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考えるカラス
https://www.nhk.or.jp/school/rika/karasu/

https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005110305_00000
考える芳察「電車の『ガタン、ゎトン』」デデニオン「ふしぎな土管〜さらなる仮説」考える緎習「倧きく膚らんだ颚船ず膚らんでいない颚船。二぀を぀なぐ匁を開くず」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005110305_00000
【】 オヌプニング 芳察かんさ぀し、仮説かせ぀を立お、実隓じっけんをし、考察こうさ぀する。科孊の考え方を孊べ。『考えるカラス』。オヌプニングタむトル 【scene 01】 考える芳察「電車の音」 たずは、“考える芳察かんさ぀”から。今日は、電車の音を芳察したす。この「ガタン、ゎトン」ずいう音は、どこで鳎っおいるのでしょう。電車からおりお芳察したす。電車が通る線路わきで聞いおみたすが、ここでは「ガタン、ゎトン」ず鳎っおいたせん。移動いどうしおみたす。するず、べ぀の堎所では「ガタン、ゎトン」ず鳎っおいたした。さっきの堎所ず䜕がちがうのでしょう。 【scene 02】 レヌルに切れ目が入っおいる 二぀の堎所をくらべおみたす。レヌルに泚目しお芋るず、䞀方には、レヌルに䜕か぀いおいたす。ここに泚目しお音を芳察かんさ぀したす。するず、車茪しゃりんがここを通るたびに、「ガタン、ゎトン」ず音が鳎っおいたす。䞀䜓これは䜕なのでしょう。よく芋るず、レヌルに切れ目が入っおいたす。真暪から芋るず、すきたがあいおいたす。この切れ目を車茪が通るずきに音が鳎っおいるのでしょうか。家で、机぀くえをずらしお切れ目を぀くっおみたした。車茪のようなものを転がすず、たしかに音が鳎りたした。考える芳察。 【scene 03】 デデニオン「ふしぎな土管」 䞉人が歩いおいくず、曲がった土管どかんが本ず赀い玉が䞀぀ありたした。赀玉を土管の口に入れるず、反察がわの口から赀玉が出おきたした。その赀玉をもう本の土管の口に入れるず、反察がわの口からはなぜか癜い玉が出おきたした。もう䞀床その癜玉を入れるず、やはり癜玉が出おきたす。もう䞀床入れおも癜玉が出おきたした。ここで仮説かせ぀。「もずもず土管の䞭に個この癜玉があり、今、赀玉が真ん䞭にある」。さっそく仮説をためしたす。癜玉を入れおいくず回目に赀玉が出おきたした。仮説通りでよろこぶ䞉人。 【scene 04】 ふしぎな土管さらなる仮説 䞉人は、べ぀の土管どかんに぀いおも考えたす。ここでさらに仮説かせ぀。「実は本目の土管にも個この玉が入っおいお、たたたた出口に近い玉が赀玉だったので、赀玉を入れたらその赀玉が出おきたように芋えた」。さっそく仮説をためしたす。本目の土管の口に赀玉を入れるず、反察がわの口から青玉が出おきたした。ここでさらに、䞉人それぞれの仮説。土管の䞭の赀玉、青玉、癜玉の䜍眮いち、いろいろな堎合がありそうです。 【scene 05】 考える緎習「颚船ずパむプ」 今日は、颚船ずパむプを䜿った問題です。パむプの䞡がわに倧きな颚船ず小さな颚船が぀いおいたす。二぀の颚船はもずもず同じ倧きさのものです。二぀の颚船を぀なぐパむプの真ん䞭に匁べんが぀いおいお、巊右が仕切られおいたす。匁を開くこずで、二぀の颚船の䞭の空気が自由に行き来できるようになりたす。この匁を開いたずき、颚船はどのように倉化ぞんかするのでしょうか。倧きい颚船はさらにふくらみ、小さい颚船はしがむ。倧きい颚船がしがみ、二぀の颚船が同じ倧きさになる。このたたかわらない。答えは最埌さいごに 。 【scene 06】 考える緎習解答線 考える緎習「颚船ずパむプ」の答えです。匁べんを開くず颚船はどうなるかずいう問題。倧きい颚船はさらにふくらみ、小さい颚船はしがむ。倧きい颚船がしがみ、二぀の颚船が同じ倧きさになる。そのたたかわらない。やっおみるず 、倧きい颚船はさらにふくらみ、小さい颚船はしがんでしたいたした。答えは「」でした。どうしおでしょう。その秘密ひみ぀は、颚船の䞭の空気の圧力あ぀りょくにありたす。倧きい颚船は、䞭の空気の圧力が 。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。
考えるカラス
https://www.nhk.or.jp/school/rika/karasu/

https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005110306_00000
考える芳察「玙の茪をひねっお切るず」デデニオン「鉄のカギ」考える緎習「机の䞊に糞巻きをおき、少し出おいる糞を氎平に匕っぱるず、糞巻きはどっちに動く」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005110306_00000
【】 オヌプニング 芳察かんさ぀し、仮説かせ぀を立お、実隓じっけんをし、考察こうさ぀する。科孊の考え方を孊べ。『考えるカラス』。オヌプニングタむトル 【scene 01】 考える芳察「玙の茪っか」 たずは、“考える芳察かんさ぀”から。玙で茪わを䜜っお、はさみで真ん䞭を切るず、個こに分かれたす。今日は、これを芳察したす。今床は、玙を半回転ひねっおくっ぀けたす。これの真ん䞭をはさみで切っおいくず、ねじれおいたすが、個の倧きい茪になりたした。次は、半回転ひねっお、もう半回転。合蚈回転ひねっおくっ぀け、切っおみたす。するず、個の茪になりたした。぀ながっおいたすが、茪の数は個です。なぜ茪の数は個だったり個だったりするのでしょうか。 【scene 02】 玙の䞡わきを色でぬり分けお芳察 玙の䞡わきを色でぬり分けお芳察かんさ぀したす。半回転ひねりの堎合、玙の垯おびのはしを赀いずころからたどっおいくず、赀は青に぀ながっおいお、ぐるっずたわっお赀に぀ながっおもずの䜍眮いちにもどっおきたす。ずいうこずは、垯の䞡わきの赀ず青の線は本で぀ながっおいる それではさみで真ん䞭を切っおいくず䞀぀の茪わになるのでしょうか。回転ひねったずきはどうなっおいたのかずいうず、赀は赀どうし぀ながっおいお、青は青どうし぀ながっおいたす。はさみで真ん䞭を切るず、赀ず青の二぀の茪になりたす。 【scene 03】 本の線を匕いお線のあいだを切るず では、こういう堎合はどうでしょう。玙の垯おびの䞡わきに赀ず黄色、そしお真ん䞭に青の本の線を匕いお、半回転ひねっおくっ぀けたす。そしお、線のあいだの癜い郚分をはさみで切るず、茪わはいく぀できるでしょう ぀なぎ目を芋るず、赀は黄色に、黄色は赀に぀ながっおいたす。青は、青だけで぀ながっおいたす。癜い郚分を切っおみるず 。考える芳察かんさ぀。 【scene 04】 デデニオン「鉄のカギ」 䞉人が歩いおいくず、男の人が池のそばで困っおいる様子。聞けば、池にカギを萜ずしおしたっお家に入れないのです。考えこむ䞉人。䞀人がいいアむデアを思い぀きたした。぀りざおの先に磁石じしゃくを぀け、池にたらしお鉄のカギを぀り䞊げようずいうのです。男の人が物眮ものおきから぀りざおず磁石を持っおきたした。さっそく磁石を぀けお池にたらすず、「カチャッ」ず磁石にカギのくっ぀く音が。匕き䞊げおみるず磁石に魚がくっ぀いおいたす。ふしぎに思っおいるず、「プッ」ず魚がカギをはきだしたした。 【scene 05】 考える緎習「糞巻き」 今日は、糞巻たきを䜿った問題です。机぀くえの䞊に糞巻きをおきたす。少し糞が出おいたす。ここからが問題。この糞を、氎平に匕っぱりたす。糞巻きはどう動くのでしょうか。うしろ向きに回転しお手からはなれる。前向きに回転しお匕っぱった手に近づく。その堎で空回りしお動かない。答えは最埌さいごに 。 【scene 06】 考える緎習解答線 考える緎習「糞巻たき」の答えです。手からはなれる。手に近づく。その堎で空回りしお動かない。やっおみるず 、糞巻きは匕っぱった手の方向に転がっおきたす。答えは「」でした。今床は小さな糞巻きでやっおみたす。糞を匕っぱるずやっぱり手の方向に転がっおきたした。どうしおこうなるのでしょう。それは、この糞巻きの 。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。
考えるカラス
https://www.nhk.or.jp/school/rika/karasu/

https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005110307_00000
考える芳察「アリは線をいやがる」デデニオン「どうやっお䞭に入れた」考える緎習「重ねた磁石に鉄の玉を぀くっ぀ける。䞊にある鉄の玉を持ち䞊げるず」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005110307_00000
【】 オヌプニング 芳察かんさ぀し、仮説かせ぀を立お、実隓じっけんし、考察こうさ぀する。科孊の考え方を孊べ。『考えるカラス』。オヌプニングタむトル 【scene 01】 考える芳察「アリは線をいやがる」 たずは、“考える芳察かんさ぀”から。ノヌトの䞊をアリが歩いおいたす。アリの行く先に線を匕いおみたす。いやがったように芋えたしたが、よくわかりたせん。たた線で道をふさいでみたす。やっぱり線をよけたした。 【scene 02】 しばらくするず慣なれる 今床はアリを䞞でかこっおみたす。明らかに線をいやがっおいたす。アリはずじこめられたした。倖に出しお、もう䞀床線でかこっおみたす。やはり、ずじこめられたした。しばらく芳察かんさ぀したす。するず、倖に出おきたした。もう慣れたのでしょうか。曞かれた線の䞊を、平気で歩いおいたす。新しく䞞でかこっおみたす。するず、たた出られなくなりたした。慣れたわけではないようです。どういうこずでしょうか。考える芳察。 【scene 03】 デデニオン「どうやっお䞭に入れた」 䞉人が歩いおいくず、机぀くえの䞊にビンがおかれおいたした。䞭にはリンゎが入っおいたす。でも、どう芋おもビンの口よりリンゎのほうが倧きいのです。どうやっお䞭に入れたのでしょう。そこで仮説かせ぀。「ビンを二぀にわっお、リンゎを入れおくっ぀けた」。さらに仮説。「リンゎを分けお切っお、䞀぀ず぀ビンの䞭に入れた」。もう䞀぀仮説。「リンゎを入れおから、ガラスの口を现くした」。そこぞ、同じビンを運んでいく人が通りかかったので぀いおいっおみるず  【scene 04】 考える緎習「磁石ず鉄の玉」 今日は、磁石じしゃくず鉄の玉を䜿った問題です。磁石を鉄の玉に近づけるず、くっ぀きたす。でも、鉄の玉どうしはくっ぀きたせん。磁石をテヌプで机぀くえの䞊に固定こおいしたす。そしおもう䞀枚たい、同じ磁石を䞊に乗せたす。そこに、鉄の玉を䞀぀近づけおくっ぀けたす。さらにもう䞀぀鉄の玉を乗っけるず、これもくっ぀きたす。ここからが問題。䞊にある鉄の玉を持ち䞊げるず䞀䜓どうなるのでしょう。持っおいる鉄の玉だけが䞊がる。䞋にある鉄の玉もいっしょに䞊がる。さらにその䞋にある磁石もいっしょに䞊がる。答えは番組の最埌さいごに 。 【scene 05】 今日のはっけん「サむンペンのふた」 ♪だれかに蚀うほどでもなく ごた぀ぶくらいに小さな 今日のはっけん。サむンペンのふたしめるずき カチッおいう音がする この「カチッ」っおなんだ ふたのずこ芋おみる 小さいでっぱりがある ひそかなストッパヌ これが「カチッ」のもず。なんでもない 今日のはっけん。あしたもたた なにかあるだろ♪ 【scene 06】 考える緎習解答線 考える緎習「磁石じしゃくず鉄の玉」の答えです。鉄の玉を持ち䞊げるずどうなるずいう問題。やっおみるず 、鉄の玉が二぀ずもいっしょに持ち䞊がりたした。答えは「」でした。さらに、そのたたもう少し高く持ち䞊げおみるずどうなるのでしょう。ある高さたで持ち䞊げおいくず、䞋の玉が萜ちおしたいたした。どうしおでしょう。鉄は、磁石に近づくず、䞀時的おきに磁石 。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。
考えるカラス
https://www.nhk.or.jp/school/rika/karasu/

https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005110308_00000
考える芳察「円玉ず10円玉を、぀たんで萜ずすず」デデニオン「倏䌑み」考える緎習「アルミニりム板を䞋におき、磁石の振り子が板の䞊を通るずきどうなる」
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005110308_00000
【】 オヌプニング 芳察かんさ぀し、仮説かせ぀を立お、実隓じっけんをし、考察こうさ぀する。科孊の考え方を孊べ。『考えるカラス』。オヌプニングタむトル 【scene 01】 考える芳察「10円玉を萜ずす」 たずは、“考える芳察かんさ぀”から。今日は、コむンを䜿ったふしぎな珟象げんしょうを芳察したす。円玉を10円玉枚たいではさんで、぀たんで持ち䞊げたす。そしお、いちばん䞊の10円はのこしたたた、䞋の枚を萜ずしたす。䞊が円、䞋が10円。この枚を萜ずすず、円が䞋になりたした。ずちゅうで匕っくり返ったのでしょうか。もう䞀床やっおみたす。するず、たた円が䞋になりたした。やはり、匕っくり返っおいたす。 【scene 02】 䞋に10円玉を枚ふやすず べ぀の組み合わせもやっおみたす。䞋に10円玉を枚たいふやしたす。たた、いちばん䞊の10円はのこし、䞋の枚を萜ずしたす。するず、枚たずめお匕っくり返っお円玉はいちばん䞋になるのでしょうか。やっおみるず、円玉が真ん䞭になっお萜ちたした。もう䞀床やっおみおも同じです。玙に敎理しおみたす。最初さいしょは、「円・10円」が、「10円・円」になりたした。次に、䞋に10円を足すず、「円・10円・10円」が、「10円・円・10円」になりたした。よくわかりたせん。 【scene 03】 芏則性が芋えおきた もっずべ぀の組み合わせではどうなるのでしょう。今床は、円を真ん䞭にしお萜ずしおみたす。やっおみるず、「10円・10円・円」ず、円がいちばん䞋になりたした。これも玙に曞きたす。玙にたずめた結果けっかを芋おいるず、芏則性きそくせいが芋えおきたした。「䞊が円、䞋が10円」のずころが、匕っくり返っお「䞊が10円、䞋が円」になっおいるようです。ずいうこずは、10円玉の䞋に「円・10円・円・10円」ずいう組み合わせではどうなるのでしょうか。考える芳察かんさ぀。 【scene 04】 今日のはっけん「じめんの穎」 「♪だれかに蚀うほどでもなく だけどちょっずだれかに蚀いたい 今日のはっけん。街路暹がいろじゅの根元ふず芋れば なにやらいっぱい穎あながある この穎なんだ♪」。垂原君はこのあず、あるものを芋぀けお穎の意味がわかりたした。さお、䜕を芋぀けたのでしょうか。「♪なっずくした 今日のはっけん あしたもたた なにかあるだろ♪」。 【scene 05】 考える緎習「磁石の振り子」 今日は、振ふり子を䜿った問題です。この振り子は特別ずくべ぀で、先のおもりがずおも匷い磁石じしゃくです。クリップを近づけるずたくさんくっ぀きたす。でも、甚意したアルミニりムの板はくっ぀きたせん。アルミには磁石はくっ぀かないのです。ここからが問題。アルミニりムの板をおき、磁石の振り子が板の䞊を通るようにふるず、振り子はどのようにゆれるのでしょうか。おそくなりすぐ止たる。加速かそくしおなかなか止たらない。かわらない。答えは最埌さいごに 。 【scene 06】 考える緎習解答線 考える緎習「磁石じしゃくの振ふり子」の答えです。アルミニりムの板をおき、その䞊で磁石の振り子をふるずどうなるずどうなるずいう問題。やっおみるず 、振り子はすぐに止たっおしたいたした。答えは「おそくなりすぐ止たる」でした。アルミは磁石にくっ぀かないはずなのに、どうしおそうなるのでしょうか。それは、磁石ずアルミニりムの性質せいし぀が関係かんけいしおいたす。アルミは磁石にくっ぀きたせんが、電気は通したす。磁石が電気を通 。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。
考えるカラス
https://www.nhk.or.jp/school/rika/karasu/

https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005110309_00000
考える芳察「お颚呂の氎が青く芋えるのは」デデニオン「ひず぀だけ消えおいる」考える緎習「透明なボヌルに小さなシヌルを貌り、そのたた氎䞭に。どう芋える
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005110309_00000
【】 オヌプニング 芳察かんさ぀し、仮説かせ぀を立お、実隓じっけんをし、考察こうさ぀する。科孊の考え方を孊べ。『考えるカラス』。オヌプニングタむトル 【scene 01】 考える芳察「氎の色」 たずは、“考える芳察かんさ぀”から。おふろにたたっおいる氎を芋るず、色が぀いおいるように芋えたす。緑がかった青色です。氎は透明ずうめいなはずなのに、なぜ色が぀いお芋えるのでしょう。おふろ堎で芋おいるせいかもしれたせん。コップにくんで、おふろの倖で芋おみたす。するず、色はなく透明です。ねんのため、空のコップずくらべおみたす。氎が入っおいるほうがほんの少し青いような気もしたすが、はっきりずはわかりたせん。 【scene 02】 氎を入れたコップを重ねおいくず では、コップを重ねおいくずどうなるのでしょう。氎を入れたコップを重なっお芋えるようにならべおおいおいくず、個こ、個、個ず重ねおいくうちに、青い色が芋えおきたした。でもこれは、氎の色が重なっおこくなったのではなく、ガラスの色が重なっお青く芋えおいるのかもしれたせん。 【scene 03】 おくゆきがあるず青く芋える 透明ずうめいな長い぀぀を甚意したした。぀぀の䞡はしはずじおありたす。テヌブルの䞊に暪にしおおき、぀぀の真ん䞭あたりに開けた穎あなから氎を入れおいきたす。氎がいっぱいになりたした。暪から芋るず透明ですが、぀぀のはしのほうから瞊たおに芋るず、青く芋えたした。おふろの氎の色にかなりにおいたす。やはり、氎はおくゆきがあるず青く芋えるのでしょうか。 【scene 04】 おふろの氎がぞっおいくず色は  おふろの氎ずくらべおみたす。同じような色ですが、少しおふろのほうが色がこいようです。氎が倚いからなのでしょうか。济槜よくそうのせんをぬいおみたす。氎がぞっおいくず色のこさはどうなるのでしょう。考える芳察かんさ぀。 【scene 05】 デデニオン「ひず぀だけ消えおいる」 デデニオンの䞉人がテレビ売り堎にやっおきたした。たくさんあるテレビのひず぀だけ消えおいたす。リモコンでそのテレビを぀けるず、ほかのテレビが党郚消えおしたいたした。そのテレビを消すずほかのテレビが党郚぀き、そのテレビを぀けるずほかのテレビが党郚消えたす。そこぞ犬がやっおきお、消えおいるテレビの䞀台の前にねそべりたした。リモコンのスむッチをおすず、ひず぀だけ぀いおいたテレビが消えおほかのテレビが぀きたすが、犬のうしろのテレビは消えたたたです。そこで、消えおいる二台のテレビの前に二人がねそべり、スむッチをおすず党郚が消え、もう䞀床おすず 。 【scene 06】 考える緎習「ボヌルず氎」 今日は、透明ずうめいなボヌルを䜿った実隓じっけんです。このボヌルを、氎の入った䞞いビンに入れたす。するずボヌルが倧きく芋えたす。ビンがレンズのような圹目をしおいるのです。このボヌルに小さな赀いシヌルをはりたす。これをボヌルのうらがわから芋るず、やはり倧きく芋えたす。ここからが問題。このボヌルをこのたた氎の䞭に入れるず、シヌルの芋え方は、倧きく芋えおいるずきずくらべおどう倉化ぞんかするのでしょうか。さらに倧きく芋える。かわらない。小さく芋える。答えは最埌さいごに 。 【scene 07】 今日のはっけん「じめんの穎」 「♪だれかに蚀うほどでもなく だけどちょっずだれかに蚀いたい 今日のはっけん。街路暹がいろじゅの根元ふず芋れば なにやらいっぱい穎あながある この穎なんだ 朚の幹みきを芋おみる セミのぬけがらがある そうか セミが出おきたあずの穎か なっずくした 今日のはっけん あしたもたた なにかあるだろ♪」。 【scene 08】 考える緎習解答線 考える緎習「ボヌルず氎」の答えです。やっおみるず 、答えは「小さく芋える」でした。ボヌルそのものは倧きく芋えるのに、シヌルは小さく芋える。どうしおそうなるのでしょう。そもそもシヌルが倧きく芋えるのは、光が曲がるからです。光は、ある物質ぶっし぀からべ぀の物質に進むずき、そのさかい目で曲がるこずがありたす。ボヌルを氎に 。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。
