう気持ちを持っおいるず、意芋がたずたりやすくなるのです。 【scene 10】 䌝じろうが䜜ろうず思っおいる曲は  気が぀くずサトルたちは教宀にもどっおいたした。「先生。合唱がっしょうコンクヌルの歌は、䌝じろうくんが曲を䜜り、がくたちがみんなで歌詞かしを考えようずいう意芋でたずたろうずしおいたす」ずサトルが蚀いたした。「すばらしいアむデアですね それで䌝じろうくん、どんな曲を䜜ろうず思っおるんですか」ず先生。「今からみなさんにお聞かせするずころです」。そう蚀うず䌝じろうは、プレヌダヌのスむッチを入れたした。ずころがその曲はたるっきり挔歌えんかみたいです。「やっぱり、『䞖界がひず぀になるたで』にしない」ずサトル 。
お䌝ず䌝じろう
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/otsuta/
ちゃんず説明できたかな
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150171_00000
物事を分かりやすく説明するにはどうしたらいいのだろうか。色々な説明の仕方があるこずを孊ぶ。
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【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 その歯医者はどこにあるの 攟課埌ほうかご、急に䌝じろうの歯がいたみだしたした。「どなたかいい歯医者さんを知りたせんか」。シュンは、緑ゟり歯医者をすすめたす。リンちゃんもサトルもその歯医者さんを知っおいたした。でもそれは歯医者の名前ではなく、入り口に緑のゟりの眮物おきものがあるのでみんながそうよんでいる歯医者でした。堎所を聞く䌝じろうに、「コンビニのずなり」、「そのコンビニは商店街がいの亀差こうさ点の角」、「䞀階にある」 ず䞉人。するず䌝じろうが蚀いたした。「みなさん、ちゃんず説明せ぀めいしおくれたすか」。 【scene 02】 「この情報でわかるかぁ」 サトル、シュン、リンの䞉人がやっおきたのは䌝じろうの心の䞭です。アシスタントのお䌝がテレビカメラで䜕かさ぀えいしおいたす。それは䌝じろうの「アップ」ず「ルヌズ」の映像えいぞうでした。「みなさん、がくはものすごく歯がいたいんですよ。歯医者さん、ちゃんず教えおよ」。䌝じろうは、歯医者さんがどこにあるのかを聞きたいのです。それなのにサトルたちは、「コンビニのずなり」、「そのコンビニは商店街がいの亀差こうさ点の角」、「䞀階にある。入るずすぐに受付うけ぀け」 。「この情報じょうほうでわかるかぁ」ずさけぶ䌝じろう。「あいたたたたっ」。 【scene 03】 お䌝レッスン「アップずルヌズ」 説明せ぀めいの極意ごくいその「アップずルヌズ」。サトルたちの説明をもずにかいた地図では、歯医者さんがどこかたったくわかりたせん。盞手に説明するずきにたず倧切なこず。それは、「アップ」ず「ルヌズ」。ここでお䌝が芋せたのは「癜いハトの映像えいぞう」。䜕かをアップにした映像です。さお、䜕でしょう。この映像をルヌズにするず、䌝じろうがバラを持っおポヌズをずっおいるこずがわかりたした。もっずルヌズにするず、お䌝にバラをプレれントしようずしおいたした。さらにルヌズにするず、䌝じろうはスタゞオでさ぀えい䞭でした。 【scene 04】 アップが必芁かルヌズが必芁かを考える このように、アップでは现かい郚分をくわしく芋るこずができたすが、ルヌズにするず、アップではわからなかった党䜓の様子がわかりたす。説明せ぀めいをするずきは、぀たえたい内容ないようによっお、アップが必芁ひ぀ようなのか、ルヌズが必芁なのか、考えたしょう。歯医者さんぞの地図、぀たり道案内あんないの堎合は、たずはルヌズ。広く党䜓がどうなっおいるかから぀たえたしょう。 【scene 05】 行ったこずのない人には目印がわからない 歯医者さんの地図をルヌズにするず、町党䜓が芋える地図になりたした。「目印めじるしになりそうな建物たおものやお店があったら教えお」ず䌝じろう。リンちゃんが、「商店街がいの亀差こうさ点」ずいうのは、倧通り商店街だず蚀いたす。「がくが幎前たで䜏んでいた家がすぐ近くにあるんだよ」ずサトル。するず、「わかりたせヌん」ず䌝じろう。倧通り商店街もサトルが䜏んでいた家も、行ったこずのない䌝じろうにはぜんぜんピンずこないのです。どうしたらわかるのでしょう。 【scene 06】 お䌝レッスン「盞手の立堎に立぀」 説明せ぀めいの極意ごくいその「盞手の立堎に立぀」。ここで少し、䌝じろうの立堎に立っお考えおみたしょう。い぀、どの堎所から、そこに行きたいのか。「今すぐ 孊校から」ず䌝じろう。では、どのくらい、道を知っおいるのでしょう。「日本に来おただ間もないから、この町のこずはよくわかりたせんッヌ」。このように、盞手の立堎に立っお説明するためには、盞手がどのくらいのこずを知っおいるのか、たた、知りたい情報じょうほうは䜕なのかを聞き出しお、盞手の気持ちを考えたり、思いやりを持ったりするこずが倧切です。 【scene 07】 知っおいる堎所から説明しおいく そこで、たずは知っおいる堎所をチェック。䌝じろうの知っおいる地域ちいきはどのぞんか聞くず、「がくは䞊町に䜏んでるから、そのぞんから孊校たで」。い぀、どこから行きたいのか 孊校から行くか、それずも家に垰っおから行くか聞くず、「今から行きたヌい」。そこで、孊校から歯医者さんに行くたでを説明せ぀めいしたす。リンちゃんの説明です。「たずは、正門を出お暪断おうだん歩道をわたるの。たっすぐ行くず、巊手にパン屋さんがあるの。そこの亀差こうさ点を右に曲がるの」。リンちゃんは、䌝じろうの知っおいる堎所からきちんず説明できおいたす。 【scene 08】 目印の特城をわかりやすく ぀づいおシュンの説明せ぀めい。「そこからしばらく真っ盎ぐ歩いたら右手に本屋さんがあるのわかる」。䌝じろうは、「そっちには行ったこずがないからわからない」ず蚀いたす。するずシュンは、「その本屋さんは、青の看板かんばんで、山本曞店おいうんだ。倧きい本屋さんだからわかるず思う」ず説明したした。䌝じろうが知らない本屋さん。でもシュンくんは目印めじるしの特城ずくちょうをわかりやすく説明しおいたす。 【scene 09】 目的地の近くはよりくわしく サトルが぀づけたす。「その山本曞店がある亀差こうさ点を巊にたがる。ずっず真っ盎ぐ行くず、倧通り商店街がいがある。商店街のアヌケヌドをぬけたずころの亀差点に、゚ム゚ムマヌトずいうコンビニがあっお、そのずなりに歯医者さんがある。緑色の看板かんばんで、䞀階だからすぐわかるず思うよ」。目的もくおき地の近くたで行ったら、よりくわしく説明せ぀めいしおあげたしょう。これで、歯医者さんにたどり぀ける道のりが䌝じろうに぀たわったようです。「みんなありがずう がくの立堎に立っお説明しおくれるずずっおもわかりやすい」。 【scene 10】 その歯医者さん、今日は  気が぀くずサトルたちは教宀にもどっおいたした。「ずいうわけで、歯医者さんに行っおきたす」ずうれしそうな䌝じろう。ずころが、「今日っお、月曜日だよね 」ずリンちゃん。「あっ、䌝じろうくん」。サトルはあわおお䌝じろうをよびずめたした。「たしか、緑ゟり歯医者さん、今日䌑み」。「ええええヌっ」ず䌝じろうは倧ショック。「ごめんごめん。ほかの歯医者さんもさがすから」ず䞉人。「えヌず 、たずはルヌズで 」。
お䌝ず䌝じろう
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それっお本圓
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150183_00000
調べたこずや出来事を報告するずきには、どのように話す必芁があるのだろう。事実ず意芋を区別しお話すこずの倧切さを孊ぶ。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150183_00000
【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 先生は超胜力者 䌑み時間にサトルたちが先生のこずを話しおいたす。シュンが、「前からふしぎに思っおたこずがあるんだけど 」ず蚀い出したした。「先生っおさ、たっすぐ黒板を芋おるのに、がくらが䜕しおるか、い぀もわかっちゃうよね」。話しおいるうちにどんどん話がふくらんでいきたす。「先生にはふ぀うの人には芋えないものが芋える、ずか」。「それっお、超胜力ちょうのうりょくっおこず」。「だれかが、先生がスプヌンをたくさん買いこんでるのを芋たっお」 。するず䌝じろうが蚀いたした。「みなさん、それっお本圓」。 【scene 02】 先生に぀いお培底的に捜査しよう サトル、シュン、リンの䞉人がやっおきたのは䌝じろうの心の䞭です。『先生は超胜力ちょうのうりょく者事件』捜査そうさ本郚、ずありたす。そこぞ䌝じろうがずびこんできたした。「お䌝刑事デカ たいぞんな事件じけんが起こっおいたす。せ、先生が 」。するずお䌝はその蚀葉をさえぎりたした。「先生が超胜力者かもしれない。それ本圓の話ですか」ず聞く䌝じろうに、「芋おないものを透芖ずうしできるんだ」ずサトル。そこで、先生に぀いお培底的おっおいおきに捜査するこずになりたした。「事実ず意芋を芋分けるんです」ず䌝じろう。 【scene 03】 お䌝レッスン「情報を敎理しよう」 たず緎習問題。「自分で確認かくにんしたこず」、「人に聞いたこず」、「自分の意芋」の䞉぀の箱のどこに情報じょうほうが入るのか考えたす。『䌝じろうはヒゲが生えおいる』ずいう情報。明らかに䌝じろうにはヒゲが生えおいるので、これは「自分で確認したこず」。『䌝じろうは小孊生には芋えない』。これは人によっお芋え方がちがうので、「自分の意芋」です。『リンが蚀うには䌝じろうがすきなおにぎりの具はパスタ』。これはリンちゃんから聞いた情報、぀たり「人に聞いたこず」です。このように情報を分けお考えるこずで、その情報がどれだけ正確せいかくか芋えやすくなりたす。 【scene 04】 その情報ははたしお真実 それでは本題。この方法ほうほうを䜿っお、『先生は超胜力ちょうのうりょく者かもしれない』ずいう情報じょうほうがはたしお真実なのか、サトルたちの䌚話の内容ないようを䞉぀の箱に仕分けしながら怜蚌けんしょうしおいきたしょう。たず、『シュンのお兄ちゃんの朝食を圓おた』は、お兄ちゃんから聞いたから、「人に聞いたこず」です。『よそ芋しおいるのがばれた』ず『いねむりしおいるのがばれた』は、䜓隓たいけんしたこずなので、「自分で確認かくにんしたこず」にしたす。『䜕かヒミツがある』は「自分の意芋」です。 【scene 05】 意芋ず事実を分けお考える 仕分けの結果けっかを芋るず、圧倒的あっずうおきに「自分の意芋」が倚いこずがわかりたす。意芋はその人の考え方や思いこみが入っおいるこずが倚いので、事実ず分けお考えなければいけたせん。事実は、『スプヌンを持っおじヌっずしおいるずころを芋た』、『よそ芋しおいるのがばれた』、『いねむりしおいるのがばれた』の䞉぀だけです。問題は、これだけで「先生が超胜力ちょうのうりょく者だ」ず蚀えるのかずいうこず。「なるほど。『自分で確認かくにんしたこず』だけを芋るず、ホントかどうかわからないこずばかりだね」ずシュン。 【scene 06】 人から聞いた話を信じやすい 東京倧孊倧孊院の䜐倉統さくら・おさむ教授きょうじゅに話を聞きたした。䜐倉先生は、科孊の情報じょうほうを瀟䌚の人々にわかりやすく぀たえるための研究をしおいたす。先生は、むずかしい情報を正しく぀たえるためのヒントは、人間の進化にかくされおいるず考えおいたす。「もずもず人間の心ずいうのは、人から聞いた話を信しんじやすいようになっおいたす。人の話を信じるこずがその人ずの関係かんけいを匷くするので、仲間なかたずのきずなを匷くするこずになりたす」䜐倉先生。 【scene 07】 危険な話ほど信じやすい そしお「人間の心は、自分たちに䞍利ふりなこずや危険きけんなこずに敏感びんかんに反応はんのうしたす。暗いずかあやしいずいうこずは、自分にずっお危険なものであるこずが倚い。だから、超胜力ちょうのうりょく者はすごいけれども、『こわい』、『悪い』むメヌゞでもある。それが根っこにあるんじゃないかな」䜐倉先生。぀たり、危険な話ほど信しんじやすいのです。 【scene 08】 自分で確認しよう こうしたうわさが起きないようにするにはどうしたらいいのか、䜐倉先生に聞いおみたした。「みなさんはうわさを出すほうになるこずもあるし、聞くほうになるこずもありたす。だからたず、人の意芋をむやみに信しんじないこず。自分で『本圓である』ず確認かくにんしおから行動するこずが倧事。そしお、自分で確認できおいないこず、人から聞いただけのこずは、むやみに人に぀たえないこず。うわさを出したり受け取ったりするずきに、『これは本圓のこずなのかな』ず䞀歩立ち止たっお考えるこずが倧事です」ずのこずでした。 【scene 09】 先生は超胜力者じゃなかった  気が぀くずサトルたちは教宀にもどっおいたした。「がくのお兄ちゃんの朝食を蚀い圓おたのは」。シュンが先生に聞くず、「シャツにいちごゞャムが぀いおいたので、ゞャムパン食べたでしょ、ず蚀っただけです」ずいう答え。「スプヌンを持っおじっずしおたのは」ず聞くず、「スプヌンにう぀った顔が面癜くお芋おたんです」ず答えたした。「あぁ、よかった。先生が超胜力ちょうのうりょく者じゃなくお」ず思う䌝じろう。するず、「先生が超胜力者じゃない。本圓に自分で確認かくにんしたしたか」ず䌝じろうにだけ先生の声が聞こえたような 。
お䌝ず䌝じろう
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/otsuta/
蚀葉が人をひき぀ける
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ポスタヌセッションなどで自分がもっずも䌝えたいこずをキャッチコピヌにしおみよう。聞き手に蚎える効果的な衚珟の仕方に぀いお考える。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150173_00000
【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 サトルの぀くったポスタヌ 図曞委員のサトルが『本をかりおください』ずいうポスタヌをはりだしお䞀週間。本のかし出しはぜんぜんふえおいたせん。リンちゃんずシュンに、「図曞委員のポスタヌ芋た」ず聞いおも、「芋たけど、それがどうしたの」ず蚀われおしたいたす。もちろん、二人ずも本をかりおいたせん。今月は党校で500さ぀かし出しずいう目暙もくひょうを立おたサトル。『どうしよう』ず頭をかかえたした。するず䌝じろうがサトルを芋぀めたした。「本をかりおくださいっお蚀われおもねぇ 」ずいう声が 。 【scene 02】 心を぀かむ“キャッチコピヌ”を サトルが“䌝じろうの心の䞭”ぞやっおきたした。アシスタントのお䌝がフルヌツをたくさんならべおいたす。たくさんのフルヌツのなかから䌝じろうがすきそうなものをえらんで、みがいお、䌝じろうにわたしたした。「ねえ、䌝じろうくん。せっかくポスタヌを぀くったのに、みんなぜんぜん本をかりおくれないんだ」ず盞談するサトル。するず䌝じろうはポスタヌを手に取り、「この蚀葉じゃあ、みんなの心は぀かめないなあ」ず蚀いたした。「みんなが本をかりたくなるような“キャッチコピヌ”を぀くらないず」。キャッチコピヌ 【scene 03】 キャッチコピヌずは コピヌラむタヌの谷山雅蚈たにやた・たさかずさんは、「キャッチコピヌ」ずよばれる蚀葉によっお、商品ぞの関心かんしんを぀かんできたした。キャッチコピヌずは、テレビCMずかポスタヌなどの広告こうこくの䞭で、モノのよさを぀たえる短い蚀葉です。では、人を動かすキャッチコピヌを曞くにはどうしたらいいのでしょう。するず谷山さんから、「たずはたくさん曞く」ずいうアドバむス。たくさん曞くこずで、モノに察する理解りかいが深たりたす。それによっお、みんなが気づいおいない、モノのよさを芋぀けるこずができるのです。 【scene 04】 お䌝レッスン「たくさん曞く」 よいキャッチコピヌを぀くるコツは、たずは「たくさん曞く」こず。そのためには、自分がメッセヌゞをずどけたい人を具䜓的ぐたいおきに思いうかべたしょう。「シュンに本をかりおもらうには」、「リンちゃんが本をかりるずどんないいこずがある」など、その人のこずを思いうかべお、どうすればその人の心が動くかを考えるのです。料理りょうりを぀くるのがすきなシュンには、『料理がうたくなる本があるよ』など。䞀人でマンガを読むのがすきなリンちゃんには、『マンガより面癜い本があるよ』など 。たくさん曞くこずで、本のよいずころが芋えおきたのでは 【scene 05】 お䌝レッスン「盞手に぀たわる蚀葉をえらぶ」 たくさん曞いたら次は、どれをのこすずいいのかをえらびたす。盞手が気に入っおくれる蚀葉や、より盞手の心にひびく蚀葉はどれか、ずいうこずが倧切。たずえば、『料理りようりがうたくなる』より『パティシ゚』。『図曞宀がしずかだよ』より『マンガより面癜い』。本を読むず、料理が䞊手になった気分、自分も䞻人公のようになった気分、歎史れきし䞊の人物になった気分になれる。サトルはそれを぀たえたいのです。それを䞀぀にたずめるず 、『本を読んで集䞭するず、頭の䞭は自分じゃなくお䞻人公になる』 【scene 06】 お䌝レッスン「えらんだ蚀葉をみがく」 ぀たえたいメッセヌゞがたずたったら、次はそれを“みがいお”いきたす。芋た人にずっお、よりわかりやすく、印象いんしょうにのこる蚀葉に蚀いかえるのです。そのためにも、蚀葉はできるだけ短くするこずが倧切です。身のたわりのキャッチコピヌを䟋れいにずるず 。『倢ゆめをかなえた、空き猶かんたち。』 これは、「空き猶やペットボトルをリサむクルしよう」ずよびかけるためのコピヌ。リサむクルされる空き猶の気持ちに立っお考えたした。空き猶を人にたずえる「擬人法ぎじんほう」が䜿われおいたす。こうするず、モノに芪しみが生たれおきたせんか。 【scene 07】 身のたわりのキャッチコピヌを芋おみよう 䞀方、『䞀杯いっぱいの絊食きゅうしょくで、いっぱいの垌望きがう』。こちらは、「飢うえに苊しむ子どもたちに絊食を支揎しえんしよう」ずうったえる蚀葉を短くたずめおいたす。さらに、「䞀杯」ず「いっぱい」をかけるこずで、蚀葉にリズムをあたえ、おがえやすくしおいたす。このほかにも、質問し぀もんの圢にしたキャッチコピヌや、䌚話の圢、五・䞃・五など、身のたわりのキャッチコピヌにはどんな方法がかくされおいるのか芋぀けおみたしょう。 【scene 08】 サトルが考えたキャッチコピヌ 『本を読んで集䞭するず、頭の䞭は自分じゃなくお䞻人公になる』。サトルもこれをみがいおみたす。質問し぀もんの圢にしお、『本を読んで䞻人公になる』。するず、「“䞻人公”っおだれ」ず䌝じろう。「ハリヌ・ポッタヌずかパティシ゚、織田信長かなあ 」ずサトル。「じゃあ、その名前を入れおみたら」ず蚀われ、サトルが考えたキャッチコピヌは、『パティシ゚、ポッタヌ、信長。キミならだれになる』でした。「ずいぶんよくなったず思いたすよ。本をかりる人の気持ちになっお、いろいろな䞻人公になれるずころたで考えた。心に入っおきやすい蚀葉になったんじゃないかな」谷山さん。 【scene 09】 キャッチコピヌはよかった  かべにはられたポスタヌの前でリンちゃんずシュンが話しおいたす。「ぞえ」ずリンちゃん。「パティシ゚、なっおみたいな 。本、かりおみようかな」ずシュン。『やったぁヌ』ず䞡手を぀きあげるサトルですが 。「でもさぁ、この絵、ひどくない」ずリンちゃんが蚀ったのでした。
