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にほんごであそぼ
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/nihongo/
「春はあけぼの」福島県福島市
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150371_00000
清少納言「春はあけぼの」(枕草子)を福島弁で朗誦(福島県福島市)
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150371_00000
【】 「春はあけぼの」福島県福島市 【原文】春(はる)はあけぼの。や(よ)うや(よ)うしろくなり行(ゆ)く、山(やま)ぎは(わ)すこしあかりて、むらさきだちたる雲(くも)のほそくたなびきたる。【方言】春(はる)は朝方(あさがた)がいいぞい 日(ひ)が昇(のぼ)れば だんだんと白(しろ)くなっぞい 紫色(むらさきいろ)の雲(くも)が流(なが)ぐなってんのもいいぞい。
にほんごであそぼ
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ちょちょいのちょい暗記「十二ヶ月」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150372_00000
ちょちょいのちょい暗記「十二ヶ月」
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【】 ちょちょいのちょい暗記「十二ヶ月」 睦月(むつき)如月(きさらぎ)弥生(やよい)卯月(うづき)皐月(さつき) 水無月(みなづき)文月(ふみづき)葉月(はづき)長月(ながつき)神無月(かんなづき)霜月(しもつき)師走(しわす)【解説】旧暦における各月の呼び名(総称「和風月名」)です。その多くは、漢字からも分かるように日本独特の豊かな季節を感じる言葉です。由来にはいくつかの説があり、定説はありませんが、一例をご紹介します。睦月:正月は、身分や年齢に関係なく、親戚や知り合いが集まって親交を深めることから。如月:余寒がきびしく、衣をさらに重ねて着ることから「衣更着」とも。「如月」の漢字をあてるのは、中国の二月の異称であることから。弥生:「木草弥生い茂る月」つまり、草木がいよいよ生い茂る月であることから。卯月:卯の花が咲く月。十二支の四番目「卯」からきているとも。皐月:早苗を植える「早苗月」を略して。水無月:「無」は「の」の意味で、田が水をたたえている「水の月」。「田植えの月」とも。梅雨が終わって水も涸れ尽きるとも。文月:七夕行事に、牽牛、織女のニ星に詩歌を献じることから。また「穂含月」とも。葉月:木の葉が紅葉して落ちる「葉落ち月」を略して。長月:秋になり夜が長くなることから。神無月:全国の神様が出雲大社に集まり、それぞれの御在所を留守にされることから。霜月:霜が降りる月であることから。師走:一年の終わりで、法師やお師匠さんなど慌ただしくなることから。
にほんごであそぼ
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「春はあけぼの」大阪府千早赤阪村
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150373_00000
清少納言「春はあけぼの」(枕草子)を八幡浜弁で朗誦(大阪府千早赤阪村)
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150373_00000
【】 「春はあけぼの」大阪府千早赤阪村 【原文】夏(なつ)はよる。月(つき)の頃(ころ)はさらなり、やみもなほ(お)、ほたるの多(おお)く飛(と)びちがひ(い)たる。また、ただひとつふたつなど、ほかにうち光(ひかり)て行(い)くもを(お)かし。雨(あめ)など降(ふ)るもを(お)かし。【方言】夏(なつ)は晩(ばん)がえーなー。おっ月(つき)さんがめえるおりはえーけど まっくらで蛍(ほたる)がぎょーさん 飛(と)んでるのもえーなー。一匹(いっぴき)から二匹(にひき)、ぼおっと 光(ひか)ってめえるのもえーなー。うっとーしいおりも なんとも言(い)えんで えーなー。
にほんごであそぼ
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歌舞伎「勧進帳」 
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150374_00000
歌舞伎「勧進帳」  作/三代目・並木五瓶
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【】 歌舞伎「勧進帳」 富樫「して、山伏(やまぶし)の出立(いでたち)は」 弁慶「すなわちその身(み)を不動明王(ふどうみょうおう)の尊容(そんよう)に象(かたど)るなり」 富樫「頭(かしら)に戴(いただく)兜巾(ときん)な如何(いか)に」 弁慶「これぞ五知(ごち)の宝冠(ほうかん)にて十二(じゅうに)因縁(いんねん)の襞(ひだ)を取(と)ってこれを戴(いただ)く」 富樫「掛(か)けたる袈裟(けさ)は」 弁慶「九会曼茶羅(くえまんだら)の柿(かき)の篠懸(すずかけ)」 富樫「足(あし)にまといしはばきは如何(いか)に」 弁慶「胎蔵(たいぞう)黒色(こくじき)のはばきと称(しょう)す」 富樫「して又(また)八(や)つのわらんづ(ず)は」 弁慶「八葉(はちよう)の蓮華(れんげ)を踏(ふ)むの心(こころ)なり」 富樫「出(い)で入(い)る息(いき)は」 弁慶「阿吽(あうん)の二字(にじ)」  【解説】歌舞伎は400年くらい続く日本の伝統芸能で、男性だけで演じるのが特徴です。歌舞伎には、「七五調」の名台詞や、長台詞を朗々と述べる「つらね」など、音楽性に富んだ台詞術があります。「勧進帳」は、能の「安宅(あたか)」をもとにした歌舞伎十八番のひとつです。山伏姿で逃避行する源義経主従は、安宅の関で関守富樫左衛門に見とがめられる、何も書かれていない巻物を勧進帳として読み上げます。緊張感あふれるせりふの応酬がみどころです。
にほんごであそぼ
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方言で「メロスは激怒した」5
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150375_00000
各地のお国言葉で「メロスは激怒した」 岐阜~熊本~鹿児島
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150375_00000
【】 方言で「メロスは激怒した」5 メロスは おっそがいほど ごーわいたがやと(岐阜県白川村)メロスは だご 腹(はら)かいたばい(熊本県熊本市)メロスは わっぜー びんてきた(鹿児島県指宿市)
にほんごであそぼ
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「春はあけぼの」新潟県村上市
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150376_00000
清少納言「春はあけぼの」(枕草子)を新潟弁で朗誦(新潟県村上市)
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150376_00000
【】 「春はあけぼの」新潟県村上市 【原文】夏(なつ)はよる。月(つき)の頃(ころ)はさらなり、やみもなほ(お)、ほたるの多(おお)く飛(と)びちがひ(い)たる。また、ただひとつふたつなど、ほかにうちひかりて行(ゆ)くもを(お)かし。雨(あめ)など降(ふ)るもを(お)かし。【方言】夏(なつ)は夜(よる)がいいもんだっせねー 月(つき)のない真(ま)っ暗(くら)い夜(よる)に蛍(ほたる)がいっぺーこと飛(と)びかっているのもいいねっかねー 闇夜(やみよ)の中(なか)に一匹(いっぴき)二匹(にひき)と また雨(あめ)など降(ふ)るのもいいもんだっせー
にほんごであそぼ
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ちょちょいのちょい暗記「春の七草」 
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150377_00000
ちょちょいのちょい暗記「春の七草」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150377_00000
【】 ちょちょいのちょい暗記「春の七草」 せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ七草(ななくさ) 【解説】春の七草は古くは正月七日に羹(あつもの)にしていました。のちにまな板に載せて囃してたたき、粥に入れて食べるようになりました。邪気を払い、万病を除く意味があるそうです。
にほんごであそぼ
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方言で「メロスは激怒した」6
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150378_00000
各地のお国言葉で「メロスは激怒した」 熊本~宮崎~沖縄 
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150378_00000
【】 方言で「メロスは激怒した」6 メロスは たいぎゃあ腹(はら)きゃあたー(熊本県人吉市)メロスは おっじごっ腹(はら)けちょっど(宮崎県都城市)メロスは だいずうぎりたどー(沖縄県宮古島市) 
にほんごであそぼ
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文楽「うらを見せ」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150379_00000
人形浄瑠璃で「うらを見せ」作/良寛 ※2017年までに放送したものは竹本織太夫のお名前が豊竹咲甫太夫になっています
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150379_00000
【】 文楽「うらを見せ」 うらを見(み)せ おもてを見(み)せて 散(ち)るもみじ【文楽解説】人形浄瑠璃・文楽は、物語を語る太夫と、情景を演奏する三味線ひきと、人形遣いとで演じる伝統芸能で、三味線伴奏の語り物音楽のことを浄瑠璃といいます。【「うらを見せ」解説】良寛は、江戸後期の歌人で禅僧です。自分をひらひらと裏も表も見せて散っていく紅葉に例えて詠んだ句と言われています。
にほんごであそぼ
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ちょちょいのちょい暗記「二十四節気」 
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150380_00000
ちょちょいのちょい暗記「二十四節気」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150380_00000
【】 ちょちょいのちょい暗記「二十四節気」 立(りっ)春(しゅん) 雨水(うすい) 啓蟄(けいちつ) 春分(しゅんぶん) 清明(せいめい) 穀雨(こくう) 立夏(りっか) 小(しょう)満(まん) 芒種(ぼうしゅ) 夏至(げし) 小暑(しょうしょ) 大暑(たいしょ) 立秋(りっしゅう) 処暑(しょしょ) 白露(はくろ) 秋分(しゅうぶん) 寒露(かんろ) 霜降(そうこう) 立冬(りっとう) 小雪(しょうせつ) 大雪(たいせつ) 冬至(とうじ) 小寒(しょうかん) 大寒(だいかん) 【解説】二十四節気(にじゅうしせっき)は、太陰太陽暦で、一年を太陽の黄経に従って二十四等分し、それぞれに季節の目安を示す名前を付けたものです。ちょい暗記では、覚えやすくするために、うなりやベベンさんが節をつけて歌っています。
にほんごであそぼ
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「春はあけぼの」青森県鶴田町
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150381_00000
清少納言「春はあけぼの」(枕草子)を津軽弁で朗誦(青森県鶴田町)
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150381_00000
【】 「春はあけぼの」青森県鶴田町 【原文】秋(あき)は夕暮(ゆうぐれ)。夕日(ゆうひ)のさして山(やま)のはいとちか(こ)うなりたるに、からすのねどころへ行(ゆ)くとて、みつよつ、ふたつみつなどとびいそぐさへ(え)あは(わ)れなり。まいて雁(かり)などのつらねたるが、いとちひ(い)さくみゆるはいとを(お)かし。日入(ひい)りはてて、風(かぜ)の音(おと)むしのねなど、はたいふ(う)べきにあらず。【方言】秋(あき)だば夕暮(ゆうぐ)がいちばん良(え)ぇ。お日様(ひさま)、山(やま)こさかぐれるに近(ちけ)ぐなってるじどぎからすぁンど 今夜(こんや)も寝床(ねどこ)サもどるんだべ。 三羽四羽(さんばしわ)、二羽三羽(にわさんば)って、あわくって飛(と)んで行(い)ぐのはしみじみするもんだねな。まして雁(かり)が列(れつ)になって飛(と)んでいで、だんだんにちっちぇぐ見(め)るようになるのは本当(ほんとう)にこんみどあじわいあるもんだきゃな。お日様(ひさま)すっかどしずんでまって風(かじゃ)の音(おど)だの虫(むし)っこの鳴(な)ぐ声(こえ)だの聞(き)けてくればなんもしゃべるごとねえほど良(え)でばな。
にほんごであそぼ
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ちょちょいのちょい暗記「モシャシャ」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150382_00000
ちょちょいのちょい暗記 10級 「モシャシャ」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150382_00000
【】 ちょちょいのちょい暗記「モシャシャ」 モシャシャのシャモシャ シャシャ モシャシャ モシャシャ なければ シャシャも シャも なし【解説】「モシャシャ」とは、関西を中心に伝わるまじない言葉で、糸がこんがらがったときに、節をつけて「モシャシャのシャモシャ・・・」 と唱えながら解いていくと、容易にほどけるといいます。ぜひ呪文を覚えて、唱えてみてください。
にほんごであそぼ
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「雨ニモマケズ」大阪府大阪市
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150383_00000
宮沢賢治「雨ニモマケズ」を大阪弁で朗誦(大阪府大阪市)
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150383_00000