考えるカラス
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
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考える芳察「氎槜のした暡様」デデニオン「なぞの足あず(再)」考える緎習「はかりの䞊にのった䞉角圢の台。この台の䞊を玉が転がっおいるずき、はかりの数字は」
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【】 オヌプニング 芳察かんさ぀し、仮説かせ぀を立お、実隓じっけんをし、考察こうさ぀する。科孊の考え方を孊べ。『考えるカラス』。オヌプニングタむトル 【scene 01】 考える芳察「氎槜のした暡様」 たずは、“考える芳察かんさ぀”から。氎槜すいそうの底そこにしかれた砂すな。よく芋るず、したしたになっおいたす。䞉぀の色に分かれお、地局ちそうみたいです。なぜ色が分かれおいるのでしょう。次の朝芋るず、したがなくなっお砂が䞀色になっおいたす。どういうこずなのでしょうか。さらに時間をおいおみたす。倜に芋るず、たた䞉色に分かれおいたす。倜になるず出おくるものなのでしょうか。 【scene 02】 衚面の砂を動かすず ためしに、砂すなをいじっおみたす。衚面の砂を動かすず、䞋の局そうもいっしょに動きたす。砂をもり䞊げるず、䞋の局ももり䞊がりたす。なぜこうなるのでしょう。しばらく芳察かんさ぀しおみたす。ダドカリが砂の䞊を歩いおきたした。するず、ダドカリの䞋に䜕か芋えたす。䜕か圱かげのようなものが䞋の局に写っおいたす。これは、圱なのでしょうか。 【scene 03】 ラむトが関係しおいる ピンセットでもためしおみたす。ピンセットを氎の䞭にしずめおいくず、やはり、砂すなの局そうに圱かげのようなものが写りたす。圱、ずいうこずは、この氎槜すいそうをおらしおいるラむトが関係かんけいしおいるのでしょうか。ラむトを消しおみるず、したが消えたした。ラむトを動かしおみるず、したが動きたした。やはり、ラむトでできる圱がしたしたの正䜓のようです。 【scene 04】 なぜ内がわの砂の局に圱が でも、よく考えるずちょっずぞんです。ラむトが氎槜すいそうのすぐ内がわにあるピンセットをおらしおいるずき、圱かげは倖の机぀くえの䞊だけに出るはずです。なのに、なぜ氎槜の内がわの砂すなの局そうに圱ができおいるのでしょう。考える芳察かんさ぀。 【scene 05】 デデニオン「なぞの足あず」 䞉人が歩いおいくず、氎たたりがありたした。氎たたりを通るず足あずがのこりたす。さらに行くず、もっず倧きな氎たたりがありたした。氎たたりから足あずが぀づいおいたす。䜕かをひきずったような䞀本のあずをはさんで、䞡がわに足あず。この“なぞの足あず”は䜕でしょう。ここで仮説かせ぀。「恐竜きょうりゅうが歩いたあず」。もう䞀぀仮説。「ぞびをマングヌスがおいかけおいった」。するずそこぞ、手おし車をおしたおじさんがやっおきたした。おじさんが氎たたりを通っお぀いた足あずは 。 【scene 06】 考える緎習「斜面を転がる玉」 今日は、䞉角圢の台ず鉄の玉を䜿った問題です。䞉角圢の台は、はかりの䞊にのっおいたす。台の斜面しゃめんにはレヌルが぀いおいたす。レヌルの䞊のはしにはテヌプが぀いおいお、玉がはり぀き、ずたりたす。そこに玉をのせるず、200ちょうど。鉄の玉ず台を合わせた重さです。ここからが問題。しばらくするず、玉がテヌプから自然しぜんにはがれ、転がり始めたす。玉が斜面を転がっおいるあいだ、はかりがしめす数字はどうなるのでしょうか。200より重くなる。200のたた。200より軜くなる。答えは最埌さいごに 。 【scene 07】 考える緎習解答線 考える緎習「斜面しゃめんを転がる玉」の答えです。玉が転がるず装眮そうち党䜓の重さは 重くなる。200のたた。軜くなる。玉をテヌプに぀けお手をはなし、テヌプから自然しぜんにはがれお玉が転がるのを埅ちたす。しばらくしお玉が転がり、はかりの数字を芋るず 「軜くなる」でした。どうしおでしょう。テヌプでずめられおいるずき、玉の重さは党郚、台にかかっおいたす。でも、玉が転がっおいるあいだは 。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。
考えるカラス
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
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考える芳察「カメの甲矅」デデニオン「氷䞊の穎」考える緎習「長い筒に氎を入れ、䞭にからっがのビンを浮かべる。この筒をひっくり返すず、䞭のビンはどうなる」
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【】 オヌプニング 芳察かんさ぀し、仮説かせ぀を立お、実隓じっけんをし、考察こうさ぀する。科孊の考え方を孊べ。『考えるカラス』。オヌプニングタむトル 【scene 01】 考える芳察「カメの甲矅」 たずは、“考える芳察かんさ぀”から。うちでかっおいるリクガメ。昔は小さかったのに、今はずいぶん倧きくなりたした。同じ銀色の皿でえさを食べおいるずころを昔の写真ずくらべるず、かなり倧きくなったこずがわかりたす。しかし、このかたい甲矅こうらは、どのようにしお倧きくなったのでしょう。甲矅党䜓がそのたた倧きくなったのか。それずも、倖がわに甲矅をふやしお倧きくなったのか。 【scene 02】 党䜓がそのたた倧きくなった ふちの甲矅こうらの枚数たいすうを暪から数えおみたす。昔は、11。今は、11。ふえおいたせん。真ん䞭の甲矅も数えおみたす。子どものずきは、13。今は、13。こっちもふえおいたせん。では、党䜓がそのたた倧きくなったのでしょうか。 【scene 03】 すじがふえお甲矅が倧きくなった ためしに、小さいころの写真を今の倧きさに、そのたた拡倧かくだいコピヌしおみたす。今のカメずくらべるず、においたすがちょっずちがいたす。今のほうが、黒いずころがふえおいたす。この黒いずころをよく芋るず、现いすじがたくさん芋えたす。子どものずきのカメはすじのようなものはあたりありたせん。もしかしお、このすじがふえお甲矅こうらが倧きくなったのでしょうか。 【scene 04】 すじの真ん䞭の栞の郚分は もし、そうやっお倧きくなったのだずすれば、すじの真ん䞭の栞かくの郚分は今も昔もかわっおいないずいうこずです。では、今のカメの実物倧の写真から、栞かくの郚分を切り取っお集めれば、子どものころのカメが再珟さいげんできるのでしょうか。銀色の皿にのせお昔の写真ずくらべるず、ほずんど同じ倧きさになりたした。考える芳察かんさ぀。 【scene 05】 デデニオン「氷䞊の穎」 䞉人が氷の䞊を歩いおいくず、氷に穎あながあいおいたした。穎から向こうに、氷がわれた现い氎路のようなものができおいたす。これは䜕でしょう。ここで仮説かせ぀。シャチが背せびれを出したたたこの穎たで泳いできた。もう䞀぀仮説。ハンマヌ投げのハンマヌが萜ちお氷がわれおできた圢。さらに仮説。朜氎艊せんすいかんが朜望鏡せんがうきょうを出したたたやっおくる氎路。するずそこぞ、長いがうを现い氎路にさしたたたおじさんがやっおきお 。 【scene 06】 考える緎習「筒ず氎」 今日は、長い筒぀぀を䜿った問題です。この筒、かたほうにゎムで栓せんがしおありたす。反察がわは開いおいたす。ここに、氎を入れたす。そしお、からっがのビンを䞭に入れおいきたす。ビンは口にぎりぎり入る倧きさです。入れるず、うきたした。ここからが問題。この筒をこのたたひっくり返しお、開いおいる口を䞋に向けたす。するず、䞭のビンはどうなるのでしょうか。氎ずいっしょに萜ちる。筒の䞭を䞊がる。そこにずどたったたた。答えは最埌さいごに 。 【scene 07】 今日のはっけん「甘栗のなぞ」 ♪だれかに蚀うほどでもなく 針はりのあたたくらいに小さな 今日のはっけん。ひさびさにたべる甘栗あたぐり なんだこれ やけにぺったんこ ほかのはぷっくりしおる こっち偎がわはぺったんこ たいらなずこあわせおみる そうか もしかしお こうしおむガの䞭でくっ぀いおたのか かたちには理由わけがあるんだな。なんおこずない 今日のはっけん♪ 【scene 08】 考える緎習解答線 考える緎習「筒぀぀ず氎」の答えです。ひっくり返すずビンはどうなる 萜ちる。䞊がる。そのたた。実際じっさいにやっおみたす。筒をひっくり返すず、ビンは筒の䞭を䞊がっおいきたした。答えは、「筒の䞭を䞊がる」でした。どうしおそうなるのでしょうか。氎は小さなビンのたわりを流れ萜ちたすが、流れ萜ちる氎にじゃたされお、空気は 。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。
考えるカラス
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
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考える芳察「はかりの䞊のヘリコプタヌ」デデニオン「チヌズどろがうを぀かたえろ」考える緎習「台車ず颚船ふたたび。氎を入れた颚船で実隓するず」
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【】 オヌプニング 芳察かんさ぀し、仮説かせ぀を立お、実隓じっけんをし、考察こうさ぀する。科孊の考え方を孊べ。『考えるカラス』。(オヌプニングタむトル 【scene 01】 考える芳察「ヘリコプタヌの重さ」 たずは、“考える芳察かんさ぀”から。無線操瞊むせんそうじゅうのヘリコプタヌ。手で持぀ず、想像そうぞう以䞊に軜いものです。今日は、これを芳察したす。重さをはかるず、25しかありたせん。はかりの䞊にのせたたた、ヘリをずばしおみたす。ヘリがうくず、はかりの針はりはどうなるのでしょう。やっおみるず、ヘリがういおも、はかりの針はほずんど動きたせん。ヘリの重さの25のたたです。なぜなのでしょう。考える芳察。 【scene 02】 デデニオン「チヌズどろがうを぀かたえろ」 チヌズをくわえおにげるネズミを、䞉人が远いかけおきたした。ネズミは地面の四぀のあなの䞀぀ににげこみたす。芋はっおいるず、ネズミはべ぀のあなからにげおいきたした。ここで仮説かせ぀。二぀のあなが぀ながっおいるするずネズミがもどっおきお、にげだしたあなに入り、たたべ぀のあなから顔を出したす。仮説䞉぀のあなが぀ながっおいる するずさらに別のあなから顔を出すネズミ。仮説あなは党郚぀ながっおいる 䞉人では四぀のあなを芋はれたせん。あきらめた䞉人が行っおしたうず 。 【scene 03】 考える緎習「台車ず颚船 ふたたび」 今日は、前にやった問題の远加぀いかです。前にやったのは、台車に颚船をはり぀け、透明ずうめいな箱をかぶせお、おす。するず颚船はどうなるかずいう問題でした。そのずきの答えは、「前にかたむく」でした。この実隓じっけんに぀いお、たくさんのおたよりがずどきたした。その䞀぀です。「もしかしお、颚船がういおいるのが関係かんけいしおいるのではないかず、远加の実隓を考えお芋たした。箱の䞭に、今床は重いものをぶら䞋げたす。そしお台車をおしたずき、その重いものはどちらに動くのか、ずいう実隓です」。実際じっさいにやっおみたしょう。 【scene 04】 重い颚船で実隓するず  前の実隓じっけんの颚船ず同じ倧きさにふくらたせた青色の颚船がありたす。重くするために、䞭には少しだけ氎が入っおいたす。これを、台車にのせた透明ずうめいな箱の䞭にぶら䞋げたす。ここで問題。この台車をおしたずき、オレンゞ色の颚船は前にかたむきたすが、青色の颚船はどうなるのでしょうか。前にかたむく。うしろにかたむく。かたむかずそのたた。答えは最埌さいごに 。 【scene 05】 今日のはっけん「甘栗のなぞ」 ♪だれかに蚀うほどでもなく 針はりのあたたくらいに小さな 今日のはっけん。ひさびさにたべる甘栗あたぐり なんだこれ やけにぺったんこ ほかのはぷっくりしおる こっち偎がわはぺったんこ たいらなずこあわせおみる そうか もしかしお こうしおむガの䞭でくっ぀いおたのか かたちには理由わけがあるんだな。なんおこずない 今日のはっけん♪ 【scene 06】 考える緎習解答線 考える緎習「台車ず颚船 ふたたび」の答えです。台車をおすず、ぶら䞋げた青い颚船はどうなる 実際じっさいにやっおみるず、青色の颚船はうしろにかたむきたした。答えは、「うしろにかたむく」です。この远加぀いかの実隓じっけんで、ぶら䞋げた重い颚船はうしろにかたむき、ういおいる軜い颚船は前にかたむくずいうこずがわかりたした。でも、重い・軜いずいうのは、䜕にくらべお重い・軜いなのでしょうか。箱の䞭に入っおいるのは、ほかに、空気が 。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。
考えるカラス
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
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考える芳察「アクリル棒の端が明るい」デデニオン「座れないむス(再)」考える緎習「穎の空いたペットボトルに氎を入れ、そのたた䞋に萜ずすず」
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【】 オヌプニング 芳察かんさ぀し、仮説かせ぀を立お、実隓じっけんをし、考察こうさ぀する。科孊の考え方を孊べ。『考えるカラス』。オヌプニングタむトル 【scene 01】 考える芳察「アクリル棒」 たずは、“考える芳察かんさ぀”から。オレンゞ色のアクリル棒がうがありたす。端はしが明るく芋えおいたす。暪から芋るず、断面だんめんが光っおいたす。今日は、これを芳察したす。なぜ断面が光っおいるのでしょう。もしかしお、䞀方の端からもう䞀方の端たで光が぀たわっおいるのでしょうか。だずするず、䞀方の端を指でふさぐず、ぎゃくがわは暗くなるはずです。やっおみるず 、暗くなりたせん。指でおさえおも光ったたたです。端から端に光が぀たわっお光っおいるのではないようです。 【scene 02】 光はどこから では、どこから光が来おいるのでしょうか。アクリル棒がうのたわりを手でおおっおみたす。するず、ちょっず暗くなりたした。アクリル棒の残のこりの郚分も手でおおっおみたす。するず、暗くなりたした。手をはなすず、明るさはすぐにもどりたす。䞊から手でおさえお、指を䞀本ず぀はなしおいくず、断面だんめんはだんだんず明るくなりたす。棒の偎面そくめんから光が入っお、断面が光っおいるようです。 【scene 03】 棒が長ければ長いほど明るく光る ずいうこずは、棒がうが長ければ長いほど明るく光るはずです。cmず぀長さをかえお、アクリル棒を切っおみたした。やはり、長いほうが、断面だんめんが明るくなっおいたす。では、長さを倍、倍にしおいくずどうなるのでしょう。14cm、28cm、56cm。これを暪から芋るず 、おや それほどかわりたせん。長さを倍にしたのに明るさはかわっおいないように芋えたす。なぜなのでしょう。考える芳察かんさ぀。 【scene 04】 デデニオン「座れないむス」 人が歩いおいくず、むスが萜ちおいたした。うしろの本の脚あしが短いので、すぐたおれおしたっお座すわれたせん。どうすればいいか、みんなで考えたす。䞀人がレンガを持っおきお、短い脚の䞋におきたした。これで、座っおもOKです。ここで仮説かせ぀。「このむスは斜面しゃめんにおくずちょうどよいのでは」。さっそく仮説をためしたす。今歩いおきた坂のリンゎの朚の䞋にこのむスをおくず、坂にぎったり。むスに乗っおリンゎの実をずるこずができたした。仮説通りでよろこぶ䞉人。 【scene 05】 考える緎習「ペットボトルず氎」 今日は、ペットボトルず氎を䜿った問題です。このペットボトル、キャップはしおいたせん。䞋のほうには小さな穎あながあいおいたす。でも、今はテヌプをはっおあるので氎は出たせん。このテヌプをはがすず、ペットボトルの穎から氎が出おきたす。ここで問題。手をはなし、ペットボトルを䞋に萜ずすず、出おいる氎はどうなるのでしょうか。䞊向きに出る。真暪に出る。䞋向きに出る。氎は出ない。答えは最埌さいごに 。 【scene 06】 考える緎習解答線 考える緎習「ペットボトルず氎」の答えです。穎あなから氎が出おいるペットボトルを萜ずすず、氎の出方はどうなる 実際じっさいにやっおみるず 、答えは、「氎は出ない」でした。どうしおそうなるのでしょう。ペットボトルを持っおいるずき、重力によっお氎はペットボトルの内がわのかべにおし぀けられたす。でも、ペットボトルを萜ずしたずき、ペットボトルも氎ずいっしょに萜ち 。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。
考えるカラス
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
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考える芳察「柿の皮」デデニオン「ふしぎな土管(再)」考える緎習「二぀のアルミ猶の間に画びょうを぀るす。静電気を猶にう぀すず、画びょうはどうなる」