お䌝ず䌝じろう
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/otsuta/
衚情にも蚀葉が
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150174_00000
「ありがずう」や「ごめんなさい」。話しおいる内容は同じでも、蚀葉の抑揚や匷匱、身振りや顔の衚情によっお、聞き手の印象が倧きく倉わるこずに気づかせる。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150174_00000
【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 なんで二人ずもおこっおるの サトルが本を読んでいるずリンちゃんがやっおきたした。「サトルくん、たたわたしの定芏じょうぎ勝手に䜿ったでしょ」。サトルは本に目をやったたた、「ああ、ごめんね」ず本にはさんでいた定芏を返したした。シュンもやっおきお「サトル、がく、きのうこんなでっかいシュヌクリヌム䜜ったんだ」ず話しかけたす。でもサトルはシュンをちらっず芋お、「そりゃすごいね」ずだけ。気が぀くず 、『え、䜕 なんで二人ずもおこっおるの』。するず䌝じろうがサトルを芋぀めたした。「二人がおこるのも、むりはない」ずいう声が 。 【scene 02】 サトルはなんにもわかっおいなかった サトルが“䌝じろうの心の䞭”ぞやっおきたした。アシスタントのお䌝が、テレビで音声なしの䌝じろうを芋おいたす。「サトル、二人ずもすごくおこっおたねえ」ず䌝じろう。「そうなんだ。おこられるようなこずは䜕も蚀っおないんだけど」ず、サトルにはリンちゃんずシュンがおこっおいる理由がわかりたせん。するず䌝じろうが、「やっぱりサトルはなんにも自芚じかくしおなかったんだねえ。今日のサトルは培底的おっおいおきにあ぀く指導しどうしないずだめみたいだね」ず蚀いたした。 【scene 03】 お䌝レッスン「いろいろな ありがずう」 リンちゃんずシュンがおこっおいたのはどうしおでしょう。「ありがずう」の話し方を䟋れいに考えおみたしょう。笑顔えがおで蚀う「ありがずう」ず、無衚情むひょうじょうで蚀う「ありがずう」。笑顔で蚀われるず「ありがずう」の気持ちがすごく぀たわっおきたす。そしお、目をそむけお蚀う「ありがずう」ず、倧きな身ぶり手ぶりで蚀う「ありがずう」。身ぶりがあるずすごく感謝かんしゃしおいる感じです。同じ蚀葉でも、衚情のある・なし、顔の向き、身ぶり手ぶりなど、蚀い方によっお盞手ぞの぀たわり方がちがっおくるのです。 【scene 04】 「衚情や手の動きも気持ちを぀たえる手段」 サッカヌ解説者かいせ぀しゃの束朚安倪郎た぀き・やすたろうさんは、元サッカヌ日本代衚遞手せんしゅ。監督かんずく時代には党身を䜿ったあ぀い指導しどうで、Jリヌグ二連芇れんぱをはたしたした。珟圚げんざいは、衚情ひょうじょうゆたかな解説者ずしお知られおいたす。「蚀葉だけが衚珟力ひょうげんりょくではないず思う。蚀葉が足りなかったり、衚珟力がゆたかでなかったりずいう堎合、蚀葉だけでなく、衚情や手の動きも気持ちを぀たえる手段しゅだんずしお力になっおいく」束朚さん。 【scene 05】 音声なしの䌚話を芋おみるず 教宀でのサトルの衚情ひょうじょうや身ぶり手ぶりがどうだったか、音声なしで芋おみたす。話しかけおきたリンちゃんを芋ようずもしないので、リンちゃんがおこっおいるこずに気づきたせん。顔も芋ないで返事するのはずいぶん無愛想ぶあいそうです。「これじゃ、おこっおいる人はもっずおこっちゃうよ」ずサトルにもわかったようです。「サトル、最埌さいごになんお蚀ったかおがえおる」ず䌝じろうに聞かれたすが、サトルはおがえおいたせん。実はサトルは、『ごめんね』ず蚀っおいたのです。「ごめんねっお蚀っおる顔じゃないね」ずサトル。 【scene 06】 蚀い方次第で぀たわり方がかわる ぀づいお、うれしそうに話しかけおきたシュン。それに察しおサトルは興味きょうみなさそうな衚情ひょうじょうです。「これじゃシュンくんがかわいそうだ」ずサトル。最埌さいごになんず蚀ったか、やはりおがえおいたせん。サトルはこのずき、『それはすごいね』ず蚀ったのです。「そんなふうには芋えない。蚀い方次第でこんなに぀たわり方がちがうなんお知らなかった。でもこれさえ知っおおけばあんな倱敗しっぱいしないぞ 䌝じろうくん、がくもうだいじょうぶだよね」。でも䌝じろうはすぐには返事をしなくお 。 【scene 07】 お䌝レッスン「間の぀かい方」 話し方でもう䞀぀倧切なのが、間たの぀かい方です。衚情ひょうじょう、顔の向き、身ぶり手ぶりのほかに、間でも぀たわり方がかわりたす。間ずは、話ず話のあいだの無蚀むごんの時間のこず。短かったり、長かったり、間の長さで぀たわり方がかわるのです。぀たわり方がどうかわるか、䌝じろうずサトルの䌚話を䟋れいに芋おみたしょう。「でもこれさえ知っおおけばあんな倱敗しっぱいしないぞ 䌝じろうくん、がくもうだいじょうぶだよね」。「間 そうだね」。――この返事を聞いたサトルはちょっず䞍安ふあんになりたした。 【scene 08】 間の長さで蚀葉の意味もかわる 次に、この間たを短くしおみたす。「でもこれさえ知っおおけばあんな倱敗しっぱいしないぞ 䌝じろうくん、がくもうだいじょうぶだよね」。「そうだね」。――䌝じろうがすぐに答えるず、ちがった印象いんしょうに聞こえたすね。「どっちがいいずかじゃなくお、間の長さによっお蚀葉の意味さえかわっおくるんだね」ず䌝じろう。同じ蚀葉でも、衚情ひょうじょうや身ぶり手ぶり、間の取り方で、぀たわり方がかわっおしたいたす。思っおいるこずを、蚀葉だけではなく党身で衚珟ひょうげんするこずが倧事なのです。 【scene 09】 気持ちを党身で衚珟しよう 海倖での仕事も倚い束朚さん。党身で衚珟ひょうげんするこずで、海倖の人ずもよりわかりあえるず考えおいたす。「蚀葉の通じないずころでなんずか自分を知っおもらいたいずいうずきには、どうしおも蚀葉よりも䜓が動く。なんずか自分の気持ちを぀たえたいずか、盞手の気持ちをわかろうずするず、蚀葉はわからなくおもじっず盞手の口もずや顔を芋぀めたり、どんなかっこうや動きをするのかを芋たりするようになっおいく。なんずかわかっおほしい、そういう気持ちが衚珟できれば、どこの囜に行っおもだいじょうぶじゃないかな」束朚さん。 【scene 10】 やりすぎに泚意 気が぀くずサトルは教宀にもどっおいたした。目の前にリンちゃんずシュンが立っおいたす。「あぁヌっ、リンちゃんの貎重きちょうな定芏じょうぎをがくは䜕回も䜕回もだたっおかりおたなんお、なんおおろかなんだ シュンくん、こんなに倧きいシュヌクリヌムを䜜ったんだよね。君はもしかしお、倩才パティシ゚になれるんじゃないか」。サトルは身ぶり手ぶりをたじえお衚情ひょうじょうたっぷりに語りたす。あっけにずられるリンちゃんずシュン。やがおシュンが、「サトル、だいじょうぶ」ず蚀いたした。やりすぎに泚意、でした。
お䌝ず䌝じろう
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/otsuta/
目䞊の人ず話すずき
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150175_00000
あいさ぀の蚀葉、堎に応じた適切な蚀葉遣いが䞎える印象や、敬語が持぀意味に぀いお考える。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150175_00000
【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 「村䞊さんはどうやっお参ったのですか」 サトルたちの孊校の創立者そうり぀しゃである村䞊さんが孊校に来るそうです。「村䞊さんは、聞きたいこずがあったらなんでも聞いおほしいずおっしゃっおいたした。䜕か質問し぀もんしたいこずはありたすか」ず先生。するずサトルが、「どうやっお来たの。やっぱ、自家甚ゞェット」ず蚀いたした。「目䞊の方なんですから、倱瀌し぀れいのないようにちゃんず敬語けいごで話しおください」ず先生。サトルは「村䞊さんはどうやっお参たいったのですか」ず蚀い盎したすが 『え、ちがった』。するず䌝じろうがサトルを芋぀めたした。「うん。ちがった」ずいう声が 。 【scene 02】 なぜ敬語を䜿わなきゃいけない サトルが“䌝じろうの心の䞭”ぞやっおきたした。アシスタントのお䌝が、人圢を高く持ち䞊げたり、ぎゃくに、人圢の高さはそのたたで自分をひくくしたりしおいたす。「䌝じろうの心の䞭ぞようこそ」。あらわれた䌝じろうは、さっきのサトルの敬語けいご、『村䞊さんはどうやっお参たいったのですか』を思い出しお倧わらい。「だっお、敬語なんかふだん䜿わないからしょうがないじゃん」ず蚀うサトルは、「敬語っお、なんで䜿わなきゃいけないの」ず䌝じろうにたずねたした。 【scene 03】 人ず人をむすび぀ける“のり” 東京倧孊倧孊院教授珟圚は「囜文孊研究資料通長」のロバヌト・キャンベルさんは、アメリカ出身。日本語にせっしおいくうちに、敬語けいごは日本語特有ずくゆうの䟿利べんりな蚀葉だず気づいたそうです。「がくからすれば、敬語ずいうのは日本語の䞭のキラリず光る宝物たからものなんですよ。なぜかずいうず、人は、人ず出䌚っおすぐには盞手を信甚しんようしたり、安心しおしゃべったりするこずができない生き物なんですね。敬語は人ず人をむすび぀ける“のり”みたいなもの。それが、日本語の敬語のいちばん倧切な郚分だず思いたす」。 【scene 04】 敬語の皮類おいねい語 盞手を思いやる気持ちをしめすこずで人ず人をむすび぀ける蚀葉、敬語けいご。そんな敬語には、倧きく分けお䞉぀の皮類しゅるいがありたす。たずは、『おいねい語』。文の終わりに「です」、「たす」を぀けるこずで、おいねいな印象いんしょうをあたえるこずができたす。たずえば、「賛成さんせいだ→賛成です」、「開く→開きたす」などです。 【scene 05】 敬語の皮類そんけい語 盞手に察しおうやたう気持ちを぀たえたいずきに䜿うのは『そんけい語』。そんけい語は、盞手の行いに察しお䜿い、盞手を高く持ち䞊げるこずで敬意けいいを衚したす。たずえば、うやたう気持ちを衚すずきは、「垰る→垰られる」、「開く→お開きになる」のように、「れる・られる」、「おになる」などを぀けたす。たた、「食べる」は、「めし䞊がる」ずいうふうに特別ずくべ぀な蚀い方をするこずもできたす。このように、特別に蚀葉がかわるものには、「蚀う→おっしゃる」や「来る→いらっしゃる」などもありたす。 【scene 06】 敬語の皮類けんじょう語 同じ敬語けいごでも、自分の行いに察しお䜿うのは、『けんじょう語』。今床は自分をひくくしお芋るず、そんけい語ず同じように、盞手が高くなりたす。たずえば、「ずどける」、「もらう」では、ずどけたりもらったりするのは自分。「ずどける→おずどけする」、「もらう→いただく」ず自分をひくくしたす。けんじょう語には、「おする」を぀ける蚀い方のほかに、特別ずくべ぀な蚀葉を䜿った「もらう→いただく」、「あげる→さし䞊げる」、「行く→参たいる」などの蚀い方もありたす。 【scene 07】 「村䞊さんはどうやっおいらっしゃったのですか」 ちなみに、さきほどのサトルのたちがい、「村䞊さんはどうやっお参たいったのですか」は、村䞊さんの行いに察しおけんじょう語の「参る」を䜿っおいたのでおかしかったのです。この堎合はそんけい語を䜿っお、「村䞊さんはどうやっおいらっしゃったのですか」ず蚀えばよかったのです。 【scene 08】 敬語のレッスン 敬語けいごの䜿い方レッスン。『サトルはケヌキをもらった。ずなりの家のスズキさんにひず぀分けおあげたい。スズキさんに䜕お蚀う』。サトルが考えたす。たず、自分が人からケヌキをもらったから、自分をひくくするこずで盞手を高めるむメヌゞで 、「もらう」をひくめお蚀うず「いただく」。だから、「おいしいケヌキをいただいたんです」。そしおスズキさんにケヌキをたべおほしいので、「食べる」をそんけい語で蚀うず「めし䞊がる」。぀たり、「スズキさん、おひず぀めし䞊がりたせんか」でした。「トレビアン」。 【scene 09】 敬語は日本語の宝物 「サトルくん、よくできたしたね。がくもけっこう苊劎くろうしたしたが、敬語けいごがあっおよかったなず思うこずもあるんです」。キャンベル先生が日本に来お間もなく、コンビニでおにぎりを買ったずきのこず。海苔のりをごはんにたくやり方がわからないでいるず、ずなりにいたおばさんが「ちょっずよろしいですか」ず、パパッずきれいに぀぀んでくれたのだそうです。「『ちょっずよろしいですか』のひず蚀で、その人の『倧切なこずをこれから教えおあげたすよ、安心しなさい』ずいう気持ちが぀たわったんですね。敬語を䜿うこずで盞手ずのきょりがちぢたる。敬語は日本語の宝物たからものです」。 【scene 10】 やっおきた村䞊さんは 気が぀くずサトルは教宀にもどっおいたした。『よし。村䞊さんに敬語けいごでしゃべるぞ』。いよいよ村䞊さんが教宀に入っおきたした。癜いスヌツを着た村䞊さんは、がうしを取るずみんなに倧声であいさ぀したした。「ブォンゞョルノ ア トゥッティ ゜ヌノ むル シニョヌル ムラカミ」。ぜかんずするサトルたち。「倖囜人」。
お䌝ず䌝じろう
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プレれンテヌションをしよう
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150176_00000
資料や機噚を䜿っお発衚しよう。自分の蚀葉で説埗力を持っお話すにはどうしたらいいのだろうか。プロのプレれンテヌションからスキルを孊ぶ。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150176_00000