【】 「雨ニモマケズ」大阪府大阪市 【原文】雨(あめ)ニモマケズ風(かぜ)ニモマケズ 雪(ゆき)ニモ夏(なつ)ノ暑(あつ)サニモマケヌ 丈夫(じょうぶ)ナカラダヲモチ 慾(よく)ハ(は)ナク 決(けっ)シテ瞋(いか)ラズ イツモシヅ(ず)カニワラッテヰ(い)ル 一日(いちにち)ニ玄米四合(げんまいよんごう)ト 味噌(みそ)ト少(すこ)シノ野菜(やさい)ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入(い)レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原(のはら)ノ松(まつ)ノ林(はやし)ノ蔭(かげ)ノ 小(ちい)サナ萱(かや)ブキノ小屋(こや)ニヰ(い)テ 東(ひがし)ニ病気(びょうき)ノコドモアレバ 行(い)ッテ看病(かんびょう)シテヤリ 西(にし)ニツカレタ母(はは)アレバ 行(い)ッテソノ稲(いね)ノ束(たば)ヲ負(お)ヒ(い) 南(みなみ)ニ死(し)ニサ(そ)ウナ人(ひと)アレバ 行(い)ッテコハ(わ)ガラナクテモイイトイヒ(い) 北(きた)ニケンクヮ(か)ヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ(い) ヒデリノトキハ(は)ナミダヲナガシ サムサノナツハ(は)オロオロアルキ ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サ(そ)ウイフ(う)モノニ ワタシハ(は)ナリタイ【方言】雨(あめ)にも負(ま)けへん 風(かぜ)にも負(ま)けへん 雪(ゆき)も暑(あつ)いのにも負(ま)けへん 丈夫(じょうぶ)なからだにうんでもうて 慾(よく)ばらんと あんまり怒(おこ)らんと いつもおとなしゅう笑(わろ)うてる 一日(いちんち) 玄米(げんまい) 四合(よんごう)と 味噌(みそ)と ちょっとの野菜(やさい)もろうて なんでもかんでも 自分(じぶん)のこと おいといて ようみて わかって 忘(わす)れへん 原(はら)っぱの松(まつ)の木蔭(こかげ)で こまい萱葺(かやぶき)の小屋(こや)んなかで 東(ひがし)に病気(びょうき)の子(こ)どもがおったら 行(い)って看病(かんびょう)したろ 西(にし)にしんどそうにしとるおかんがおったら 行(い)ってその稲(いね)の束(たば)を背負(せお)って 南(みなみ)に逝(い)ってしまいそうなもんがおったら 行(い)ってこわがらんでもええと言(い)うて 北(きた)にもめてるもんおったら しょうもないから やめとかんかと言(い)うてしまう 雨(あめ)の降(ふ)らんときは 泣(な)きぬれて 寒(さぶ)い夏(なつ)は おろおろして みんなにどうしようもないもんと言(い)われ 褒(ほ)められんと 相手(あいて)にされんと そんなもんに自分(じぶん)はなりたい
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ちょちょいのちょい暗記「十二支」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150384_00000
ちょちょいのちょい暗記 10級 「十二支」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150384_00000
【】 ちょちょいのちょい暗記「十二支」 子(ね) 丑(うし) 寅(とら) 卯(う) 辰(たつ) 巳(み) 午(うま) 未(ひつじ) 申(さる) 酉(とり) 戌(いぬ) 亥(い)【解説】十二支は年を数える言葉です。昔は、年だけではなく時間や方角を表す時にも十二支を使っていました。
にほんごであそぼ
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「雨ニモマケズ」石川県金沢市
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150385_00000
宮沢賢治「雨ニモマケズ」を金沢弁で朗誦(石川県金沢市)
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【】 「雨ニモマケズ」石川県金沢市 【原文】雨(あめ)ニモマケズ風(かぜ)ニモマケズ 雪(ゆき)ニモ夏(なつ)ノ暑(あつ)サニモマケヌ 丈夫(じょうぶ)ナカラダヲモチ 慾(よく)ハ(は)ナク 決(けっ)シテ瞋(いか)ラズ イツモシヅ(ず)カニワラッテヰ(い)ル 一日(いちにち)に玄米四合(げんまいよんごう)ト 味噌(みそ)ト少(すこ)シノ野菜(やさい)ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入(い)レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原(のはら)ノ松(まつ)ノ林(はやし)ノ蔭(かげ)ノ 小(ちい)サナ萱(かや)ブキノ小屋(こや)ニヰ(い)テ 東(ひがし)ニ病気(びょうき)ノコドモアレバ 行(い)ッテ看病(かんびょう)シテヤリ 西(にし)ニツカレタ母(はは)アレバ 行(い)ッテソノ稲(いね)ノ束(たば)ヲ負(お)ヒ(い) 南(みなみ)ニ死(し)ニサ(そ)ウナ人(ひと)アレバ 行(い)ッテコハ(わ)ガラナクテモイイトイヒ(い) 北(きた)ニケンクヮ(か)ヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ(い) ヒデリノトキハ(は)ナミダヲナガシ サムサノナツハ(は)オロオロアルキ ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サ(そ)ウイフ(う)モノニ ワタシハ(は)ナリタイ【方言】雨(あめ)にも負(ま)けんと風(かぜ)にも負(ま)けんと 雪(ゆき)にも夏(なつ)の暑(あつ)さにも負(ま)けん 丈夫(じょうぶ)ーなからだ持(も)っとってー 慾(よく)はのーて 絶対(ぜったい)怒(おこ)らんと いっつも静(しず)かーに笑(わろ)うとるげん  一日(いちにち)に玄米四合(げんまいよんごう)とー 味噌(みそ)とちょっこしの野菜(やさい)食(た)べてー なんでもかんでも 自分(じぶん)を勘定(かんじょう)に入(い)れんと よー見(み)たり聞(き)いたりしてわかって ほんで忘(わす)れんと  野原(のはら)の松林(まつばやし)の蔭(かげ)のー 小(ち)っちゃーい萱葺(かやぶ)きの小屋(こや)におって 東(ひがし)に病気(びょうき)の子(こ)どもおったらー 行(い)って看病(かんびょう)してやって 西(にし)に疲(つか)れたかーかおったらー 行(い)ってその稲(いね)の束(たば)背負(せお)うてやって 南(みなみ)に死(し)にそうなもんおったらー 行(い)って怖(こわ)がらんでもいいがやぞって言(い)うて 北(きた)に喧嘩(けんか)とか争(あらそ)いあったらー つまらんさけやめいって言(い)うて 日照(ひで)りんときは涙流(なみだなが)いて 寒(さぶ)ーい夏(なつ)は おろおろと歩(ある)いて ほんでみんなに だらやあいつって言(い)われてー 褒(ほ)められもせんし苦(く)にもされん ほーいうもんにおれはなりたいげん
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ちょちょいのちょい暗記「寿限無」
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ちょちょいのちょい暗記 8級 「寿限無」
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【】 ちょちょいのちょい暗記「寿限無」 寿限無(じゅげむ) 寿限無(じゅげむ) 五劫(ごこう)のすりきれ 海砂利(かいじゃり)水魚(すいぎょ)の水行末(すいぎょうまつ) 雲来末(うんらいまつ) 風来末(ふうらいまつ) 食(く)う寝(ね)るところに 住(す)むところ やぶらこうじの ぶらこうじ パイポ パイポ パイポの シューリンガン シューリンガンの グーリンダイ グーリンダイの ポンポコピーのポンポコナの 長久命(ちょうきゅうめい)の長助(ちょうすけ)【解説】長い名前によって起こる笑いを主題とした古典落語の一節で、「寿限無」から「長助」までが、1つの名前です。寿限りなしで死ぬことのない「寿限無」、天人が三千年に一度下界に下るたびに衣で巌を撫で、巌を刷り切るのに要する時間が一劫からくる「五劫のすりきれ」、膨大で獲り尽くせない海の幸「海砂利水魚」、衣食住は欠かせず「食う寝る所に住む所」、生命力強靭な藪柑子「やぶらこうじのぶらこうじ」、昔、唐土にあった「パイポ」という国の「シューリンガン」王と「グイーリンダイ」后のあいだに生まれ超長生きした双生児姉妹の名「ポンポコピー」と「ポンポコナ」。長久と長命を合わせて「長久命」、長く助ける「長助」から成る名前です。
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「私と小鳥と鈴と」茨城県土浦市
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金子みすゞ 「私と小鳥と鈴と」を茨城弁で朗誦(茨城県土浦市)
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150387_00000
【】 「私と小鳥と鈴と」茨城県土浦市 【原文】私(わたし)が両手(りょうて)をひろげても、お空(そら)はちっとも飛(と)べないが、飛(と)べる小鳥(ことり)は私(わたし)のように、地面(じべた)を速(はや)くは走(はし)れない。 私(わたし)がからだをゆすっても、きれいな音(おと)は出(で)ないけど、あの鳴(な)る鈴(すず)は私(わたし)のようにたくさんな唄(うた)は知(し)らないよ。鈴(すず)と、小鳥(ことり)と、それから私(わたし)、みんなちがって、みんないい。【方言】おらがよ 手(て)ぇひろげて、空(そら)は ちぃっとも 飛(と)べねえけんと、飛(と)べる小鳥(ことり)は おらみでえに、ちぢぺだ 速(はや)くは 走れ(はし)れねえ。おらが からだ ゆすっても、きれいな音(おど)は 出(で)ねえけんとが、あーたふうに鳴(な)っているすずは おらみていに いっぺい 唄(うた)は 知(し)んねえよ。 鈴(すず)と 小鳥(ことり)と ほれがらおら みんなちがくて みんないかっぺ。
にほんごであそぼ
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ちょちょいのちょい暗記「いろは」 
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150388_00000
ちょちょいのちょい暗記 8級 「いろは」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150388_00000
【】 ちょちょいのちょい暗記「いろは」 いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐ(い)のおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑ(え)ひもせす【解説】五十音図が使用されるようになる前の江戸時代まで仮名を覚えるのに、よく使われていたのがいろは歌です。同じ字を使わずに仮名のすべてを使って歌にしています。(和歌表記)色は匂へど 散りぬるを 我が世誰そ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず
にほんごであそぼ
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「雨ニモマケズ」三重県四日市市
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150389_00000
宮沢賢治「雨ニモマケズ」を四日市弁で朗誦(三重県四日市市)
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150389_00000
【】 「雨ニモマケズ」三重県四日市市 【原文】雨(あめ)ニモマケズ風(かぜ)ニモマケズ 雪(ゆき)ニモ夏(なつ)ノ暑(あつ)サニモマケヌ 丈夫(じょうぶ)ナカラダヲモチ 慾(よく)ハ(は)ナク 決(けっ)シテ瞋(いか)ラズ イツモシヅ(ず)カニワラッテヰ(い)ル 一日(いちにち)に玄米四合(げんまいよんごう)ト 味噌(みそ)ト少(すこ)シノ野菜(やさい)ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入(い)レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原(のはら)ノ松(まつ)ノ林(はやし)ノ蔭(かげ)ノ 小(ちい)サナ萱(かや)ブキノ小屋(こや)ニヰ(い)テ 東(ひがし)ニ病気(びょうき)ノコドモアレバ 行(い)ッテ看病(かんびょう)シテヤリ 西(にし)ニツカレタ母(はは)アレバ 行(い)ッテソノ稲(いね)ノ束(たば)ヲ負(お)ヒ(い) 南(みなみ)ニ死(し)ニサ(そ)ウナ人(ひと)アレバ 行(い)ッテコハ(わ)ガラナクテモイイトイヒ(い) 北(きた)ニケンクヮ(か)ヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ(い) ヒデリノトキハ(は)ナミダヲナガシ サムサノナツハ(は)オロオロアルキ ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サ(そ)ウイフ(う)モノニ ワタシハ(は)ナリタイ【方言】雨(あめ)にも負(ま)けやんと 風(かぜ)にも負(ま)けやんと 雪(ゆき)にも夏(なつ)の暑(あっつ)いのにも負(ま)けやんと まめなからだ持(も)って 慾(よく)はのうて なんとしても怒(おこ)らんと いつでもそっと笑(わろ)うとる 一日(いちにち)に玄米四合(げんまいよんごう)と 味噌(みそ)とちょぼっとの野菜(やさい)食(た)べて なんでも 自分(じぶん)を勘定(かんじょう)に入(い)れやんと よう見(み)て聞(き)いてわかって ほんで忘(わす)れやんと 原(はら)っぱの松林(まつばやし)の蔭(かげ)の小(ち)っちゃな萱葺(かやぶ)きの小屋(こや)におって 東(ひがし)に病(や)んどる子(こ)がおったら 行(い)ったって面倒(めんどう)見(み)てやって 西(にし)にえらがっとる おかさんおったら 行(い)ったってその稲(いね)の束(たば)を負(お)いねたって 南(みなみ)に死(し)にかけの人(ひと)がおったら 行(い)ったって怖(こわ)がらんでもええのやにって言(い)うたって 北(きた)に喧嘩(けんか)やもめごとがあったら しょうもないからやめときなって言(い)うたって かんかん照(で)りのときは涙(なみだ)をだして 涼(すず)しい夏(なつ)は うろうろ歩(ある)いて みんなにでくさんと言(い)われて 褒(ほ)めてももらわんと 苦(く)にもされやんと そんなもんにうちは成(な)りたいなぁ
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歌舞伎「六方 弁慶」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150390_00000
歌舞伎「六方」 作/三代目・並木五瓶 「勧進帳」より
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150390_00000
【】 歌舞伎「六方 弁慶」 【解説】歌舞伎は400年くらい続く日本の伝統芸能で、男性だけで演じるのが特徴です。歌舞伎には、「七五調」の名台詞や、長台詞を朗々と述べる「つらね」など、音楽性に富んだ台詞術があります。「六方」は、歌舞伎の演出用語の1つです。「六法」とも書きます。手足と体を十分に振り、誇張した動作で歩いたり、走ったりする演技です。
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「雨ニモマケズ」岩手県盛岡市