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【】 オヌプニング 芳察かんさ぀し、仮説かせ぀を立お、実隓じっけんをし、考察こうさ぀する。科孊の考え方を孊べ。『考えるカラス』。(オヌプニングタむトル) 【scene 01】 考える芳察「柿の皮」 たずは、“考える芳察かんさ぀”から。お菓子かしの『柿かきの皮たね』。柿の皮ずいうからには、くだものの柿ず䜕か関係かんけいがあるのでしょうか 柿から、皮を取り出しおみたす。䞞い圢です。『柿の皮』を暪にならべるず、あたりにおいたせん。この『柿の皮』は本圓にくだものの柿の皮のこずなのでしょうか。 【scene 02】 いろいろな皮類の柿 八癟屋さんに来たした。柿かきにはいろいろな皮類しゅるいがあるようです。もしかしおこのなかに、皮たねが现長いものもあるのでしょうか。䞀個こず぀買っおきたした。皮の圢を調べおみたす。たず、富有柿ふゆうがき。これは、䞞い圢です。『柿の皮』ずはにおいたせん。次は、次郎柿じろうがき。この皮も䞞い圢でにおいたせん。 【scene 03】 実も皮も现長い筆柿 ぀づいお、倪秋柿たいしゅうがき。少し现長い圢ですが、これもにおいたせん。次は、现長い筆柿ふでがき。筆柿の皮たねは现長く、『柿の皮』を暪にならべるず、そっくりです。『柿の皮』の「柿」ずは、筆柿のこずのようです。しかし、なぜ筆柿だけが、実も皮も现長いのでしょう。考える芳察かんさ぀。 【scene 04】 デデニオン「ふしぎな土管」 䞉人が歩いおいくず、曲がった土管どかんが本ず赀い玉が䞀぀ありたした。赀玉を土管の口に入れるず、反察がわの口から赀玉が出おきたした。その赀玉をもう本の土管の口に入れるず、反察がわの口からはなぜか癜い玉が出おきたした。ふしぎ もう䞀床その癜玉を入れるず、やはり癜玉が出おきたす。もう䞀床入れおも癜玉が出おきたした。そこで仮説かせ぀。「もずもず土管の䞭に個この癜玉があり、今、赀玉が真ん䞭にある」。さっそく仮説をためしたす。癜玉を入れおいくず回目に赀玉が出おきたした。仮説通りでよろこぶ䞉人。 【scene 05】 考える緎習「猶ず画びょう」 今日は、アルミ猶かんを䜿った問題です。二぀のアルミ猶が発泡はっぜうスチロヌルの䞊に少しはなしおおいおありたす。真ん䞭に画びょうを糞で぀るしたストロヌを、二぀のアルミ猶の䞊にのせたす。塩化えんかビニルのパむプず垃ぬのを甚意し、よくこすり合わせるず静電気せいでんきが起きたす。ここで問題。静電気のたたったパむプを巊の猶にこすり぀けお静電気を猶にう぀したす。これをくりかえしお静電気を巊の猶にためおいくず、画びょうはどうなるのでしょうか。巊の猶にくっ぀く。右の猶にくっ぀く。巊右にゆれる。答えは最埌さいごに 。 【scene 06】 考える緎習解答線 考える緎習「猶かんず画びょう」の答えです。巊のアルミ猶に静電気せいでんきをためるず、画びょうはどうなる 実際じっさいにやっおみるず 、答えは、「巊右にゆれる」でした。どうしおそうなるのでしょう。猶に静電気がたたるず、画びょうはすいよせられ、猶にくっ぀きたす。するず、猶にたたっおいた静電気が画びょうにう぀り、同じ 。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。
考えるカラス
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
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考える芳察「走る新幹線を写真に撮るず」デデニオン「鉄のカギ(再)」考える緎習「ドラむダヌの䞊に颚船を浮かべる。そのたたドラむダヌを斜めに傟けおいくず」
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【】 オヌプニング 芳察かんさ぀し、仮説かせ぀を立お、実隓じっけんをし、考察こうさ぀する。科孊の考え方を孊べ。『考えるカラス』。オヌプニングタむトル 【scene 01】 考える芳察「新幹線」 たずは、“考える芳察かんさ぀”から。新幹線しんかんせんが走っおいたした。携垯けいたい電話のカメラでずっおみたす。通過぀うかする新幹線を、暪からうたくずれたした。けれど、写真を芋るず䜕か倉ぞんです。窓たどがうしろにかたむいお写っおいたす。ドアも、ななめです。なぜなのか。今日はこれを芳察しおみたす。 【scene 02】 携垯電話の向きを䞊䞋逆にしおずるず ためしに、携垯けいたい電話の向きを䞊䞋逆ぎゃくにしおずっおみたす。たた、窓たどやドアがななめになっおいたす。でも、さっきず䜕かちがいたす。さっきずは、窓のかたむきが逆でした。さっきずったのは右にかたむいおいたすが、今ずったのは、巊にかたむいおいたす。携垯電話の向きで、かたむく向きがかわるのでしょうか。 【scene 03】 携垯電話をたおにしおずるず では、携垯けいたい電話をたおにしおずるず、どうなるのでしょう。窓たどはたっすぐになりたした。かたむいおいたせん。しかし、䜕か倉ぞんです。さっきの写真ずくらべるず、窓の暪はばがのびおいたす。たおでずっおもゆがんで写るのでしょうか。 【scene 04】 携垯電話を䞊䞋匕っくり返しおずっおみる 今床は、携垯けいたい電話を䞊䞋匕っくり返しおずっおみたす。どう写るのでしょうか。ずっおみるず 、ちぢみたした。さっきより、窓たどの暪はばが明らかに短くなっおいたす。なぜ携垯電話の向きをかえるだけで、窓の圢がこんなにかわるのでしょうか。考える芳察かんさ぀。 【scene 05】 デデニオン「鉄のカギ」 䞉人が歩いおいくず、男の人が池のそばでこたっおいる様子。聞けば、池にカギを萜ずしおしたっお家に入れないのです。考えこむ䞉人。䞀人がいいアむデアを思い぀きたした。぀りざおの先に磁石じしゃくを぀け、池にたらしお鉄のカギを぀り䞊げようずいうのです。男の人が物眮ものおきから぀りざおず磁石を持っおきたした。さっそく磁石を぀けお池にたらすず、「カチャッ」ず磁石にカギのくっ぀く音が。匕き䞊げおみるず磁石に魚がくっ぀いおいたす。ふしぎに思っおいるず、「プッ」ず魚がカギをはきだしたした。 【scene 06】 考える緎習「ドラむダヌず颚船」 今日は、颚船ずドラむダヌを䜿った問題です。ドラむダヌのスむッチを入れお぀めたい颚が出るようにしたす。ドラむダヌを持ち、その䞊に颚船を持っおきお手をはなすず、うかびたす。あいだに手を入れるず、ちょっず萜ちたす。䞋の颚でういおいるようです。ここで問題。ドラむダヌのスむッチを入れお、颚船をうかべたす。そのたたドラむダヌをななめにかたむけるず、颚船はどうなるのでしょうか。空䞭にうかんだたた。䞋に萜ちる。颚でずんでいく。答えは最埌さいごに 。 【scene 07】 考える緎習解答線 考える緎習「ドラむダヌず颚船」の答えです。ドラむダヌの颚の䞊に颚船をうかせ、ドラむダヌをかたむけるず颚船はどうなる 実際じっさいにやっおみるず 、答えは、「うかんだたた」でした。どうしおそうなるのでしょう。ドラむダヌのかたむきを倧きくしおいくず、やがお颚船は萜ちたした。颚船は、ドラむダヌから出る速い空気の流れに぀぀たれおいたす。流れが速いほど、圧力あ぀りょくはひくくなり 。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。
考えるカラス
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
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考える芳察「反射した光が瞊や暪に」デデニオン「颚邪でお䌑み」考える緎習「電池に぀ながった぀のモヌタヌ。片方のモヌタヌの回転を止めるずもう䞀぀は」
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【】 オヌプニング 芳察かんさ぀し、仮説かせ぀を立お、実隓じっけんをし、考察こうさ぀する。科孊の考え方を孊べ。『考えるカラス』。オヌプニングタむトル 【scene 01】 考える芳察「レヌザヌ」 たずは、“考える芳察かんさ぀”から。レヌザヌポむンタヌ。これを、プラスチックの䞋じきに圓おおみたす。反射はんしゃしお、光の点がかべにう぀りたした。定芏じょうぎにも圓おおみたす。反射した光が線になりたした。光を䞋じきにもどすず、点にもどりたす。定芏に乗せるず、線になりたす。なぜなのか。今日はこれを芳察しおみたす。 【scene 02】 反射光が瞊になったり暪になったり 金属だからこうなるのか はさみにもレヌザヌポむンタヌの光を圓おおみたす。するず、かべに映った光の線が暪になりたした。たがった暪線になりたす。なぜ暪になるのでしょう。はさみの刃はに光を圓おおいるず、反射した光が瞊たおの線になりたした。はさみの巊の刃に光を圓おるず暪線になり、右の刃に圓おるず瞊線になるようです。なぜこうなるのでしょう。 【scene 03】 衚面のすじのせいで はさみの衚面をよく芋おみたす。するず、すじが入っおいたす。巊の刃は瞊たおすじ、右の刃は暪すじ。これのせいでしょうか。さっきの定芏じょうぎを芋おみるず、现かいすじが暪に走っおいるように芋えたす。぀たり、こういうこずでしょうか。瞊すじに圓おるず、光は暪にのびる。暪すじに圓おるず、瞊にのびる。同じ暪すじの定芏に圓おるず、やはり光は瞊にのびたす。すじの向きで光ののびる向きがかわる。ずいうこずは、やはりすじのせいで、光がのびおいるのでしょうか。 【scene 04】 すじがあるずなぜ光がのびる では、こうするずどうでしょう。先ほどの䞋じきの䞀郚分の衚面に、カッタヌで暪にすじを぀けおみたす。ここにレヌザヌを圓おるず 。かべに映る光に、瞊たおの線が出たした。やはり、すじのせいで光がのびおいたす。しかし、なぜすじがあるず光がのびるのでしょうか。䞋じきを動かしおすじの向きを倉えおいくず 。考える芳察かんさ぀。 【scene 05】 考える緎習「二぀のモヌタヌ」 今日は、電池ずモヌタヌを䜿った問題です。同じモヌタヌが、盎列で二぀、電池に぀ながっおいたす。このモヌタヌそれぞれに、印の぀いた円盀えんばんを取り付けたす。スむッチを入れるず、電流が流れおモヌタヌが回り始めたす。ここで問題。回っおいる円盀の片方を手でおさえ、モヌタヌの回転を止めおしたいたす。するず、のこされたモヌタヌの回転はどうなるのでしょうか。倉わらない。前よりも速くなる。止たっおしたう。答えは最埌さいごに 。 【scene 06】 今日のはっけん「サむンペンのふた」 ♪だれかに蚀うほどでもなく ごた぀ぶくらいに小さな 今日のはっけん。サむンペンのふたしめるずき カチッおいう音がする この「カチッ」っおなんだ ふたのずこ芋おみる 小さいでっぱりがある ひそかなストッパヌ これが「カチッ」のもず。なんでもない 今日のはっけん。あしたもたた なにかあるだろ♪ 【scene 07】 考える緎習解答線 考える緎習「二぀のモヌタヌ」の答えです。巊偎のモヌタヌを止めるず右偎はどうなる 実際じっさいにやっおみるず 、答えは、「前よりも速くなる」でした。どうしおでしょう。実は、モヌタヌ自䜓は発電機にもなるのです。モヌタヌの軞じくを回すず、電気が生たれたす。この実隓の堎合、電流によっおモヌタヌが回りたすが、モヌタヌが回 。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。
考えるカラス
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
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考える芳察「ごた塩のごたず塩が混ざるのは」デデニオン「ひず぀だけ消えおいる再」考える緎習「ろうそくの火を消したずきにあがる癜い煙に、火を近づけるず」
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【】 オヌプニング 芳察かんさ぀し、仮説かせ぀を立お、実隓じっけんをし、考察こうさ぀する。科孊の考え方を孊べ。『考えるカラス』。オヌプニングタむトル 【scene 01】 考える芳察「ごた塩」 たずは、“考える芳察かんさ぀”から。ごはんにごた塩しおをかけようずしたら、ごた塩が切れおいたした。台所にさがしに行くず、ごた塩はなかったけれど、ごたず、塩はありたした。今日はこれで、ごた塩を䜜っおみたす。ビンに塩を入れお、ごたも入れたす。あずは、ふっおたぜたらできあがりのはずです。でも、うたくたざりたせん。ビンをよくふっおも、ごたが䞊にういおきおしたいたす。これではごはんにかけおも、ごたばかりです。垂販しはんのごた塩ず䜕がちがうのでしょうか。 【scene 02】 塩の぀ぶの倧きさがちがう そこで、ごた塩しおを買っおきたした。垂販しはんのごた塩は、ごたず塩がちゃんずたざっおいたす。小ビンにう぀しかえおふっおも、ごたが䞊にういおきたりしたせん。自分で䜜ったごた塩ず䜕がちがうのでしょう。よく芋おみるず、垂販のごた塩のほうが、塩の぀ぶが倧きいようです。ビンから出しおくらべおみるず、ずいぶん倧きさがちがいたす。垂販のごた塩は、塩の぀ぶが倧きいからうたくたざるのでしょうか。では、この塩の぀ぶを小さくしたらどうなるのでしょう。 【scene 03】 垂販のごた塩の塩を小さくするず 垂販しはんのごた塩しおを、ごたず塩に分けお、塩をすりばちで小さく぀ぶしたす。ずいぶん小さくなりたした。これにごたをもどしお、ビンに入れたす。ビンをふっおみるず、たざらなくなりたした。塩を小さくしただけで、ごたがういおたざりたせん。ずいうこずは、やはり倧きさのせいだったのでしょうか。 【scene 04】 重さは関係ない でも本圓にそれだけでしょうか。たずえば、重さは関係かんけいないのでしょうか。バケツいっぱいにピンポン玉が入っおいたずしたす。その䞊に同じ倧きさの鉄の玉をのせおバケツをゆらすず、同じ倧きさだずしおも、鉄の玉がしずんでしたわないのでしょうか。考える芳察かんさ぀。 【scene 05】 デデニオン「ひず぀だけ消えおいる」 デデニオンの䞉人がテレビ売り堎にやっおきたした。たくさんあるテレビのひず぀だけ消えおいたす。リモコンでそのテレビを぀けるず、ほかのテレビが党郚消えおしたいたした。そのテレビを消すずほかのテレビが党郚぀き、そのテレビを぀けるずほかのテレビが党郚消えたす。そこぞ犬がやっおきお、消えおいるテレビの䞀台の前にねそべりたした。リモコンのスむッチをおすず、ひず぀だけ぀いおいたテレビが消えおほかのテレビが぀きたすが、犬のうしろのテレビは消えたたたです。そこで、消えおいる二台のテレビの前に二人がねそべり、スむッチをおすず党郚が消え、もう䞀床おすず 。 【scene 06】 考える緎習「本のろうそく」 今日は、本のろうそくを䜿った問題です。たず、䞡方に火を぀けたす。ここで問題。かたほうのろうそくの火を消したす。するず、消したほうからは癜いけむりが䞊がりたす。このけむりに、すかさずもう本のろうそくの火を近づけるずどうなるのでしょうか。消したろうそくの火が぀く。近づけたろうそくの火が消える。近づけたろうそくの火が消え、消したろうそくの火が぀く。答えは最埌さいごに 。 【scene 07】 考える緎習解答線 考える緎習「本のろうそく」の答えです。消したろうそくのけむりにろうそくの火を近づけるずどうなる 実際じっさいにやっおみるず 、答えは、「消したろうそくの火が぀く」でした。どうしおでしょう。ろうそくの火を消したずき、癜いけむりが䞊がりたした。あのけむりの䞭には、ろうそくの 。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。
考えるカラス
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
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考える芳察「ぜんたいで走るおもちゃの車」デデニオン「氷䞊の穎再」考える緎習「自転車の車茪をひもに぀り䞋げ回転させる。片偎のひもをはさみで切るず」
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【】 オヌプニング 芳察かんさ぀し、仮説かせ぀を立お、実隓じっけんをし、考察こうさ぀する。科孊の考え方を孊べ。『考えるカラス』。オヌプニングタむトル 【scene 01】 考える芳察「ぜんたいで走るおもちゃの車」 たずは、“考える芳察かんさ぀”から。ぜんたいで走る車のおもちゃ。ちょっずうしろに匕くだけで、よく走りたす。今日はこれを芳察したす。どうやら、うしろに匕くずきに䞭のぜんたいがたかれお、それがもどる力で走るようです。しかし、どう芋おも、ぜんたいをたいた距離きょりより長く走っおいたす。 【scene 02】 匕いた距離の䜕倍くらい走るか 䞀䜓、匕いた距離きょりの䜕倍走るのか。10cm匕いお、どれだけ走るのかはかっおみたす。たずは10cm。そしお20cm、30cm、40cm、50cm、ただ走りたす。60cm、70cm、80cm、90cm 。100cmをこえたずころでやっず止たりたした。党郚で107cm。ぜんたいをたいた距離の10倍以䞊走りたした。 【scene 03】 どんなしかけがある 䞀䜓、䞭はどうなっおいるのでしょうか。車を分解ぶんかいし、どんなしかけがあるのか、動かしお芳察かんさ぀したす。うしろに匕いお、車䜓を持ち䞊げお車茪しゃりんを空回りさせたす。よく芋るず、ぜんたいが入っおいるボックスの暪に出おいるピンの動きがぞんです。車をうしろに匕いおぜんたいをたいおいるずきは巊䞋にあるのに、タむダをうかしお回すず、右䞊に移動いどうしたす。ぜんたいをたくずきは巊䞋で、タむダを回すず右䞊に行きたす。これはあやしい。 【scene 04】 小さなピンの動きが  この動くピン、ためしに朚片もくぞんをさしお、動かなくしおみたす。車をうしろに匕いお走らせおみたすが 、すぐ止たっおしたいたす。ぜんたいをたいた距離きょりしか走りたせん。朚片をぬくず、やはり、よく走りたす。しかし、なぜこのピンが動くずよく走るのでしょうか。考える芳察かんさ぀。 【scene 05】 デデニオン「氷䞊の穎」 䞉人が氷の䞊を歩いおいくず、氷に穎あながあいおいたした。穎から向こうに、氷がわれた现い氎路のようなものができおいたす。これは䜕でしょう。ここで仮説かせ぀。シャチが背せびれを出したたたこの穎たで泳いできた。もう䞀぀仮説。ハンマヌ投げのハンマヌが萜ちお氷がわれおできた圢。さらに仮説。朜氎艊せんすいかんが朜望鏡せんがうきょうを出したたたやっおくる氎路。するずそこぞ、長いがうを现い氎路にさしたたたおじさんがやっおきお 。 【scene 06】 考える緎習「回転する車茪」 今日は、自転車の車茪しゃりんを䜿った問題です。この車茪のじくにはひもが぀いおいお、手をはなすずひもにぶら䞋がりたす。じくに぀いおいるもう䞀本のひもを䜿っお、車茪を䞡がわからささえるように、䞊から぀るしたす。そしお、この車茪を手で回したす。ここで問題。この状態じょうたいのたた、片かたがわのひもをはさみで切っおしたいたす。するず、車茪のかたむきはどうなるのでしょうか。たおれお氎平になる。たおれない。ちょうど45床のかたむきになる。答えは最埌さいごに 。 【scene 07】 考える緎習解答線 考える緎習「回転する車茪しゃりん」の答えです。巊がわのひもを切るず、車茪のかたむきはどうなる 実際じっさいにやっおみるず 、車茪はたおれず、そのたた暪に回り始めたした。答えは、「たおれない」でした。でも、どうしおでしょう。ひもを切ったずき、車茪は重力に匕かれおたおれようずしたす。しかし、回転するものには、回転のじくの向きをかえようずする力がはたらくず、 その力ずちょ 。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。
考えるカラス
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
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005110319_00000
考える芳察「氎面を走る氎玉」デデニオン「どうやっお䞭に入れた再」考える緎習「䞊んだ鉄の玉のはしに磁石を眮く。同じ偎から鉄の玉を転がしおぶ぀けるず」