【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 駄菓子屋がなくなる 孊校の創立者そうり぀しゃ、村䞊さんがサトルたちに蚀いたした。「みなさんにいいニュヌスがありたす。孊校の向かいにある駄菓子だがし屋をわたしが買い取っお、コンビニ゚ンスストアを始めようず思いたす。」それを聞いたみんなは口々に反察したす。「おばあちゃんがかわいそう」。「駄菓子屋がなくなったらこたりたす」 。でも、「もう決たったこずです」ず村䞊さん。『みんながこんなに反察しおるのに、どうしおわかっおくれないんだろう』ず思うサトル。するず䌝じろうがサトルを芋぀めたした。「だったら、プレれンテヌションやっおみる」ずいう声が 。 【scene 02】 自分の思いを盞手に぀たえるための発衚 サトルたちが“䌝じろうの心の䞭”ぞやっおきたした。アシスタントのお䌝が、頭の䞊の手で䜕かを぀かんでいたす。サトルは䌝じろうに、「さっき蚀っおた『プレれンテヌション』っお䜕」ずたずねたした。プレれンテヌションずは、自分の思いを盞手に぀たえるために行う発衚のこずです。いろいろな資料しりょうを芋せながらわかりやすく説明せ぀めいし、聞いおいる人の心を動かすずいうのがプレれンテヌションの特城ずくちょうです。「それいい みんなでプレれンテヌションやろう」ずリンちゃん。 【scene 03】 お䌝レッスン「説埗力のある材料さがし」 サトルたちのプレれンテヌションの目的もくおきは、村䞊さんを説埗せっずくし、駄菓子だがし屋を存続そんぞくさせるこず。そのための材料ざいりょうをさがしおいきたしょう。ポむントは、「ぞえ、なるほど」ず思えるような情報じょうほうを集めるこずです。「アンケヌトを取っおみるのはどう」ず䌝じろうが蚀いたした。「倚くの人がそう思っおるずいう蚌拠しょうこがあれば説埗力がたすよね」。アンケヌトの結果けっかは、芋やすくグラフにたずめるこずにしたした。 【scene 04】 わかりやすい資料を集める 材料ざいりょうさがしでは、わかりやすい資料しりょうを集めるのも倧切なポむントです。サトルは、駄菓子だがしの買い方が算数の勉匷にもなるずいいたす。これを぀たえるために、いろいろな皮類しゅるいの駄菓子を写真で芋せるこずにしたした。リンちゃんが぀たえたいのは、駄菓子だがし屋のおばあちゃんの魅力みりょく。そのために、お客さんたちからメッセヌゞを集めるこずにしたした。こうしお材料がそろいたしたが、䌝じろうは「ただ材料ならべおしゃべるだけじゃダメ」ず蚀いたす。ポむントは 。 【scene 05】 お䌝レッスン「しゃべり方で匕き぀ける」 聞いおいる人の心を぀かむには、しゃべり方も重芁じゅうようです。たず、プレれンテヌションの『頭で぀かむ』。頭最初さいしょにあっずおどろく情報じょうほうをしょうかいしお、心をぐっず぀かむのです。ほかにも、『質問し぀もんを投げかける』ずいうテクニックがありたす。質問を投げかけられるず、「䜕だろう」ず興味きょうみを持ちたす。さらに、『実は』で泚意を匕く方法ほうほう。匷調したい内容ないようの前に『実は』を぀けるず、盞手の泚意を匕き぀けるこずができたす。 【scene 06】 頭で぀かむ、質問を投げかける はたしおサトルたちは、駄菓子だがし屋『たもっちゃん』のよさを村䞊さんに぀たえるこずができるのでしょうか。いよいよプレれンテヌション開始 「たずはこれを芋おください。これは䜕の写真だず思いたすか」。サトルは、『頭で぀かむ』、『質問し぀もんを投げかける』のテクニックを䜿いたす。駄菓子屋さんのお客さんたちの写真を芋せお、『たもっちゃん』のおばあちゃんがみんなに愛あいされおいるこずを぀たえたした。「こんなに愛されおいるおばあちゃんの駄菓子屋を぀ぶすなんお、ぜったいに反察です」。 【scene 07】 集めた資料をグラフで芋やすく 「がくたちは、コンビニに行く理由ず、駄菓子だがし屋さんに行く理由に぀いお、アンケヌトで調べたした」。シュンずリンちゃんが集めた資料しりょうをわかりやすくグラフで芋せたす。「コンビニに行く理由は買い物がほずんどです。でも駄菓子屋さんに行く理由は、買い物だけではないんです」。アンケヌトの結果けっかを芋るず、駄菓子屋さんに行く理由には『友だちずあそぶ』、『おばあちゃんずしゃべる』、『おかしを芋る』などいろいろありたした。「駄菓子屋さんはみんなの“いこいの堎”でもあるんです。そんな倧切な堎所をなくしおしたっおいいのでしょうか」。 【scene 08】 「実は 」で泚意を匕く 「この写真を芋おください。駄菓子だがし屋さんにはいろんな皮類しゅるいのお菓子がありたす」ずシュン。「わたしたちは、どんな組み合わせで買うか頭の䞭で考えながらお菓子をえらんでいたす」ずリンちゃん。ここでシュンが、『実は』で泚意を匕きたす。「実は、それが算数の勉匷にもなっおいるんです」。「村䞊さん、今床いっしょにがくたちず『たもっちゃん』に行きたしょう。そうすればきっずよさがわかるはずです」ずサトル。䞉人は、「『たもっちゃん』をぜったいのこしおください。おねがいしたす」ずプレれンテヌションをしめくくりたした。 【scene 09】 倧切なのは『情熱』 気が぀くずサトルたちは教宀にもどっおいたした。村䞊さんが倧きな拍手はくしゅをしお蚀いたした。「すばらしい 駄菓子だがし屋さんお、そんなにすごいなんお知りたせんでした。『たもっちゃん』存続そんぞくのために、力をかしたしょう」。思わず、「やったヌ」ずよろこぶサトルたち。結局けっきょく、いちばん倧切なものは 『情熱じょうね぀』なんですね。
お䌝ず䌝じろう
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/otsuta/
聞き䞊手になろう
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150177_00000
自分が聞きたいこずをうたく聞き出すためのコツを孊ぶ。たた、盞手ず気持ちを通わせるむンタビュヌずはどんなものかを知る。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150177_00000
【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 サトルが先生にむンタビュヌ 孊校新聞の目玉蚘事「むンタビュヌ・コヌナヌ」が、サトルの番になりたした。「今日は先生にむンタビュヌしお、先生の魅力みりょく満茉たんさいの蚘事を曞くぞ』ず意気ごむサトル。さっそくむンタビュヌを始めたす。「ズバリ聞きたす。先生の魅力は」。ずころが、「え、魅力 魅力 自分ではよくわかりたせん」。そう蚀うず先生はだたっおしたいたした。『これだけでどうやっお蚘事を曞けばいいんだろう 』。するず䌝じろうがサトルを芋぀めたした。「サトル。そんなむンタビュヌじゃいい蚘事は曞けないよ」ずいう声が 。 【scene 02】 問題はむンタビュヌの仕方 サトルが“䌝じろうの心の䞭”ぞやっおきたした。アシスタントのお䌝が、䜕かの準備じゅんびをしおいたす。「䌝じろうくん。いいむンタビュヌ蚘事の曞き方、教えおよ」。サトルがそう蚀うず、「サトルの問題はむしろ、むンタビュヌの仕方」ず䌝じろうが蚀いたす。ピンずこないサトルですが、「じゃ聞くけど、ズバリ、サトルの魅力みりょくは䜕」ず聞かれ、「がくの魅力 」ずサトルはうたく答えられたせん。「ね、答えられないでしょ。むンタビュヌには盞手が答えやすいような質問し぀もんを甚意しないず」。 【scene 03】 お䌝レッスン「むンタビュヌの準備」 サトルのむンタビュヌの目的もくおきは、先生の魅力みりょくを聞き出すこず。そのために十分な準備じゅんびをしおおきたしょう。たずは、むンタビュヌする盞手に぀いお知っおいるこずをあげおいきたす。サトルが知っおいるのは、「たじめ」、「おこるずこわい」。自分で調べたこずは、「料理りょうりがずくい」、「この町で生たれた」。人から聞いたのが、「ふしぎ」、「うらないをしんじおいる」。これらのデヌタから考えた先生の魅力は 、「たじめだけど、ふしぎで面癜いずころかな」ずサトル。ここからむンタビュヌの質問し぀もんを考えおいきたす。 【scene 04】 盞手が答えやすい質問を では、どんな質問し぀もんをすれば、『たじめだけど、ふしぎで面癜い』ずいうこずがわかるのでしょう。たずえば、『どうしお先生になったの』ずいう質問。そのほかにも、盞手が答えやすい質問を甚意したしょう。「どんな子どもだった」。「苊手な食べものは」。「ずくい料理りょうりは」。「すきなマンガは」 。盞手のずくいなものやすきなものなどの質問は、盞手が答えやすく、意倖な魅力みりょくが匕き出せるかもしれたせん。これでむンタビュヌの準備じゅんびができたした。いよいよ実践じっせんです。でもその前に 。 【scene 05】 お䌝レッスン「しりずりの法則」 むンタビュヌするずきおがえおおきたいポむント。たずは、『しりずりの法則ほうそく』。盞手が話した蚀葉を拟いながら、次の䌚話を広げおいく方法です。たずえば、「もうすぐ春だね」に、「春はさくらがきれいだね」。さらに、「さくらがさいたらお花芋行きたい」ずいうふうに広げるのです。ほかにも、「どうしお」、「どんなふうに」ず問いかけおいくこずで話がふくらみたす。これらのテクニックをしっかり意識いしきしおむンタビュヌにのぞみたしょう。これで準備じゅんびは敎いたした。いよいよ先生にむンタビュヌです。 【scene 06】 話を広げお぀ないでいこう むンタビュヌの぀づきです。「先生はどうしお先生になろうず思ったんですか」。するず先生は、「小孊生のころ、すごくあこがれた先生がいたんです」ず答えたした。ここでサトルは『しりずりの法則ほうそく』を䜿っお、「あこがれた先生っお、どんな先生ですか」ず話を広げたす。「すごく授業じゅぎょうが面癜かったの。その先生に出䌚っお勉匷がすきになったんです」ず先生。さらに、「どんなふうに面癜かったんですか」ず話を぀なげるず、「英語えいごの単語たんごをだじゃれでおがえさせられたの 」ず話しおくれたした。 【scene 07】 話がどんどんずれおいく  「では次の質問し぀もんです。先生のずくいな料理りょうりは䜕ですか」。するず先生は、「よくぞ聞いおくれたした」ずうれしそうに話し始めたした。「わたくしのずくいな料理。それはズバリ、おにぎり。ずっおも奥おくが深いのよ。たず、いろんな圢があるでしょ。䞉角圢だったり䞞だったり 」ず、どんどん話が぀づきたす。「䌝じろうくん、先生のおにぎりの話がずたらなくお、目的もくおきからどんどんずれちゃっおる」ずサトル。するず、「よし、お垫匠ししょうさんに聞いおみよう」ず䌝じろうが蚀いたした。 【scene 08】 おにぎりの話をもっず聞け プロ・むンタビュアヌの吉田豪よしだ・ごうさん。これたで、総理倧臣そうりだいじんを経隓けいけんした政治家せいじかからアむドルたで、1000人をこえる著名人ちょめいじんの本音を匕き出しおきたすご腕うでむンタビュアヌです。盞手の話がむンタビュヌ目的もくおきからずれおもだいじょうぶなのでしょうか。「いくらでも脱線だっせんしおかたいたせん。脱線したほうが、その人がどういう人なのかよくわかるので、そこをどんどん広げるべきです。だから、『むしろ、おにぎりの話をもっず聞け』ですね。がくのアドバむスは」吉田さん。 【scene 09】 お米䜜りの話から教育の話ぞ 「ホントに、おじいさんの䜜るお米はおいしくおねえ」ず先生。「それは、どうしおおいしいんでしょう」ずサトルが聞くず、「わたくしが思うに、愛情あいじょうを泚いでいるからではないかしら。むネ䞀本䞀本をわが子のように倧事に育おおいるからおいしいんです」ず先生の話は぀づきたす。「孊校もそう。生埒せいずたち䞀人ひずりにわが子のような愛情を泚いでいけば、りっぱに成長せいちょうするんです」。 【scene 10】 むンタビュヌ蚘事より面癜い蚘事 気が぀くずサトルは教宀にもどっおいたした。「先生のおじいちゃんお蟲家だったんだ」。むンタビュヌ蚘事を読んで感心するリンちゃん。「おじいちゃんのお米䜜りが、がくたちにせっするずきのヒントになっおたなんお、面癜いなあ」。シュンも感心しおいたす。「そうでしょう、そうでしょう」。サトルがじたんげに「むンタビュヌっおのはね」ず話し始めたずき、「あっ、組の田䞭くんがUFO発芋だっお」ず、シュンがべ぀の蚘事を芋぀けたした。するず、みんなその蚘事にむちゅうになっお組に行っおしたいたした。「ねえ、ちょっず 」。
お䌝ず䌝じろう
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/otsuta/
声だけで衚珟しよう
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150178_00000
自分なりの文章の解釈を声に衚す朗読。どんな声で、どんなこずに気を぀けお読めば盞手に䜕が䌝わるのかを考える。
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【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 サトルの朗読 「アヌアヌアヌ。えヌず 」。校内攟送でサトルがお昌の朗読ろうどくを始めたした。いずうひろし䜜『だいじょうぶ だいじょうぶ』です。ずころがサトルの朗読は 「がくたちのお散歩さんぜは家の近くをのんびりず歩くだけのものでしたが遠くの海や山をがうけんするような楜しさにあふれお だいじょうぶだいじょうぶ 」。だらだらず぀づく朗読にリンちゃんもシュンも聞く気がなくなっおしたいたす。するず、「ぜんぜんだいじょうぶじゃないよ、サトル。そんな朗読じゃ、だれも聞いおくれないよ」ずいう䌝じろうの声が 。 【scene 02】 サトルの朗読はお経みたい サトルが“䌝じろうの心の䞭”ぞやっおきたした。アシスタントのお䌝が、『䜓たい・技ぎ・心しん』の柔道じゅうどうの緎習をしおいたす。「さっきのサトルの朗読ろうどく、面癜くなかった 䜕を蚀っおるのかさっぱりわからなくお、お経きょうを聞いおるのかず思ったよ」ず䌝じろうが蚀いたす。『だいじょうぶ だいじょうぶ』はずおもいい話で、䌝じろうははじめお読んだずき、感動しお目から滝たきのようになみだがあふれ出たのだそうです。 【scene 03】 朗読の第䞀歩はからだを䜿うこず 『だいじょうぶ だいじょうぶ』は、こわがりな少幎・がくず、それを芋守るおじいちゃんずの心あたたたるお話です。おじいちゃんの「だいじょうぶ」ずいう蚀葉に䜕床もはげたされながら成長せいちょうしおいく少幎のすがたをえがいおいたす。「それなのに、さっきのサトルの読み方じゃ、目がカラッカラ」ず䌝じろう。もっずうたく読むためには、『䜓たい・技ぎ・心しん』だず䌝じろうは蚀いたす。「たずは『䜓』。からだを䜿うこずが、いい朗読ろうどくのための第䞀歩なんだ」ず䌝じろう。 【scene 04】 お䌝レッスン「よい朗読をするための䜓・技・心」 よい朗読ろうどくをするための、䜓たい・技ぎ・心しん。䞀぀目は、「䜓」。朗読に倧切なのは、からだを䜿っおはっきり読むこず。たずは、早口蚀葉で口のストレッチ。䌝じろうのあずに぀づけお、口を倧きく動かしながら蚀っおみたしょう。お題は、『新進シャン゜ン歌手 新春シャン゜ンショヌ』。おなかから声を出しおはっきり読みたす。「おなかから声を出す どうやっお」ずサトル。 【scene 05】 「䜓」――腹匏呌吞でおなかから声を出す はっきり読むためには、おなかから声を出すこずも倧切。そのために、「腹匏呌吞ふくしきこきゅう」をマスタヌしたしょう。たず、おなかに手を圓おたす。そしお、からだの䞭の空気を党郚出す぀もりで、息をはきだしたす。息をはききったずころで、いいにおいをかぐようにゆっくりず息をすいこみたす。このずき、おぞその䞋に空気をためおいくむメヌゞで、おなかをふくらたせたす。この呌吞法ほうをマスタヌすれば、おなかからしっかりずした声が出せるようになりたす。これで、朗読ろうどくの「䜓」、ゲット  【scene 06】 「技」――「、」ず「。」を意識する 朗読ろうどくの䜓・技・心。二぀目は、「技」。ポむントは「、」ず「。」を意識いしきするこず。「おじいちゃんはがくの手をにぎりおたじないのように぀ぶやくのでしただいじょうぶだいじょうぶ 」。サトルの朗読ず同じ文章をプロの朗読家に朗読しおもらうず、「おじいちゃんは、がくの手をにぎり、おたじないのように぀ぶやくのでした。だいじょうぶ、だいじょうぶ 」。この朗読では「、」ず「。」をしっかり意識しお、聞き手が内容ないようを想像そうぞうできる「間た」を䜜っおくれおいたす。この「間」を意識しお読むこずができれば、朗読の「技」、ゲット  【scene 07】 「心」――朗読は“心”で読む そしお、「心」。でも、「ここたでできおるのに、䜕が必芁ひ぀ようなの」ずサトル。するず䌝じろうが蚀いたした。「“心”がなければ、いい朗読ろうどくはできないよ」。そこで、お垫匠ししょうさんに聞いおみるこずに 。「サトルくん。朗読は、“心”で読むんですよ」ず教えおくれるのは、朗読家の飯島晶子いいじた・あきこさん。朗読䌚や朗読教宀を開いおそのすばらしさを぀たえおいるほか、声優せいゆうずしおも掻躍か぀やくされおいたす。飯島さんが倧切にしおいるこずは、登堎人物の気持ちを想像そうぞうしお読むこず。 【scene 08】 気持ちや情景を想像する では、『さむい さむい 冬の倜』ずいう文章を、飯島さんに二通りの読み方で読みくらべおもらいたす。たず、冬の寒さにふるえおいる人物の堎合。「さむい さむい 冬の倜 」。次に、冬の寒さに打ち勝ずうずしおいる人物の堎合。「さむい、さむい、冬の倜」。このように、「読み方をかえるず、むメヌゞする情景じょうけいもかわるんです。朗読ろうどくには、“どれが正解せいかい”ずいうものはありたせん。倧切なのは、だれが、い぀、どこで、どんなふうに感じるか、それを想像そうぞうしお衚珟ひょうげんするこずです」飯島さん。 【scene 09】 物語のクラむマックス これからサトルが読むシヌンは、物語のクラむマックス。成長せいちょうした少幎が、幎老おいたおじいちゃんに「だいじょうぶ」ず蚀葉をかける堎面です。たず、『だれが、い぀、どこで、どんなふうに』を想像そうぞうしたす。「䞻人公のがくが、おじいちゃんに、病院で。おじいちゃんがベッドでねおお、がくがおじいちゃんの手をにぎっおる 」ずサトル。「そのむメヌゞをしっかり持っお読んでみよう」ず䌝じろう。サトルが読み始めたす。「おじいちゃんの手をにぎり、䜕床でも、䜕床でもくりかえしたす。『だいじょうぶ。だいじょうぶ』 」、 【scene 10】 「だいじょうぶ」「だいじょうぶ 」 「 だいじょうぶだよ、おじいちゃん」。気が぀くずサトルは孊校にもどっお朗読ろうどくしおいたした。「うっ、うう 。おじいちゃん ううっ」。朗読を聞いた先生は倧感激だいかんげきしおいたした。「先生 だいじょうぶ」ずみんなが聞くず、「だいじょうぶ 」ず答えが 。
お䌝ず䌝じろう
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劇で衚珟しよう
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150179_00000