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150391_00000
宮沢賢治「雨ニモマケズ」を盛岡弁で朗誦(岩手県盛岡市)
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150391_00000
【】 「雨ニモマケズ」岩手県盛岡市 【原文】雨(あめ)ニモマケズ風(かぜ)ニモマケズ 雪(ゆき)ニモ夏(なつ)ノ暑(あつ)サニモマケヌ 丈夫(じょうぶ)ナカラダヲモチ 慾(よく)ハ(は)ナク 決(けっ)シテ瞋(いか)ラズ イツモシヅ(ず)カニワラッテヰ(い)ル 一日(いちにち)に玄米四合(げんまいよんごう)ト 味噌(みそ)ト少(すこ)シノ野菜(やさい)ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入(い)レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原(のはら)ノ松(まつ)ノ林(はやし)ノ蔭(かげ)ノ 小(ちい)サナ萱(かや)ブキノ小屋(こや)ニヰ(い)テ 東(ひがし)ニ病気(びょうき)ノコドモアレバ 行(い)ッテ看病(かんびょう)シテヤリ 西(にし)ニツカレタ母(はは)アレバ 行(い)ッテソノ稲(いね)ノ束(たば)ヲ負(お)ヒ(い) 南(みなみ)ニ死(し)ニサ(そ)ウナ人(ひと)アレバ 行(い)ッテコハ(わ)ガラナクテモイイトイヒ(い) 北(きた)ニケンクヮ(か)ヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ(い) ヒデリノトキハ(は)ナミダヲナガシ サムサノナツハ(は)オロオロアルキ ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サ(そ)ウイフ(う)モノニ ワタシハ(は)ナリタイ【方言】雨(あめ)ぬも負(ま)げねぇ 風(かぜ)さも負(ま)げねぇ 雪(ゆき)ぬも夏(なづ)の暑(あつ)さぬも負(ま)げねぇよんた 丈夫(じょんぶ)な体(からだ)っこもって 慾(よく)たがるすねぇ ごせやがねぇ いっつもすずがぁーぬ わらってる 一日(いづぬづ)ぬ玄米四合(げんまいよんごう)ど 味噌(みそ)ど わんつかの野菜(やさい)を食(く)って どんたなごとも われの欲得(よくとく)で考(かんが)えねぇ よぐみ よぐきいでわがり そすて 忘(わす)れねぇようにする 野原(のはら)の松林(まつばやす)の蔭(かげ)の 小(つ)っちぇな萱葺(かやぶ)きの小屋(こや)っこぬいで 東(ひがし)さ あんべぇわるくしてるわらすっこいれば 行(い)って看病(かんびょう)すてやり 西(にし)さ つかれだお母(か)さんがいれば 行(い)って 稲束(いなたば)背負(しょ)って助(す)ける 南(みなみ)さ死(す)ぬそうな人(ひと)でれば 行(い)って そんたにおっかねことではねんだよって そってあげ 北(きた)で けんかだとかそしょう すてれば つまらねぇがら おやめんしぇって そってやる ひでりのどぎぁ なみだぁこながし さむさのなづは おろおろどあるぎ みんなぬ あっぺぇって そわれ ほめられもすねぇ くぬもされねぇ わだすぁ そんたなものぬ なるてぇー もんだなぁぁ どおもってあんすたぁ
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ちょちょいのちょい暗記「論語」 
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150392_00000
ちょちょいのちょい暗記 7級 「論語」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150392_00000
【】 ちょちょいのちょい暗記「論語」 吾(わ)れ十(じゅう)有(ゆう)五(ご)にして学(がく)に志(こころざ)す 三十(さんじゅう)にして立(た)つ 四十(しじゅう)にして惑(まど)わず 五十(ごじゅう)にして天命(てんめい)を知(し)る 六十(ろくじゅう)にして耳(みみ)順(したが)う 七十(しちじゅう)にして心(こころ)の欲(ほっ)する所(ところ)に従(したが)って、矩(のり)を踰(こ)えず【解説】「論語」は中国、春秋時代の思想家、孔子の言行録。「15歳で道を決め、30歳で基礎を確立し、40歳で自信を得、50歳で天職と納得し、60歳で他人の意見がわかり、70歳で節度を失わなくなる。」ということばです。
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「私と小鳥と鈴と」石川県金沢市
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金子みすゞ「私と小鳥と鈴と」を金沢弁で朗誦(石川県金沢市)
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【】 「私と小鳥と鈴と」石川県金沢市 【原文】私(わたし)が両手(りょうて)をひろげても、お空(そら)はちっとも飛(と)べないが、飛(と)べる小鳥(ことり)は私(わたし)のように、地面(じべた)を速(はや)くは走(はし)れない。 私(わたし)がからだをゆすっても、きれいな音(おと)は出(で)ないけど、あの鳴(な)る鈴(すず)は私(わたし)のようにたくさんな唄(うた)は知(し)らないよ。鈴(すず)と、小鳥(ことり)と、それから私(わたし)、みんなちがって、みんないい。【方言】私(わたし)が 両手(りょうて)ひろげても、お空(そら)は ちょっとも 飛(と)べんげんけんど、飛(と)べる小鳥(ことり)は 私(わたし)みたいに、ぢぺだ 速(はや)くは 走(はし)れんげんよ。私(わたし)が からだ ゆらいても、きれいな音(おと)は 出(で)んげんけど、あの鳴(な)るすずは 私(わたし)みたいに たんと 唄(うた) 知(し)らんげんよ。鈴(すず)と 小鳥(ことり)と ほれから私(わたし) みんなちがうし みんないいげん。
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ちょちょいのちょい暗記「手まりうた」
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ちょちょいのちょい暗記 6級 「手まりうた」
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【】 ちょちょいのちょい暗記「手まりうた」 一番(いちばん)始(はじ)めは一(いち)の宮(みや) 二(に)また日光(にっこう)中禅寺(ちゅうぜんじ) 三(さん)また佐倉(さくら)の宗五郎(そうごろう) 四(し)また信濃(しなの)の善光寺(ぜんこうじ) 五(いつ)つ出雲(いずも)の大社(おおやしろ) 六(むっ)つ村々(むらむら)鎮守(ちんじゅ)様(さま) 七(なな)つ成田(なりた)の不動(ふどう)様(さま) 八(やっ)つ大和(やまと)の法(ほう)隆寺(りゅうじ) 九(ここの)つ高野(こうや)の弘法(こうぼ)様(さま) 十(とお)で東京(とうきょう)心願寺(しんがんじ) 【解説】「一番始めは一の宮・・・」は、明治時代から歌い継がれてきた手まり歌・お手玉歌のひとつです。時代や地域によって歌詞が変わる場合もあります。
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「春はあけぼの」富山県南砺市
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清少納言「春はあけぼの」(枕草子)を富山弁で朗誦(富山県南砺市)
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150395_00000
【】 「春はあけぼの」富山県南砺市 【原文】冬(ふゆ)はつとめて 雪(ゆき)の降(ふ)りたるはいふ(う)べきにもあらず 霜(しも)のいとしろきも またさらでもいと寒(さむ)きに 火(ひ)などいそぎおこして、炭(すみ)もてわたるも いとつきづきし 昼(ひる)になりて ぬるくゆるびもていけば 火桶(ひおけ)の火(ひ)も しろき灰(はい)がちになりてわろし【方言】冬(ふゆ)は朝(あさ)の早(は)よなとからがよい 雪(ゆき)が降(ふ)っておりゃなお良(よ)い 霜(しも)の降(お)りて白(しろ)なっておったり そっでなーてもひっどいさぶなって 火(ひ)さまをしだいておこいて 火(ひ)さまを持(も)って廊下(ろうか)を通(とお)るがも 冬(ふゆ)らしてよい それが昼間(ひるま)ちかくなって寒(さむ)さもちょっこしぬくなってこりゃ 囲炉裏(いろり)の火(ひ)さまも灰(はい)ばっかになって あんばい悪(わる)いてだちかんよーなの
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歌舞伎「ドンタッポ」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150396_00000
「ドンタッポ」にのせて 立廻りの型の名前
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【】 歌舞伎「ドンタッポ」 唐臼(からうす)、山形(やまがた)、はね上(あ)げ、柳(やなぎ)、頭払(あたまばら)い、おとして、梨子割(なしわ)り。【解説】歌舞伎は400年くらい続く日本の伝統芸能で、男性だけで演じるのが特徴です。歌舞伎の立廻りに使われる合方の「ドンタッポ」は、歌舞伎の演出効果を高めるための黒御簾音楽です。「ドン」が大太鼓の音、「タッポ」が鼓の音を表しています。※本来は上記のような歌詞はありませんが、立廻りの型の名称をわかりやすく解説しながら、表現して頂きました。
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「雨ニモマケズ」石川県珠洲市
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150397_00000
宮沢賢治「雨ニモマケズ」を石川県珠洲市の方言で朗誦
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【】 「雨ニモマケズ」石川県珠洲市 【原文】雨(あめ)ニモマケズ風(かぜ)ニモマケズ 雪(ゆき)ニモ夏(なつ)ノ暑(あつ)サニモマケヌ 丈夫(じょうぶ)ナカラダヲモチ 慾(よく)ハ(は)ナク 決(けっ)シテ瞋(いか)ラズ イツモシヅ(ず)カニワラッテヰ(い)ル 一日(いちにち)ニ玄米四合(げんまいよんごう)ト 味噌(みそ)ト少(すこ)シノ野菜(やさい)ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入(い)レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原(のはら)ノ松(まつ)ノ林(はやし)ノ蔭(かげ)ノ 小(ちい)サナ萱(かや)ブキノ小屋(こや)ニヰ(い)テ 東(ひがし)ニ病気(びょうき)ノコドモアレバ 行(い)ッテ看病(かんびょう)シテヤリ 西(にし)ニツカレタ母(はは)アレバ 行(い)ッテソノ稲(いね)ノ束(たば)ヲ負(お)ヒ(い) 南(みなみ)ニ死(し)ニサ(そ)ウナ人(ひと)アレバ 行(い)ッテコハ(わ)ガラナクテモイイトイヒ(い) 北(きた)ニケンクヮ(か)ヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ(い) ヒデリノトキハ(は)ナミダヲナガシ サムサノナツハ(は)オロオロアルキ ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サ(そ)ウイフ(う)モノニ ワタシハ(は)ナリタイ【方言】雨(あめ)にも負(ま)けんと 風(かぜ)にも負(ま)けんと 雪(ゆき)にも夏(なつ)の暑(あつ)にも負(ま)けん  達者な(たっしゃ)な体(からだ)して 欲(よく)はのーて なんにゃあっても怒(おこ)らんと いつもオッチャイとわろうとる 一日(いちにち)に玄米四合(げんまいよんごう)と 味噌(みそ)と 野菜(やさい)ちょっこし食(く)て なんもかんも わがのこたサンニョウに入(い)れんと イイガニ見(み)たり聞(き)いたりして合点(がってん)して ほして忘(わす)れんと 山(やま)の松林(まつばやし)の蔭(かげ)の ちんこい萱(かや)ぶきの小屋(こや)におって 東(ひがし)に病(やまい)の子(こ)ぁおりゃ 行(い)って世話(せわ)してやって 西(にし)にちきなそうなカアカアおりゃ 行(い)って ほの稲(いね)の束(たば)かずいて  南(みなみ)に死(し)んしんな人(ひと)ぁおりゃ  行(い)って「おとろしがらんでもいい」てて言い 北(きた)にイサカイや騒動(そうどう)ぁありゃ 「しょむないさかい やめ」てて言(い)い かんかん照(て)りのとっきゃ 涙(なみだ)ながいて さぶいナッツァ オロオロと歩(ある)いて 人(ひと)から「ダラブチ」てて言(い)われ ヨシタとも言(い)われんと 苦(く)にもされん ほんなもんに おらなりたい
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ちょちょいのちょい暗記「相撲の決まり手」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150398_00000
ちょちょいのちょい暗記 5級 「相撲の決まり手」
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【】 ちょちょいのちょい暗記「相撲の決まり手」 突(つ)き出(だ)し 押(お)し出(だ)し 寄(よ)り切(き)り 浴(あ)びせ倒(たお)し 上手投(うわてな)げ 下手出(したてだ)し投(な)げ やぐら投(な)げ 内掛(うちが)け ちょん掛(が)け 蹴手繰(けたぐ)り 小股掬(こまたすく)い 裾払(すそはら)い 肩透(かたす)かし 外無双(そとむそう) さば折(お)り ずぶねり 叩(はた)き込(こ)み 吊(つ)り落(お)とし うっちゃり 極(き)め出(だ)し 呼(よ)び戻(もど)し【解説】現在では82手あると言われている相撲の決まり手。その中から言葉の響きの面白いものや、よく使われる技など21手を抜粋しました。
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狂言で「雀の子」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150399_00000
小林一茶の俳句を、狂言の「型」で表現
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150399_00000
【】 狂言で「雀の子」 雀(すずめ)の子(こ) そこのけそこのけ 御馬(おうま)が通(とお)る【解説】狂言は、650年くらい前の室町時代からある伝統芸能です。その時代の人達の日常生活をテーマに、会話などで展開します。狂言独特の体の使い方の約束ごとがあり、これを〈型〉といいます。今回は、小林一茶の代表的な作品集「おらが春」より、「雀の子・・・」を取り上げました。萬斎さんが、馬に乗る〈型〉で、俳句の内容を表現しています。
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狂言で「夏草や…」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150400_00000