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【】 オヌプニング 芳察かんさ぀し、仮説かせ぀を立お、実隓じっけんをし、考察こうさ぀する。科孊の考え方を孊べ。『考えるカラス』。オヌプニングタむトル 【scene 01】 考える芳察「走る氎玉」 たずは、“考える芳察かんさ぀”から。コヌヒヌをいれおいたら、コヌヒヌの氎面が䜕か倉です。よく芋るず、コヌヒヌの滎しずくが、氎玉になっお氎面にうかんでいたす。コヌヒヌだからこうなるのでしょうか。 【scene 02】 氎面で䜕が起きおいる ためしに、氎でもやっおみたす。コヌヒヌず同じように、氎滎すいおきを萜ずすず氎面に乗るのでしょうか。やっおみたすが、うたくいきたせん。そこで、今床は氎面の近くから、そっず萜ずしおみたす。するず、氎滎も氎面に乗りたした。 【scene 03】 氎玉がだんだん小さくなる でもよく芋るず、氎滎すいおきが消えるずき、䜕か倉です。だんだん小さくなっお消えおいるように芋えたす。䞀䜓、氎面で䜕が起きおいるのでしょうか。スロヌの映像えいぞうで芋おみるず 。考える芳察かんさ぀。 【scene 04】 デデニオン「どうやっお䞭に入れた」 䞉人が歩いおいくず、机぀くえの䞊にビンがおかれおいたした。䞭にはリンゎが入っおいたす。でも、どう芋おもビンの口よりリンゎのほうが倧きいのです。どうやっお䞭に入れたのでしょう。そこで仮説かせ぀。「ビンを二぀にわっお、リンゎを入れおくっ぀けた」。さらに仮説。「リンゎを分けお切っお、䞀぀ず぀ビンの䞭に入れた」。もう䞀぀仮説。「リンゎを入れおから、ガラスの口を现くした」。そこぞ、同じビンを運んでいく人が通りかかったので぀いおいっおみるず  【scene 05】 考える緎習「磁石ず鉄の玉」 今日は、鉄の玉を䜿った問題です。朚のレヌルの䞊に鉄の玉がならんでいたす。䞀぀をはなしお、玉の列にぶ぀けたす。するず玉が䞀぀、はなれおいきたす。ここで、磁石じしゃくの玉を䜿いたす。磁石の玉を列の巊はしにおいお、右から鉄の玉をぶ぀けたす。するず、ぶ぀けた玉がずたっお、磁石の玉は動きたせん。ここで問題。磁石の玉を今床は右はしにおきたす。そしお、玉を䞀぀、磁石のがわからぶ぀けたす。するず反察がわの鉄の玉はどうなるのでしょう。動かない。いきおいよくはなれる。ゆっくりずはなれ、もどっおくる。答えは最埌さいごに 。 【scene 06】 今日のはっけん「甘栗のなぞ」 ♪だれかに蚀うほどでもなく 針はりのあたたくらいに小さな 今日のはっけん。ひさびさにたべる甘栗あたぐり なんだこれ やけにぺったんこ ほかのはぷっくりしおる こっち偎がわはぺったんこ たいらなずこあわせおみる そうか もしかしお こうしおむガの䞭でくっ぀いおたのか かたちには 理由わけがあるんだな。なんおこずない 今日のはっけん♪ 【scene 07】 考える緎習解答線 考える緎習「磁石じしゃくず鉄の玉」の答えです。右はしの磁石の玉に鉄の玉をぶ぀けるず、巊はしの玉はどうなる 実際じっさいにやっおみるず 、ぶ぀けた玉よりもすごいいきおいではなれおいきたした。答えは、「いきおいいよくはなれる」でした。巊はしに磁石をおいたずきには動かなかったのに、どうしおでしょう。磁石には、鉄を匕きよせる「磁力」がありたす。巊はしに磁石をおいたずき、鉄の玉は 。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。
考えるカラス
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
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考える芳察「メゞャヌの先が、がた぀いおいる」デデニオン「なんの茪っか再」考える緎習「「お盆ず颚船、再び。お盆にヘリりム入りの颚船をのせお手を離ず」
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【】 オヌプニング 芳察かんさ぀し、仮説かせ぀を立お、実隓じっけんをし、考察こうさ぀する。科孊の考え方を孊べ。『考えるカラス』。オヌプニングタむトル 【scene 01】 考える芳察「メゞャヌ」 たずは、“考える芳察かんさ぀”から。メゞャヌで箱のはばをはかろうずしたら、メゞャヌの先ががた぀いおいたした。よく芋るず、メゞャヌの先をずめおいる穎あなが広がっおゆるんでいたす。これではちゃんずはかれたせん。しょうがないので、もう䞀぀のメゞャヌを圓おたす。するずこれも、新品のはずなのに、がた぀いおいたす。もしかしお、メゞャヌの先はがた぀いおいるのがふ぀うなのでしょうか。今日はこれを芳察したす。なぜ、がた぀いおいるのでしょう。 【scene 02】 cmがmmしかない メゞャヌの先をよく芋おみるず、目もりもなにか倉ぞんです。最初さいしょのcmが、ほかのcmより短く芋えたす。目もりを数えおみるず、1,2,3,4,5,6,7,8,9。最初のcmがmmしかありたせん。なぜこうなっおいるのか、よくわかりたせん。実際じっさいに䜿っおみたす。箱に圓おおはかろうずするず、少しのびたす。実際にはかるずきは、がた぀きの分、のびるようです。 【scene 03】 倖がわをはかるずきず内がわをはかるずき ずいうこずはもしかしお 。メゞャヌを箱のはしに圓おお匕っぱっおのばすず、cmちょうどになっおいたす。おしもどすず、mm。でもそれなら匕っぱった状態じょうたいで固定こおいしおおけばいいのに、なぜ、がた぀かせおいるのでしょう。いろいろはかっおみたす。箱の倖がわにかけお匕っぱるず少しのび、箱の内がわに圓おおおすず少しちぢみたす。もしかしお、こういうこずでしょうか。倖がわをはかるずきは匕っぱっおのばし、内がわをはかるずきは 。考える芳察かんさ぀。 【scene 04】 デデニオン「なんの茪っか」 䞉人が歩いおいくず、朚の枝えだから茪わっかが䞀぀ぶら䞋がっおいたした。なんの茪っかでしょう。朚には穎あながあいおいたす。ここで仮説かせ぀。「この穎にすんでいるリスのブランコ」。そこぞ、キツツキがずんできお穎に入りたした。リスの穎ではありたせん。朚のずなりの家に、䜕かを匕っかける朚のがうがありたす。そこでもう䞀぀仮説。「茪っかをひっかけおロヌプを暪にはり、ものほしにする」。するずそこぞ荷物をかかえたおじさんがやっおきお、朚のがうで茪っかを匕きよせ、ドアの取っ手に匕っかけおドアをあけたたたにするず、荷物を䞭に運んでいきたした。 【scene 05】 考える緎習「お盆ず颚船 ふたたび」 前にやった実隓じっけんを芚えおいたすか。「お盆がんず颚船」の実隓です。空気の入った颚船ずお盆を別々に萜ずすず、お盆は速く萜ち、颚船はゆっくりず萜ちたす。この颚船をお盆にのせお萜ずすずどうなるか、ずいう問題でした。そのずきの答えは、「いっしょに萜ちる」でした。なぜお盆にのせるず颚船はいっしょに萜ちるのでしょうか。今日は、条件じょうけんをかえお、新しい実隓をしおみたす。 【scene 06】 空気の代わりにヘリりムの入った颚船 空気の代わりにヘリりムの入った颚船を䜿いたす。ヘリりムは空気より軜いので、手を攟すずずんでいっおしたいたす。ここで問題。このヘリりムの入った颚船を、お盆がんの䞊におさえ぀けたす。䞡手を攟しおお盆を萜ずすず颚船はどうなるのでしょうか。颚船は萜ちずに䞊がる。その堎にずどたったのち、あがる。いっしょに萜ちる。答えは最埌さいごに 。 【scene 07】 考える緎習解答線 考える緎習「お盆がんず颚船 ふたたび」の答えです。ヘリりムの入った颚船をお盆にのせおいっしょに萜ずすず颚船はどうなるでしょう 実際じっさいにやっおみるず 、答えは、「いっしょに萜ちる」でした。ヘリりム入りの颚船も、空気入りの颚船ず同じように、お盆ずいっしょに萜ちたした。どうしおでしょう。萜ちるずき、お盆がかべずなっお、颚船に圓たる空気の量りょうをぞらしたす。そのずき、お盆ず颚船のあいだのくう 。ここから先は、自分で考えよう。これからはみんなが、考えるカラス。
ミクロワヌルド
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氎面をおおう りキクサの秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100068_00000
りキクサは葉から葉が出お増え、䞖界最小玚の花を぀ける。
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【】 ミクロワヌルド 氎面をおおうりキクサの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 氎面をおおうりキクサの秘密 オヌプニング 【】 氎面を挂うりキクサ 田怍えが終わったばかりの田んがに、緑色をしたものが浮いおいたす。りキクサです。りキクサはその名の通り、氎面を浮いお挂い、流れ着いた堎所であっずいう間にふえおしたいたす。どんな秘密があるのか、探っおいきたしょう。 【】 葉ず茎が䞀緒になった「葉状䜓」 氎䞭から氎面のりキクサを芋䞊げるず、䞞い葉のように芋えるものがありたす。これは葉ず茎が䞀緒になったもので、「葉状䜓ようじょうたい」ずいいたす。葉状䜓の真ん䞭から、根が長く垂れ䞋がっおいたす。根がおもりずなっお、匷い波が来おもひっくり返りたせん。 【】 氎面に浮く利点 葉状䜓の䞭には、空気の入った倧きな空掞が䞊んでいたす。これが浮き袋になっお氎面に浮くのです。衚面の现胞には、葉緑䜓がたくさんあり、光合成をしたす。衚偎には「気孔きこう」が䞊び、空気を出し入れしおいたす。りキクサは、氎面に浮くこずで、成長に必芁な日光ず氎をふんだんに埗るこずができるのです。 【】 りキクサのふえ方 りキクサはどのようにふえおいくのでしょうか。葉状䜓から新しい葉状䜓が出おきたした。葉状䜓にポケットのようなずころがあり、そこから出おきおいたす。葉状䜓は日ほどで、およそ倍に成長したす。日埌、さらに新しい芜が出おきたした。芜は葉状䜓の巊右か所から出おきたす。新しい葉状䜓の付け根が䌞び、糞のようになっお぀ながっおいたす。やがお糞は切れ、぀に分かれたす。分裂を繰り返し、ふえるりキクサ。倍々にふえおいき、か月で400䞇倍になるずいわれおいたす。 【】 䞖界で最も小さい花 りキクサをよく芋るず、倧きなものや小さなものがありたす。小さいりキクサは、アオりキクサ。長さmmほどです。アオりキクサから癜っぜいものが突き出おいたす。これはなんず、花です。め花ずお花があり、め花の盎埄は、わずか02mm。りキクサの仲間は、䞖界で最も小さい花を咲かせたす。花はやがお実を結び、皮ができたす。毎幎、田んがをおおうりキクサ。小さなりキクサにも、確実に子孫を残すためのしくみが備わっおいるのです。
ミクロワヌルド
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倧倉身 りニの秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100069_00000
りニの卵の受粟から幌生の成長、皚りニぞの倉態を芋る。
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【】 ミクロワヌルド 倧倉身 りニの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 倧倉身 りニの秘密 オヌプニング 【】 芪ずはたったく圢が違う幌生 海にすむ䞞くおずげだらけの生きもの、りニ。実はこのりニ、子どものずきにはたったく違う姿をしおいたす。りニの子ども、「幌生ようせい」は、芪ずは別の圢で海の䞭を挂っおいるのです。子どもから倧人ぞ、劇的な倉身をずげるりニの成長ぶりを探っおみたしょう。メスの䜓から、卵があふれ出おきたした。卵の盎埄は、わずか008mm。産み出された卵は、海䞭でオスの粟子ず出䌚い、受粟したす。 【】 受粟卵の分裂からプルテりスぞ 受粟した卵が分裂しおいく様子です。぀に割れた现胞が、぀、぀、16、32 。受粟埌時間半、64個にたで分裂したした。分裂した卵は膜の䞭で回転し始め、しばらくするず自分の力で海の䞭ぞず泳ぎ出したす。11時間が過ぎるず、食べものを消化する組織になるくがみができたす。さらに数時間がた぀ず、䞞かった䜓が䞉角圢に倉わっおきたす。32時間埌、「プルテりス」ず呌ばれる幌生になりたした。 【】 海の䞭を挂うプルテりス幌生 プルテりスの角぀ののようなものは、「腕」ず呌ばれたす。りニの幌生は腕を持぀こずによっお、氎の流れに乗りやすくなるのです。䜓の衚面には现かい繊毛せんもうがあり、これを動かしお自分で泳ぐこずもできたす。倧きさは08mmほど。プルテりス幌生は海の䞭を挂いながら、怍物プランクトンを食べお成長を続けたす。 【】 䜓の䞭からずげが䌞びおきお  生たれお25日目の幌生。䜓の䞭に、黄色いかたたりが芋えおきたした。実はこの郚分が、将来、ずげを持ったおなじみのりニになるのです。特殊な光を圓おおみるず、ずげが䌞びおいるのがわかりたす。このずげはさらに成長しお、぀いには幌生の䜓を突き砎りたす。暪向きにずげが飛び出た幌生は、䜓を90床回転させ、海底に沈んでいきたす。氎䞭を挂う生掻に別れを告げるずきがやっおきたのです。 【】 最埌の倧倉身 岩の䞊に降り立ったりニの幌生は、数分埌、最埌の倧倉身をずげたす。腕が瞮んできたした。氎䞭を挂うのに圹立っおいた腕は、もう必芁ないのです。わずか15分で、すっかりりニの姿になりたした。倧きさはmmほど。りニは、海底で新しい生掻を始めるのです。
ミクロワヌルド
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䞍思議な倉身 クラゲの䞀生
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100070_00000
海底に付着しお成長した幌生は、数を増やしお泳ぎ出す。
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【】 ミクロワヌルド 䞍思議な倉身 クラゲの䞀生 オヌプニング ミクロワヌルド 䞍思議な倉身 クラゲの䞀生 オヌプニング 【】 クラゲもプランクトンの仲間 氎に挂うたくさんの動物プランクトン。「プランクトン」ずいうのは、「氎䞭を挂う生きもの」を衚す蚀葉です。ですから、倧きなクラゲもプランクトンの仲間なのです。クラゲは、耇雑で䞍思議な倉身を繰り返しながら子孫を殖やしたす。 【】 卵からプラヌラ幌生ぞ 入り江などでよく姿を芋かけるミズクラゲの䞀生を芋おみたしょう。ミズクラゲは、雄が氎䞭に出した粟子を雌が䜓に取り蟌み、卵を受粟させたす。卵は雌の䜓の䞭でかえり、「プラヌラ幌生」ず呌ばれる子どもになりたす。プラヌラは、やがお芪の䜓を離れお自力で泳ぎ出したす。 【】 プラヌラからポリプぞ プラヌラは、海底の岩などにたどり着くず、そこにくっ぀いお、「ポリプ」ず呌ばれるむ゜ギンチャクに䌌た生きものに姿を倉えたす。ミズクラゲのポリプの倧きさは、わずかmmほどです。ポリプは16本ある觊手を䌞ばし、プランクトンを捕えお食べたす。 【】 ポリプからストロビラぞ ミズクラゲのポリプは、生呜力旺盛おうせいです。䞀぀のポリプが「根」を出し、そこから新しいポリプを぀くっおいくこずができたす。秋、氎枩が䞋がるず、ポリプの䜓に倉化が起きたす。䜓が䌞び、觊手が瞮んでくるのです。觊手の付け根にくびれが䞀぀でき、このくびれは、䜓の䞋のほうに向かっお数が増えおいきたす。この状態は「ストロビラ」ず呌ばれたす。 【】 ストロビラから゚フィラぞ ストロビラは、四日ほどのあいだにどんどんくびれの数を増やしおいきたす。やがお、ストロビラ党䜓が動きはじめたす。䞀枚䞀枚が、「゚フィラ」ず呌ばれる幌生ずなっお、海の䞭ぞず泳ぎ出すのです。ストロビラが動き出しおから20時間。最初の゚フィラが旅立っおいきたした。倧きさは、およそmm。その姿は、海䞭を挂う小さな花びらのようです。 【】 倉身を繰り返しおクラゲに ゚フィラの䜓の真ん䞭にある飛び出した郚分が口です。゚フィラは自分より小さなプランクトンを食べお成長し、䞀週間ほどで、およそcmの小さなクラゲになりたす。ミズクラゲは、䞀぀の幌生が倉身を繰り返し、たくさんのクラゲずなっお海に泳ぎ出しおいくのです。
ミクロワヌルド
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むネの花 実りのしくみ
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むネが開花し受粉するず、子房が膚らみお米が実る。
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【】 ミクロワヌルド むネの花 実りのしくみ オヌプニング ミクロワヌルド むネの花 実りのしくみ オヌプニング 【】 癜い小さな花 月、田んがの緑が䞀段ず濃くなり、実りの季節が近づいおいたす。颚に揺れる、顔を出したばかりの皲穂。癜い小さなものがたくさん぀いおいたした。実は、これはむネの花です。倏のあいだ、ほんの数時間だけですが、むネも花を咲かせるのです。 【】 抌し出されおくる「぀がみ」 むネの真ん䞭の倪いずころに、もうすぐ出おくる穂が入っおいたす。すきたからのぞいおいるのは、これから咲く花、いわば「むネの぀がみ」です。穂が出おくる二日間ほどの様子を時間を早めお芋おみるず、「぀がみ」が次々ず抌し出されおきたす。 【】 花が咲いお䌞びおくるおしべ むネの花が咲くのは、倩気がよい日の午前11時ごろ。気枩が30床を超え、空気が也燥しおきたころです。長さmmほどの殻が二぀に割れるように開き、䞭からおしべが䌞びおきたす。おしべの先端にある黄色い袋の䞭には、花粉がたくさん入っおいたす。 【】 めしべか受粉するず  おしべの䞋、開いた殻のすきたに、めしべが芋えおいたす。めしべの先は䞊に向かっお现かく枝分かれしおいたす。おしべの袋が也燥し、花粉がこがれ萜ちたす。めしべに花粉が着きたした。受粉です。むネの花が咲き、おしべの花粉がめしべに぀くこずで、お米ができるのです。お米になるのは、めしべの䞋にある緑色の郚分。受粉するず少しず぀ふくらんできたす。花は、䞀時間もしないうちに閉じおしたいたす。 【】 開花埌か月間の倉化 花が咲いおからお米が実るたでには、か月ほどかかりたす。めしべの䞋の郚分の倉化を芋おみたしょう。むネの葉で光合成によっお䜜られた逊分が、デンプンずしお貯えられ、次第に倧きくなっおいきたす。私たちがふだん䜕気なく食べおいるお米は、こうした小さな呜の営みによっおできるのです。
ミクロワヌルド
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チョり 矎しいはねの秘密
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チョりの翅には、鱗粉の圢や䞊び方で暡様が描かれおいる。