自分たちで劇を䜜り䞊げる。どのようにしたら自分たちだけの劇を䜜るこずができるのかを考える。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150179_00000
【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 サトルの台本で寞劇を サトルたちが「クラス察抗たいこう寞劇すんげきコンクヌル」の緎習をしおいたす。林間孊校の倜を題材だいざいにサトルが台本を曞いた、『林間孊校 倜のたくらなげ』ずいう劇です。さっそく緎習を始めたす。「えい」「えい」「いたっ もうやめおよ」「い぀たで起きおるの」 。ずころが、「ぜんぜん぀たんない」ずシュン。『そもそもがく、べ぀に挔技えんぎに興味きょうみないし』ず思うサトル。するず、「サトル、挔劇えんげきは、぀たえるための倧切な手法しゅほうなんだよ」ずいう䌝じろうの声が 。 【scene 02】 重芁な芁玠が欠けおいた サトルたちが“䌝じろうの心の䞭”ぞやっおきたした。アシスタントのお䌝が、次々に䜕かを萜ずしおいたす。䌝じろうは、「サトルたちのさっきの劇げきには重芁じゅうような芁玠ようそが欠かけおたの」ず蚀いたす。重芁な芁玠っお  【scene 03】 お䌝レッスン「劇の“萜ち”を考えよう」 劇げきを䜜るずきは、劇で䜕を぀たえたいかを話し合っお、それを芳客かんきゃくに぀たえなければなりたせん。挔劇えんげきにはこれたで孊んだコミュニケヌションの手法しゅほうがたくさん぀たっおいるのです。劇を䜜るずきに重芁じゅうような芁玠ようそ。それは話の“萜ち”、぀たりラストシヌンです。“萜ち”は、芋た人に぀たえるメッセヌゞ。さらには、芋終わったあず芳客がどんな気持ちになるかを決める倧切な芁玠なのです。たず、“萜ち”で぀たえたいメッセヌゞを考えおいきたしょう。 【scene 04】 ぀たえたいメッセヌゞを考える たくらなげで気づいたこず、感じたこずは 「倜さわいじゃいけない」ずリンちゃん。「たくらなげは楜しい」ずサトル。先生が思ったのは、「倜は早くねなさい」。シュンは先生の倧声にびっくりしたので、「むやみに倧声を出しおはいけない」。次に、劇げきを芋終わった人にどんな気持ちになっおほしいか考えお、“萜ち”になるメッセヌゞを決めたす。「がくたちもたくらなげは楜しかったから、面癜いず思っおほしいな」ずサトル。「わらっおほしいよね」ずシュンもリンちゃんも同じ意芋です。 【scene 05】 “萜ち”を決める では、劇げきを芋おいる人が楜しい気持ちになるような“萜ち”になるのは䜕でしょう。サトル、シュン、リンちゃんは、「むやみに倧声を出しおはいけない」。先生は、「倜は早くねなさい」でした。「むやみに倧声を出しおはいけない」が“萜ち”にしたいこずです。するず先生が、「みなさんが人にめいわくをかけたり、悪いこずをしたりしたずきには、倧声を出す 教垫きょうしずしお圓然ずうぜんです」ず倧声で蚀いたす が、「でもこれは劇の“萜ち”のアむデアですから、たあ、よしずしたしょう」ず蚀いたした。 【scene 06】 お䌝レッスン「劇の流れを考えよう」 ここからが劇げき䜜りの本番です。『い぀たで起きおるの』。この先生のセリフを「むやみに倧声を出しおはいけない」ずいう“萜ち”に぀なげるために、どうすれば面癜くなるのか、みんなで䌚議です。先生の“倧声で郚屋が停電おいでん”する。そしお、“真っ暗でおしばい”する。真っ暗だけど、“先生の顔だけ芋えおいる”。“懐䞭電灯かいちゅうでんずうで顔をおらす”。さらに、“顔にパック”する。おもしろネタがずいぶんふえたした。これで劇の流れが完成かんせい。でもただ劇の流れができただけ。これから挔えんじなくおはいけないのです。“挔じる”ずは  【scene 07】 挔技に倧事なのは感情 暪山仁䞀よこやた・きみかずさんは、劇団げきだんの掻動を通しおたくさんの俳優はいゆうを䞖に送り出しおきた挔出家えんしゅ぀かです。「俳優さんは挔技えんぎを組み立おるんだけども、倧事なのは感情かんじょうです。その人の感情がどういうふうになっおいるのかを的確おきかくに衚珟ひょうげんしおいくず、ずおもゆたかな、味わいのあるシヌンになりたす」暪山さん。では実際じっさいに教えおもらいたしょう。 【scene 08】 「もしも 」をくわえるず挔技が広がる 「たずえば、『どうしよう こたったなあ 』ずいうセリフがあるずき、その感情かんじょうが、おきぱきしおいるのか、いらいら、めそめそ、だらだら、にやにやしおいるのかを決めるだけでも、挔技えんぎがずおもゆたかになりたす。挔じる気持ちがかわるだけで、ぜんぜんちがった印象いんしょうのシヌンになるのです。架空かくうの『もしも 』をくわえるこずによっお、みんなの挔技はどんどん広がっおいきたす。さっそく、やっおみお」暪山さん。それでは、いろいろな感情を圹にわりあおお、挔技をしおみたしょう。 【scene 09】 いろいろな感情で「たくらなげ」 にやにやしお「ふふふ。たくらなげっお面癜いね。えい」ずサトル。だらだらしお「そうかあ えい 」ずシュン。めそめそしお「シュンくん、あんたり匷く投げないでくれるかなぁ。うぅっ 」ず䌝じろう。おきぱきず「もう ふずんがぐちゃぐちゃ たくらなげなんおもうやめお」ずリンちゃん。そこぞ先生がやっおきお、いらいらしお「こらヌヌ いいかげんにしろヌヌ」。そこで、先生の倧声で電球がわれお停電おいでんに。みんなで声を合わせお、「先生、むやみに倧声を出しおはいけない」。 【scene 10】 挔じるこずで自分を知る ずおも面癜くなりたした。「今床は感情かんじょうをかえおやっおみようよ。ほかの人になりきるっお面癜いね」ずサトル。「挔えんじるこずで他人を知る。挔じるこずで自分を知る。劇げきは、知らなかった自分を発芋するすばらしい䜓隓たいけんなんだなぁ。アッハッハッハ」。えらくしばいがかった蚀い方で蚀う䌝じろう。 気が぀くずサトルたちは孊校にもどっおいたした。「よし。緎習しお、寞劇すんげきコンクヌル優勝ゆうしょうめざすぞヌ」。「おヌ」。 っお、これも挔技えんぎ 
お䌝ず䌝じろう
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/otsuta/
思い届けるスピヌチ
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150180_00000
私を支えるこの䞀蚀、この蚀葉、家族ぞの感謝など、自分の思いをスピヌチにしお䌝えよう。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150180_00000
【】 オヌプニング オヌプニングタむトル 【scene 01】 クラスのみんなぞの感謝のスピヌチ 「みなさん。このクラスですごすのはあず䞀週間。そこで終業匏の日に、䞀幎間お䞖話になったクラスのみんなぞ感謝かんしゃの思いをスピヌチしおもらいたす」ず先生が蚀いたした。教宀で䞀人、スピヌチの原皿げんこうを曞くサトル。『がくはこの䞀幎間、本圓に楜しかった。このクラスはみんなやさしくお、おもしろくお、楜しい人ばかりです。がくはこのクラスのこずを、ずっずわすれない。お䞖話になりたした』。「たあ、こんなもんでいっか」。気が぀くず䌝じろうがいたした。「こんなもんで、いいわけがない」ずいう䌝じろうの声が 。 【scene 02】 もっず思いをこめたスピヌチを サトルが“䌝じろうの心の䞭”ぞやっおきたした。アシスタントのお䌝がカレヌを食べおいたす。それもふ぀うのカレヌではなく、よく芋るず、ゞャガむモずかニンゞンずか倧きな具がゎロンず入っおいるカレヌです。「それにしおも、さっきのサトルのスピヌチ、䜕 最悪さいあくだった。子守唄こもりうたかず思ったよ」ず䌝じろうが蚀いたす。「『がくはこの䞀幎間、本圓に楜しかった。䞀生わすれたせん』なんお、サトルじゃなくおも蚀えるこずでしょう。もっずサトルの思いをこめたスピヌチをしないず」。 【scene 03】 お䌝レッスン「具䜓的な゚ピ゜ヌド」 思いをずどけるスピヌチを䜜るには、自分にしか話せない内容ないようを芋぀けるこずがポむントです。さっきのサトルのスピヌチでサトルの思いは本圓に぀たわるのでしょうか。思いをずどけるスピヌチには、自分の気持ちが動いた具䜓的ぐたいおきな゚ピ゜ヌドを入れるこずが倧切です。「具䜓的」ずは、たずえば、お䌝さんが食べおいたカレヌ。「お䌝さんは、ニンゞンずかゞャガむモずか、倧きな具がゎロッず入ったカレヌを食べおいる」。このように、くわしく蚀葉に衚すこずを「具䜓的に衚す」ず蚀いたす。 【scene 04】 どうしおそう思ったのか  サトルのスピヌチの「みんな」におきかえおみたしょう。「『みんな』じゃなくお、リンちゃんはやさしくお、シュンくんはおもしろくお、先生は楜しい ずか」ずサトル。「そう、カレヌの䞭にゞャガむモやニンゞンがあるように、教宀にも、䞀人ひずり、すおきな友だちがいる」ず䌝じろうが蚀いたす。そしお、「でももっず具䜓的ぐたいおきにできるでしょう リンちゃんはどうしおやさしいず思ったの」ずたずねたした。「どうしお どうしお 。あ、“どうしおスコップ”か」ずサトルは気が぀きたした。 【scene 05】 お䌝レッスン「どうしおスコップ」 ただ「楜しかった」「おもしろかった」だけではサトルの思いは぀たわりたせん。どうしおそう思ったのか、第回でレッスンした“どうしおスコップ”を䜿っおどんどんほり䞋げお考えおいきたしょう。「リンちゃんはやさしいず思った具䜓的ぐたいおきな゚ピ゜ヌドは 」。倏䌑みのラゞオ䜓操たいそうに毎朝むかえに来おくれたこずをサトルは思い出したした。「本人がわすれおるような゚ピ゜ヌドをスピヌチに入れるずいいよ」ず䌝じろう。これで文章を䜜ろうずするサトルですが、スピヌチは文章を䜜るだけなら50点。100点をめざすには話し方が重芁じゅうようです。 【scene 06】 お䌝レッスン「話し方」 スピヌチは、「話す人」ず「聞く人」ずの心の通い合い。぀たり、コミュニケヌションです。盞手に思いをずどけるスピヌチのポむント。それはズバリ、“目線”。サトルのスピヌチは、原皿げんこう甚玙ばかり芋おいたす。これでは思いがずどきたせん。こんなずき䟿利べんりなのが、“キヌワヌド・メモ”。倧䜓の内容ないようをおがえたら、ポむントになる蚀葉をえらんでメモにしおおくずいいのです。これがあれば、぀たえたい人の顔を芋ながら自分の思いを぀たえられたす。「そう ぀たえたい人の顔を芋ないず あの人たちも蚀っおたでしょ」ず䌝じろう。あの人たち 。 【scene 07】 盞手の顔を芋お心をこめお話すこず 「蚀葉だけが衚珟ひょうげん力ではない。衚情ひょうじょうや手の動きも気持ちを぀たえる手段しゅだん」束朚安倪郎さん。「『みんな倧すきよヌ』ずいう気持ちを出すず、すごくその堎がなごんでフレンドリヌなスピヌチになる」LiLiCoさん。䌝じろうも、「思いを぀たえるにはみんなの顔を芋るこず。そしおその人のこずを思っお、心をこめお話すこず」ず蚀いたす。「わかった。やっおみる」ずサトル。サトルを芋送りながら、『サトル、たくたしくなったな 。もう、䞀人でもだいじょうぶ』ず思う䌝じろうです。 【scene 08】 リンちゃん、シュンくん、先生の思い出 【scene 09】 「コミュニケヌションはむずかしくない」 「最埌さいごに、がくの人生をかえおくれた䌝じろうくん。䜕も蚀わずに匕っこしおしたうくらい䜕を考えおるのかわからない人だったけど、がくは䌝じろうくんを䞀生わすれない。䞀幎前のがくは、人ずのコミュニケヌションのずり方がたったくわからなくお、毎日぀たらなかった。そんながくに、䌝じろうくんはたくさんのこずを教えおくれた。人の話を聞く倧切さ、䞊手な話し方、意芋の蚀い方 。『コミュニケヌションっおむずかしくない』。䌝じろうくんはがくに䜕床も䜕床も蚀っおくれたした。䌝じろうくん、本圓にありがずう」。 【scene 10】 次は君の孊校ぞ 『お䌝ず䌝じろう』を芋おくれおいるみなさん、どうもありがずう。次は、君の孊校に行くかもよ。「行くかもよ」。お䌝さんがしゃべった 。
にほんごであそが
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狂蚀「雷」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150301_00000
狂蚀の「型」のひず぀「雷」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150301_00000
【】 狂蚀「雷」 ぎかヌりぐわがら ぐわがら ぐわがら ぐわがらぎかヌり 【解説】狂蚀は、幎くらい前の宀町時代からある䌝統芞胜です。その時代の人達の日垞生掻をテヌマに、䌚話などで展開したす。「雷」は「ぐわら ぐわら」ずいう雷の音を䜓で衚すずころに、狂蚀独特の遊びがありたす。狂蚀にはこのように䜓の䜿い方の玄束ごずがあり、これを〈型〉ずいいたす。
にほんごであそが
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文楜「寿匏䞉番叟」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150302_00000
おめでたいずきに舞われる人圢浄瑠璃文楜「寿匏䞉番叟」 ※2017幎たでに攟送したものは竹本織倪倫のお名前が豊竹咲甫倪倫になっおいたす
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150302_00000
【】 文楜「寿匏䞉番叟」 おおさえ おおさえ悊よろこびありや我わがこの所ずころよりも他ほかぞはやらじずぞ思おもふ【解説】人圢浄瑠璃文楜は、物語を語る倪倫ず、情景を挔奏する䞉味線ひきず、人圢遣いずで挔じる䌝統芞胜。「寿匏䞉番叟」は胜の「翁」をもずにした䜜品で、おめでたいずき、ずくにお正月に歌い舞われたす。「五穀豊穣」ずいっお、お米や麊などの穀物が豊かに実るこずを願っお舞うのです。穀物は人の呜を守る倧切なもの。神様に、その願いを届けるための神聖な舞です。
にほんごであそが
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歌舞䌎「匁倩嚘女男癜浪」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150303_00000
歌舞䌎「匁倩嚘女男癜浪」䜜河竹黙阿匥 より 匁倩小僧菊之助の名乗り               
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150303_00000
【】 歌舞䌎「匁倩嚘女男癜浪」 知らざあ蚀っお聞かせやしょう浜の真砂ず五右衛門が、歌に残こした盗人の、皮は尜きねえ䞃里が浜、その癜浪の倜働き、以前を蚀やァ江の島で 幎季勀めの児ヶ淵、癟味講で散らす蒔銭を 圓に小皿の䞀文子、癟が二癟ず賜銭の くすね銭せえだんだんに悪事はのがる䞊の宮、名さえ由瞁の匁倩小僧菊之助たァおれがこずだ【解説】歌舞䌎は幎くらい続く日本の䌝統芞胜で、男性だけで挔じるのが特城です。この台詞は「匁倩嚘女男癜浪」で、嚘にばけおいた癜浪泥棒五人男の䞀人・匁倩小僧菊之助が、正䜓を珟しお名乗りをあげるずきのものですが、番組では䞀郚を抜粋しお子どもたちにわかりやすく䌝えおいたす。
にほんごであそが
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方蚀で「ありがずう」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150304_00000
各地のお囜蚀葉で「ありがずう」山圢鳥取沖瞄
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150304_00000
【】 方蚀で「ありがずう」 もっけだの山圢県庄内地方すたんようにござんす鳥取ほかこらは沖瞄挚拶は地方によっおかなり違いたす。䞁寧な蚀い方、盞手を思いやる気持ちが蟌められた、愉快な蚀い回しもたくさんありたす。地方に行った時に、その土地の蚀葉で挚拶するこずで、そこに䜏む人やその土地が、ぐっず身近に感じられるず思いたす。
にほんごであそが
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方蚀で「ごめんください」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150305_00000
各地のお囜蚀葉で「ごめんください」岩手栃朚犏岡広島
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150305_00000
【】 方蚀で「ごめんください」 ごめんくなんせ岩手ほかごめんなんしょ栃朚ほかもヌし犏岡ほかおっお広島ほか挚拶は地方によっおかなり違いたす。䞁寧な蚀い方、盞手を思いやる気持ちが蟌められた、愉快な蚀い回しもたくさんありたす。地方に行った時に、その土地の蚀葉で挚拶するこずで、そこに䜏む人やその土地が、ぐっず身近に感じられるず思いたす。
にほんごであそが
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方蚀で「さようなら」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150306_00000
各地のお囜蚀葉で「さようなら」京郜広島山圢犏岡
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150306_00000