松尾芭蕉の紀行文「おくの細道」より「夏草や…」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150400_00000
【】 狂言で「夏草や…」 夏草(なつくさ)や 兵(つわもの)どもが 夢(ゆめ)の跡(あと)【解説】狂言は、650年くらい前の室町時代からある伝統芸能です。その時代の人達の日常生活をテーマに、会話などで展開します。狂言独特の体の使い方の約束ごとがあり、これを〈型〉といいます。今回は、松尾芭蕉の句集「おくの細道」から、武士たちが栄光を夢みて戦った地に生い茂る夏草をみて詠んだ「夏草や…」を取り上げ、萬斎さんが戦の面影を表現しました。
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狂言で「閑さや…」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150401_00000
松尾芭蕉の紀行文「おくの細道」より「閑さや…」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150401_00000
【】 狂言で「閑さや…」 閑(しずか)さや 岩(いわ)にしみ入(いる) 蝉(せみ)の声(こえ)【解説】狂言は、650年くらい前の室町時代からある伝統芸能です。その時代の人達の日常生活をテーマに、会話などで展開します。狂言独特の体の使い方の約束ごとがあり、これを〈型〉といいます。今回は、松尾芭蕉の代表的な句集「おくの細道」より「閑さや…」を取り上げ、蝉が鳴きしきる現実とは別の次元の心の「閑さ」を詠んだ句を、萬斎さんが「蝉の精」の型で表現します。蝉の精がつけているのは「空吹(うそふき)」という面で、動植物に多く用いられます。
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「雨ニモマケズ」津軽弁
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宮沢賢治「雨ニモマケズ」を青森県津軽市の方言で朗誦
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【】 「雨ニモマケズ」津軽弁 【原文】雨(あめ)ニモマケズ風(かぜ)ニモマケズ 雪(ゆき)ニモ夏(なつ)ノ暑(あつ)サニモマケヌ 丈夫(じょうぶ)ナカラダヲモチ 慾(よく)ハ(は)ナク 決(けっ)シテ瞋(いか)ラズ イツモシヅ(ず)カニワラッテヰ(い)ル 一日(いちにち)ニ玄米四合(げんまいよんごう)ト 味噌(みそ)ト少(すこ)シノ野菜(やさい)ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入(い)レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原(のはら)ノ松(まつ)ノ林(はやし)ノ蔭(かげ)ノ 小(ちい)サナ萱(かや)ブキノ小屋(こや)ニヰ(い)テ 東(ひがし)ニ病気(びょうき)ノコドモアレバ 行(い)ッテ看病(かんびょう)シテヤリ 西(にし)ニツカレタ母(はは)アレバ 行(い)ッテソノ稲(いね)ノ束(たば)ヲ負(お)ヒ(い) 南(みなみ)ニ死(し)ニサ(そ)ウナ人(ひと)アレバ 行(い)ッテコハ(わ)ガラナクテモイイトイヒ(い) 北(きた)ニケンクヮ(か)ヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ(い) ヒデリノトキハ(は)ナミダヲナガシ サムサノナツハ(は)オロオロアルキ ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サ(そ)ウイフ(う)モノニ ワタシハ(は)ナリタイ
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歌舞伎「切(き)られ与三(よさ)」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150403_00000
歌舞伎「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」の源氏店の場  作/三代目・瀬川如皐
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【】 歌舞伎「切(き)られ与三(よさ)」 イヤサお富(とみ) 久(ひさ)しぶりだなあそういうお前(まえ)は与三郎(よさぶろう)だ おぬしやァ 俺(おれ)を見忘(みわす)れたかばーったりしがねえ恋(こい)の情(なさけ)が仇(あだ) 死(し)んだと思(おも)ったお富(とみ)たァ お釈迦様(しゃかさま)でも 気(き)がつくめえ【解説】歌舞伎は400年くらい続く日本の伝統芸能で、男性だけで演じるのが特徴です。「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」通称「切られ与三」は、1853年(嘉永6年)に中村座で初めて演じられました。和泉屋の若旦那与三郎とお富の世話物です。中村勘九郎さんには、ツケの音「ばーったり」も言葉で表現していただきました。
にほんごであそぼ
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文楽「春雨(はるさめ)じゃ」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150404_00000
人形浄瑠璃で「春雨じゃ」(「月形半平太」行友 李風より) ※2017年までに放送したものは竹本織太夫のお名前が豊竹咲甫太夫になっています
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150404_00000
【】 文楽「春雨(はるさめ)じゃ」 春雨(はるさめ)じゃ 濡(ぬ)れて行(い)こう【文楽解説】人形浄瑠璃文楽は、物語を語る太夫と、情景を演奏する三味線ひきと、人形遣いとで演じる伝統芸能です。三味線伴奏の語り物音楽のことを、浄瑠璃といいます。【「月形半平太」解説】小説家・劇作家の行友李風が、幕末の京都を舞台に描いた、主人公の半平太をとりまく恋と剣の戯曲です。今回は、名台詞「春雨じゃ。濡れて行こう」を、雨に濡れても大丈夫そうな河童で演じていただきました。
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「雨ニモマケズ」富山県砺波地方
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150405_00000
宮沢賢治「雨ニモマケズ」を富山県西部の砺波地方の方言で朗誦
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150405_00000
【】 「雨ニモマケズ」富山県砺波地方 【原文】雨(あめ)ニモマケズ風(かぜ)ニモマケズ 雪(ゆき)ニモ夏(なつ)ノ暑(あつ)サニモマケヌ 丈夫(じょうぶ)ナカラダヲモチ 慾(よく)ハ(は)ナク 決(けっ)シテ瞋(いか)ラズ イツモシヅ(ず)カニワラッテヰ(い)ル 一日(いちにち)ニ玄米四合(げんまいよんごう)ト 味噌(みそ)ト少(すこ)シノ野菜(やさい)ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入(い)レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原(のはら)ノ松(まつ)ノ林(はやし)ノ蔭(かげ)ノ 小(ちい)サナ萱(かや)ブキノ小屋(こや)ニヰ(い)テ 東(ひがし)ニ病気(びょうき)ノコドモアレバ 行(い)ッテ看病(かんびょう)シテヤリ 西(にし)ニツカレタ母(はは)アレバ 行(い)ッテソノ稲(いね)ノ束(たば)ヲ負(お)ヒ(い) 南(みなみ)ニ死(し)ニサ(そ)ウナ人(ひと)アレバ 行(い)ッテコハ(わ)ガラナクテモイイトイヒ(い) 北(きた)ニケンクヮ(か)ヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ(い) ヒデリノトキハ(は)ナミダヲナガシ サムサノナツハ(は)オロオロアルキ ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サ(そ)ウイフ(う)モノニ ワタシハ(は)ナリタイ
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歌舞伎「三人吉三 」イザイザイザ
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150406_00000
歌舞伎「三人吉三」より 作/河竹黙阿弥
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150406_00000
【】 歌舞伎「三人吉三 」イザイザイザ イザ イザ イザ イザ イザ払(はら)い落(お)とし 打(う)ち込(こ)み 柳(やなぎ) 足払(あしばら)い 胸止(むなど)め             待(ま)った待(ま)った二人(ふたり)とも 一番(いちばん)待(ま)ってもらおうか 見兼(みかね)て止(と)めに入(はい)ったは 争(あらそ)い事(ごと)が大(だい)の苦手(にがて)の勘九郎(かんくろう) 福茶(ふくぢゃ)の豆(まめ)や梅干(うめぼ)しの 遺恨(いこん)の種(たね)を残(のこ)さずに 厄払(やくばら)ひ(い)めくせりふだが 小粒(こつぶ)なさんしょのこの己(おれ)に さらりと預(あず)けてくんなせへ(え)な 引(ひ)いてくれるか イザ イザ イザ イザ イザ ばーったり【解説】歌舞伎は400年くらい続く日本の伝統芸能で、男性だけで演じるのが特徴です。「三人吉三」は、お坊吉三・和尚吉三・お嬢吉三の3人が、百両の大金と名刀を巡ってくりひろげる物語です。今回は、和尚吉三がいさかいを収める場面を演じていただきました。本来の立廻りは、型の名称を声には出しませんが、わかりやすく言葉で表現していただきました。「ばーったり」は「ツケ」と呼ばれる効果音で、本来は舞台の袖に置いた板を打って、役者の演技に音を付けるものです。
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狂言で「昼の蚊の…」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150407_00000
小林一茶の俳句を、狂言の「型」で表現
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150407_00000
【】 狂言で「昼の蚊の…」 昼(ひる)の蚊(か)の さすや手(て)をかへ(え) 品(しな)をかへ(え)【解説】狂言は、650年くらい前の室町時代からある伝統芸能です。その時代の人達の日常生活をテーマに、会話などで展開します。狂言独特の体の使い方の約束ごとがあり、これを〈型〉といいます。今回は、小林一茶の句日記「八番日記」より、「昼の蚊の…」を取り上げました。萬斎さんが蚊の〈型〉で俳句の内容を表現しています。狂言では「蚊相撲」という曲で、蚊の精と大名が相撲を取り、大名が団扇で扇いで勝とうとしますが、最後には刺されて目を回してしまいます。
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狂言で「秋深き…」僧侶バージョン
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150408_00000
松尾芭蕉の俳句を、狂言の「型」で表現
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150408_00000
【】 狂言で「秋深き…」僧侶バージョン 秋深(あきふか)き 隣(となり)は何(なに)を する人(ひと)ぞ【解説】狂言は、650年くらい前の室町時代からある伝統芸能です。その時代の人達の日常生活をテーマに、会話などで展開します。狂言独特の体の使い方の約束ごとがあり、これを〈型〉といいます。一方、「秋深き…」は、病床にあった松尾芭蕉が、床から起きて詠んだ最後の句とも言われています。隣人の気配に思いを巡らしながらお経をあげる僧侶と、隣人のことは気にせず深い眠りにつく太郎冠者。この俳句の両側面を、萬斎さんが一人二役で表現しました。
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狂言で「秋深き…」太郎冠者バージョン
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150409_00000
松尾芭蕉の俳句を、狂言の「型」で表現
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150409_00000
【】 狂言で「秋深き…」太郎冠者バージョン 秋深(あきふか)き 隣(となり)は何(なに)を する人(ひと)ぞ【解説】狂言は、650年くらい前の室町時代からある伝統芸能です。その時代の人達の日常生活をテーマに、会話などで展開します。狂言独特の体の使い方の約束ごとがあり、これを〈型〉といいます。一方、「秋深き…」は、病床にあった松尾芭蕉が、床から起きて詠んだ最後の句とも言われています。隣人の気配に思いを巡らしながらお経をあげる僧侶と、隣人のことは気にせず深い眠りにつく太郎冠者。この俳句の両側面を、萬斎さんが一人二役で表現しました。
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「私と小鳥と鈴と」開聞弁
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150410_00000
金子みすゞ「私と小鳥と鈴と」を鹿児島県薩摩半島南部の開聞地方の方言で朗誦
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150410_00000
【】 「私と小鳥と鈴と」開聞弁 【原文】私(わたし)が両手(りょうて)をひろげても、お空(そら)はちっとも飛(と)べないが、飛(と)べる小鳥(ことり)は私(わたし)のように、地面(じべた)を速(はや)くは走(はし)れない。私(わたし)がからだをゆすっても、きれいな音(おと)は出(で)ないけど、あの鳴(な)る鈴(すず)は私(わたし)のようにたくさんな唄(うた)は知(し)らないよ。鈴(すず)と、小鳥(ことり)と、それから私(わたし)、みんなちがって、みんないい。
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歌舞伎「鈴ヶ森」お待ちなせぇやし
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150411_00000
歌舞伎「浮世柄比翼稲妻」より二幕「鈴ヶ森の場」 作/四世鶴屋南北
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150411_00000
【】 歌舞伎「鈴ヶ森」お待ちなせぇやし お若(わけ)えの お待(ま)ちなせぇやし待(ま)てとお止(とど)めなされしは 手前(てまえ)がことでござるよなさようでごぜぇやす雉子(きじ)も啼(な)かずば うたれまいに【解説】歌舞伎は400年くらい続く日本の伝統芸能で、男性だけで演じるのが特徴です。 歌舞伎を代表する作者、鶴屋南北の作品「浮世柄比翼稲妻」から、長兵衛と権八の名台詞や多彩な立廻りなど、見どころたっぷりの「鈴ヶ森の場」を取り上げました。権八の刀捌きと度胸に惚れ込んだ長兵衛が、権八に声をかける有名なシーンを、勘九郎さんに演じていただきました。