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【】 ミクロワヌルド チョり 矎しいはねの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド チョり 矎しいはねの秘密 オヌプニング 【】 チョりのはねの倚様な暡様 䞖界に䞇皮類もいるずいうチョり。そのすべおが、色や暡様の違うはねを持っおいたす。こうした倚様な暡様は、どのようにできおいるのでしょうか。郜䌚でも芋かける、おなじみのアゲハチョり。黄色ず黒のした暡様が特城です。アゲハのはねに觊っおみるず、指に粉のようなものが぀きたした。顕埮鏡で拡倧しお芋るず、花びらのような圢をした、長さ01mmほどのものが芋えたす。「鱗粉りんぷん」です。 【】 「鱗粉」ず「゜ケット」 はねのほうを顕埮鏡で芋おみるず、半透明の膜の衚面に鱗粉が生えおいたのがわかりたす。鱗粉が刺さっおいる穎は「゜ケット」ず呌ばれ、はね党䜓に敎然ず䞊んでいたす。゜ケットの䞀぀ひず぀に぀いた鱗粉。黄色い鱗粉が集たったずころは黄色い暡様、黒い鱗粉が集たったずころは黒い暡様になっおいたす。アゲハのはねのした暡様は、黄色ず黒の鱗粉が䜜り出したモザむク暡様だったのです。 【】 芋る角床によっお倉わる色 ミズナラの林にすむ、ミドリシゞミの仲間。倪陜の光を济びお茝くはねは「森の宝石」に䟋えられたす。このチョりは、アゲハずは違うしくみではねの色を䜜り出しおいたす。拡倧するずきらきらず光っお芋える小さな点は、やはり鱗粉です。このチョりの鱗粉は、重なり合っお生えおいたす。䞋は茶色の鱗粉。その䞊に、緑に茝く鱗粉が反り返った圢で䞊んでいたす。このため、芋る角床によっお䞋の茶色が芋えたり、メタリックな緑の茝きが芋えたりするのです。 【】 鱗粉の構造や色の違い アザミのみ぀を吞う、カラスアゲハ。カラスアゲハも、矎しく光る青い点を持っおいたす。倜空に茝く星のようなこの点も、ミドリシゞミず同じように、キラキラず茝く鱗粉です。衚面の぀くりや色の違う鱗粉が、チョりの埮劙なはねの色を䜜り出しおいたす。 【】 鱗粉が䜜り出す矎しいはね暡様 氎色の透き通るような暡様を持぀、アサギマダラ。この半透明の郚分を顕埮鏡で芋るず、小さい鱗粉が点々ず䞊んでいたす。この郚分の鱗粉は、開かずに瞮んだたたで现長くなっおいたす。そのため、半透明のはねの膜そのものが芋えおいるのです。チョりによっおはねの暡様はさたざたですが、そのしくみはみな同じ。゜ケットに䞊んだ鱗粉の、色や圢、構造がチョりの皮類によっお異なるため、倉化に富んだ矎しいはねが䜜り出されるのです。
ミクロワヌルド
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アキアカネの䞀生
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ダゎは田んがでミゞンコを食べお成長し、初倏に矜化する。
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【】 ミクロワヌルド アキアカネの䞀生 オヌプニング ミクロワヌルド アキアカネの䞀生 オヌプニング 【】 卵のたたで冬を越すアキアカネ 秋、皲刈りの終わった田んがの氎たたりに、赀トンボが集たっおいたす。アキアカネです。匹が぀ながっお、卵を産んでいたす。前がオス、うしろがメスです。メスは湿った泥の䞭に卵を産み付けたす。匹のメスが産む卵の数は、およそ個。倧きさは、わずか。か月ほどで卵の䞭にトンボの幌虫の圢ができあがり、掻動を止め、このたた冬を越したす。 【】 ダゎずしお過ごすか月 春、田んがに氎が匵られるず、土の䞭で眠っおいたアキアカネの卵は再び掻動を始めたす。卵の殻をやぶり、䞭からトンボの幌虫が出おきたした。幌虫は、卵から出おくるずき薄い皮に包たれおいたすが、すぐにその皮を脱ぎ捚おたす。無事、卵からかえり、小さなダゎになりたした。䜓長。成虫になるたでのか月間、田んがの䞭で過ごしたす。 【】 倧奜物のミゞンコを食べお成長 梅雚を迎えた月。雚は、田んがに最いを䞎えたす。氎の䞭で動いおいる小さなものは、ミゞンコです。倧きさ、から。氎が枩かくなり、倧発生しおいたす。ミゞンコは、ダゎの倧奜物。ダゎは、ミゞンコをたくさん食べお成長したす。ミゞンコを捕たえる芋事な早業です。腕のような、折り畳たれたあごを䌞ばし、ミゞンコをすくい取っお食べおいたす。 【】 矜化、そしお秋の産卵 月。あたりが暗くなった、倜時過ぎ。アキアカネのダゎが、氎から出おきたした。いよいよ、成虫になるずきが来たのです。ダゎの背䞭が割れ、䞭から成虫が出おきたした。矜をゆっくりず䌞ばし、やわらかな湿った䜓を、時間をかけお也かしたす。矜化したアキアカネは、倏のあいだは涌しい山で過ごし、秋になるず、再び田んがに戻り、卵を産んで、䞀生を終えるのです。
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糞をあや぀る クモの秘密
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䞈倫な瞊糞ず粘球が぀いた暪糞。数皮類の糞を出し網を線む。
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【】 ミクロワヌルド 糞をあや぀る クモの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 糞をあや぀る クモの秘密 オヌプニング 【】 倧きな網を匵るゞョロりグモ くらやみで、空䞭でうごめく生きものがいたす。ゞョロりグモです。ゞョロりグモは、䜓の倧きさが25cmほどの比范的倧きなクモです。腹から糞を出しお、網を匵っおいきたす。網匵りの仕䞊げは、䞭倮で自分が陣取るための足堎䜜りです。腹の先を網の糞に抌し圓お、糞を匵り足しおいきたす。 【】 糞はたんぱく質の液から䜜られる 糞を出す腹の先に、倧小六぀の突起、「糞いが」がありたす。糞いがには糞を出す管が党郚で500もあり、そこから、おなかの䞭にあるたんぱく質の液が、糞になっお出おきたす。ゞョロりグモは倪さや性質の異なる糞を䜿い分けおいたす。倪い糞は、盎埄およそ100分のmm。網を䜜るずきに最初に匵る、茪郭の糞に䜿われる䞈倫なものです。 【】 虫をくっ぀ける暪糞 ゞョロりグモの網は、盎埄60cmにもなる倧きなものです。網は䞻に、䞭倮から攟射状に䌞びた瞊糞ず、それず亀差するように同心円状に匵られた暪糞からできおいたす。クモは、瞊糞ず暪糞に性質の違う糞を䜿っおいたす。暪糞には小さな粘液の粒、「粘球ねんきゅう」が䞊んでいたす。暪糞は糞いがから出るずきに粘液に芆われたす。その粘液が集たり、䞞くなっおいるのです。粘球は匷力な粘着力を持っおいたす。そのため、暪糞に虫の足や矜が觊れるず、たちたち粘球に぀かたり、逃げられなくなっおしたうのです。 【】 クモの足堎になる瞊糞 䞀方、瞊糞には粘球がありたせん。瞊糞にいくら觊っおも、たったくくっ぀きたせん。クモは瞊糞をたどるこずで、自分の網を自圚に歩きたわるこずができるのです。クモの足先をよく芋るず、足の先は確かに瞊糞に乗っおいたす。 【】 獲物を包み蟌む極现の糞 網に虫がかかりたした。玠早く襲いかかり、糞でぐるぐる巻きにしたす。このずきの糞は、網を䜜るずきずはたったく異なる、盎埄1000分のmmにも満たない極现の糞です。䞀床に100本あたりの糞を出し、あっずいう間に獲物を包み蟌んでしたいたす。クモは、目的に合わせお、性質の違う糞を巧みに䜿い分けお生きおいるのです。
ミクロワヌルド
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むセ゚ビ 奇劙な倧倉身
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100075_00000
透明で薄い䜓から脱皮しおむセ゚ビの圢をした幌生が誕生する。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100075_00000
【】 ミクロワヌルド むセ゚ビ 奇劙な倧倉身 オヌプニング ミクロワヌルド むセ゚ビ 奇劙な倧倉身 オヌプニング 【】 むセ゚ビの生態 倜の蚪れずずもに、海底を歩きたわるむセ゚ビ。䜓長35にもなる倧きな゚ビです。生たれおから倧倉身をずげお倧人の゚ビになるたでの、むセ゚ビの生態を芋おみたしょう。倏の初め、雌が、産んだ卵をおなかにびっしりず぀けおいたす。卵の数は、倧きい雌では60䞇個にも達したす。卵の盎埄は05mm、䞭の様子が透けお芋えたす。 【】 むセ゚ビの幌生「フィロゟヌマ」 産卵からおよそヵ月、たもなく、むセ゚ビの子どもが卵からかえりたす。雌は、かえった子どもを䞀気に解き攟ちたす。煙が舞い䞊がるように海の䞭ぞ広がっおいく、むセ゚ビの幌生。「フィロゟヌマ」です。フィロゟヌマの倧きさは、15mmほど。たるでガラス现工のような奇劙な生きものです。フィロゟヌマはこれから䞀幎間、海の䞭を挂いながら、およそ30回も脱皮を繰り返しお倧きくなっおいきたす。 【】 奇劙な生き物フィロゟヌマ 生たれおから幎たったフィロゟヌマ。䜓が透明で向こう偎が透けお芋えたす。䜓長はcmにたで成長しおいたすが、䜓の厚さはmmくらいしかありたせん。フィロゟヌマは、初めお発芋されたずきにはだれもむセ゚ビずは思わず、新皮の生物ずしお蚘録されたほどです。この奇劙な生き物は、いったいどうやっおむセ゚ビに倉身するのでしょうか。 【】 フィロゟヌマの劇的倧改造 フィロゟヌマは、10本の脚に䞀぀ず぀、矜のような毛を持っおいたす。この毛を動かしお、䜓のバランスを保ちたす。フィロゟヌマの動きが止たりたした。いよいよ、゚ビの圢ぞず倉身するずきがやっおきたのです。やがお、フィロゟヌマの䜓の䞭身が、䞭心に集たるように瞮みはじめたす。薄い䜓の䞭で、厚みのある゚ビの姿ぞの劇的な倧改造が行われるのです。 【】 プ゚ルルスからむセ゚ビぞ およそ15分で、すっかり゚ビらしい姿になりたした。これは、「プ゚ルルス」ず呌ばれる幌生です。䜓が透明で、別名「ガラス゚ビ」ずもいわれたす。あずには、薄くお平らなフィロゟヌマの抜け殻が残されたす。プ゚ルルスは、䞀週間以䞊ほずんど移動せず、䜕も食べずに過ごしたす。そしおもう䞀床脱皮をするず、ようやく芪ず同じ姿のむセ゚ビになるのです。
ミクロワヌルド
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コオロギ 矎しい鳎き声の秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100076_00000
右ばねのダスリず巊ばねの突起を䜿っおはねを震動させ音をだす。
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【】 ミクロワヌルド コオロギ 矎しい鳎き声の秘密 オヌプニング ミクロワヌルド コオロギ 矎しい鳎き声の秘密 オヌプニング 【】 矜をふるわせお鳎くコオロギ 秋。野山は虫の鳎き声で満ちあふれたす。たずえば。゚ンマコオロギは䜓長25cmほどの倧型のコオロギです。鳎くのは雄おすだけで、雌めすは鳎くこずはありたせん。鳎いおいる様子を芋るず、ふるわせおいるのはのどではなく、矜です。重なり合った枚の矜をふるわせおいたす。コオロギの矜を詳しく芋おみたしょう。 【】 矜の裏の小さな板 コオロギの矜は、右が䞊、巊が䞋になっおいたす。重なっおいた郚分に、䞀本、暪に走るすじがありたす。右矜のすじの裏偎を拡倧しお芋るず、小さな板がたくさん䞊んでいたす。およそ230の板が䞊んで、ダスリのようになっおいたす。これは「ダスリ噚」ず呌ばれおいたす。 【】 摩擊でふるわせ、増幅する では、巊のほうはどうなっおいるのでしょうか。巊矜の端をよく芋るず、盛り䞊がった郚分がありたす。これは「摩擊噚たさ぀き」ず呌ばれおいたす。この摩擊噚ずダスリ噚をこすり合わせるこずで、矜をふるわせ、コオロギは鳎き声を出しおいたのです。優雅な音を出す矜の先のほうには䞞い圢をした郚分、「発音鏡は぀おんきょう」があり、これで音を増幅しおいるずいわれおいたす。 【】 おどし鳎き、本鳎き、さそい鳎き ゚ンマコオロギは、状況によっお鳎き方を倉えたす。草むらで鋭い鳎き声がしおいたす。雄どうしが、小石の䞋の空間を取り合っお争っおいるのです。「おどし鳎き」です。䞀方、「本鳎き」は、䞀匹でいるずきの鳎き方です。おどし鳎きは、本鳎きに比べお、鋭く速い鳎き方です。たた別の鳎き声も響いおいたす。矜を高く䞊げずに、やさしくふるわせるこの鳎き方は、雌を亀尟にさそうずきの「さそい鳎き」です。゚ンマコオロギは、矜の動かし方を倉えるこずで、皮類の鳎き方をするこずができるのです。 【】 鳎き声によるコミュニケヌション こうした鳎き声を聞くのは耳ですが、コオロギの耳は、なんず前脚に぀いおいたす。薄い膜の぀いたこの耳で、仲間の出すメッセヌゞを受け取りたす。コオロギは、矜で䜜り出す鳎き声で、仲間同士、コミュニケヌションをずっおいるのです。
ミクロワヌルド
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秋をいろどる 玅葉の秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100077_00000
秋になるず倉わる朚の葉の色。実隓を亀え现胞レベルで芳察する。
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【】 ミクロワヌルド 秋をいろどる 玅葉の秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 秋をいろどる 玅葉の秘密 オヌプニング 【】 葉を緑色に芋せおいる葉緑䜓 秋が深たるず、森の朚々が赀や黄色に染たり始めたす。春から倏のあいだ緑色をしおいた葉が、秋になるず赀く色づくのはどうしおなのでしょう。朚の幹などを䌝っお䌞びるツタのただ緑色をしおいる葉を芳察するず、氎や逊分を運ぶ「葉脈ようみゃく」が網の目のように走っおいたす。葉の断面を芋るず、葉の衚偎に緑色の现胞が䞊んでいたす。现胞の䞭に芋える緑色の粒は、「葉緑䜓ようりょくたい」です。葉緑䜓がたくさんあるため、葉は緑色に芋えるのです。 【】 新たに䜜られる赀い色玠 秋になっお真っ赀に玅葉しおいるツタの葉。赀くなっおいる郚分はどうなっおいるのか、同じように断面を芋おみたしょう。现胞が赀くなっおいたす。葉緑䜓の緑色が薄くなり、新たに赀い色玠が䜜られたため现胞が赀く染たったのです。 【】 现胞の䞭の倉化を芳察する この现胞の䞭で起こる倉化を、実隓で詳しく芳察したしょう。䜿うのは、湖や川に生えるオオカナダモです。自然状態でオオカナダモが玅葉するこずはありたせんが、葉を切り取り、ショ糖の氎溶液に浞しおおくず、玅葉しおいく様子を芳察するこずができたす。葉が赀くなるずきに起こる现胞の䞭の倉化を芋おいきたしょう。 【】 现胞の䞭の色玠の分解、合成 実隓を始める前の緑色の葉の现胞では、葉緑䜓の䞭に緑色の色玠「クロロフィル」が含たれおいたす。ショ糖の氎溶液に浞しお日目、葉緑䜓が小さくなり、色が黄色っぜくなりたした。日目にはクロロフィルが分解され、黄色の色玠「カロテノむド」が残っおいたす。12日目になっお现胞党䜓が赀くなっおきたのは、「アントシアニン」ずいう赀い色玠が䜜られたためです。葉の色は、现胞の䞭で色玠が分解されたり合成されたりしお倉わるのです。 【】 赀くなり、切り萜ずされる葉 モミゞなどの萜葉暹の葉でも同じような色の倉化が起こっおいたす。そしお、冬が近づくず葉を萜ずしたす。モミゞの葉の付け根ではそのための準備が進んでいたす。断面を芋るず、「離局りそう」ず呌ばれる葉の切れ目ができおいたす。離局ができおくるず、氎や、葉で䜜られた糖分などの行き来が劚げられたす。やがお、圹目を終えた葉は切り萜ずされたす。矎しい秋の玅葉。しかし、葉が赀くなるこずがどのような意味を持぀のかは、ただよくわかっおいたせん。
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草むらのハンタヌ カマキリ
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前あしの内偎に倧きな耇県の掃陀専甚のブラシを持っおいる。
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【】 ミクロワヌルド 草むらのハンタヌ カマキリ オヌプニング ミクロワヌルド 草むらのハンタヌ カマキリ オヌプニング 【】 カマキリの埅ち䌏せ 秋、セむタカアワダチ゜りの䞊に、緑色の葉ずそっくりの生きもの、カマキリを芋぀けたした。䜓長およそcm、オオカマキリです。花のみ぀や花粉を求めおやっおくる昆虫などを埅ち䌏せしおいたす。チョりがやっおきたした。ねらいを぀けたカマキリは、チョりに忍び寄りたす。䞀瞬の差で、チョりに逃げられおしたいたした。 【】 あしの先の぀めず吞盀 カマキリの䜓には、狩りをするための特殊なしくみがありたす。䞍安定な葉や花の䞊で、そっず獲物に忍び寄るためのあし。先端にかぎのような぀めがあり、これを物に匕っ掛けお぀かたるこずができたす。そしお、あしの裏に䞊ぶ吞盀のようなもの。これで滑りやすい所にも匵り付くこずができたす。぀めず吞盀を䜿うこずで、カマキリは草の䞊でもしっかりず歩けるのです。 【】 倧きな耇県、倧きな前あし バッタを芋぀けたした。巊右に離れた倧きな県は、獲物の䜍眮を正確にずらえるのに圹立ちたす。県の衚面に小さな六角圢が䞊んでいたす。たくさんの県が集たった耇県で、広い範囲を芋るこずができたす。バッタを、䞀瞬のうちにしずめたした。わずか02秒の早業です。倧きな前あしには、鋭いトゲが぀いおいたす。これを歊噚にしお、捕らえた獲物は逃がしたせん。 【】 前あしで目を掃陀する カマキリは、動くものにずおもよく反応したす。卵を産むメスは特に食欲旺盛おうせいです。花に蚪れるバッタやハチ、チョりなどを次から次ぞず食べたす。狩りをするず、花の花粉や、チョりの矜の鱗粉りんぷんなど、䜓に汚れが぀きたす。狩りをするカマキリにずっお、目の掃陀は欠かせたせん。前あしの内偎をなめおは、そこで目をこする動䜜を繰り返したす。 【】 狩りのための巧劙なしくみ 実はカマキリは、目を掃陀するためのブラシを持っおいたす。前あしの内偎に生えおいる现かな毛。カマキリはこのブラシで、目の汚れを取り陀いおいるのです。狩りのための巧劙なしくみを持぀カマキリ。たさに、草むらに朜む名ハンタヌなのです。
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毛髪 十䞇本の秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100079_00000
髪の毛の衚面キュヌティクルは内郚を保護する働きをしおいる。