【】 方蚀で「さようなら」 さいなら京郜ほかたたくるけヌの広島ほかんめよヌ山圢県庄内地方そろそろしめっせヌ犏岡ほか挚拶は地方によっおかなり違いたす。䞁寧な蚀い方、盞手を思いやる気持ちが蟌められた、愉快な蚀い回しもたくさんありたす。地方に行った時に、その土地の蚀葉で挚拶するこずで、そこに䜏む人やその土地が、ぐっず身近に感じられるず思いたす。
にほんごであそが
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「雚ニモマケズ」秋田匁
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150307_00000
宮沢賢治の「雚ニモマケズ」を秋田匁で朗誊
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150307_00000
【】 「雚ニモマケズ」秋田匁 雚さもたげね かじぇさもたけねゆぎさも なづの ぬぐさがらもたげね じょんぶだ䜓こもぢよぐぁ䜕もねぐ なんたごどあっおもおごらねえっかだしじがにわらおるえぢにぢ げんめ四ごうど みそど ちっずこの青もの食おありだげさっぺぁ わどごかんじょさ ひねでえぐみだり聞だりしおわがり そやしおわしえね野っぱらのたづの林のかげの ちっちぇかやぶきのこやさえで東さ あんべえわりわらしえればえっおあじがっおやり西さ こえぐなったおがえればえっお そのえねのたばしょい南さ しぬえんたふずえればえっおおっかねがねおもええどゆい北さ けんくゎだのうっおえだのあればばがくしぇがらやめれおゆいけかじのどぎだば なみだこながしさんびなづだば うろうろ歩ぎみんながら ほんじなしどゆわえでほめらえもしね くにもさえねそんたえんだものさ おらなりおえ
にほんごであそが
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山陜お囜こずばの旅「あずたしい」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150308_00000
神田山陜が党囜のお囜蚀葉を蚪ねる旅。青森は「あずたしい」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150308_00000
【】 山陜お囜こずばの旅「あずたしい」 あずたしい ゆっこだなヌ気持ちがいい お颚呂だなぁ【解説】疲れがずれお、のびのびした気持ちを衚したす。
にほんごであそが
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狂蚀「蝞牛」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150309_00000
叀兞狂蚀「蝞牛」より
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150309_00000
【】 狂蚀「蝞牛」 雚も颚も吹かぬに 出ざ釜打ち割ろうでんでんむしむし 【解説】狂蚀は、幎くらい前の宀町時代からある䌝統芞胜です。その時代の人達の日垞生掻をテヌマに、䌚話などで展開したす。 【あらすじ】倪郎冠者は䞻人から「蝞牛」をずっおくるよう呜じられたすが「蝞牛カタツムリのこず」がどんなものかわからず、竹やぶで寝おいた山䌏を蝞牛ず思い蟌みたす。カタツムリになりすたした山䌏は、「でんでんむしむし」ず囃しながら、次第に倪郎冠者ず䞻人を巻き蟌んでいきたす。囃子詞の意味は、「雚も颚も吹かないのに、出ないず殻を打ち割るぞ」「出よ、出よ、虫」です。
にほんごであそが
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山陜お囜こずばの旅「だんだん」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150310_00000
神田山陜が党囜のお囜蚀葉を蚪ねる旅。島根は「だんだん」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150310_00000
【】 山陜お囜こずばの旅「だんだん」 ごっ぀ぉヌに なヌたした だんだん ごちそうさたでした ありがずう【解説】「だんだん」は、もずもずは「ずおも」「たいぞん」ずいう意味で、「だんだんありがずう」ずも蚀いたす。島根の他、鳥取や愛媛・犏岡など様々な地方で䜿われおいたす。
にほんごであそが
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狂蚀「鐘の音」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150311_00000
叀兞狂蚀「鐘の音」より
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150311_00000
【】 狂蚀「鐘の音」 則ちこれに寺が有る。  先づ歀鐘の音を聞かう。  えいえいえい。  ぢやんもんもんもんも。  先づ是は倧抵の音ぢや。又是に寺が有る。  歀鐘の音を聞かう。  えいえいえい。  ぱヌん。  さおもさおも薄い音ぢや。  もそ぀ずほかの寺ぞ参らう。又是に寺が有る。  先づ歀鐘の音を聞かう。  えいえいえい。  じやぐわじやぐわじやぐわじやぐわじやぐわ。  こりゃ砎れ鐘ぢや。  たたほかの寺ぞ参らう。あれに倧きな寺が有る。  さらば歀鐘の音を聞かう。  えいえいえい。  こんもんもんもんも。  さおもさおも冎ぞたよい音かな。  さりながら念の爲ぢや。  も䞀床聞いお芋よう。  えいえいえい。  こんもんもんもん  もんもんもんもんも。【解説】息子のために黄金の倪刀を䜜りたいから、鎌倉に行っお「金の倀」金の倀段を聞いおくるように蚀われた、召䜿いの倪郎冠者。「金の倀」を「鐘の音」ず勘違いしお、䞻人にいろいろな鐘の音を報告したす。倪郎冠者が鐘の音を芋事に歌い分けるのが芋所です。
にほんごであそが
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山陜お囜こずばの旅「うんならがす」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150312_00000
神田山陜が党囜のお囜蚀葉を蚪ねる旅。千葉は「うんならがす」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150312_00000
【】 山陜お囜こずばの旅「うんならがす」 豊䜜だから うんならかしお 仕事しべヌ豊䜜だから 匵り切っお仕事をしよう【解説】䞀生懞呜に䜕かをするこずを衚したす。
にほんごであそが
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狂蚀「猿聟さるむこ」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150313_00000
叀兞狂蚀「猿聟さるむこ」より
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150313_00000
【】 狂蚀「猿聟さるむこ」 猿ず獅子ずは 埡䜿者のもの これをば埡代にをさめ぀぀ 猶 千秋や萬歳ず 俵を重ねお めんめんに 俵を重ねお めんめんに 俵を重ねお めんめんに 楜しうなるこそ めでたけれ【解説】狂蚀は、幎くらい前の宀町時代からある䌝統芞胜です。その時代の人達の日垞生掻をテヌマに、䌚話などで展開したす。 「猿聟」は本来は胜『嵐山』の替間ですが、本狂蚀ずしおも䞊挔されたす。この謡は「靱猿」にも出おくる、有名な祝蚀歌です。【あらすじ】嵐山の舅猿のずころぞ、吉野山の聟猿が劻や䟛猿を連れお聟入りにやっおきたす。登堎者党員が猿の面を付けお猿の蚀葉で話し「キャアキャア」ず賑やかに終わりたす。
にほんごであそが
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「雚ニモマケズ」宮厎県 郜城匁
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150314_00000
宮沢賢治の「雚ニモマケズ」を郜城匁で朗誊
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150314_00000
【】 「雚ニモマケズ」宮厎県 郜城匁 う雚んもたけじ う颚んもたけじゆっにもなっのぬきヌちもたけん じょひなごおをもっよっごろはせじ いっせいなんがあっおん腹かかじ ねんじゅヌおずなしわるちょい ひしち黒米四ごず味噌ず ちぃっずばっかいのやせを食う なんもけん わがこたさんにゅうせじよかんべきっわけっ う぀れがゆし そしけ忘れじ 野原んたっのはやひの陰ん こちんけ萱ぶっの小屋んおっせ ひがひのほん あんべのわりヌ子どんがおれば 行っされ かんびゅしっやっ にひのほん ひんだれたかかどんがおれば 行っせヌそん皲んたいけた぀かるヌみなんのほん ひけしっもそなっがおれば 行っせヌそげんおじおせんでんよかどっちゆヌ 北んほに喧嘩やらねずくろたっがおれば なんずんしれんこたやめやんちゅゆ ひでいのずかなんだをながらけっ 寒みヌよななっの日はよろんかったん歩んで うぜけんのしかいでっそこねんごっいわれっ 耒めっくるやっもおらじあいおもされじ そげな人間にあたらなろごたい
にほんごであそが
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文楜「小謡浄瑠璃颚」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150315_00000
文楜「小謡浄瑠璃颚」 『釣女』より ※2017幎たでに攟送したものは竹本織倪倫のお名前が豊竹咲甫倪倫になっおいたす
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150315_00000
【】 文楜「小謡浄瑠璃颚」 あんの山から、 こんの山ぞ、飛んで出たるは 䜕りゃるろ。かしらにふっふず ふた぀现ふお、長ふお りんずはねたを ちゃっずすいした。兎ぢゃ。【解説】浄瑠璃ずは、䞉味線を䌎奏ずする語り物音楜の䞀皮で、埌に人圢ず結び぀いお人圢浄瑠璃ずなりたした。「釣女」は、狂蚀の「釣針」をもずに぀くられた歌舞䌎の舞螊劇を文楜に取り入れたもので、ずもに独身の倧名ず倪郎冠者が神のお告げに埓っお釣りざおをたらす、ナヌモアあふれるお話です。番組で取り䞊げた小謡はクむズ圢匏になっおいお、謡を聞きながら答えを考えるずいう、遊び心が詰たっおいたす。
にほんごであそが
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狂蚀「靱猿う぀がざる」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150316_00000
叀兞狂蚀「靱猿う぀がざる」より
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150316_00000
【】 狂蚀「靱猿う぀がざる」 猿ず獅子ずは 埡䜿者のもの  これをば埡代に をさめ぀぀  猶 千秋や萬歳ず  俵を重ねお めんめんに  楜しうなるこそ  めでたけれ【解説】狂蚀は、幎くらい前の宀町時代からある䌝統芞胜です。「靱猿」は、倧名が靫(う぀が)の皮にするため、猿曳きに猿を芁求するが、猿の無心なさたに心を打たれお蚱し、猿曳きは瀌に猿を舞わすずいうお話。小猿を挔じたのは萬斎さんの埡子息・裕基さんで、歳の初舞台盎埌の撮圱でした。「猿に始たり狐に終わる」ず蚀われる、狂蚀の代衚的な挔目です。
にほんごであそが
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方蚀で「さようなら」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150317_00000
各地のお囜蚀葉で「さようなら」京郜栃朚愛媛犏岡
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150317_00000
【】 方蚀で「さようなら」 さいなら京郜ほかさいのヌ栃朚ほかかえっおこヌわい愛媛ほかそろそろしめっせヌ犏岡ほか挚拶は地方によっおかなり違いたす。䞁寧な蚀い方、盞手を思いやる気持ちが蟌められた、愉快な蚀い回しもたくさんありたす。地方に行った時に、その土地の蚀葉で挚拶するこずで、そこに䜏む人やその土地が、ぐっず身近に感じられるず思いたす。
にほんごであそが
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山陜お囜こずばの旅「ももっちい」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150318_00000
神田山陜が党囜のお囜蚀葉を蚪ねる旅。山梚は「ももっちい」くすぐったい
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150318_00000
【】 山陜お囜こずばの旅「ももっちい」 ももっちいから くびには さわっちょし くすぐったいから くびには さわらないでね【解説】「ちょ」「じょ」は「するな」ずいう意味です。「さわりちょ」は「さわるな」、「読んじょ」は「読むな」ずいう意味になりたす。
にほんごであそが
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狂蚀「䞌瀑どぶかっちり」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150319_00000
叀兞狂蚀「䞌瀑どぶかっちり」より
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150319_00000
【】 狂蚀「䞌瀑どぶかっちり」 これは倧きな川ぞ出た。 䜕凊を枡ろうぞ。 いや瀫を打っおみよう。 ゚む゚む ダットナ ・・・ドンブリ これは深い。もそっず䞋ぞ行こう ゚む゚む ダットナ ・・・ドンブリ カッチリ はお。 浅いやら深いやら知れん。 もいちど打っおみよう。 ゚む゚む ダットナ ・・・ カッチリ これは浅い。ここもずを枡ろう。 ゚む゚む ゚む゚む・・・ ああ、これは深い 石がすべる。 ブクブクブク・・・【解説】狂蚀は、幎くらい前の宀町時代からある䌝統芞胜です。その時代の人達の日垞生掻をテヌマに、䌚話などで展開したす。「䞌瀑」では、川を枡る堎所を探すために、石を投げお深さを枬りたす。深いずころは「ドンブリ」浅いずころは「カッチリ」ず声で衚珟するさたが面癜く、曲名もその擬音をもじったものになっおいたす。
にほんごであそが
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歌舞䌎「魚づくし」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150320_00000
歌舞䌎「矩経千本桜」より 䜜竹田出雲 䞉奜束掛 䞊朚千柳
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150320_00000
【】 歌舞䌎「魚づくし」 いわしおおけばいい蛞(だこ)思(おも)い さめざめのあんこう雑蚀(ぞうごん) いなだぶりだずあなごっお よく痛(いた)い目(め)ざしにあわびだナ(な) さばあさりながら たらこのわたに けいずずいうは にくじらしい せめおものはら䌊勢(いせ)゚ビに このひずタチ魚(うお)をかたしおダリむカ どうしたず  はや さよりなら【解説】歌舞䌎は幎くらい続く日本の䌝統芞胜で、男性だけで挔じるのが特城です。歌舞䌎には、「䞃五調」の名台詞や、長台詞を朗々ず述べる「぀らね」など、音楜性に富んだ台詞術がありたす。「魚づくし」は原䜜の人圢浄瑠璃にはなく、歌舞䌎で独自に䜜られた台詞です。
にほんごであそが
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方蚀で「さようなら」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150321_00000
各地のお囜蚀葉で「さようなら」京郜愛媛山圢広島犏岡
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150321_00000
【】 方蚀で「さようなら」 さいなら京郜ほかかえっおこヌわい愛媛ほかんめよヌ山圢・庄内地方たたくるけヌの広島ほかそろそろしめっせヌ犏岡ほか挚拶は地方によっおかなり違いたす。䞁寧な蚀い方、盞手を思いやる気持ちが蟌められた、愉快な蚀い回しもたくさんありたす。地方に行った時に、その土地の蚀葉で挚拶するこずで、そこに䜏む人やその土地が、ぐっず身近に感じられるず思いたす。
にほんごであそが
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狂蚀「蟹山䌏かにやたぶし」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150322_00000
叀兞狂蚀「蟹山䌏かにやたぶし」より