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文楽「はたらけど…」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150412_00000
浄瑠璃で「はたらけど…」作/石川啄木「一握の砂」より ※2017年までに放送したものは竹本織太夫のお名前が豊竹咲甫太夫になっています
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150412_00000
【】 文楽「はたらけど…」 はたらけど はたらけど 猶(なお)わが生活(くらし) 楽(らく)にならざり ぢ(じ)っと手(て)を見(み)る【文楽解説】人形浄瑠璃文楽は、物語を語る太夫と、情景を演奏する三味線ひきと、人形遣いとで演じる伝統芸能です。三味線伴奏の語り物音楽のことを、浄瑠璃といいます。【「はたらけど…」解説】 石川啄木の代表的な歌集『一握の砂』より、教科書にも載ることが多い「はたらけど…」を取り上げました。どんなに働いても暮らしが楽にはならない、啄木の人生の悲哀。文楽では、一人の太夫が何役もの喜怒哀楽を演じ分けるので、感情表現がとても豊かです。
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「雨ニモマケズ」鹿児島県指宿市山川地区の方言
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150413_00000
宮沢賢治「雨ニモマケズ」を鹿児島県の薩摩半島南部の山川地区の方言で朗誦
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150413_00000
【】 「雨ニモマケズ」鹿児島県指宿市山川地区の方言 【原文】雨(あめ)ニモマケズ風(かぜ)ニモマケズ 雪(ゆき)ニモ夏(なつ)ノ暑(あつ)サニモマケヌ 丈夫(じょうぶ)ナカラダヲモチ 慾(よく)ハ(は)ナク 決(けっ)シテ瞋(いか)ラズ イツモシヅ(ず)カニワラッテヰ(い)ル 一日(いちにち)ニ玄米四合(げんまいよんごう)ト 味噌(みそ)ト少(すこ)シノ野菜(やさい)ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入(い)レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原(のはら)ノ松(まつ)ノ林(はやし)ノ蔭(かげ)ノ 小(ちい)サナ萱(かや)ブキノ小屋(こや)ニヰ(い)テ 東(ひがし)ニ病気(びょうき)ノコドモアレバ 行(い)ッテ看病(かんびょう)シテヤリ 西(にし)ニツカレタ母(はは)アレバ 行(い)ッテソノ稲(いね)ノ束(たば)ヲ負(お)ヒ(い) 南(みなみ)ニ死(し)ニサ(そ)ウナ人(ひと)アレバ 行(い)ッテコハ(わ)ガラナクテモイイトイヒ(い) 北(きた)ニケンクヮ(か)ヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ(い) ヒデリノトキハ(は)ナミダヲナガシ サムサノナツハ(は)オロオロアルキ ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サ(そ)ウイフ(う)モノニ ワタシハ(は)ナリタイ
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歌舞伎「楼門五三桐」絶景かな
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150414_00000
歌舞伎「楼門五三桐」絶景かな 作/初代並木五瓶
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150414_00000
【】 歌舞伎「楼門五三桐」絶景かな 絶景(ぜっけい)かな 絶景(ぜっけい)かな春(はる)の眺(なが)めは価千金(あたいせんきん)とは 小(ちい)せえ 小(ちい)せえこの五右衛門(ごえもん)が眼(め)から見(み)れば 価万両(あたいまんりょう) 万々両(まんまんりょう)日(ひ)もはや西(にし)に傾(かたぶ)きて 雲(くも)と棚引(たなび)く桜花(さくらばな) あかね輝(かがや)くこの風情(ふぜい)ハテ 麗(うら)らかな眺(なが)めだなァ【解説】歌舞伎は400年くらい続く日本の伝統芸能で、男性だけで演じるのが特徴です。「楼門五三桐」は、有名な大泥棒石川五右衛門が父の敵を討つために、当時の権力者である真柴久吉の命を狙う物語。追手に追われる五右衛門が、京都の南禅寺の山門の回廊で夕暮れ時の満開の桜を楽しむ名場面を、勘九郎さんに演じていただきました。
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狂言で「うしろすがたの…」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150415_00000
種田山頭火の俳句を、狂言の「型」で表現
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150415_00000
【】 狂言で「うしろすがたの…」 うしろすがたの しぐれてゆくか【解説】狂言は、650年くらい前の室町時代からある伝統芸能です。その時代の人達の日常生活をテーマに、会話などで展開します。狂言独特の体の使い方の約束ごとがあり、これを〈型〉といいます。この俳句は「うしろすがた」で山頭火自身の孤独を、「しぐれ」で人生の虚無感を表現しています。出家して托鉢の旅を続けた山頭火を、萬斎さんが僧侶の姿で表現しました。「くっさめ」は、くしゃみを表す擬音です。
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文楽「世に在る…」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150416_00000
人形浄瑠璃でハムレット「世に在る…」作/ウィリアム・シェイクスピア 訳/坪内逍遙 ※2017年までに放送したものは竹本織太夫のお名前が豊竹咲甫太夫になっています
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150416_00000
【】 文楽「世に在る…」 世(よ)に在(あ)る 世(よ)に在(あ)らぬ それが疑問(ぎもん)ぢゃ 【文楽解説】人形浄瑠璃文楽は、物語を語る太夫と、情景を演奏する三味線ひきと、人形遣いとで演じる伝統芸能です。三味線伴奏の語り物音楽のことを、浄瑠璃といいます。【「世に在る…」解説】 400年以上経った今も世界中で上演され続けている、シェイクスピアの悲劇「ハムレット」。デンマークの王子ハムレットが、父を殺した叔父に復讐を果たす物語です。「世に在る 世に在らぬ それが疑問ぢゃ」は、人間の心の苦悶を表した名台詞。番組では、「ぢゃ」が印象的な、坪内逍遙の訳で取り上げました。人形の豊かな感情表現が見どころです。
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狂言で「咳をしても一人」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150417_00000
尾崎放哉の俳句を、狂言の「型」で表現
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150417_00000
【】 狂言で「咳をしても一人」 咳(せき)をしてもひとり【解説】狂言は、650年くらい前の室町時代からある伝統芸能です。その時代の人達の日常生活をテーマに、会話などで展開します。狂言独特の体の使い方の約束ごとがあり、これを〈型〉といいます。 「咳をしても一人」は、安住の地を求めながら漂泊した、自由律俳句の代表的な俳人、尾崎放哉の句です。番組では、孤独な中にも、虫の声を聴きながら一人の静寂を楽しんでいる側面を描き、「咳」や「笑い」の型で表現しました。
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「雨ニモマケズ」宮崎県 諸県弁
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150418_00000
宮沢賢治「雨ニモマケズ」を宮崎県 諸県(もろかた)の方言で朗誦
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150418_00000
【】 「雨ニモマケズ」宮崎県 諸県弁 【原文】雨(あめ)ニモマケズ風(かぜ)ニモマケズ 雪(ゆき)ニモ夏(なつ)ノ暑(あつ)サニモマケヌ 丈夫(じょうぶ)ナカラダヲモチ 慾(よく)ハ(は)ナク 決(けっ)シテ瞋(いか)ラズ イツモシヅ(ず)カニワラッテヰ(い)ル 一日(いちにち)ニ玄米四合(げんまいよんごう)ト 味噌(みそ)ト少(すこ)シノ野菜(やさい)ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入(い)レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原(のはら)ノ松(まつ)ノ林(はやし)ノ蔭(かげ)ノ 小(ちい)サナ萱(かや)ブキノ小屋(こや)ニヰ(い)テ 東(ひがし)ニ病気(びょうき)ノコドモアレバ 行(い)ッテ看病(かんびょう)シテヤリ 西(にし)ニツカレタ母(はは)アレバ 行(い)ッテソノ稲(いね)ノ束(たば)ヲ負(お)ヒ(い) 南(みなみ)ニ死(し)ニサ(そ)ウナ人(ひと)アレバ 行(い)ッテコハ(わ)ガラナクテモイイトイヒ(い) 北(きた)ニケンクヮ(か)ヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ(い) ヒデリノトキハ(は)ナミダヲナガシ サムサノナツハ(は)オロオロアルキ ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サ(そ)ウイフ(う)モノニ ワタシハ(は)ナリタイ
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歌舞伎「操り三番叟」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150419_00000
歌舞伎「操り三番叟」 作/篠田瑳助
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150419_00000
【】 歌舞伎「操り三番叟」 おおさえ おおさえ 悦(よろこ)びありや我(わ)がこのところより 外(ほか)へはやらじとぞ思(おも)う【解説】歌舞伎は400年くらい続く日本の伝統芸能で、男性だけで演じるのが特徴です。「三番叟」は五穀豊穣への祈りをあらわすといわれる伝統芸能で、能楽では狂言役者が演じます。歌舞伎や人形浄瑠璃にも取り入れられ、様々な形態で受け継がれてきました。今回は、人間が糸で操られる人形になりきって三番叟を踊る「操り三番叟」を取り上げました。人形を演じる勘九郎さんと、糸を操る後見との息の合った所作と演技が見どころです。
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狂言「千鳥 その壱」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150420_00000
狂言「千鳥」 三話連続の初回
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150420_00000
【】 狂言「千鳥 その壱」 浜千鳥(はまちどり)の 友(とも)呼(よ)ぶ声(こえ)はちりちりや ちりちり ちりちりや ちりちりとちり飛(と)んだり 【解説】狂言は、650年くらい前の室町時代からある伝統芸能です。その時代の人達の日常生活をテーマに、会話などで展開します。「千鳥」は、主人から酒を買ってくるよう命じられた太郎冠者が、お金がないために、酒屋のすきをついて樽を持ち帰ろうとする、酒屋とのかけひきが楽しい曲です。3話の続き物としたので、萬斎さんがそれぞれに楽しい解説をつけてくださいました。
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狂言「千鳥 その弐」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150421_00000
狂言「千鳥」 三話連続の二回目
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150421_00000
【】 狂言「千鳥 その弐」 浜千鳥(はまちどり)の 友(とも)呼(よ)ぶ声(こえ)はちりちりや ちりちり ちりちりや ちりちりとちり飛(と)んだり 【解説】狂言は、650年くらい前の室町時代からある伝統芸能です。その時代の人達の日常生活をテーマに、会話などで展開します。「千鳥」は、主人から酒を買ってくるよう命じられた太郎冠者が、お金がないために、酒屋のすきをついて樽を持ち帰ろうとする、酒屋とのかけひきが楽しい曲です。3話の続き物としたので、萬斎さんがそれぞれに楽しい解説をつけてくださいました。
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狂言「千鳥 その参」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150422_00000
狂言「千鳥」 三話連続の三回目
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150422_00000
【】 狂言「千鳥 その参」 浜千鳥(はまちどり)の 友(とも)呼(よ)ぶ声(こえ)はちりちりや ちりちり ちりちりや ちりちりとちり飛(と)んだり 【解説】狂言は、650年くらい前の室町時代からある伝統芸能です。その時代の人達の日常生活をテーマに、会話などで展開します。「千鳥」は、主人から酒を買ってくるよう命じられた太郎冠者が、お金がないために、酒屋のすきをついて樽を持ち帰ろうとする、酒屋とのかけひきが楽しい曲です。3話の続き物としたので、萬斎さんがそれぞれに楽しい解説をつけてくださいました。
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文楽「お気に召すまま…」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150423_00000
人形浄瑠璃文楽で「お気に召すまま…」作/ウィリアム・シェイクスピア 訳/齋藤孝 ※2017年までに放送したものは竹本織太夫のお名前が豊竹咲甫太夫になっています
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150423_00000
【】 文楽「お気に召すまま…」 世界(せかい)は一(ひと)つの舞台(ぶたい) 人(ひと)はみな役者(やくしゃ)【文楽解説】人形浄瑠璃文楽は、物語を語る太夫と、情景を演奏する三味線ひきと、人形遣いとで演じる伝統芸能です。三味線伴奏の語り物音楽のことを、浄瑠璃といいます。【「お気に召すまま…」解説】ルネサンス演劇を代表するシェイクスピアの作品で、地位を追われた男装の女性ロザリンドと、その恋人、アーデンの森で暮らす羊飼いたちの織りなす恋愛喜劇です。文楽でも近年、シェイクスピアを題材とした新作を発表していますが、今回は文楽の伝統的な「傾城」という人形で、「お気に召すまま」の代表的な台詞を演じて頂きました。