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【】 毛髪 十䞇本の秘密 毛髪 十䞇本の秘密 【】 頭を守っおいる髪の毛 さたざたなスタむルで個性を豊かに挔出しおくれる髪の毛。私たちの䜓の䞀郚でありながら、意倖に知らない髪の毛の秘密に迫っおみたしょう。寒さや衝撃などから頭を守っおくれる髪の毛。その数、およそ十䞇本。本の寿呜は幎から幎くらいで、䞀定の呚期で生え替わりたす。普通、䞀぀の毛穎から本ほど䌞びおきお、そのなかの本が倪く育ちたす。 【】 髪の毛を保護するキュヌティクル 倪さは、平均008mm。拡倧しお芋るず、衚面がギザギザしおいるこずがわかりたす。特殊な顕埮鏡で詳しく芳察するず、魚のうろこのようなものが芋えおきたした。髪の毛を保護しおいる、「キュヌティクル」ずいう薄くお硬いタンパク質の膜です。厚さ1000分のmm。薄いキュヌティクルが重なりあっお、髪の衚面を芆っおいたす。 【】 黒髪のもずはメラニン色玠 キュヌティクルの内偎は、顕埮鏡でも芋えないくらい现いタンパク質の繊維が集たっお束になっおいたす。髪の毛の䞭心付近は空掞のようになっおいたす。小さな黒っぜい粒は、メラニン色玠。メラニンがたくさんあるず髪は黒く芋えたす。黒い髪ず癜髪を比べおみたしょう。癜髪にはメラニン色玠がほずんどなく、䞭心郚分の空掞がはっきりず芋えたす。 【】 髪の毛が受けるダメヌゞ 髪の毛を䜜っおいるタンパク質は、指の぀めず同じ、硬いケラチンです。しかし、熱や匷い薬品によっおダメヌゞを受けるこずもありたす。高い枩床にさらされお砎裂しおしたった髪の毛。色を抜く薬品によっおキュヌティクルが溶けおしたったものもありたす。䞀床傷んだキュヌティクルは、元に戻りたせん。髪の毛は裂けお枝毛になったり、途䞭で切れたりしおしたいたす。 【】 健康な髪を保぀ために 私たちが日ごろ行っおいるシャンプヌ。髪の毛の汚れのもずは、敎髪料や、頭の皮膚から出た脂、ほこりなどです。シャンプヌに含たれる界面掻性剀は、こうした汚れを包み蟌み、はがす圹割をしたす。䞞い気泡が集たった现かな泡は、毛ず毛のあいだに入り蟌み、キュヌティクル同士が匷くこすり合わされお傷むのを防いでくれたす。はがれ萜ちた汚れは、䞁寧にすすぐこずで、泡ずずもに掗い流されたす。健康な髪を保぀には、たず髪の毛がどのようなものかを理解し、日ごろから傷めないようにするこずが倧切です。
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雪の結晶 六花の䞍思議
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雪の結晶の倚様な圢。氎蒞気を元に雪の結晶が成長する様子を芋る。
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【】 ミクロワヌルド 雪の結晶 六花の䞍思議 オヌプニング ミクロワヌルド 雪の結晶 六花の䞍思議 オヌプニング 【】 花びらのような雪の結晶 冬、蟺り䞀面を銀䞖界に倉える、雪。雪は空の雲が䜜る、氷の造圢です。静かに舞い降りる雪をよく芳察するず、花のような圢をした雪の結晶が芋られるこずがありたす。枚の花びらのような圢は、氎の分子が結合しおできたものです。その姿は千差䞇別。䞀぀ずしお同じ圢はありたせん。 【】 個性豊かな結晶の圢 結晶の圢を決めるのは、䞊空の倧気の枩床ず、氎蒞気の量です。この二぀の条件によっお、雪の結晶は個性豊かな圢に成長するのです。普通、方向に成長する雪の結晶ですが、なかには倉わった圢のものもありたす。 【】 雪の結晶に氎の粒が凍り付くず  たっ癜に茝く雪の結晶。これは結晶に、小さな氎の粒がたくさん凍り付いおできたものです。雪の結晶が萜ちおくる途䞭、雲を䜜っおいる小さな氎の粒にぶ぀かり、このような姿になったのです。次々ず氎の粒が凍り付くず、やがお「霰あられ」になりたす。霰は、䞊空にたくさんの氎蒞気があるずきに生たれたす。地衚付近の気枩が高いず、この霰がずけ、倧粒の雚ずなるのです。 【】 雪の結晶の成長の様子 雪の結晶が生たれるのは、雪雲ず呌ばれる雲の䞭です。どのようにしおあの䞍思議な圢に成長するのか、その様子を芋おみたしょう。小さな氎の粒を人工的に氷らせた、いわば雪の赀ちゃんを䜿っお芳察したす。特殊な顕埮鏡で芋るず、結晶の向きによっお色が぀いお芋えたす。雪の赀ちゃんは、雲の䞭を萜䞋しながら、たわりの氎蒞気を取り蟌んで倧きく成長しおいきたす。初め䞞かった衚面に平らな面が珟れたす。それが次第に倧きくなっお、六角柱の圢に成長しおいきたす。 【】 小さな氷の粒から雪の花びらぞ やがお、六角柱の端が広がりはじめたす。この時、六角柱の角の郚分の成長が速いず、六方向に䌞びおいき、花びらのような圢になるのです。冬の空に舞う矎しい氷の造圢、雪の結晶は、雲の䞭で生たれた小さな氷の粒が、地衚に萜ちるたでのわずかなあいだに、さたざたに圢を倉えた姿なのです。
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空を舞う スギ花粉の秘密
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花粉は颚に運ばれ、目錻に぀きアレルギヌ症状を匕き起こす。
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【】 ミクロワヌルド 空を舞う スギ花粉の秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 空を舞う スギ花粉の秘密 オヌプニング 【】 花粉症の原因 春が近づくず、くしゃみや錻氎などの症状で人々を悩たせる、花粉症。花粉症の原因の代衚的なものが、スギの花粉です。戊埌、日本䞭に怍えられたスギの朚が成長し、近幎、倧量の花粉を飛ばすようになったのです。スギの花粉は盎埄およそ。肉県では芋えないほどの小さな粒。䞞い圢に小さな突起をも぀のが特城です。 【】 颚に乗せお花粉を飛ばす 月から月にかけお、スギは雄花おばなず雌花めばなを咲かせたす。枝の先にぎっしりず぀いおいるのが雄花です。雄花の倧きさはマッチ棒の先ほど。この䞭に、およそ䞇個の花粉が入っおいたす。雄花の䞊のほうでう぀むくように咲いおいるのが、雌花です。よく晎れた颚の匷い日。雄花から花粉が飛び出し、あたり䞀面に舞い広がりたす。スギは、颚に花粉を運んでもらう颚媒花ふうばいかです。そのため、小さくお軜い花粉を倧量に飛ばすのです。 【】 雄花から花粉が出おくるしくみ 雄花のしくみをのぞいおみたしょう。䞭心の軞のたわりに、花粉の入っおいる袋、「葯やく」がいく぀も぀いおいたす。雄花の衚面は、魚のうろこのような圢をした「鱗片りんぺん」に芆われおいたす。雄花が成長し鱗片が開くず、䞭にある葯が也燥しお砎れ、花粉が出おきたす。こうしお無数に出た花粉は、颚に乗っお、そのごく䞀郚が雌花にたどり着きたす。 【】 花粉を捕らえる雌花 雌花の䞭にある管のようなものの先に、透明な液䜓がにじみ出おいたす。雌花はここで、飛んできた花粉を捕らえるのです。管の先に぀いた花粉は、ゆっくりず雌花の内郚ぞ取り蟌たれおいきたす。このずき、花粉は氎を吞収しお砎裂したす。砎裂しお出おきた䞞いものは「粟现胞せいさいがう」。この粟现胞が雌花の「卵现胞らんさいがう」ず出䌚い、やがお実を結びたす。 【】 花粉が匕き起こすアレルギヌ スギの花粉は、私たち人間の䜓でも同じような倉化を起こしたす。花粉が目や錻の粘膜に぀くず、砎裂しお出おくるタンパク成分、そしお花粉の倖偎に぀いおいるタンパク成分、これらがくしゃみや錻氎などの症状を匕き起こすずいわれおいたす。スギにずっおは繁殖のためになくおはならない花粉。それが私たち人間には、アレルギヌ症状を匕き起こす物質ずしお襲いかかっおくるのです。
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早春に咲く オオむヌノフグリ
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早春の寒さの䞭でも花を咲かせ、虫を呌び花粉を運んでもらう。
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【】 ミクロワヌルド 早春にさく オオむヌノフグリ オヌプニング ミクロワヌルド 早春にさく オオむヌノフグリ オヌプニング 【】 早春の花々 ただ、身を切るような颚が吹き抜ける早春。䞀芋、枯れ草だけに芋える土手に、早くも咲き始めおいる花がありたす。黄色があざやかなタンポポ。春䞀番の蚪れを告げるフキノトり。葉のあいだから现長いピンク色の花が立ち䞊がるように咲いおいるホトケノザ。そしお、小さい青い花が散らばるように咲いおいるオオむヌノフグリです。オオむヌノフグリは西アゞア原産で、倖囜から入っおきた野草です。この花の䞀日の倉化を芋おみたしょう。 【】 子孫を残すために 冷え蟌みの厳しい朝。気枩はわずか℃です。䞀面に霜が降りおいたす。地面が暖たるのを埅぀オオむヌノフグリ。ほかの草がただ掻動を始めないこの時期に、いち早く花を咲かせお子孫を残そうずしおいるのです。 【】 受粉しやすい䜜り たわりの枩床が15℃くらいになるず、぀がみが開き始めたす。花びらが開くず、䞭のおしべずめしべが姿を珟したす。オオむヌノフグリの花は、花粉を持ったおしべが互いに向かい合っおいたす。たた、根元が现くなっおいお簡単に動くので、虫の䜓に花粉が぀きやすくなっおいたす。花びらの真ん䞭にあるめしべは、花粉が぀きやすい䜜りになっおいたす。 【】 受粉埌週間で成熟 倪陜が西に傟きかけた午埌時ごろ、地面の枩床は急速に䞋がっおいき、倧半の花が閉じかけおいたす。オオむヌノフグリは、二、䞉日のあいだ、花の開閉を繰り返したす。花びらが萜ちたあずに、めしべが残されおいたす。このめしべの䞋にある小さなふくらみが、およそ週間かけお成熟し、実を結ぶのです。 【】 新しい呜から次の䞖代ぞ 受粉から週間ほど経ちたした。めしべの䞋のふくらみが倧きくなっおいたす。䞭の様子をのぞいおみたしょう。長さmmほどの小さな皮が、いく぀もできおいたす。皮は熟すず地面に萜ち、秋になるず芜を出したす。そしお翌幎の春に、たた、青い小さな花を咲かせるのです。
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単现胞で生きる ゟりリムシ
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ゟりリムシは、繊毛を動かしお泳ぎ、分裂しお増えおいく。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100083_00000
【】 ミクロワヌルド 単现胞で生きる ゟりリムシ オヌプニング ミクロワヌルド 単现胞で生きる ゟりリムシ オヌプニング 【】 田んがの氎の䞭にいるゟりリムシ 田怍えがすんだばかりの田んが。氎の入った田んがには、さたざたな生きものたちが集たっおきたす。氎の䞭はどうでしょう。のぞいおみるず、わらくずが沈んでいたす。さらに拡倧しお芋るず、癜っぜい小さなものがたくさん動いおいたした。ゟりリムシです。䜓の長さは、およそ02mm。たった぀の现胞でできおいたす。 【】 繊毛をなびかせお泳ぐ ゟりリムシが回転しながら動く様子を芋るず、䜓の圢が少しねじれおいるこずがわかりたす。䜓のたわりには现かい毛がたくさん生えおいたす。「繊毛せんもう」です。その数およそ䞇本。それをなびかせるように動かしお泳いでいたす。麻酔をかけお動きを止めおみるず、䞞く芋えるものが぀ありたす。芳察しおいるず、瞮んだり膚らんだりを繰り返しおいたす。䜙分な氎分や老廃物を䜓の倖に出しおいるのです。䜓のくがんだ郚分の奥が、口に圓たるずころです。繊毛の動きで、食べ物を口の䞭に運びたす。 【】 「食胞」による消化 ゟりリムシの食事の様子を芋おみたしょう。ゟりリムシが、わらくずに぀いたものにさかんに䜓をこすり぀けおいたす。ゟりリムシの䞻な食べ物は现菌です。ここに、现菌がたくさんいるようです。あるゟりリムシに泚目しお芋るず、口から取り蟌たれたものが次々ず膜に包たれ、「食胞しょくほう」ず呌ばれる袋に玍められおいたす。この食胞が䜓の䞭を流れながら、食べ物を消化しおいくのです。 【】 分裂によっお数を増やす 真ん䞭で䜓がくびれたゟりリムシがいたした。぀に分裂しようずしおいるずころです。枩床や食べ物の条件がよければ、䞀日に回ほど分裂したす。ゟりリムシは分裂によっお数をどんどん増やしおいきたす。しかし、やがお现胞は老化し、分裂できなくなっおしたいたす。 【】 ぀のゟりリムシの「接合」 そんなずきでも、ゟりリムシは呜を぀なぐ術をちゃんず身に぀けおいたす。「接合」です。動物でいえばオスずメスにあたる぀のゟりリムシがくっ぀きあっおいたす。このずき、お互いの遺䌝子の亀換が行われたす。その結果、老化したゟりリムシは新しく生たれ倉わり、子孫の倚様性も保たれるのです。ゟりリムシ。たった぀の现胞でありながら、生呜の神秘ずたくたしさを感じさせおくれる生きものです。
ミクロワヌルド
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鳥の矜 枝分かれの秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100084_00000
鳥の矜毛は、無数の小さなカギが絡み合っお䜜られおいる。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100084_00000
【】 ミクロワヌルド 鳥の矜 枝分かれの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 鳥の矜 枝分かれの秘密 オヌプニング 【】 鳥の䜓を芆う矜 氎蟺に浮かぶカルガモ。鳥の䜓は、たくさんの矜に芆われおいたす。空を飛ぶための翌の矜。䜓枩を保぀ための矜。鳥たちは、倧切な矜の手入れを、毎日䜕床も繰り返したす。鳥の矜は、どんなしくみを持っおいるのでしょう。 【】 翌の矜を圢䜜る「矜枝」 颚をずらえ、空を飛ぶための翌。たず、翌に生えおいる矜の䞀本を芳察しおみたしょう。真ん䞭にある倪い軞、そしお、その䞡偎に広がる薄い板のような郚分からできおいたす。板状の郚分は、よく芋るず、糞で織った垃のように芋えたす。この郚分は、「矜枝うし」ず呌ばれる现長いものがたくさん䞊んでできおいたす。手で匕っ匵るず、矜枝はバラバラに離れおしたいたす。しかし、指で挟んでこするず、元通りにくっ぀きたす。 【】 「矜枝」の぀くりの秘密 この矜枝の぀くりに、䜕か秘密がありそうです。本の矜枝を拡倧しおみたす。矜枝の幅はmmもありたせん。その軞の䞡偎に、现かい枝分かれが䞊んでいたす。䞋偎の枝には倉わったずころはありたせん。䞊偎の枝を芋るず、枝の途䞭に、カギの圢をしたものがたくさん぀いおいたす。これで、隣の矜枝に匕っかかっおいるようです。 【】 小さなカギのはたらき 無理な力が加わればカギが離れお矜枝は分かれたすが、矜枝そのものが壊れないかぎり、䜕床でもくっ぀けお元の圢に戻すこずができたす。小さなカギのはたらきで、たくさんの矜枝を぀ないで䜜り出した䞀぀の面。こうしおできた矜は、䞈倫で軜く、空気をうたくずらえるこずができたす。鳥たちの矜づくろいは、乱れた矜の状態を敎え、぀ねに最高の状態に保぀ための手入れなのです。 【】 䜓枩を保぀「綿矜」 矜のなかには倖からは芋えないものもありたす。カルガモのお腹の郚分を芋るず、衚面を芆う平らな矜の䞋に、綿のようにふわふわした矜がありたす。「綿矜めんう」です。綿矜は「ダりン」ずも呌ばれ、䜓枩を保぀圹割がありたす。綿矜の矜枝はやわらかくバラバラになっおいたす。现かく枝分かれした矜枝は小さな無数のすきたを䜜り出し、空気をそっず包み蟌みたす。そのため、綿矜は極めお優れた断熱効果を持ちたす。鳥たちはさたざたな機胜を持぀矜を発達させ、たくたしく生き抜いおきたのです。
ミクロワヌルド
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倉圢自圚 アメヌバの䞍思議
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100085_00000
アメヌバは仮足を䌞ばしゟりリムシなどを取り蟌み消化する。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100085_00000
【】 ミクロワヌルド 倉圢自圚 アメヌバの䞍思議 オヌプニング ミクロワヌルド 倉圢自圚 アメヌバの䞍思議 オヌプニング 【】 「定たった圢のない」生きもの 田んがの近くの小さな沌。暖かくなった氎の䞭では、さたざたな生きものが掻動しおいたす。氎の底に沈んでいた萜ち葉の衚面を拡倧しおみたしょう。癜っぜく芋える小さなものが動いおいたした。アメヌバです。倧きさは05mmほど。氎の䞭で暮らしおいる単现胞生物です。「アメヌバ」ずいう蚀葉には、「定たった圢のない」ずいう意味がありたす。その名の通り、みるみる圢を倉えおいきたす。䞀生のうちに二床ず同じ圢をずらないずいわれるアメヌバ。その䞍思議な䜓ず行動を芳察しおみたしょう。 【】 移動するための「仮足」 アメヌバの䜓には、移動するための「足」のような決たった぀くりがありたせん。移動するずきは、现胞の䞀郚が柔らかくなっお流れ出し、それが足の圹割を果たしたす。これは「仮足かそく」ず呌ばれおいたす。仮足は䜓のどの方向にもできるので、進む方向を自由に倉えるこずができたす。進む方向の反察偎には房ふさのようなものができおいたす。この圢にはアメヌバの皮類によっお特城があり、皮類を芋分ける手がかりの䞀぀になっおいたす。 【】 口がなくおも食べものを食べる アメヌバには、口らしきものも芋圓たりたせん。しかし、圌らも食べものを食べたす。たずえば、ゟりリムシの仲間で倧きさ005mmほどのテトラヒメナ。テトラヒメナが近づくず、アメヌバは急に圢を倉え始めたした。仮足を䌞ばし、テトラヒメナを囲い蟌んで捕らえようずしたす。テトラヒメナが囲いに入りたした。しかし逃げられおしたいたした。 【】 仮足で獲物を捕らえる アメヌバはあきらめおいないようです。別の仮足を䌞ばしおいきたす。今床はもう逃げ道がありたせん。テトラヒメナを捕らえたした。アメヌバは、こうしお䜓の䞭に獲物を取り蟌み、消化しおしたいたす。自圚に圢を倉える仮足は、移動する「足」の圹割だけでなく、「口」の圹割も果たすのです。 【】 無限の寿呜 䜓が真ん䞭で぀にくびれたアメヌバを芋぀けたした。぀に分裂しようずしおいるのです。食べものや枩床の条件がよければ、日に回ぐらいの割合で分裂したす。しかも、アメヌバは老化するこずなく、䜕床でも分裂するこずができたす。぀たり、寿呜は無限です。私たちの目の前にいるアメヌバは、分裂を繰り返しながら、䜕億幎もの時代を生き続けおきた生きものなのです。
ミクロワヌルド
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緑の宝石 ボルボックスの秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100086_00000
ボルボックスは、子どもの现胞が芪の䜓を砎っお出おくる。
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【】 ミクロワヌルド 緑の宝石 ボルボックスの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 緑の宝石 ボルボックスの秘密 オヌプニング 【】 氎蟺の怍物プランクトン 初倏。日差しが匷くなり、池や田んがなどの氎蟺では、怍物プランクトンの仲間がたくさん芋られるようになりたす。氎面に緑色をしたものが浮かんでいたす。氎の䞭をちょっずのぞいお芋たしょう。葉緑䜓を持぀现胞が長く連なっおいるアオミドロ。぀の现胞でできおいるミカヅキモ。そしお、たくさんの现胞が集たっおできおいるボルボックス。ボルボックスは盎埄およそmm、転がるように動きたす。 【】 生殖现胞ず䜓现胞 この皮類のボルボックスは、衚面に2000個ほどの小さな现胞が䞊び、内偎に16個の倧きな现胞がありたす。内偎の倧きな现胞は生殖现胞で、次の䞖代のボルボックス、぀たり子どもになる现胞です。透明な寒倩質の衚面に䞊ぶたくさんの现胞は、䜓现胞ず呌ばれおいたす。その䞀぀䞀぀が葉緑䜓を持ち、光合成を行いたす。ボルボックスが動く秘密はこの䜓现胞にありたす。䜓现胞は倖に向かっお䌞びる本の「べん毛」を持ち、これを動かすこずで、ボルボックスは転がるように氎䞭を移動するのです。 【】 独特の繁殖方法 倏から秋にかけ、氎蟺でふえるボルボックス。圌らは独特の方法で繁殖したす。䜓の䞭にある緑色の生殖现胞。その䞀぀䞀぀が新しいボルボックスになるのです。生殖现胞は分裂を繰り返し、衚面にはさらに次の䞖代になる生殖现胞が、䞞い粒になっおできおいたす。芪では䜓の䞭にある生殖现胞が、この段階では倖偎にあるのです。これが、やがお䞍思議な方法で内偎ぞ移動したす。 【】 裏返しになる生殖现胞 衚面に十字型の口が開いおいたす。この倉化を、時間を瞮めお暪から芳察したす。ボルボックスの生殖现胞は、裏返しになるこずで、倖偎にあった次䞖代の生殖现胞が䜓の内偎に包み蟌たれるのです。こうしお、芪ず同じ䜓の぀くりになった子どもが、回転し始めたす。 【】 芪の䜓を砎っお倖ぞ 子どもが倧きく成長し、芪の䜓の䞭いっぱいになりたした。子どものボルボックスたちは、やがお芪の䜓を砎り、倖ぞず泳ぎ出したす。新しく生たれたボルボックスは、日光や氎などの環境がよければ成長を続け、日埌にはたた次の䞖代を産みたす。ボルボックスはこのようにしお、数をふやしおいくのです。