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150322_00000
【】 狂蚀「蟹山䌏かにやたぶし」 䞡県 倩にあり。 䞀甲 地に぀かず。 倧足二足。 小足八足。 右行巊行しお 䞖を枡るものの粟じゃ。【解説】狂蚀は、幎くらい前の宀町時代からある䌝統芞胜です。その時代の人達の日垞生掻をテヌマに、䌚話などで展開したす。「蟹山䌏」は、修行を぀んだ山䌏が䞋向の途䞭で蟹の粟に䌚い行力を芋せようずするが、はさみで耳を挟たれ、投げ倒されるお話です。番組で取り䞊げた蟹の粟の台詞は、クむズになっおいたす。蚀い回しが面癜いですね。
にほんごであそが
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山陜お囜こずばの旅「きずきず」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150323_00000
神田山陜が党囜のお囜蚀葉を蚪ねる旅。富山は「きずきず」新鮮だ 元気ではりきっおいる
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150323_00000
【】 山陜お囜こずばの旅「きずきず」 こんさかな きずきずやね この魚は、新鮮だねあの人は きずきずの人や あの人は 元気ではりきっおいる人だ【解説】生き物が、ぎんぎんしおいる様子を衚したす。
にほんごであそが
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狂蚀「茞」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150324_00000
叀兞狂蚀「茞くさびら」より
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150324_00000
【】 狂蚀「茞」 これはたっただ人䜓のような茞ぢゃ  えいえい えいえい えいえい  お、これは束茞、怎茞ぢゃ。  えいえい えいえい えいえい。  お、これは 舞茞、なめこ、しめじ、゚リンギ  いかさたおびただしい茞ぢゃ  なにずぞ退転するやうにせう。ぷヌっぷヌっ  いかに悪心深き茞なりずも  秘法の加持を執行しお  いろはにほぞずんず祈るならば  などか ちりぬるをわかなれ  がおろん がおろん  がおろん がおろん  がおろん がおろん  ほい ほい・・・  がおろん がおろん  がおろん がおろん  がおろん がおろん・・・「ほい」「ほい」 蚱しおくれい 蚱せ 蚱せ・・・ 「ほい」「ほい」・・・【解説】狂蚀は、宀町時代からある䌝統芞胜です。日垞生掻をテヌマに、䌚話などで展開したす。【あらすじ】屋敷内にきのこが生えお困り、山䌏が祈祷をはじめたすが、祈れば祈るほどきのこは増えおいきたす。
にほんごであそが
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「私ず小鳥ず鈎ず」 山口 仙厎匁
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150325_00000
金子みすゞの「私ず小鳥ず鈎ず」を山口 仙厎匁で朗誊
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150325_00000
【】 「私ず小鳥ず鈎ず」 山口 仙厎匁 うちが 䞡手を広げおもな  空ぞは どねぇしおも 飛びやぁせんほよ  飛んじょる小鳥は うちのようにな  地べたを速ようやぁ 走られんそいなぁ   うちが 五䜓をゆすぶっおもな  きれいな音はな 出やぁせんけど  あの鳎っちょる鈎はな うちみたいに  じょうには 唄を知っちょっちゃないほよ   鈎ず 小鳥ず ぞおからうちず  みんなちがっちょるけど みんないいほよ【原詩】私が䞡手をひろげおも、お空はちっずも飛べないが、飛べる小鳥は私のように、地面を速くは走れない。私がからだをゆすっおも、きれいな音は出ないけど、あの鳎る鈎は私のように たくさんな唄は知らないよ。鈎ず、小鳥ず、それから私、みんなちがっお、みんないい。
にほんごであそが
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文楜「傟城阿波鳎門」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150326_00000
浄瑠璃「傟城阿波鳎門」䜜近束半二 ※2017幎たでに攟送したものは竹本織倪倫のお名前が豊竹咲甫倪倫になっおいたす
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150326_00000
【】 文楜「傟城阿波鳎門」 お匓は猶も傍に寄り、ム、父様や母様に逢ひたさに、西囜するずは どうした蚳ぢゃ サそれが聞きたい、サ蚀ふお聞かしゃ 蚀ふお聞かしゃ   アむ、どうした蚳ぢゃ 知らぬが、䞉぀の幎には 父様も母様も、わしを婆様に 預けお、どこぞやら 埀かしやんしたげな それでわたしは 婆様の䞖話にな぀お 埀たけれど、どうぞ 父様や母様に 逢ひたい、 顔が芋たい。それで方々ず、尋ねお歩くので ござりたす ムム、シテその芪達の 名は䜕ずいうぞいの   アむ、父様の名は十郎兵衛、母様はお匓ず申したす【解説】人圢浄瑠璃・文楜は、物語を語る倪倫ず、情景を挔奏する䞉味線ひきず、人圢遣いずで挔じる䌝統芞胜で、䞉味線䌎奏の語り物音楜のこずを浄瑠璃ずいいたす。「傟城阿波鳎門」は、阿波藩埳島県のお家隒動を題材にした物語で、倕霧・䌊巊衛門の情話、阿波の十郎兵衛・お匓倫婊の忠矩を織り蟌んで脚色されおいたす。
にほんごであそが
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狂蚀「二人倧名」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150327_00000
叀兞狂蚀「二人倧名」より
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150327_00000
【】 狂蚀「二人倧名」 二人「京に京に流行る 起䞊り小法垫 殿だに芋れば。殿だに芋れば。぀い転ぶ。」倧名「合点か。」 倧名「合点じゃ。」 二人「合点合点合点じゃ。」 倧名「京に京に流行る 起䞊り小法垫 殿だに芋れば。殿だに芋れば。぀い転ぶ。぀い転ぶ。 合点か。はぁ合点じゃ。 合点合点合点じゃ。」 二人「京に京に流行る」 倧名「起䞊り小法垫」 二人「殿だに芋れば。」 倧名「殿だに芋れば。」 二人「぀い転ぶ。぀い転ぶ。」 倧名「合点か。」 倧名「はぁ合点じゃ。」 二人「合点合点合点じゃ。」【解説】狂蚀は、幎くらい前の宀町時代からある䌝統芞胜です。その時代の人達の日垞生掻をテヌマに、䌚話などで展開したす。【あらすじ】䟛を連れずに出かけた二人の倧名が、たたたた通りかかった男を無理やり埓者に仕立おたすが、逆に男は二人をおどし、ものたねなどさせたす。そのうちに倧名たちは浮かれ出しお挔じおしたいたす。
にほんごであそが
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方蚀で「ひさしぶり」
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各地のお囜蚀葉で「ひさしぶり」 宮厎䞉重愛知犏岡
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150328_00000
【】 方蚀で「ひさしぶり」 さひかぶい宮厎・郜城ほかごぶさた䞉重ほかやっずかめ愛知ほかええさっさあわんじゃったのもう犏岡ほか挚拶は地方によっおかなり違いたす。䞁寧な蚀い方、盞手を思いやる気持ちが蟌められた、愉快な蚀い回しもたくさんありたす。地方に行った時に、その土地の蚀葉で挚拶するこずで、そこに䜏む人やその土地が、ぐっず身近に感じられるず思いたす。
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狂蚀「奈須䞎垂語」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150329_00000
叀兞狂蚀「奈須䞎垂語 なすのよいちのかたり」より
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150329_00000
【】 狂蚀「奈須䞎垂語」 その時 䞎垂 海朮をむすび手氎ずし 䞡県をふさぎ 南無八幡倧菩薩 別しおは氏の神 那須は湯泉倧明神 この矢倖させ絊ふなよ もし射損ずるものならば 匓を切り折り海に入り 人に面を向くべからずず 懇ろに祈念し 目を開いおみれば 颚も少しは匱り 扇もそず射よげにぞ芋えにける 䞎䞀小兵ず蚀ふ条 十二束䞉぀がけ 取぀おからりず打ち番ひ  よ぀匕き絞りあやたたず 扇の芁䞀寞ばかりおいお  ひい ぷ぀぀りず射切る 鏑は海に入りければ しばしは鳎りも止たざりけり 扇は春颚に 䞀揉み二揉み揉たれ 海にさ぀ず入る ぀た玅の扇の 癜浪の䞊に浮かめるは ただ玅葉の 氎に散り浮くがごずくなり【解説】平家の船から「この扇の的に矢をいおみよ」ず蚀われた源矩経。それを聞き埌藀兵衛実基は、䞎垂を掚薊し、䞎垂は芋事に射抜きたす。1人で矩経・実基・䞎垂・語り手の四圹を挔じ分けお、緊匵した堎面を衚珟したす。
にほんごであそが
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狂蚀「昆垃売」謡節
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150330_00000
叀兞狂蚀「昆垃売こぶうり謡節うたいぶし」より
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150330_00000
【】 狂蚀「昆垃売」謡節 昆垃召され候ぞ 昆垃召され候ぞ 若狭の小浜の召しの昆垃 昆垃召され候ぞ 昆垃召され候ぞ 昆垃召せ 昆垃召せ お昆垃召せ 若狭の浊の 召しの昆垃 召しの昆垃【解説】狂蚀は幎くらい前の宀町時代からある䌝統芞胜で、その時代の人達の日垞生掻をテヌマに、䌚話などで展開したす。「昆垃売」は、䟛を連れずに倖出した倧名が、通りかかった昆垃売を無理やり埓者にしようずするお話です。怒った昆垃売は倪刀を抜いお倧名を脅し、昆垃を売るこずを匷芁しお、立堎が逆転しおいきたす。昆垃の売り声が、謡節から浄瑠璃節、螊節ずだんだん興にのっおいくずころがいかにも狂蚀らしい曲です。
にほんごであそが
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方蚀で「ひさしぶり」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150331_00000
各地のお囜蚀葉で「ひさしぶり」 愛媛䞉重犏岡愛知
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150331_00000
【】 方蚀で「ひさしぶり」 ぞヌさしぶり愛媛ほかごぶさた䞉重ほかええさっさあわんじゃったのもう犏岡ほかやっずかめ愛知ほか挚拶は地方によっおかなり違いたす。䞁寧な蚀い方、盞手を思いやる気持ちが蟌められた、愉快な蚀い回しもたくさんありたす。地方に行った時に、その土地の蚀葉で挚拶するこずで、そこに䜏む人やその土地が、ぐっず身近に感じられるず思いたす。
にほんごであそが
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歌舞䌎「䞉人吉䞉」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150332_00000
歌舞䌎「䞉人吉䞉廓初買さんにんきちさくるわのは぀がい」より 䜜河竹黙阿匥
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150332_00000
【】 歌舞䌎「䞉人吉䞉」 吉䞉「・・・んなんだ癟䞡」吉䞉「思いがけねえこの癟䞡 月も朧に癜魚の篝も霞む春の空」遠くの声「おん厄払いたしょう。厄おずし」吉䞉「ほんに今倜は節分か 豆だくさんに䞀文の 銭ず違っお金包み こい぀ぁ春から瞁起がいいわえ」【解説】歌舞䌎は幎くらい続く日本の䌝統芞胜で、男性だけで挔じるのが特城です。歌舞䌎には、「䞃五調」の名台詞や、長台詞を朗々ず述べる「぀らね」など、音楜性に富んだ台詞術がありたす。「䞉人吉䞉廓初買」は、吉䞉ず名のる3人の盗賊を「八癟屋お䞃」等の説話を背景ずしお描いた挔目です。
にほんごであそが
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山陜お囜こずばの旅「や぀す」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150333_00000
神田山陜が党囜のお囜蚀葉を蚪ねる旅。和歌山は「や぀す」おしゃれする お化粧をする
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150333_00000
【】 山陜お囜こずばの旅「や぀す」 えらい や぀しお どこにいくんよ そんなに おしゃれしお どこにいくんだよ【解説】「や぀す」は、もずもずは「姿を倉える」ずいう意味の昔の蚀葉です。
にほんごであそが
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文楜「艶容女舞衣」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150334_00000
浄瑠璃「艶容女舞衣」 ※2017幎たでに攟送したものは竹本織倪倫のお名前が豊竹咲甫倪倫になっおいたす
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150334_00000
【】 文楜「艶容女舞衣」 今頃(いたごろ)は半䞃様(はんひっ぀あん) 䜕凊(どこ)に劂䜕(どう)しお ござろふ(う)ぞ  【解説】人圢浄瑠璃・文楜は、物語を語る倪倫ず、情景を挔奏する䞉味線ひきず、人圢遣いずで挔じる䌝統芞胜で、䞉味線䌎奏の語り物音楜のこずを浄瑠璃ずいいたす。「艶容女舞衣」は女舞の倪倫䞉勝ず茜屋半䞃の恋愛を描いた䞖話物です。女性が心情を蚎えるくどきのうちでも「今頃は半䞃様 䜕凊に劂䜕しお ござろふぞ」は代衚的なものです。
にほんごであそが
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文楜「䞀谷嫩軍蚘」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150335_00000
浄瑠璃「䞀谷嫩軍蚘」䜜䞊朚宗茔 ※2017幎たでに攟送したものは竹本織倪倫のお名前が豊竹咲甫倪倫になっおいたす
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150335_00000
【】 文楜「䞀谷嫩軍蚘」 十六幎も䞀昔。ア倢で有たな【解説】人圢浄瑠璃・文楜は、物語を語る倪倫ず、情景を挔奏する䞉味線ひきず、人圢遣いずで挔じる䌝統芞胜で、䞉味線䌎奏の語り物音楜のこずを浄瑠璃ずいいたす。「䞀谷嫩軍蚘」は、䞀ノ谷合戊での熊谷盎実ず平敊盛、平忠床、岡郚六匥倪の物語を䞭心にたずめたもので、戊争の無情感を挂わせながら、男の立堎や女の情愛をみごずに描写した名䜜です。「十六幎も䞀昔。ア倢で有たな」は我が子の短い人生を嘆き、出家する際の熊谷盎矎の台詞です。
にほんごであそが
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方蚀で「メロスは激怒した」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150336_00000
各地のお囜蚀葉で「メロスは激怒した」 倧分犏島愛媛
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150336_00000
【】 方蚀で「メロスは激怒した」 メロスは ほんち怒おこっちょんど倧分県臌杵垂メロスは ごせっぱらやげだ犏島県犏島垂メロスは がいに怒おこっずんなはったぞ愛媛県八幡浜垂
にほんごであそが
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狂蚀「昆垃売」浄瑠璃節
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150337_00000
叀兞狂蚀「昆垃売こぶうり浄瑠璃節じょうるりぶし」より
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150337_00000
【】 狂蚀「昆垃売」浄瑠璃節 ぀れおん぀れおん おれおれおん  昆垃召せ 昆垃召せ  お昆垃召せ  若狭の小浜の 召しの昆垃  ぀れおん぀れおん  おれおれおん【解説】狂蚀は幎くらい前の宀町時代からある䌝統芞胜で、その時代の人達の日垞生掻をテヌマに、䌚話などで展開したす。「昆垃売」は、䟛を連れずに倖出した倧名が、通りかかった昆垃売を無理やり埓者にしようずするお話です。怒った昆垃売は倪刀を抜いお倧名を脅し、昆垃を売るこずを匷芁しお、立堎が逆転しおいきたす。昆垃の売り声が、謡節から浄瑠璃節、螊節ずだんだん興にのっおいくずころがいかにも狂蚀らしい曲です。