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「雨ニモマケズ」長崎県島原市の方言
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宮沢賢治「雨ニモマケズ」を長崎県島原市の方言で朗誦
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150424_00000
【】 「雨ニモマケズ」長崎県島原市の方言 【原文】雨(あめ)ニモマケズ風(かぜ)ニモマケズ 雪(ゆき)ニモ夏(なつ)ノ暑(あつ)サニモマケヌ 丈夫(じょうぶ)ナカラダヲモチ 慾(よく)ハ(は)ナク 決(けっ)シテ瞋(いか)ラズ イツモシヅ(ず)カニワラッテヰ(い)ル 一日(いちにち)ニ玄米四合(げんまいよんごう)ト 味噌(みそ)ト少(すこ)シノ野菜(やさい)ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入(い)レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原(のはら)ノ松(まつ)ノ林(はやし)ノ蔭(かげ)ノ 小(ちい)サナ萱(かや)ブキノ小屋(こや)ニヰ(い)テ 東(ひがし)ニ病気(びょうき)ノコドモアレバ 行(い)ッテ看病(かんびょう)シテヤリ 西(にし)ニツカレタ母(はは)アレバ 行(い)ッテソノ稲(いね)ノ束(たば)ヲ負(お)ヒ(い) 南(みなみ)ニ死(し)ニサ(そ)ウナ人(ひと)アレバ 行(い)ッテコハ(わ)ガラナクテモイイトイヒ(い) 北(きた)ニケンクヮ(か)ヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ(い) ヒデリノトキハ(は)ナミダヲナガシ サムサノナツハ(は)オロオロアルキ ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サ(そ)ウイフ(う)モノニ ワタシハ(は)ナリタイ
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歌舞伎「数え唄」
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亀をたすけた浦島九郎/歌舞伎「菅原伝授手習鑑」より 作:竹田出雲・三好松洛・並木千柳
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150425_00000
【】 歌舞伎「数え唄」 一(ひと)つ 灯(ひ)かげにすかして見(み)れば二(ふた)つ 不思議(ふしぎ)三(みっ)つ 見付(みつ)けた四(よっ)つ 夜更(よふ)けに五(いつ)つ 一体(いったい)合点(がてん)が行(ゆ)かぬ六(むっ)つ 胸騒(むなさわ)ぎ七(なな)つ 何(なん)であろ八(やっ)つ 奴(やっこ)が九(ここの)つ この池(いけ)へ十(とお) で飛(と)び込(こ)もうか【解説】歌舞伎は400年くらい続く日本の伝統芸能で、男性だけで演じるのが特徴です。今回は、「菅原伝授手習鑑」の「道明寺」から「数え唄」を取り上げました。おなじみの浦島太郎の物語に、勘九郎さんが「数え唄」を組み込んで、子どもにも分かりやすく表現してくださいました。
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狂言「蚊相撲 その壱」
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狂言「蚊相撲」を三話連続で 今回は、その壱
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150426_00000
【】 狂言「蚊相撲 その壱」 いいやあ いいやあ やっとないいやあ いいやあ やっとないいやあ いいやあ ぷうこれは いかなことやっとな やっとな やっとな やっとな やっとなかったぞ かったぞ【解説】狂言は、650年くらい前の室町時代からある伝統芸能です。その時代の人達の日常生活をテーマに、会話などで展開します。狂言には、猿や狐だけでなく、山芋の精やキノコなど、様々な動植物が登場しますが、「蚊相撲」では、人間に化けた「蚊の精」と大名が相撲をとります。蚊に刺されて目を回してしまった大名が考えた秘策は…?
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狂言「蚊相撲 その弐」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150427_00000
狂言「蚊相撲」を三話連続で 今回は、その弐
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150427_00000
【】 狂言「蚊相撲 その弐」 いいやあ いいやあ やっとないいやあ いいやあ やっとないいやあ いいやあ ぷうこれは いかなことやっとな やっとな やっとな やっとな やっとなかったぞ かったぞ【解説】狂言は、650年くらい前の室町時代からある伝統芸能です。その時代の人達の日常生活をテーマに、会話などで展開します。狂言には、猿や狐だけでなく、山芋の精やキノコなど、様々な動植物が登場しますが、「蚊相撲」では、人間に化けた「蚊の精」と大名が相撲をとります。団扇に扇がれた蚊の動きが見どころです。
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狂言「蚊相撲 その参」
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狂言「蚊相撲」を三話連続で 今回は、その参
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150428_00000
【】 狂言「蚊相撲 その参」 いいやあ いいやあ やっとないいやあ いいやあ やっとないいやあ いいやあ ぷうこれは いかなことやっとな やっとな やっとな やっとな やっとなかったぞ かったぞ【解説】狂言は、650年くらい前の室町時代からある伝統芸能です。その時代の人達の日常生活をテーマに、会話などで展開します。狂言には、猿や狐だけでなく、山芋の精やキノコなど、様々な動植物が登場しますが、「蚊相撲」では、人間に化けた「蚊の精」と大名が相撲をとります。一度は勝ったと思った大名ですが・・・。狂言ならではの、展開の妙です。
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文楽「笑う門には…」
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素浄瑠璃で「笑う門には…」/ことわざ ※2017年までに放送したものは竹本織太夫のお名前が豊竹咲甫太夫になっています
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【】 文楽「笑う門には…」 笑(わろ)う門(かど)には福(ふく)来(きた)る【文楽解説】人形浄瑠璃文楽は、物語を語る太夫と、情景を演奏する三味線ひきと、人形遣いとで演じる伝統芸能です。三味線伴奏の語り物音楽のことを浄瑠璃、人形を入れず太夫と三味線だけの演奏を素浄瑠璃といいます。【「笑う門には…」解説】 場面の情景、物語の背景、登場人物全員の言葉など、全てを一人で語り分ける太夫は喜怒哀楽の表現がとても豊かで、「笑い」にも様々なバリエーションがあります。今回はその中でも特に、福を呼びそうな笑い方を披露して頂きました。「笑う門には・・・」は、「笑いが絶えない家庭には幸運が訪れる」とういう意味がこめられたことわざで、江戸時代に作られた『いろはかるた』の中の一つです。
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文楽「駆け込み訴え」
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人形浄瑠璃で「駆け込み訴え」作/太宰治 ※2017年までに放送したものは竹本織太夫のお名前が豊竹咲甫太夫になっています
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【】 文楽「駆け込み訴え」 申(もう)し上(あ)げます。申(もう)し上(あ)げます。旦那(だんな)さま。あの人(ひと)は、酷(ひど)い。酷(ひど)い。はい。厭(いや)な奴(やつ)です 悪(わる)い人(ひと)です。ああ、我慢(がまん)ならない。【文楽解説】人形浄瑠璃文楽は、物語を語る太夫と、情景を演奏する三味線ひきと、人形遣いとで演じる伝統芸能です。三味線伴奏の語り物音楽のことを、浄瑠璃といいます。【「駆け込み訴え」解説】 小説家太宰治の昭和初期の短編。「酷い」という言葉で怒りを表しながらも、信頼していた人に突き放された悔しさや悲しみなどのゆれる心を、三味線と太夫の語りで巧みに表現しています。美しい女性が、一瞬にして恐ろしい表情に変わる「ガブ」と呼ばれるからくりが、人形浄瑠璃ならではの見どころです。原作では男性の台詞ですが、感情が変化していく様を表現するため、ガブ(女性)の人形に置き換えて演じて頂きました。
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「春はあけぼの」長崎県島原市の方言
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清少納言「春はあけぼの」(枕草子)を長崎県島原市の方言で朗誦
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【】 「春はあけぼの」長崎県島原市の方言 【原文】春(はる)はあけぼの。や(よ)うや(よ)うしろくなり行(ゆ)く、山(やま)ぎは(わ)すこしあかりて、むらさきだちたる雲(くも)のほそくたなびきたる。秋(あき)は夕暮(ゆうぐれ)。夕日(ゆうひ)のさして山(やま)のはいとちか(こ)うなりたるに、からすのねどころへ行(ゆ)くとて、みつよつ、ふたつみつなどとびいそぐさへ(え)あは(わ)れなり。まいて雁(かり)などのつらねたるが、いとちひ(い)さくみゆるはいとを(お)かし。日入(ひい)りはてて、風(かぜ)の音(おと)むしのねなど、はたいふ(う)べきにあらず。
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絵あわせ百人一首「人はいさ…」
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百人一首「人はいさ…」作/紀貫之
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【】 絵あわせ百人一首「人はいさ…」 人(ひと)はいさ心(こころ)も知(し)らずふるさとは花(はな)ぞ昔(むかし)の香(か)ににほ(お)ひ(い)ける【百人一首解説】「最近来てくれないですね」という宿の主人の皮肉に対して、「人の心はどうだかわかりませんが、梅の花は昔と同じ香りで咲いていますね」と返した歌。平安時代は、「花の香り」といえば梅の花の香りのことでした。紀貫之は『古今和歌集』の選者であり、『土佐日記』の作者でもあります。
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絵あわせ百人一首「春の夜の…」
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百人一首「春の夜の…」作/周防内侍
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【】 絵あわせ百人一首「春の夜の…」 春(はる)の夜(よ)の夢(ゆめ)ばかりなる手(た)枕(まくら)にかひ(い)なく立(た)たむ(ん)名(な)こそ惜(お)しけれ【百人一首解説】うでまくらをしようとした男性に、「春の夜の夢のような、戯れのうでまくらをしてもらったために、あなたとの噂がつまらなく立つのはくやしいわ」と答えた歌。言葉遊びでもあり、大人の恋の歌です。「春の夜」は、短さの象徴となっています。周防内侍は、後冷泉天皇などに仕えました。
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絵あわせ百人一首「恨み佗び…」
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百人一首「恨み佗び…」作/相模
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【】 百人一首「恨み佗び…」作/相模 恨(うら)み佗(わ)びほさぬ袖(そで)だにあるものを恋(こい)に朽(く)ちなむ(ん)名(な)こそ惜(お)しけれ【百人一首解説】「つれないあなたを恨み、涙で乾かない袖が朽ちてしまうのもくやしいのに、その上浮き名が立って朽ち果ててしまう私の名が惜しいのです」という歌。乾かない袖(袖がぬれる)という表現は、涙にくれていることを表します。袖も私(の評判)もダメになってしまうことを嘆いています。
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絵あわせ百人一首「見せばやな…」
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百人一首「見せばやな…」作/殷富門院大輔
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150435_00000
【】 百人一首「見せばやな…」作/殷富門院大輔 見(み)せばやな雄(を)島(じま)のあまの袖(そで)だにも濡(ぬ)れにぞ濡(ぬ)れし色(いろ)はかは(わ)らず 【百人一首解説】恋の苦しみを歌った歌。「涙で色が変わってしまった私の袖を見せたいものです。雄島の漁師の袖でさえ、ひどく濡れていても色は変わっていないのに」という意味です。どんなに泣いても尽きぬ涙を表現しており、それほどまでにつらい気持ちをわかってほしいと訴えています。
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絵あわせ百人一首「久方の…」
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百人一首「久方の…」作/紀友則
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150436_00000
【】 絵あわせ百人一首「久方の…」 久方(ひさかた)の光(ひかり)のどけき春(はる)の日(ひ)にしづ(ず)ごころなく花(はな)の散(ち)るらむ(ん)【百人一首解説】「のどかに日の光がさす春の日に、なぜ静かな落ち着いた心もなく、あわただしく桜は散ってしまうのだろう」という意味で、この「花」は桜。「のどかに」と「あわただしく」という対比が歌に奥行きを与えています。作者の紀友則は『古今和歌集』の選者の一人であり、紀貫之の従兄です。
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絵あわせ百人一首「古への …」
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百人一首「古への …」作/ 伊勢大輔