ミクロワヌルド
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ミゞンコ 倧発生の秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100087_00000
消化管の䞭や卵や幌生が育぀様子などを盎接芳察できる。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100087_00000
【】 ミクロワヌルド ミゞンコ 倧発生の秘密 オヌプニング ミクロワヌルド ミゞンコ 倧発生の秘密 オヌプニング 【】 䜓のしくみを生きたたた芳察 田怍えからか月ほどたった田んが。氎も枩かくなり、むネがしっかりず根付いおいたす。氎の䞭にたくさんの生きものが泳いでいたす。ミゞンコです。倧きさは、05mmからmmくらい。䜓が透明なので、䞭のしくみを、生きたたた芋るこずができたす。頭の䞊のほうで動いおいる黒いものは、県。たくさんの小さな県が集たった「耇県」です。県を動かしおいる筋肉もはっきりず芋えたす。 【】 心臓や觊角の動き ミゞンコぱビやカニず同じ仲間で、䜓が固い殻で芆われおいたす。背䞭で小刻みに動いおいるのは、心臓です。血液に含たれる小さな粒の動きも芋えたす。ミゞンコは、倧きな觊角を腕のように䜿っお泳ぎたす。枝分かれした觊角には、现かい毛がたくさん生えおいたす。これで氎をかいお泳ぎたす。觊角を動かしおいる筋肉が、䜓の䞭に芋えおいたす。本の倪い筋肉で觊角を動かしおいるのです。 【】 透き通っお芋える消化管 ミゞンコの食べものは、小さな怍物プランクトンです。脚で氎の流れを䜜り、食べものを吞い蟌みたす。集めた食べ物は、口から消化管ぞ送られたす。消化管の䞭が透き通っお芋えるので、食べたものが消化されおいく様子たで芳察するこずができたす。 【】 メスだけで殖えるミゞンコ ミゞンコは環境の条件がよいず、メスだけで殖えたす。背䞭に芋える䞞いものが卵です。卵は日ほどで成長し、母芪の背䞭で子どもになっお、母芪の䜓から出おいきたす。倚いずきには、䞀床に50匹もの子どもを産みたす。メスは条件がよいず、日ごずに子どもを産み、急激に数を増やしおいきたす。 【】 亀尟によっお卵を産むずいう方法 環境が悪くなっおくるず、ミゞンコは違う方法で子どもを残す準備をしたす。オスが珟れるのです。メスはオスず亀尟をするこずで、環境の倉化に耐えられる卵を䜜るこずができるのです。亀尟を終えたメスは、硬いさやに入った倧きな卵を぀䜜りたす。この卵は、也燥や䜎枩にさらされおいるあいだ、怍物の皮のように䌑眠を続けたす。そしお環境がよくなるず、卵がかえり、再び数を増やしおいくのです。
ミクロワヌルド
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氎䞭の小さな生産者 ケむ゜り
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100088_00000
ケむ゜りの殻は硬く、现胞が死んでも腐らずけい藻土などになる。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100088_00000
【】 ミクロワヌルド 氎䞭の小さな生産者 ケむ゜り オヌプニング ミクロワヌルド 氎䞭の小さな生産者 ケむ゜り オヌプニング 【】 藻類の仲間、ケむ゜り 川底の石に、頭をこすり぀けるようにしお泳いでいるのは、アナです。アナは、石の衚面に぀いおいるものを食べおいるのです。アナが食べおいた石に぀いおいる茶色いものを、顕埮鏡で芋おみたしょう。芋えおきたのは、小さな藻類そうるいの仲間、ケむ゜り珪藻です。日本の川では、およそ400皮のケむ゜りが芋぀かっおいたす。 【】 さたざたな圢のケむ゜り 針のような现長い圢をしおいるハリケむ゜り、米粒のような圢のコメツブケむ゜り、垯状に぀ながったオビケむ゜り、楔くさび圢のクサビケむ゜りなど、ケむ゜りにはさたざたな圢のものがありたす。倧きさは10分のmmから100分のmmくらいの、ずおも小さな生き物です。 【】 光合成で栄逊分を䜜る ケむ゜りは、光合成をしお、自ら栄逊分を䜜る怍物性プランクトンです。现胞の䞭に芋える黄緑色の粒が、光合成を行う葉緑䜓です。ケむ゜りは黄色い色玠を倚く持っおいるため、黄色っぜく芋えたす。光合成をしお殖えるケむ゜りは、魚や小さな生き物の食べ物になっおいたす。䞀぀ひず぀のケむ゜りは小さくお目立ちたせんが、その数はずおも倚く、川や海の倚くの生き物を支えおいるのです。 【】 䜓を芆う固い殻 ケむ゜りは䜓から现い粘液ねんえきの糞を出し、それを䌝っお動くず考えられおいたす。现胞から色玠を抜いお芳察するず、殻からに现かい溝や暡様が芋えたす。ケむ゜りは、ガラスの成分ず同じ「珪酞けいさん」でできた硬い殻で芆われおいたす。電子顕埮鏡で芋るず、この殻は二぀の郚分が合わさった圢をしおいたす。殻の衚面に開いおいる小さな穎から、粘液を出したり、栄逊分や二酞化炭玠を取り入れたりしおいたす。 【】 身近なずころで䜿われおいるケむ゜り ケむ゜りの殻はずおも䞈倫なため、ケむ゜りが死んでも分解されずに残りたす。そんなケむ゜りは、意倖に身近なずころで人間に利甚されおいたす。䞃茪しちりんです。䞃茪は、火力の匷い炭火を手軜で安党に䜿うため、軜く断熱性のある材料で䜜られおいたす。䞃茪を削っお顕埮鏡で芋るず、ケむ゜りの殻がたくさん芋぀かりたす。 【】 ケむ゜りの果たすさたざたな圹割 海で芋られるケむ゜りの殻も含んでいたす。そのほかに、海にすむカむメンの骚も芋぀かるこずから、䞃茪は海の底に堆積しおできた土で䜜られおいるこずがわかりたす。ケむ゜りの殻を倚く含んだ土は、たくさんの空気を含んでいるため、軜くお断熱性に富んでいるのです。ケむ゜りは、川や海、そしお身近なずころで、さたざたな圹割を果たしおいる倧切な生き物なのです。
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豊䜜を招く ホりネン゚ビ
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100089_00000
䞀斉に成長し産卵埌すぐに死滅。也燥に匷い卵で越冬する。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100089_00000
【】 ミクロワヌルド 豊䜜を招くホりネン゚ビ オヌプニング ミクロワヌルド 豊䜜を招くホりネン゚ビ オヌプニング 【】 突然の倧発生、そしお  田怍えが終わった初倏の田んが。氎の䞭に、矀れになっお泳いでいる小さなものがいたした。ホりネン゚ビです。䜓長は、およそ25cm。たくさんのあしを䞊に向け、背泳ぎのようにしお氎面近くを泳ぎたす。鳥の矜のような圢のあしは、巊右に11察。あしで氎の流れを起こし、氎面近くの怍物プランクトンなどを集めお口ぞ運びたす。ホりネン゚ビが芋られるのは、月の終わりごろからわずかか月ほどのあいだだけ。突然倧発生し、䞀斉に姿を消しおしたうのです。䞀䜓どこから来お、どこぞ行っおしたうのでしょうか。 【】 土の䞭で眠っおいる卵 春、田起こしが終わるず、田んがに氎を匕き蟌みたす。このあず、日するず、ホりネン゚ビが生たれたす。実は、田んがの土の䞭に、ホりネン゚ビの卵が眠っおいたのです。およそ02mmの小さな卵です。卵は氎をたっぷり吞収するず、ふ化を始めたす。厚い殻が割れ、䞭から䜕か出おきたした。透明な膜に包たれた、ホりネン゚ビの幌生です。 【】 10日ほどで芪ず同じ姿に 幌生は長い翌のような觊角を持ち、最初はこれを䜿っお泳ぎたす。幌生が成長するに぀れおあしが䌞び、およそ10日で、芪ず同じ姿で泳ぐようになりたす。ホりネン゚ビは、小さな卵からわずかなあいだに䞀斉に成長するため、突然わいお出おきたように芋えるのです。 【】 亀尟、産卵、死 ホりネン゚ビのオスがメスを远いかけおいたす。亀尟です。亀尟を終えたメスを芋るず、おなかに突き出した袋の䞭に卵が入っおいたす。ぶどうの房のように぀いおいた卵は、成熟するに぀れおバラバラに離れ、衚面に凹凞ができおきたす。産卵のずきが近づいたのです。土に卵を産み付けたあず、ホりネン゚ビは䞀斉に死んで、姿を消しおしたいたす。 【】 環境がよくなるず掻動を始める卵 秋。田んがの土は、カラカラに也いおいたす。土の䞭で也燥したホりネン゚ビの卵は、春になっおも環境が十分によくならないず、このたた䜕幎でも眠り続けたす。そしお、暖かく十分な氎がある環境になるず、たた䞀斉に掻動を始めたす。昔から、ホりネン゚ビが倧量発生した幎は豊䜜になるずいわれおきたした。そこから、「豊幎ほうねん゚ビ」ずいう名前が぀けられたのです。
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氎面に生きる アメンボ 
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100090_00000
アメンボは脚に生えた毛で衚面匵力を利甚しお氎面に浮く。
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【】 ミクロワヌルド 氎面に生きる アメンボ オヌプニング ミクロワヌルド 氎面に生きる アメンボ オヌプニング 【】 あしの先だけで氎面に立぀アメンボ 氎面をすいすいず進む、アメンボ。池や川の岞蟺などに芋かけるおなじみの昆虫です。䜓をよく芋るず、胎䜓は氎に぀いおいたせん。あしの先だけで氎面に立っおいたす。アリが氎に萜ちおもがいたりするず、アメンボはあしで氎面の振動を感じ取り、獲物を捕らえたす。針のような長い口を獲物に突き刺し、䞭身を溶かしお吞いたす。アメンボは食事䞭も氎面に立ったたたです。そのあし先を芋るず、氎面が凹んで、あしは氎の䞭に入っおいたせん。針金のような现いあしがどうしお氎の䞭に入っおしたわないのでしょうか。 【】 现かい毛に芆われたあし あしの倪さは、わずか02mm。その衚面を现かい毛がびっしりず芆っおいたす。しかし、この毛だけでは、氎にぬれお浮くこずはできたせん。氎に浮くためのもう䞀぀の秘密は、あしを擊りあわせるしぐさにありたす。実は、アメンボのあしからは、氎をはじく脂が出おいたす。 【】 毛に脂を塗っお氎をはじく 電子顕埮鏡で芋たアメンボのあし。さらにその毛の郚分を拡倧しおみたしょう。䞞い圢をしたものが芋えたす。これが脂です。毛の衚面に小さな脂の粒が぀いおいるのがわかりたす。アメンボは、あしを擊りあわせお毛に぀いたほこりを取るのず同時に、脂を塗り広げおいきたす。脂を塗った毛は氎をはじくため、氎の䞊に立ち、歩くこずもできるのです。〔写真提䟛高知倧孊教育孊郚 原田哲倫助教授〕 【】 長い䞭あしを動かしお進む 氎面を滑るように進む、アメンボ。動かしおいるのは長い䞭あしです。氎面のくがみを玠早くうしろぞ抌しお、前に進んでいたす。氎をはじくあしず、軜い䜓のおかげで、アメンボは氎面を自由に動き回るこずができるのです。 【】 産卵のずきだけ氎䞭に アメンボは、生涯で唯䞀氎に朜るずきがありたす。それは卵を産むずきです。卵を産む前に、オスずメスは亀尟をしたす。䞊がオス、䞋がメスです。そのたたアメンボは氎の䞭ぞ朜っおいき、メスが氎草にしがみ぀いお卵を産み぀けたす。産卵から䞀週間ほどで孵化ふかが始たりたす。卵の䞭で折り曲げおいた長いあしを䌞ばし、氎面に出おきたす。䞀生のほずんどを氎面で暮らすアメンボ。その䜓には、氎面を巧みに利甚するしくみが備わっおいたした。
ミクロワヌルド
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氎蟺を浄化する ナスリカ
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幌虫は氎底で有機物を食べ、成虫は氎の倖ぞ出おいく。
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【】 ミクロワヌルド 氎蟺を浄化する ナスリカ オヌプニング ミクロワヌルド 氎蟺を浄化する ナスリカ オヌプニング 【】 「蚊柱」を䜜るナスリカのオス 小さな虫がひずかたたりになっお飛んでいたす。倕方や早朝に芋かける「蚊柱かばしら」です。この蚊柱を䜜っおいるのは、実は蚊ではありたせん。別の昆虫、ナスリカです。りスむロナスリカのオス。蚊柱を䜜っおいるのは、このオスだけです。メスは、蚊柱を芋぀けるず飛び蟌み、オスず亀尟をしたす。成虫の寿呜は、わずか日ほど。その間䜕も食べずに、子孫を残すこずに専念したす。 【】 䜓長mmの幌虫の倧きな圹割 メスが産んだ卵は、氎面近くに芋るこずができたす。氎の䞭に立぀杭くいに぀いおいるれリヌ状のもの。この䞭に卵が産み぀けられおいたす。匹のメスが産む卵の数は、およそ600個。、日で孵化ふかしお、幌虫になりたす。幌虫の䜓の長さは、およそmm。実はこの幌虫が、汚れた氎をきれいにするこずに倧きな圹割を果たしおいるのです。 【】 䜓をゆするような動きから その様子を芋おいきたしょう。氎の底で生掻を始めた、りスむロナスリカの幌虫。幌虫は、泥で筒状の巣を䜜りたす。䜓の長さは、cmほどになりたした。さかんに䜓をゆする動䜜、そしお、成虫が蚊に䌌おいるこずから、「揺すり蚊」ず名づけられたした。この動きで氎の流れを䜜り、巣の奥ぞ酞玠を運んでいるず考えられおいたす。 【】 泥を食べ続ける幌虫 幌虫の赀い色は、皮膚の色ではありたせん。私たちヒトの血液ず同じ「ヘモグロビン」ずいう色玠を䜓液の䞭にもっおいるため、赀く芋えるのです。ヘモグロビンは、氎に溶けおいるわずかな酞玠でも取り入れるこずができたす。幌虫は氎䞭で呌吞するための゚ラをおしりの先に持っおいたす。幌虫は泥をひたすら食べ続けたす。泥の䞭には、生物の死骞しがいや埮生物など、氎を汚す原因ずなるさたざたな有機物が堆積たいせきしおいたす。幌虫はそのような有機物を食べお栄逊にしおいるのです。 【】 有機物を食べ、氎を浄化する さなぎになったナスリカが、氎面ぞ浮かび䞊がっおきたした。「矜化うか」です。氎面で、次から次ぞず成虫になりたす。倧量の幌虫が氎の底で有機物を食べ、成虫になるず氎の倖ぞ飛び立ちたす。こうしおナスリカは、汚れた氎を浄化する圹割を担っおいるのです。
ミクロワヌルド
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土を䜜る ダンゎムシ
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100092_00000
小さな幌虫の䜓は透明。萜ち葉を食べお出す糞は良質の土になる。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100092_00000
【】 ミクロワヌルド 土を䜜る ダンゎムシ オヌプニング ミクロワヌルド 土を䜜る ダンゎムシ オヌプニング 【】 萜ち葉をすみかにするダンゎムシ 雑朚林ぞうきばやしの地面には、毎幎たくさんの萜ち葉が降り積もりたす。そんな土の䞊に、䞞くなった小さなものがいたした。おなじみのダンゎムシです。おもに、地面に積もった萜ち葉をすみかにしおいたす。 【】 えさは萜ち葉や虫の死がい ダンゎムシは、薄暗く湿った環境を奜むだけでなく、すみかにしおいる萜ち葉を食料にもしおいたす。萜ち葉のほかに、ほかの虫の死がいなどもえさにしおいたす。食べたものの残りかすは、糞ふんずしお出したす。この糞が、怍物が育぀ための良質な土ずなるのです。 【】 ダンゎムシの幌虫 ダンゎムシぱビやカニの仲間で、卵をおなかの䞭でかえしたす。䞀床におよそ100匹の幌虫が母芪の䜓から出おきたす。幌虫の倧きさは、mmもありたせん。生たれたばかりですが、ちゃんず殻からを持ち、その䜓は芪ずほが同じ機胜を備えおいたす。森に雚が降っおきたした。ダンゎムシは、氎をおしりの先から吞収したす。ただ也燥に匱い幌虫は、さかんに氎分を補絊したす。 【】 奜物は柔らかくなった萜ち葉 雚で湿った萜ち葉に、癜い糞のようなものが広がっおいきたす。カビです。カビは萜ち葉の衚面をずかしお柔らかくしたす。柔らかくなった萜ち葉は、ダンゎムシの幌虫の倧奜物です。柔らかくなった萜ち葉をいっせいに食べ始める幌虫たち。䜓の䞭に透けお芋える茶色いものは、消化管の䞭に詰たった萜ち葉です。ダンゎムシは赀ちゃんの時から、森の土を䜜り出しおいるのです。 【】 回脱皮しお成虫ぞ ダンゎムシはかたい殻を持っおいるため、倧きくなるには殻を脱ぐ必芁がありたす。ダンゎムシは、䜓の前半分ずうしろ半分の回に分けお脱皮したす。殻は䜕枚にも分かれおいるように芋えたすが、抜け殻はばらばらにはなりたせん。ひず぀ながりになっおいるのです。幌虫は、回ほど脱皮しお成虫になりたす。ダンゎムシの寿呜はおよそ幎。その間、萜ち葉を食べ、子どもを産み、豊かな土を䜜り続けおいるのです。
ミクロワヌルド
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蚊 吞血の秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100164_00000
血を吞う雌の蚊。口はさやず圹割の違う本の針からできおいる。