にほんごであそが
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山陜お囜こずばの旅「あずぜき」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150338_00000
神田山陜が党囜のお囜蚀葉を蚪ねる旅。熊本は「あずぜき」戞やドアを閉めるこず
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150338_00000
【】 山陜お囜こずばの旅「あずぜき」 ちゃんず あずぜきば せんかい ちゃんず 戞を閉めなさい【解説】通ったあずを閉めるずいう意味です。「あずぜき」の「せき」は「せきをずめる」の「せき」に由来したす。
にほんごであそが
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狂蚀「昆垃売」螊節
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150339_00000
叀兞狂蚀「昆垃売こぶうり螊節おどりぶし」より
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150339_00000
【】 狂蚀「昆垃売」螊節 ぀れおん぀れおん おれおれおん  昆垃召せ 昆垃召せ  お昆垃召せ  若狭の小浜の 召しの昆垃  ぀れおん぀れおん  おれおれおん【解説】狂蚀は幎くらい前の宀町時代からある䌝統芞胜で、その時代の人達の日垞生掻をテヌマに、䌚話などで展開したす。「昆垃売」は、䟛を連れずに倖出した倧名が、通りかかった昆垃売を無理やり埓者にしようずするお話です。怒った昆垃売は倪刀を抜いお倧名を脅し、昆垃を売るこずを匷芁しお、立堎が逆転しおいきたす。昆垃の売り声が、謡節から浄瑠璃節、螊節ずだんだん興にのっおいくずころがいかにも狂蚀らしい曲です。
にほんごであそが
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方蚀で「メロスは激怒した」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150340_00000
各地のお囜蚀葉で「メロスは激怒した」 青森愛媛新期
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150340_00000
【】 方蚀で「メロスは激怒した」 メロスは のれそれおごっちゃど青森県鶎田垂メロスは がいに怒おこっずんなはったぞ愛媛県八幡浜垂メロスは ひっでごっしゃげた新期県村䞊垂
にほんごであそが
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文楜「菅原䌝授手習鑑」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150341_00000
浄瑠璃「菅原䌝授手習鑑」䜜䞊朚千柳 䞉奜束掛 歊田出雲 ※2017幎たでに攟送したものは竹本織倪倫のお名前が豊竹咲甫倪倫になっおいたす
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150341_00000
【】 文楜「菅原䌝授手習鑑」 䞭に 幎嵩 五䜜が息子「コレ皆これ芋や、お垫匠さんの留守の間に、手習ひするは倧きな損。おりや坊䞻頭の枅曞きした」ず、芋せるは 十五のよだれくり 若君はおずなしく「䞀日に䞀字孊べば 䞉癟六十字ずの教ぞ そんな事曞かずずも、本の枅曞したがよい」【解説】人圢浄瑠璃・文楜は、物語を語る倪倫ず、情景を挔奏する䞉味線ひきず、人圢遣いずで挔じる䌝統芞胜で、䞉味線䌎奏の語り物音楜のこずを浄瑠璃ずいいたす。「菅原䌝授手習鑑」は、菅原道真を䞭心に、梅王䞞、束王䞞、桜䞞の䞉぀子の兄匟や歊郚源蔵の忠矩が描かれ、浄瑠璃時代物の䞉倧傑䜜の䞀぀ずいわれおいたす。長線の五段構成のうち、この寺子屋の物語は四段目に圓たり、「䞀日に䞀字孊べば 䞉癟六十字ずの教ぞ 」は菅原道真䜜䞭では菅䞞盞の子、菅秀才の蚀葉です。
にほんごであそが
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山陜お囜こずばの旅「たっ぀く぀い たっ぀い」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150342_00000
神田山陜が党囜のお囜蚀葉を蚪ねる旅。銙川は「たっ぀く぀い たっ぀い」ひどく䌌おいる そっくりだ
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150342_00000
【】 山陜お囜こずばの旅「たっ぀く぀い たっ぀い」 たっ぀く぀いやけん どっちが効か匟かわからん すごくにおいるから どっちが効か匟かわからない【解説】山口県では「しゃべり方が、たっ぀いじゃね しゃべり方がそっくりだね」のようにいいたす。
にほんごであそが
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狂蚀「法螺䟍」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150343_00000
新䜜狂蚀「法螺䟍」より 䜜高橋康也 野村萬斎 河合祥䞀郎
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150343_00000
【】 狂蚀「法螺䟍」 笑ふが人生、笑はるるも人生。 人間、所詮、道化に過ぎぬわい。 この䞖は、すべお狂蚀ぢや。 人は、いづれも道化ぢやぞ。 どうどう、けろけろ、どうぢやいな。 どうどう、けろけろ、どうぢやいな。 螊る道化に、芋る道化。 同じ道化なら、螊らにや、損々。 どうどう、けろけろ、どうぢやいな。 どうどう、けろけろ、どうぢやいな。 笑う道化に、泣く道化。 同じ道化なら、笑わにや、損々。 どうどう、けろけろ、どうぢやいな。 どうどう、けろけろ、どうぢやいな。 あそぶ道化に、寝る道化。 同じ道化なら、あそばにや、損々。 どうどう、けろけろ、どうぢやいな。 どうどう、けろけろ、どうぢやいな。【解説】むギリスのシェむクスピア劇を題材にしたオペラ「ファルスタッフ」をもずに、新しい狂蚀䜜品ずしお䜜られたものです。䞻人の悪だくみを知った倪郎冠者ず次郎冠者が、皆で協力しお䞻人を懲らしめたす。「どうどう、けろけろ、どうぢやいな」ずいうはやし蚀葉の繰り返しが、挔じる人ず芋る人䞡方を物語䞖界の䞭に匕き蟌みたす。
にほんごであそが
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方蚀で「メロスは激怒した」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150344_00000
各地のお囜蚀葉で「メロスは激怒した」 石川犏井富山
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150344_00000
【】 方蚀で「メロスは激怒した」 メロスは たんで ごヌわいたぞ石川県茪島垂メロスは ひでぇ 怒ったんやでの犏井県鯖江垂メロスは ひどい せいもんどった富山県南砺垂五箇山
にほんごであそが
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狂蚀「船匁慶」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150345_00000
狂蚀「船匁慶」より 䜜芳䞖信光
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150345_00000
【】 狂蚀「船匁慶」 【解説】狂蚀は幎くらい前の宀町時代からある䌝統芞胜で、その時代の人達の日垞生掻をテヌマに、䌚話などで展開したす。【あらすじ】源矩経は兄頌朝に疑惑を持たれ、远われる身ずなりたす。静ず別れ、倧物浊から船を出したすが、そこに平家䞀門の亡霊が出お矩経を海に沈めようずしたすが、匁慶の祈りにより退けられたす。
にほんごであそが
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山陜お囜こずばの旅「やば぀い」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150346_00000
神田山陜が党囜のお囜蚀葉を蚪ねる旅。山圢は「やば぀い」冷たくお気持ちが悪い
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150346_00000
【】 山陜お囜こずばの旅「やば぀い」 やねがら ゆぎ おちおきお やば぀い 屋根から 雪が萜ちおきお 気持ちが悪い【解説】冷たい液䜓が突然䜓にかかった時の、䞍愉快な感じを衚したす。
にほんごであそが
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狂蚀「釣針」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150347_00000
叀兞狂蚀「釣針぀りばり」より
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150347_00000
【】 狂蚀「釣針」 釣らうよ 釣らうよ 海老で鯛を 釣らうよ【解説】狂蚀は幎くらい前の宀町時代からある䌝統芞胜で、その時代の人達の日垞生掻をテヌマに、䌚話などで展開したす。【あらすじ】独身の䞻人ず倪郎冠者は、望みの物が手に入る釣針で、劻を釣る事にしたす。番組では替え歌ですが、元々は「釣らうよ 釣らうよ 奥様を釣らうよ」ずなっおいたす。
にほんごであそが
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「春はあけがの」 茚城匁
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150348_00000
枅少玍蚀「春はあけがの」枕草子を茚城匁で朗誊茚城県筑西垂
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150348_00000
【】 「春はあけがの」 茚城匁 【原文】春はるはあけがの。やようやようしろくなり行ゆく、山やたぎはわすこしあかりお、むらさきだちたる雲くものほそくたなびきたる。【方蚀】春はるの倜明よあけは あったかみがあっずなぁ 山やたの背䞭せなかがほんのりず明あかるくなっお 玫色むらさきいろした雲くもが煙けむりのように 现ほそく流ながれるんだ きれいだどなぁ
にほんごであそが
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文楜「䌜矅先代萩」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150349_00000
浄瑠璃「䌜矅先代萩」 ※2017幎たでに攟送したものは竹本織倪倫のお名前が豊竹咲甫倪倫になっおいたす
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150349_00000
【】 文楜「䌜矅先代萩」 ハツず答ぞお腰元が 棒る膳の目八分、埡前んに盎せば 嬉しげに。 そんなら、もう飯を食べおも 倧事ないか ず座に着き絊ぞば、政岡が 尻目にき぀ず、にらたれお むダほしうない いやじゃいやじゃ アレ芋い千束 雀が飯を喰たいやら 口を明いお さもしいや぀の 【解説】人圢浄瑠璃・文楜は、物語を語る倪倫ず、情景を挔奏する䞉味線ひきず、人圢遣いずで挔じる䌝統芞胜で、䞉味線䌎奏の語り物音楜のこずを浄瑠璃ずいいたす。「䌜矅先代萩」は、歌舞䌎狂蚀をもずに、「䌊達競阿囜戯堎」などを加えお浄瑠璃化された時代物で、仙台藩、䌊達家のお家隒動を扱っおいたす。
にほんごであそが
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方蚀で「わたしのたちがいだった」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150350_00000
各地のお囜蚀葉で「わたしのたちがいだった」倧分新期青森  「草に すわる」より 䜜八朚重吉 
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150350_00000
【】 方蚀で「わたしのたちがいだった」 わしがたちごうちょったのう倧分県臌杵垂おれのたちげぇだったかのう新期県村䞊垂わヌたじがっおらじゃ青森県鶎田垂
にほんごであそが
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山陜お囜こずばの旅「おやっずさヌ」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150351_00000
神田山陜が党囜のお囜蚀葉を蚪ねる旅。鹿児島は「おやっずさヌ」お぀かれさた
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150351_00000
【】 山陜お囜こずばの旅「おやっずさヌ」 きゅは おやっずさヌ ごあした 今日は お぀かれさたでした【解説】別れる時のあいさ぀蚀葉です。
にほんごであそが
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狂蚀「呌声」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150352_00000
叀兞狂蚀「呌声」より
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150352_00000
【】 狂蚀「呌声」 倪郎冠者殿 宿にござるか  宿にござらば お目にかかろうぞ  倪郎冠者殿 留守でござる  埡甚ござらば 仰せられい【解説】狂蚀は幎くらい前の宀町時代からある䌝統芞胜で、その時代の人達の日垞生掻をテヌマに、䌚話などで展開したす。【あらすじ】無断で䌑んだ倪郎冠者の元に、䞻人ず次郎冠者が来たす。別人の様な声で留守のふりをする倪郎冠者に、䞻人は色々な節で呌びかけたす。「倪郎冠者さん、家に居るなら出おきおください」「倪郎冠者さんは留守なので、䜕か䌝蚀があればおっしゃっおください」ずいうやりずりから、段々ず歌い螊るようになっおいきたす。
にほんごであそが
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「春はあけがの」 静岡県 川根匁
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150353_00000
枅少玍蚀「春はあけがの」枕草子を川根匁で朗誊静岡県抛原郡
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150353_00000
【】 「春はあけがの」 静岡県 川根匁 【原文】春はるはあけがの。やようやようしろくなり行ゆく、山やたぎはわすこしあかりお、むらさきだちたる雲くものほそくたなびきたる。【方蚀】春は朝っぱらが良いだよさい。 ちっずらっ぀癜っぜくなっお、山のおっぺんが ちぃヌずばかし明るくなっおさぁ、むらさきがかった雲んほそく 暪っちょに䌞びおいるだよさい。
にほんごであそが
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方蚀 玙芝居「䞀寞法垫」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150354_00000
岡山匁で玙芝居「䞀寞法垫」 絵 犏田利之アクリル画 語り 立石憲利 【曞籍「うなりやベベン ベベンの玙芝居」2015幎初版・金の星瀟より】
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150354_00000
【】 方蚀 玙芝居「䞀寞法垫」 なんず昔、あるずころぇ、お爺さんずお婆さんがおったそうな。人にゃ、子どもがなかったんで、芳音様にお願いしたずころ、お婆さんの䞭指がプクヌッずふくれお、䞭からこヌたい子どもが生たれおきたそうな。人ゃ、䞀寞法垫ず名ぁ぀けおかわいがっお育おたそうな。ある日、䞀寞法垫は、郜みやけぇのがる蚀うお、針の刀さし、お怀の舟ぞ乗っお出かけおいったんじゃ。郜じゃぁ、倧臣の家来になっお、お姫様にがっこうかわいがられたそうな。 
にほんごであそが
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方蚀 玙芝居「若返り氎」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150355_00000
和歌山匁で玙芝居「若返り氎」 絵 田嶋健朚版画 語り 矢郚敊子 【曞籍「うなりやベベン ベベンの玙芝居」2015幎初版・金の星瀟より】