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【】 絵あわせ百人一首「古への …」 古(いにし)へ(え)の奈良(なら)の都(みやこ)の八重(やえ)ざくら今日(きょう)九重(ここのえ)に匂(にお)ひ(い)ぬるかな【百人一首解説】「昔、都のあった奈良で咲いていた八重桜が、今日はこの宮中でみごとに咲きほこっているなぁ」という歌。「九重」はここでは平安の都のこと。「昔」と「今日」、「八重」と「九重」という技巧を使い、宮中の繁栄を歌っています。作者が新参者のときに腕前を試された歌で、見事に大役を果たしました。
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絵あわせ百人一首「わが庵は…」
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百人一首「わが庵は…」作/喜撰法師
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【】 絵あわせ百人一首「わが庵は…」 わが庵(いお)は都(みやこ)のたつみしかぞ住(す)む世(よ)をうぢ(じ)山(やま)と人(ひと)はいふ(う)なり【百人一首解説】「私は都のたつみ(東南)にある住居で、このように心静かに暮らしています。世間の人は、世の中がイヤになって住む宇治山だと言っていますが」という意味。「(世を)憂し」と「宇治(山)」が掛詞になっています。世俗を捨てて静かに暮らす、出家者の穏やかな気持ちを歌っています。
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絵あわせ百人一首「筑波嶺の…」
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百人一首「筑波嶺の…」作/陽成院
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【】 絵あわせ百人一首「筑波嶺の…」 筑波嶺(つくばね)の峯(みね)より落(お)つるみなの川(がわ)恋(こい)ぞつもりて淵(ふち)となりぬる【百人一首解説】「筑波山から流れ落ちるわずかな雫が、やがて深い淵となるように、あなたを思う私の恋心もだんだんと深くなってしまった」という意味。「淵」とは、流れが滞って深く水をたたえているところ。作者の陽成院は、第五十七代の天皇。この歌を送られた綏子内親王は、後に陽成院の妃になりました。
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絵あわせ百人一首「忘れじの…」
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百人一首「忘れじの…」作/儀同三司母
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150440_00000
【】 絵あわせ百人一首「忘れじの…」 忘(わす)れじの行末(ゆくすえ)までは難(かた)ければ今日(きょう)を限(かぎ)りの命(いのち)ともがな【百人一首解説】「いつまでも忘れないと言われても、将来のことはわからないので、今日が最後の命であってほしい」という意味。高貴な男性との恋は、不安定で未来が見えません。長く生きてつらい思いをするくらいなら、「忘れない」と言ってもらった幸せな気持ちの今、死んでしまいたいということです。
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絵あわせ百人一首「忍ぶれど…」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005150441_00000
百人一首「忍ぶれど…」作/平兼盛
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150441_00000
【】 絵あわせ百人一首「忍ぶれど…」 忍(しの)ぶれど色(いろ)に出(いで)にけりわが恋(こい)はものや思(おも)ふ(う)と人(ひと)の問(と)ふ(う)まで【百人一首解説】「人に知られまいと心に秘めていたけれど、顔に出てしまった。恋をしているのですかと人が尋ねるほどに」という意味。「物思う」とは「恋をする」という意味です。恋をすると、表情や態度に表れてしまうのは今も昔も同じ。「忍ぶ恋」は、百人一首でも頻繁にテーマになっています。
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絵あわせ百人一首「天の原…」
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百人一首「天の原…」作/安倍仲麿
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005150442_00000
【】 絵あわせ百人一首「天の原…」 天(あま)の原(はら)ふりさけ見(み)れば春日(かすが)なるみかさの山(やま)に出(い)でし月(つき)かも 【百人一首解説】「大空をはるかに見渡してみると、月が見える。あの月は、故郷の春日にある三笠山で見た月と同じだなぁ」という意味。月を見て、故郷を懐かしんでいます。安倍仲麿は遣唐留学生として唐に行き、玄宗皇帝に仕えました。その後、日本に帰ろうとしましたが、海難で果たせず、唐の長安で亡くなりました。
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絵あわせ百人一首「春過ぎて…」
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百人一首「春過ぎて…」作/持統天皇
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【】 絵あわせ百人一首「春過ぎて…」 春(はる)過(す)ぎて夏(なつ)来(き)にけらし白妙(しろたえ)の衣(ころも)ほすてふ(ちょう)天(あま)の香具山(かぐやま)【百人一首解説】「どうやら、春が過ぎて夏になったらしい。夏になると衣を干すという天の香具山に、真っ白な衣が干してあるそうよ」という意味。夏の到来を喜ぶ歌で、夏空の青と衣の白という色の対比が、さわやかさをイメージさせます。原歌は『万葉集』で、「来たるらし」「ほしたり」でした。
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絵あわせ百人一首「風そよぐ…」
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百人一首「風そよぐ…」作/従二位家隆
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【】 絵あわせ百人一首「風そよぐ…」 風(かぜ)そよぐ楢(なら)の小川(おがわ)の夕(ゆう)ぐれはみそぎぞ夏(なつ)のしるしなりける【百人一首解説】「風がならの葉に吹いて、そよそよと音を立てている。ならの小川の夕暮れは、秋のように涼しいけれど、みそぎが行われているのは、夏のしるしだなぁ」という意味。「みそぎ」は、水で身を清める夏の行事。季節の変わり目を歌のテーマにするところが、四季を重んじる日本ならではといえます。
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絵あわせ百人一首「佗びぬれば…」
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百人一首「佗びぬれば…」作/元良親王
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【】 絵あわせ百人一首「佗びぬれば…」 佗(わ)びぬれば今(いま)はた同(おな)じ難波(なにわ)なる身(み)をつくしても逢(あ)は(わ)む(ん)とぞ思(おも)ふ(う)【百人一首解説】「秘密にしていたあなたとのことが噂になって会えなくなってしまい、思い悩んでいるのですから、もう同じこと。いっそ、難波の海の澪標のように、この身を滅ぼしてもあなたに会いたい」という意味。「澪標(船の目印になる杭)」と「身を尽くし(滅ぼし)」が掛詞になっています。
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絵あわせ百人一首「廻り逢ひて…」
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百人一首「廻り逢ひて…」作/紫式部
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【】 絵あわせ百人一首「廻り逢ひて…」 廻(めぐ)り逢(あ)ひ(い)て見(み)しやそれともわかぬまに雲(くも)がくれにし夜半(よわ)の月(つき)かな【百人一首解説】「久しぶりに会って、昔の友だちかどうかわからないうちに、雲に隠れる夜更けの月のようにあわただしく帰ってしまいましたね」という意味。幼なじみとのつかの間の再会を、月になぞらえて詠んだ歌です。紫式部の代表作は、『源氏物語』と『紫式部日記』。若くから和漢の学に秀でていました。
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絵あわせ百人一首「今はただ…」
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百人一首「今はただ…」作/ 左京大夫道雅
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【】 絵あわせ百人一首「今はただ…」 今(いま)はただ思(おも)ひ(い)絶(た)えなむ(ん)とばかりを人(ひと)づてならで言(い)ふ(う)よしもがな【百人一首解説】あなたに会えなくなってしまった今、あきらめますということだけでも、直接言える手段があってほしい」という意味。許されない恋が明らかになって作った歌です。高貴な人は使いの者を介して手紙のやりとりをしていたので、別れの言葉を伝えるためであっても、直接会いたかったのでしょう。
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絵あわせ百人一首「逢ひみての…」
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百人一首「逢ひみての…」作/権中納言敦忠
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【】 絵あわせ百人一首「逢ひみての…」 逢(あ)ひ(い)みての後(のち)の心(こころ)にくらぶれば昔(むかし)はものを思(おも)は(わ)ざりけり【百人一首解説】「あなたと両思いになってからの恋しい思いに比べたら、恋が実る前の物思いなんて、なかったようなものです」という意味。片思いのときはただ好きなだけでよかったけれど、思いが通じ合うと、幸せな反面、会いたい気持ちや先行きの不安に思い悩むこともある、という苦しさを歌っています。
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絵あわせ百人一首「わたの原…」
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百人一首「わたの原…」作/参議篁
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【】 絵あわせ百人一首「わたの原…」 わたの原(はら)八十島(やそしま)かけて漕(こ)ぎ出(い)でぬと人(ひと)にはつげよあまの釣舟(つりぶね)【百人一首解説】作者・小野篁(参議は後の役職名)が、島流しにあって都を離れる寂しさを歌った歌。「広々とした海に浮かぶたくさんの島々をぬうように舟を漕ぎ出して行ったと、都にいる恋しい人に告げてほしい。漁師の釣り舟よ」という意味。釣り舟にまで言いたくなるほどの思いが表現されています。
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絵あわせ百人一首「哀れとも…」
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百人一首「哀れとも…」作/謙徳公
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【】 絵あわせ百人一首「哀れとも…」 哀(あわ)れともいふ(う)べき人(ひと)はおもほえで身(み)のいたづ(ず)らになりぬべきかな【百人一首解説】恋人に冷たくされ、嘆き悲しんで詠んだ歌。「私をかわいそうだと同情してくれそうな人は誰も思い浮かばない。あなたを恋しく思いながら、むなしく死んでしまうことでしょう」という意味。「いたづらに」は、この歌では「むなしく死んでしまう」という意味で使われています。
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絵あわせ百人一首「契りきな…」
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百人一首「契りきな…」作/清原元輔
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【】 絵あわせ百人一首「契りきな…」 契(ちぎ)りきなかたみに袖(そで)をしぼりつつ末(すえ)の松山(まつやま)浪(なみ)こさじとは【百人一首解説】「あなたは約束しましたよね。お互いに、涙で濡れる袖を何度もしぼりながら。あの末の松山を波が越えることがないように、私たちの仲も変わらないと」という意味。直接的な恨みの言葉を使わずに、相手の心変わりを責めています。絶対にありえないことを、山を越えない波にたとえています。
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絵あわせ百人一首「立別れ…」
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百人一首「立別れ…」作/中納言行平
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【】 絵あわせ百人一首「立別れ…」 立別(たちわか)れいなばの山(やま)の嶺(みね)におふ(う)るまつとし聞(き)かば今(いま)帰(かえ)り来(こ)む(ん)【百人一首解説】地方に赴任する際、親しい人との別れを惜しんだ歌です。「あなた(がた)と別れて因幡の国に行きますが、その山に生えている松のように、私を待っていると聞いたならば、すぐにでも帰ってきます」という意味。「まつ」は、「松」と「待つ」の掛詞。作者は、在原業平の兄にあたります。
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絵あわせ百人一首「おほけなく…」
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百人一首「おほけなく…」作/前大僧正慈円
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【】 絵あわせ百人一首「おほけなく…」 おほ(お)けなくうき世(よ)の民(たみ)におほ(お)ふ(う)かな我(わ)が立(た)つ杣(そま)に墨染(すみぞめ)の袖(そで)【百人一首解説】「身分不相応ながら、仏さまに仕える身として比叡山に住み始めた私の墨染の袖を人々におおいかけることで平安を祈り、皆を守りたい」という意味。「墨染」は僧侶の着る衣で、「住み初め(住み始めた)」との掛詞です。戦乱で苦しむ人々を救おうとする決意がこめられています。
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絵あわせ百人一首「白露に…」
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百人一首「白露に…」作/文屋朝康