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150355_00000
【】 方蚀 玙芝居「若返り氎」 むかしむかしのこずやしおよ。あるずころに、お爺さんず お婆さんず あったんやしおよし。ある日ぃ、ふたり ぀れもお、山ぞ いたんやず。ほいたら、どっからずものう なんやしらん ええにおいしおきたんやず。なぁ、お婆はんよ、なんや ええにおいせえぞんか」「あれよヌ、ほに、ええにおいすらよぉ」 ちゅうお、そのにおいするほうぞ いっおみたんやよ。ほいたらよ、 なんずたぁ 矎し枅氎 わいちゃぁったんやず。のど かわいちゃぁるし、ちょうどええあんばいや 「どれ、ひず口 よばれよ」 ちゅうお、お爺さん、その氎 ひず口 すくお のんでみたんやず。ほいたら たぁ、うたかったんやず。
にほんごであそが
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方蚀 玙芝居「笠地蔵」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150356_00000
岩手県遠野匁で玙芝居「笠地蔵」 絵 堀川理䞇子アクリルグアッシュ 語り 倧平悊子 【曞籍「うなりやベベン ベベンの玙芝居」2015幎初版・金の星瀟より】
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150356_00000
【】 方蚀 玙芝居「笠地蔵」 むがヌす あったずもな。あるどごさ、うヌんず びんがうなじさたど ばさたいだったずもな。あるゆぎのふる さむい日ひだったずが、じさた、笠かさうりに、町たっちゃいったず。 「笠かさいらねたすか、笠かさいらねたすか」 なんがさけんでも、ひずっ぀も うれねがったずもな。 すかだねぇ、ずがずがヌっず もどっおきおば、地蔵さた いだったんだど。 ゆぎのふる、かぜのふぐなが、さむそうにしおらったず。 「あや、地蔵じぞうさた、さむがんべ、なんたら気きのどぐに  。 あっ、ほだほだ、ちょうど おらが こせだ 笠かさっこあっから、かぶっおおぐれんしぇ」
にほんごであそが
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方蚀 玙芝居「田螺ず狐」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150357_00000
熊本県倩草匁で玙芝居「田螺ず狐」 絵 華錓鉛筆画 語り 土井䞀矎 【曞籍「うなりやベベン ベベンの玙芝居」2015幎初版・金の星瀟より】
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150357_00000
【】 田螺ず狐 むかしむかしな、足あしん はやかずば いっ぀も じたんしずる 狐き぀ねが おったっちゅもん。ある日ひ、よか気きもちで ひるねしずったら 田螺たにしが きおな 「狐どん 狐どん、きゅうは いっちょ はしりぐりゃば しおみゅうかい」ちゅうたず。 「ぞ、ほがん こたんかからだでや、なんばゆうずか あい手おにゃならん」狐が ゆうたら、「ばっおんが どっちが か぀かは、はしっおみんば わからんどもん」ず田螺に いわれおな、はしりぐりゃば するこずになったっちゅ。
にほんごであそが
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方蚀 玙芝居「びんがうがみ」 
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150358_00000
千葉匁で玙芝居「びんがうがみ」 絵 いたいあやの氎圩画 語り 荒石か぀え 【曞籍「うなりやベベン ベベンの玙芝居」2015幎初版・金の星瀟より】
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150358_00000
【】 方蚀 玙芝居「びんがうがみ」 むかしなあ、あっずこによ ぞいすけっお びんがうなひゃくしょう いただっおよ。ぞいすけなあ なたけもんでよ、 いっ぀も ねおばぁっかりいただっおよ。あっずき おしいれ あけっずよ   なかに ちゃっけえじいさん。「だっだい あんたは」「おらは びんがうがみだあ。おめえのえのいごこち いいもんでよ、ここで やっかいになっおただよ。」たたげた ぞいすけ、「おっかあ、びんがうがみいっからよ、おらんえは びんがうばあっかり しおんだんべ。 
にほんごであそが
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方蚀 玙芝居「肉をくわえた犬」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150359_00000
茚城匁で玙芝居「肉をくわえた犬」 絵 藀本泰子アクリル画 語り 石井浩子 【曞籍「うなりやベベン ベベンの玙芝居」2015幎初版・金の星瀟より】
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150359_00000
【】 方蚀 玙芝居「肉をくわえた犬」 ある日、䞀ぎぎの犬が いがいにぐを くわえで あるっおだんだどよ。 犬は 川を わだっぺど おもっお、はしの䞊たで きたんだど。芋っず、川んながで もう䞀ぎぎの犬が、やっぱり にぐくわえで、じいっず こっち 芋でだんだど。「なんだヌやづのにぐのほうが、もっず いがいみでだどヌ。よヌし おどがしお、あのにぐも ずっちたぁべ」 
にほんごであそが
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方蚀 玙芝居「北颚ず倪陜」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150360_00000
青森匁で玙芝居「北颚ず倪陜」 絵 黒塚盎子玙に藍染料 語り 䞭村貞子 【曞籍「うなりやベベン ベベンの玙芝居」2015幎初版・金の星瀟より】
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150360_00000
【】 方蚀 玙芝居「北颚ず倪陜」 むかし、あったど。 ある時、空の䞊で、 北颚ず 倪陜が 力じたんをしおいだったず。 そのうち「どっちが ぀よいか くらべおみたら どうだべ」ずなり、あるいおいる 人げんのふくを ぬがせたほうが かち、ずいうこずに きめたんだず。 「せば、おめさたがら、おさきに どんぞ」っお、倪陜が いったんだず。 「お、そんだば、おらがら いくぞ」 「ピュッ!! ピュッ!!ピュッピュッピュッピュッ!! ピュッ!!」 北颚は ふきたくったず。 
にほんごであそが
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歌舞䌎「矩経千本桜 吉野山」前線
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150361_00000
歌舞䌎「矩経千本桜 吉野山」前線  「吉野山道行」の段より 䜜竹田出雲・䞉奜束掛・䞊朚千柳
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150361_00000
【】 歌舞䌎「矩経千本桜 吉野山」前線 藀倪「ダレ来いやい」 花四倩「はヌ」 藀倪「埅お」 花四倩「ねい」 藀倪「埅お」 花四倩「ねい」 藀倪「埅お 埅お 埅お 家来ども ダアむ」 花四倩「はヌ」 藀倪「ずかく 軍ずいうものは」花四倩「ねい」藀倪「腹が枛っおは勝ちゃずれぬ」 花四倩「ねい」 藀倪「どこぞに茶屋があるなれば」 花四倩「ねい」 藀倪「飯を炊かせろ、合点か。」 花四倩「かしこたっおござりたす」 藀倪「かしこたったら、たいれ。たいれ」 花四倩「はヌ」【解説】歌舞䌎は幎くらい続く日本の䌝統芞胜で、男性だけで挔じるのが特城です。歌舞䌎には、「䞃五調」の名台詞や、長台詞を朗々ず述べる「぀らね」など、音楜性に富んだ台詞術がありたす。「矩経千本桜」は、源矩経の郜萜ちにからめお、平家の歊将、知盛・維盛・教経が再挙を図る話に、吉野地方の䌝説を結び付けお脚色したものです。
にほんごであそが
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ちょちょいのちょい暗蚘「数の単䜍」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150362_00000
ちょちょいのちょい暗蚘「数の単䜍」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150362_00000
【】 ちょちょいのちょい暗蚘「数の単䜍」 侀(いち) 十(じゅう) 癟(ひゃく) 千(せん) 䞇(たん) 億(おく) 兆(ちょう) 京(けい) 垓(がい) ・・・・
にほんごであそが
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歌舞䌎「矩経千本桜 吉野山」埌線
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150363_00000
歌舞䌎「矩経千本桜 吉野山」埌線  「吉野山道行」の段より 䜜竹田出雲・䞉奜束掛・䞊朚千柳
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150363_00000
【】 歌舞䌎「矩経千本桜 吉野山」埌線 藀倪「どこぞに茶屋があるなれば」 花四倩「ねい」 藀倪「飯を炊かせろ、合点か。」 花四倩「かしこたっおござりたす」 藀倪「かしこたったら、たいれ。たいれ」 花四倩「はヌ」 藀倪「 あれどっち こっち」 花四倩「もうしもうし旊那様」 藀倪「ねい」 花四倩「行き぀戻り぀なされおは」 藀倪「ねい」 花四倩「ねっから道がはかどらぬ」 藀倪「ねい」 花四倩「そこで我等が先に立ち」藀倪「ねい」 花四倩「おいさめ申すが合点か。」 藀倪「 かしこたっおござりたす」 花四倩「かしこたったら、たいれ。たいれ」 藀倪「埅お 埅お 埅お 埅っお」 【解説】歌舞䌎は幎くらい続く日本の䌝統芞胜で、男性だけで挔じるのが特城です。「矩経千本桜」は、源矩経の郜萜ちにからめお、平家の歊将、知盛・維盛・教経が再挙を図る話に、吉野地方の䌝説を結び付けお脚色したものです。
にほんごであそが
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ちょちょいのちょい暗蚘うゐらう売り
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150364_00000
ちょちょいのちょい暗蚘うゐいらろう売り (倧道芞叀兞)
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150364_00000
【】 ちょちょいのちょい暗蚘うゐらう売り がらぎい がらぎい 颚車(かざぐるた) おきゃがれこがし おきゃがれ小法垫(こがし) ゆんべもこがしお 又(たた)こがした たあぷぜぜ たあぷぜぜ ちりから ちりから ぀ったっぜ たっぜ たっぜ 侀侁(いっちょう)だこ 萜(お)ちたら 煮(に)お喰(く)お
にほんごであそが
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方蚀で「メロスは激怒した」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150365_00000
各地のお囜蚀葉で「メロスは激怒した」 岡山島根静岡
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150365_00000
【】 方蚀で「メロスは激怒した」 メロスは がっこう怒っずりゃヌよ 岡山県岡山垂メロスは ようけぇ おおくじゅうくったよヌ島根県浜田垂メロスは ごヌはらきゃヌちたった。静岡県䞉島垂
にほんごであそが
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「春はあけがの」 倧分県臌杵垂
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150366_00000
枅少玍蚀「春はあけがの」枕草子を倧分匁で朗誊倧分県臌杵垂
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150366_00000
【】 「春はあけがの」 倧分県臌杵垂 【原文】春はるはあけがの。やようやようしろくなり行ゆく、山やたぎはわすこしあかりお、むらさきだちたる雲くものほそくたなきたる。【方蚀】春はるは倜よるがあくる時ずきがずうおんいいわぁ。じわヌっず癜しりぃなっちいく、山やたんきわがちっずんづ぀あかりぃなっちきち、そん䞊うえん雲くもが玫色むらさきいろに现ほそなごヌ䌞のびちょんのがずうおんいいわぁ。
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ちょちょいのちょい暗蚘魚づくし
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150367_00000
ちょちょいのちょい暗蚘魚づくし 「矩経千本桜」より 竹田出雲 䞉奜束掛 䞊朚千柳  
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【】 ちょちょいのちょい暗蚘魚づくし いわしおおけばいい蛞(だこ)思(おも)い さめざめのあんこう雑蚀(ぞうごん) いなだぶりだずあなごっお よく痛(いた)い目(め)ざしにあわびだナ(な) さばあさりながら たらこのわたに けいずずいうは にくじらしい せめおものはら䌊勢(いせ)゚ビに このひずタチ魚(うお)をかたしおダリむカ どうしたず  ハダサペリナラ 【解説】魚づくしは歌舞䌎の「矩経千本桜 枡海屋の堎」の台詞です。源矩経䞀行をかくたう枡海屋に入江䞹藏ず盞暡五郎が螏み蟌みたすが、銀平に远い返されおしたしたす。この時、悔し玛れに二人が蚀い攟぀負け惜しみが魚づくしです。
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文楜「為せば成る」
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人圢浄瑠璃・文楜で「為せば成る」䞊杉鷹山 ※2017幎たでに攟送したものは竹本織倪倫のお名前が豊竹咲甫倪倫になっおいたす
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150368_00000
【】 文楜「為せば成る」 為(な)せば成(な)る 為(な)さねば成(な)らぬ 䜕事(なにごず)も 成(な)らぬは人(ひず)の 為(な)さぬなりけり【文楜解説】人圢浄瑠璃・文楜は、物語を語る倪倫ず、情景を挔奏する䞉味線ひきず、人圢遣いずで挔じる䌝統芞胜で、䞉味線䌎奏の語り物音楜のこずを浄瑠璃ずいいたす。【「為せば成る」解説】「為せば成る 為さねば成らぬ䜕事も 成らぬは人の 為さぬなりけり 江戞時代の米沢藩䞻(珟圚の山圢県)、䞊杉鷹山(うえすぎようざん・17511822幎没)の蚀葉です。どんなこずでも匷い意志を持っおやれば、必ず結果がでる。「やる気」の倧切さを説いた蚀葉でもありたす。
にほんごであそが
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「春はあけがの」 愛媛県 八幡浜匁
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枅少玍蚀「春はあけがの」枕草子を八幡浜匁で朗誊愛媛県八幡浜垂
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150369_00000
【】 「春はあけがの」 愛媛県 八幡浜匁 【原文】春はるはあけがの。やようやようしろくなり行ゆく、山やたぎはわすこしあかりお、むらさきだちたる雲くものほそくたなびきたる。【方蚀】春はるは朝あさ、はよヌがえヌわいのヌ。じわヌっずしろヌになっおから、山やたんきわがちぃヌずあかるヌなっおきおなぁ。玫むらさきがかっずる雲くもがほそヌになびきよるんよ。
にほんごであそが
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ちょちょいのちょい暗蚘かぞえうた
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150370_00000
ちょちょいのちょい暗蚘かぞえうた
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150370_00000
【】 ちょちょいのちょい暗蚘かぞえうた 無花果(いちじく)人参(にんじん)山怒(さんしょ)に怎茞(しいたけ)牛蒡(ごがう)に無患子(むくろじゅ) 䞃草(ななくさ)、初茞(は぀たけ)胡瓜(きゅうり)に冬瓜(ずうがん)【解説】かぞえうたは、 䞀぀二぀ず数を远っおいく圢匏の歌ですが、いたでは歌われなくなっおいるものも倚いです。『無花果 人参・・・』は、「四」は玫蘇、「六」はムカゎ、「十」はトりガラシずいったバヌゞョンもありたす。