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【】 絵あわせ百人一首「白露に…」 白露(しらつゆ)に風(かぜ)の吹(ふ)きしく秋(あき)の野(の)はつらぬきとめぬ玉(たま)ぞ散(ち)りける【百人一首解説】「草葉の上の白露に風が吹きつける秋の野原では、その露が、糸でとめていない真珠が散らばっているようだよ」という意味。寂しい秋の野と対比し、露の美しさをひきたてています。「玉」とは宝石であり、美しさを表す言葉。『源氏物語』で、生まれたばかりの光源氏は「玉の男みこ」と表されました。
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絵あわせ百人一首「今来むと…」
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百人一首「今来むと…」作/素性法師
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【】 絵あわせ百人一首「今来むと…」 今(いま)来(こ)む(ん)といひ(い)しばかりに長月(ながつき)の有明(ありあけ)の月(つき)を待(ま)ち出(い)でつるかな【百人一首解説】「すぐに会いに行くと言ったから待っていたのに、あなたは来ない。とうとう秋の夜長も過ぎ、夜明けの月を待つことになってしまいました」という意味。女性の身になって、恋しい人を待つことのつらさを歌っています。有明の月とは、夜更けに出て夜明けまで残っている月のことです。
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絵あわせ百人一首「夕されば…」
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百人一首「夕されば…」作/大納言経信
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【】 絵あわせ百人一首「夕されば…」 夕(ゆう)されば門田(かどた)の稲葉(いなば)おとづ(ず)れてあしのまろやに秋風(あきかぜ)ぞ吹(ふ)く【百人一首解説】「夕方になると、家の前にある田んぼの稲の葉がそよそよと音を立てる。秋風が、蘆ぶきの粗末な家にも吹いてくるなぁ」と、秋の到来を趣深く感じている様子。はるかな空間に揺れる稲の葉と秋風の立てる音、視覚と聴覚の両方で秋を表現しており、初秋のすがすがしさを感じさせます。
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絵あわせ百人一首「秋の田の…」
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百人一首「秋の田の…」作/天智天皇
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【】 絵あわせ百人一首「秋の田の…」 秋(あき)の田(た)のかりほの庵(いお)のとまをあらみわが衣(ころも)手(で)は露(つゆ)にぬれつつ 【百人一首解説】「実りの秋。粗末な小屋で、田んぼの番をしていると、草(苫)でできた屋根の目が粗いので、私の袖は夜露に濡れ続けているよ」と、貧しさゆえのわびしさを歌っています。原型となる歌は『万葉集』にありましたが、この歌は天智天皇(大化の改新を行った、中大兄皇子)の作とされています。
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絵あわせ百人一首「瀧の音は…」
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百人一首「瀧の音は…」作/大納言公任
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【】 百人一首「瀧の音は…」作/大納言公任 瀧(たき)の音(おと)はたえて久(ひさ)しくなりぬれど名(な)こそ流(なが)れてなほ(お)聞(きこ)えけれ【百人一首解説】「滝の流れ落ちる音が聞こえなくなってずいぶん経つけれど、滝の評判だけは流れて伝わり、今もなお人々に聞こえているんだなぁ」という意味で、語り継がれるほどの滝を偲ぶ歌。「滝」と「評判」が、「流れる」という動詞でつながっています。巧みに「な」の音を重ね、リズム感をもたせています。
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絵あわせ百人一首「奥山に…」
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百人一首「奥山に…」作/猿丸大夫
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【】 絵あわせ百人一首「奥山に…」 奥山(おくやま)に紅葉(もみじ)ふみ分(わ)けなく鹿(しか)の声(こえ)きく時(とき)ぞ秋(あき)は悲(かな)しき【百人一首解説】「人里を離れた奥深い山の中で、紅葉を踏み分けながら、恋しい相手を求めて鳴く鹿の声を聞くときこそ、秋の物悲しさを感じるなぁ」という意味。「踏み分け」という言葉で、紅葉が散っていることがわかります。散った紅葉と鹿の鳴き声、視覚と聴覚の両方で秋の悲しさを表現しています。
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絵あわせ百人一首「寂しさに…」
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百人一首「寂しさに…」作/良暹法師
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【】 絵あわせ百人一首「寂しさに…」 寂(さび)しさに宿(やど)を立(た)ち出(いで)て眺(なが)むればいづ(ず)こも同(おな)じ秋(あき)の夕暮(ゆうぐれ)【百人一首解説】「あまりに寂しいので、庵から外に出てあたりの景色を眺めてみると、どこも同じように寂しい秋の夕暮れだなぁ」という意味。作者は僧侶なので、「宿」といえば「庵」のこと。寂しいと言いながらも、風流があって趣がある秋の夕暮れの美しさに感動している気持ちを歌っています。
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絵あわせ百人一首「嵐ふく…」
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百人一首「嵐ふく…」作/能因法師
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【】 絵あわせ百人一首「嵐ふく…」 嵐(あらし)ふく三室(みむろ)の山(やま)のもみぢ(じ)葉(ば)は龍田(たつた)の川(かわ)の錦(にしき)なりけり【百人一首解説】「はげしい嵐で吹き散ってしまった三室山の紅葉の葉が、龍田川の川面を埋め尽くしていて、まるで美しい錦織物のようだった」という意味。龍田川は、古来、紅葉の名所として知られています。散ってしまった後も紅葉の美しさに心を動かされるのは、豊かな四季を愛しているからです。
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絵あわせ百人一首「秋風に…」
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百人一首「秋風に…」作/左京大夫顕輔
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【】 絵あわせ百人一首「秋風に…」 秋風(あきかぜ)にたなびく雲(くも)の絶間(たえま)よりもれ出(い)づる月(つき)の影(かげ)のさやけさ【百人一首解説】「秋風が吹いて、たなびいている雲の切れ間からもれ出てくる月の光は、なんと明るく澄んでいることでしょう」という意味。一瞬だけさしこんだ月の光の美しさを、記憶(記録)にとどめておきたいという気持ちなのでしょう。「月の影」とは「月の光」のこと。光があってこそ影ができるのです。
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絵あわせ百人一首「朝ぼらけ…」
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百人一首「朝ぼらけ…」作/権中納言定頼
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【】 絵あわせ百人一首「朝ぼらけ…」 朝(あさ)ぼらけ宇治(うじ)の川霧(かわぎり)絶(た)えだえにあらは(わ)れ渡(わた)る瀬々(せぜ)の網代木(あじろぎ)【百人一首解説】「冬の夜がしらじらと明けていくころ、宇治川に立ち込めていた朝霧が、とぎれとぎれになっていくその切れ目から、浅瀬の網代木が見えてくるなぁ」という意味。網代木は、竹などで編んだ魚を獲るためのしかけのことです。幻想的な風景の中の日常の営みに心を動かされ、歌にしたのです。
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絵あわせ百人一首「吹くからに…」
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百人一首「吹くからに…」作/文屋康秀
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【】 絵あわせ百人一首「吹くからに…」 吹(ふ)くからに秋(あき)の草木(くさき)のしを(お)るればむべ山風(やまかぜ)をあらしといふ(う)らむ(ん)【百人一首解説】「吹くとすぐに草木がしおれるほど荒々しいので、なるほど、山から吹き下ろす風を嵐というのですね」という意味。「あらし」は「荒し」と「嵐」とを掛けています。秋の激しい風にしおれる草木のはかなさを歌うとともに、「山」+「風」=「嵐」という、言葉遊びの側面もある歌です。
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絵あわせ百人一首「足引きの…」
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百人一首「足引きの…」作/ 柿本人麻呂
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【】 絵あわせ百人一首「足引きの…」 足引(あしび)きの山鳥(やまどり)の尾(お)のしだり尾(お)のながながし夜(よ)をひとりかもねむ(ん)【百人一首解説】 「夜は雌雄が離れて寝るという山鳥の、長い尾のように、長い秋の夜を恋しいあの人と離れてたった一人で寝るのは寂しいなあ」という意味。一人寝の寂しさが、秋の夜をより長く感じさせるのでしょう。「の」を続けることで、「長さ」を強調しています。作者は『万葉集』の代表的な歌人でもあります。
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絵あわせ百人一首「天つ風…」
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百人一首「天つ風…」作/僧正遍昭
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【】 絵あわせ百人一首「天つ風…」 天(あま)つ風(かぜ)雲(くも)のかよひ(い)ぢ(じ)吹(ふ)きとぢ(じ)よを(お)とめの姿(すがた)しばし留(とど)めむ(ん)【百人一首解説】「空を吹く風よ、天女たちが天と地を行き来する雲の道を閉ざしておくれ。美しい天女の舞を、もう少しここにとどめておきたいから」という意味。若くて美しい女性たちの舞う姿が天女のように見えたので、天に帰ってしまわないように願うという、幻想的なイメージを喚起させる歌です。
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絵あわせ百人一首「朝ぼらけ…」
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百人一首「朝ぼらけ…」作/坂上是則
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【】 絵あわせ百人一首「朝ぼらけ…」 朝(あさ)ぼらけ有明(ありあけ)の月(つき)と見(み)るまでに吉野(よしの)の里(さと)に降(ふ)れる白雪(しらゆき)【百人一首解説】「夜がほのぼのと明けるころ、有明の月の光がさしているのかと思うくらい、吉野の里に降る雪は白く美しい」という意味。月の光の明るさだと思ったら、真っ白な雪の輝きだったという感動を歌っています。吉野は多くの歌に詠まれた土地であり、雪の名所。美しさへの感動もひとしおでしょう。
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絵あわせ百人一首「ながからむ…」
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百人一首「ながからむ…」作/待賢門院堀河
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【】 絵あわせ百人一首「ながからむ…」 ながからむ(ん)心(こころ)も知(し)らず黒髪(くろかみ)のみだれて今朝(けさ)はものをこそ思(おも)へ(え)【百人一首解説】「あなたの心が長く変わらないのかどうかわからず、会って別れた朝は、私の黒髪が乱れているのと同じように心も乱れて、あなたへの恋心に沈んでいます」という意味。「みだれ」たのは、「黒髪」と「心」の両方です。当時の恋は、次に会える保証のない不安や切なさとともにあったのです。
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絵あわせ百人一首「由良の戸を…」
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百人一首「由良の戸を…」作/曾禰好忠
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【】 絵あわせ百人一首「由良の戸を…」 由良(ゆら)の戸(と)をわたる舟人(ふなびと)楫(かじ)をたえ行方(ゆくえ)もしらぬ恋(こい)の道(みち)かな【百人一首解説】「波の高い由良の海峡を渡る舟人が、舟を漕ぐ櫂をなくして漂っているように、私の恋もどうなるのかわからないなぁ」という意味。流れ着く先もわからず海を漂っている舟人と、先行きのわからない恋の不安を重ね合わせています。情景と心情を合わせて詠んでいるところがすばらしい歌です。
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絵あわせ百人一首「うかりける…」
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百人一首「うかりける…」作/源俊頼朝臣
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【】 絵あわせ百人一首「うかりける…」 うかりける人(ひと)を初瀬(はつせ)の山(やま)おろしよはげしかれとは祈(いの)らぬものを【百人一首解説】「冷たいあの人が、私を好きになってくれるように初瀬観音に祈りはしたが、初瀬の山から吹き下ろす風よ、おまえのように激しく当たるようにとは祈らなかったのになぁ」という意味。「祈っても成就しなかった恋」というテーマで詠まれた歌で、「はげし」いのは「冷たいあの人」と「風」の両方です。