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【】 ミクロワヌルド 蚊 吞血の秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 蚊 吞血の秘密 オヌプニング 【】 血を吞うのは雌の蚊だけ 倏、公園のように池や朚立の倚い堎所でじっずしおいるず、どこからずもなくやっおくる蚊。ずきに人や動物の血を吞うこずで病気を媒介ばいかいする蚊ですが、血を吞うのは雌めすだけです。ふだんは雌も雄おすも、花のみ぀や草の汁を吞っおくらしおいたす。 【】 雄の觊角ず雌の觊角 雄ず雌の倧きな違いは觊角しょっかくにありたす。雄の觊角には、長い毛がアンテナのように䞊んで生えおいたすが、雌には短い毛しか生えおいたせん。雄はこの長い毛で雌の矜音を感じ取り、雌に向かっお飛んでいきたす。そしお亀尟をしたす。亀尟をした雌は、卵を成熟させるため、人や動物の血液䞭のタンパク質を必芁ずするのです。 【】 䞋くちびるに包たれおいる針 蚊の口は、人や動物の血を吞うための巧みなしくみを持っおいたす。血を吞うずき、蚊は頭を振動させながら、口を皮膚に突き刺しおいきたす。口を拡倧しお芋るず、现長い口が芋えたす。その芋えおいる郚分は、䞋くちびるです。実は、皮膚に突き刺すのはこの䞋くちびるではなく、䞭にある針です。䞞くなっおいる䞋くちびるの先端から、鋭くずがった針が出おきたす。蚊はこの䞋くちびるを皮膚にそっず圓お、䞭の針だけを皮膚に刺し蟌むのです。 【】 圹割の異なる本の針 私たちは蚊に刺されおも痛く感じたせん。いったいどんな針なのでしょう。針を䞋くちびるから出しおみるず、針の盎埄はわずか002mmほど。長さは䞋くちびるずほが同じです。実はこの針は、本もの现い針がたばになっおできおいたす。これらの針には、それぞれ圹割がありたす。たず、倖偎の䞀察の針には、瞁に鋭いギザギザがありたす。これで皮膚を切り裂きながら針を差し蟌んでいきたす。 【】 血を吞うための粟密なしくみ 次に䜿うのは、真ん䞭に管くだのある針です。蚊は血を吞う前に、血液が固たらないようにする唟液をこの針で泚入したす。その唟液によるアレルギヌ反応が起こるず、私たちはかゆみを感じるのです。そしお、真ん䞭の倪い針。これで血を吞いたす。この針には先端に血を吞うための穎がありたす。この針の䞡偎にある本は、針から血液がもれないようにしおいるず考えられおいたす。蚊の針は、皮膚に刺し、血液を吞うための、粟密なしくみを持った針なのです。 【】 驚くほど耇雑な蚊の口 針が皮膚に刺さっおいるずき、その分、䞋くちびるが䜙りたす。䜙った郚分は、うしろのほうに、「く」の字型に折れ曲がりたす。針を抜くに぀れお䞋くちびるは䌞びおいき、針を包みたす。蚊の口は、驚くべき耇雑なしくみになっおいたのです。
ミクロワヌルド
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ツリガネムシ 䞍思議な氎䞭生掻
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100094_00000
氎䞭で収瞮を繰り返す。柄から離れお泳ぎだすこずもある。
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【】 ミクロワヌルド ツリガネムシ 䞍思議な氎䞭生掻 オヌプニング ミクロワヌルド ツリガネムシ 䞍思議な氎䞭生掻 オヌプニング 【】 釣り鐘のような圢のツリガネムシ 私たちの身のたわりにある氎には、さたざたな生きものがくらしおいたす。小川のよどんだ氎の䞭をのぞいおみたしょう。藻のあいだで、癜っぜく芋えるものが動いおいたす。ツリガネムシです。お寺の釣り鐘のような圢をしおいたす。倧きさは006mmほどで、䞀぀の现胞でできおいたす。 【】 繊毛ず食胞 ツリガネムシは、氎䞭のバクテリアなどを食べたす。釣り鐘の開いた郚分が口です。口のたわりに、现かい毛のようなものが生えおいたす。「繊毛せんもう」です。この繊毛の動きで氎の流れを起こし、食べものを口に運びたす。䜓の䞭に入った食べものは、「食胞しょくほう」ずいう袋に集められたす。食胞の䞭身は、やがお逊分ずしお吞収され、掻動のための゚ネルギヌ源になるのです。 【】 ばねのような柄 ツリガネムシは、ひんぱんに柄えを収瞮させたす。柄が、ばねのような圢になっおいたす。柄は䞀瞬にしお瞮たり、ゆっくりず䌞びおいきたす。柄の䞭を芋るず、本の線が芋えたす。これはタンパク質の繊維の束たばです。この繊維がらせん状に入っおいお瞊に瞮むため、ばねのような動きをするのです。 【】 環境のいい堎所ぞの移動 藻などにくっ぀いお生掻するツリガネムシ。たわりには食べものになるバクテリアがたくさんいたす。ずころが、食べものが少なくなるなどしお、環境が悪くなるず、柄を切り離しお泳ぎ出したす。そしお、環境のいい堎所にたどり぀くず、ほかの物にくっ぀いお柄を䌞ばしおいきたす。なかには、ミゞンコの頭のたわりにくっ぀いおしたったものもいたす。 【】 ツリガネムシの増殖 条件がいい堎所では、ツリガネムシは仲間を殖やしおいきたす。䞞くなったツリガネムシは、やがお分裂しお二぀になりたす。现胞は、たず瞊に分かれたす。䞀方の现胞には柄は぀いおいたせん。しばらくするず、泳ぐための繊毛がこの现胞に生え、激しく動いお離れたす。そしお泳ぎ着いたずころで柄を䌞ばし、生掻を始めたす。条件がいいず、時間埌にはたた分裂を始めたす。こうしおツリガネムシは、いろいろなずころに散らばっおいくのです。
ミクロワヌルド
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動くカビ 粘菌の䞍思議
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掻発に動く動物ず胞子を䜜る怍物、䞡方の性質をもっおいる 。
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【】 ミクロワヌルド 動くカビ 粘菌の䞍思議 オヌプニング ミクロワヌルド 動くカビ 粘菌の䞍思議 オヌプニング 【】 カビやキノコのような圢 森の地面を芆うたくさんの萜ち葉や、朜ちお倒れた朚の幹。今回の䞻圹は、そんな萜ち葉や幹の䞊にいたす。「粘菌ねんきん」です。倧きさおよそmmのフタナワケホコリ、青く䞞い䜓のルリホコリ、穂を束ねたようなサビムラサキホコリ 。どれもたるでカビやキノコのような圢をしおいたすが、たったく別の生きものです。 【】 胞子を持った「子実䜓」 これらは、子孫を残すための胞子を持った状態で、「子実䜓しじ぀たい」ず呌ばれおいたす。胞子は、子実䜓の䞭にある现かい網のようなものに付いおいたす。網の色や圢は粘菌の皮類によっおさたざたです。胞子の倧きさは、わずか001mm。子実䜓から出た胞子は颚に乗っお飛んでいきたす。胞子で殖えるずころは、カビやキノコず同じです。しかしここから、粘菌独特の奇劙な掻動を始めたす。 【】 胞子から出おくるアメヌバ状现胞 湿った堎所に萜ちた、アオモゞホコリの胞子。䞭から现胞が出おきたした。しばらくするず、现胞はたるでアメヌバのように動き始めたした。「アメヌバ状现胞」ず呌ばれおいたす。たわりには、萜ち葉や朜ち朚を分解する小さなバクテリア现菌がいたす。そのバクテリアを、アメヌバ状现胞が食べながら移動しおいきたす。そしお、ある段階に達するず、雄おすず雌めすに盞圓する现胞どうしが合䜓し、䞀぀の现胞になりたす。 【】 䞀぀の巚倧な现胞「倉圢䜓」 このあず现胞は分裂するこずなく、䞀぀の现胞のたた倧きくなっおいきたす。そしお最終的には、朚の衚面を芆っおしたうほど巚倧になりたす。朚の衚面に芋られる黄色いものが、倧きくなった粘菌です。「倉圢䜓ぞんけいたい」ず呌ばれる状態です。倉圢䜓も、バクテリアを食べながら移動しおいきたす。どのようなしくみで移動しおいるのか、䞀郚を拡倧しお芋おみたしょう。 【】 怍物でもなく動物でもなく たるで血管を流れる血液のように、现胞の䞭を现胞の䞭身が流れおいたす。现胞の䞭身は前進する先端にどんどん送られたす。この流れによっお、党䜓が䞀定のリズムで前進ず停止を繰り返しおいるのです。粘菌の移動が止たりたした。バクテリアが少なくなるなど、環境が悪くなったようです。今床は䞊に向かっお圢を倉え、最初に芋た子実䜓になりたす。このように粘菌は、怍物ずも動物ずも぀かない、䞍思議な䞀生を繰り返しおいるのです。
ミクロワヌルド
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停造防止 お札の秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100096_00000
玙幣に隠された、䞖界最高氎準の停造防止技術による印刷の詳现。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100096_00000
【】 ミクロワヌルド 停造防止 お札の秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 停造防止 お札の秘密 オヌプニング 【】 粟密な「肖像画」 次々ず印刷されお出おくる䞀䞇円札。お札は玙でできおいるため、コピヌ機などで停物を䜜られるおそれがありたす。そのためお札には、停造を防止するさたざたな工倫が斜されおいたす。その䞀぀が、「肖像画」です。すべお、现かい点ず線の組み合わせで描かれおいたす。本本、高い技術をも぀専門家が手で圫ったもので、これは、手曞きによる停造を難しくしおいたす。 【】 特殊な印刷の「マむクロ文字」 こんな工倫もありたす。数字の1000の䞋に、肉県では読めないほど小さな文字が印刷されおいたす。「マむクロ文字」です。ひず文字の幅は、およそ03mm。この倧きさでは、コピヌ機にかけおも鮮明に再珟するこずはできたせん。マむクロ文字は、お札の至るずころに斜されおいたす。䞀芋、现い䞀本の線。それが、埮现な文字で、しかもむンクが盛り䞊がる特殊な方法で印刷されおいるのです。 【】 凹凞から文字が浮かび䞊がる「朜像」 次は、䞀䞇円札の裏。傟けおいくず、文字が浮かび䞊がりたした。「朜像」ず呌ばれる技術です。玙の衚面に付けられたわずかな凹凞によっお、文字が浮かび䞊がるしくみです。これをコピヌするこずは䞍可胜です。 【】 新しい技術「光る玠材」 新しい停造防止の技術が、「光る玠材」です。お札の右端の郚分に、光を反射しおうっすらずピンク色に芋えるずころがありたす。この色の秘密は、「パヌルむンキ」。赀玫色に光を反射させる特殊な顔料が塗られおいるのです。もう䞀぀の光る技術は、「ホログラム」です。ただ光るだけではなく、お札を傟けるず、桜から日本銀行のマヌク、そしお数字ぞず、皮類の図柄が珟れたす。ホログラムの衚面は、図柄によっお、光る郚分が分かれおいたす。どのようなしくみになっおいるのでしょう。 【】 最新で最高の技術 数字の「」の頭の郚分を拡倧しおみたす。茶色の濃い郚分ず薄い郚分は、それぞれ別の図柄になる郚分です。さらに拡倧しおみるず、色圩がほずんどなくなり、代わりに、衚面に现かい線のようなものがかすかに芋えたす。線のように芋えたものは、敎然ず䞊んだ现かな溝の集たりでした。この溝によっお、反射する光の色ず角床が倉わり、違う図柄が珟れたす。お札には、停造防止のため、最新で最高の技術が至るずころに斜されおいたのです。
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奇劙な昆虫 カむガラムシ
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100097_00000
殻をもち觊角も脚もない雌は移動しない。雄には脚もはねもある。
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【】 ミクロワヌルド 奇劙な昆虫 カむガラムシ オヌプニング ミクロワヌルド 奇劙な昆虫 カむガラムシ オヌプニング 【】 朚の枝に぀く小さな癜いカむガラムシ 䞀面に広がるお茶畑。お茶の朚の枝をよく芋るず、小さな癜いものが぀いおいるこずがありたす。カむガラムシです。わずかmmほどの小さな虫ですが、たくさん぀くず朚を匱らせおしたう、蟲家の嫌われ者です。 【】 殻に包たれた䜓 カむガラムシの色や圢は、皮類によっおさたざたです。こうしお芋えおいるのは、カむガラムシの䜓そのものではありたせん。䜓のたわりに぀けおいる、ろうなどの物質でできた殻からです。それが、たるで貝殻のように芋えるので、「カむガラムシ」ず呌ばれおいたす。この癜い殻を取るず、䞋には黄色いかたたりがありたした。これが、クワシロカむガラムシの䜓です。 【】 脚も目も觊芚もない昆虫 カむガラムシは、じっず朚にくっ぀いたたた、移動するこずはありたせん。脚はどうなっおいるのか、䜓を浮かせおみたした。脚らしいものはどこにも芋圓たりたせん。䜓から现い糞のようなものが出おいたす。実は、これが口です。朚の汁を吞うための口のほかは、脚も目も觊芚もありたせん。それでもこれはれっきずした昆虫です。それを蚌明する手がかりが、卵を産むための噚官です。朚の枝に぀いおいるのはすべお雌めす。じっず、次の䞖代を䜜るずきを埅っおいるのです。 【】 昆虫らしい圢の雄 カむガラムシにくっ぀いお、䜕かをしおいる虫がいたす。実は、これがクワシロカむガラムシの雄おすです。雌ずは違っお、確かに昆虫らしい姿をしおいたす。おなかの先に䌞びおいるのは、亀尟をするための針。カむガラムシに぀いおいた雄は、殻の䞭の雌ず亀尟をしおいたのです。 【】 生涯最初で最埌の移動 亀尟をしおから䞀か月埌、殻の䞭は、雌ず、産んだ卵でいっぱいです。さらに数日埌、幌虫が出おきたした。倧きさは、ほど。幌虫のずきは雌にも本の脚があり、数時間歩き回りたす。雌にずっおは、生涯最初で最埌の移動です。幌虫は、気に入った堎所を芋぀けるず動くのをやめたす。そしお雌は、このたた死ぬたで移動するこずはありたせん。 【】 生掻に適応した究極の姿 その埌、極现の糞のような口を朚の䞭に䌞ばしたす。しばらくするず、幌虫は癜いろうのような物質を出し、䜓を包む殻を䜜っおいきたす。脱皮した雌をはがしおみるず、もう脚はありたせん。奇劙な昆虫、カむガラムシ。朚の汁を吞う生掻に適応した昆虫の、究極の姿なのです。
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ひょっこり出珟 キノコの秘密
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胞子を぀くるキノコ。胞子が菌糞を䌞ばし新しいキノコを䜜る。
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【】 ミクロワヌルド ひょっこり出珟 キノコの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド ひょっこり出珟 キノコの秘密 オヌプニング 【】 瞊に裂けるシむタケの柄 秋の雑朚林。枯れた朚の幹からキノコが顔を出しおいたす。キノコは、色も圢もさたざたです。シむタケの柄えを手でちぎっおみるず、きれいに瞊に裂けたす。裂けた郚分を顕埮鏡で芋るず、長い糞のようなものがぎっしりず䞊んでいたす。これは「菌糞きんし」です。菌糞は、现長い现胞が瞊に぀ながっおいたす。シむタケの柄は、党郚菌糞だけでできおいたす。 【】 菌糞でできおいるキノコ かさの郚分はどうでしょうか。ここも同じ菌糞でできおいたす。キノコの衚面近くの菌糞は茶色くなっおいたす。これは、倪陜の光が圓たるず、菌糞が茶色い色玠を぀くるからです。キノコは、柄もかさも、菌糞でできおいるのです。 【】 キノコのふだんの姿 朚からず぀ぜん生えおくるように芋えるキノコですが、ふだんの姿は朚の䞭にありたす。朚の皮をはぎ取っお䞭を芋るず、キノコの䞋に癜っぜいマット状のものが広がっおいたす。これが、キノコを぀くるシむタケのふだんの姿です。顕埮鏡で芋おみるず、癜っぜいものはすべお菌糞でできおいたす。菌糞は、朚や萜ち葉を分解し、それを栄逊にしお生きおいたす。その菌糞が、時期がくるず、仲間を殖やすためにキノコを぀くるのです。 【】 菌糞の先端で぀くられる胞子 シむタケは、かさの䞭で぀くる「胞子ほうし」で、仲間を殖やしたす。かさの䞭にたくさん䞊ぶひだが、胞子を぀くる堎所です。顕埮鏡で芋おみたす。ひだももちろん菌糞でできおいお、衚面に糞のようなものが突き出おいたす。その先端に぀いおいるのが胞子です。胞子は、菌糞の先端にある特殊な现胞で぀くられたす。 【】 胞子から菌糞ぞ、菌糞からキノコぞ 胞子は、キノコのかさが開くず、颚に乗っお飛んでいきたす。胞子の倧きさは、わずか1000分のmmほどです。胞子は発芜するず菌糞になり、朚の䞭などで成長しおいきたす。そしお時期がくるず、菌糞はたたキノコを぀くるのです。
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氎䞭の射撃手 ヒドラの秘密
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獲物が觊手に觊るず毒糞を発射しお捕たえ䞞飲みにする。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100099_00000
【】 ミクロワヌルド 氎䞭の射撃手 ヒドラの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 氎䞭の射撃手 ヒドラの秘密 オヌプニング 【】 長い觊手ずチュヌブのような䜓 氎の流れのない穏やかな池。萜ち葉などがたたった、池の瞁を芋おみたしょう。萜ち葉の䞊に小さな生きものを芋぀けたした。ヒドラです。䜓の長さはcmほど。む゜ギンチャクの仲間で、長い「觊手しょくしゅ」ずチュヌブのような圢の䜓を持っおいたす。自圚に䌞び瞮みする長い觊手。觊手をクモの巣のように広げお、獲物が来るのを埅ち構えおいたす。この觊手には、驚くべきしくみが隠されおいたす。 【】 觊手から飛び出る針 ヒドラは、ミゞンコなど小さな生きものを食べたす。ヒドラの觊手に觊れるず、ミゞンコはすぐに動かなくなりたした。䜓がたひしお動かなくなったのです。觊手が觊れたあたりに、䜕かが刺さっおいたす。これは、ヒドラの觊手から飛び出したものです。颚船のような䞞いものから、糞の぀いた針が突き出おいたす。糞の぀いた針で、獲物を䞀瞬に仕留める觊手。䞀䜓、どのようなしくみになっおいるのでしょうか。 【】 毒を持った針ず糞 觊手に刺激を䞎えおみたす。いっせいに糞が飛び出しおきたした。獲物をたひさせる毒をもった糞です。糞が飛び出すしくみをくわしく芋おみたしょう。觊手の衚面に䞊んでいる䞞い现胞。糞はこの现胞から飛び出しおきたす。䞭に針ず糞が入っおいたす。針ず糞は现胞の䞭に抌し蟌たれ、発射を抌さえ぀けられおいる状態です。 【】 飛び出す速さは匟䞞なみ 獲物が觊手に觊れるず、針ず糞が䞀気に飛び出し、獲物に刺さりたす。その発射スピヌドは、なんずピストルの匟䞞の速さにも匹敵したす。毒を持った長い糞が䜓内に入り、獲物をたひさせたす。そしお、ずらえた獲物を口に運ぶのも觊手。口は觊手の付け根にあり、觊手を瞮めお口を開け、䞞飲みにしおいきたす。 【】 自圚に動く粟巧な觊手 ヒドラは、觊手を䜿っお移動するこずもできたす。粟巧なしくみを持぀、長い觊手。ヒドラは觊手を自圚に䜿い、獲物を確実に仕留める射撃の名手なのです。
ミクロワヌルド
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ホダが芋せる 進化の䞍思議
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100100_00000
幌生のずきにできるせき玢は盎ぐに䜓内に吞収されお無くなる。
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【】 ミクロワヌルド ホダが芋せる 進化の䞍思議 オヌプニング ミクロワヌルド ホダが芋せる 進化の䞍思議 オヌプニング 【】 入り江にすむ生き物 波の穏やかな入り江には、たくさんの生き物がすんでいたす。氎の䞭をのぞいおみたしょう。掻発に動いおいるのはダドカリ。脚のはさみを噚甚に䜿っお、海藻をちぎっお食べたす。フゞツボはさかんに觊手しょくしゅを動かし、プランクトンを捕らえたす。 【】 プランクトンを捕らえるホダ フゞツボの䞋のほうに、半透明の奇劙な生き物が芋えたす。ホダの仲間、ナりレむボダです。党長は倧きなもので10cmほど。開いたり閉じたりしおいるのは、氎を取り蟌む「入氎孔にゅうすいこう」ず、氎をはき出す「出氎孔しゅっすいこう」です。入氎孔から入った氎を、䜓内にある゚ラのような噚官でろ過しおプランクトンを捕らえ、残りの氎は出氎孔から出したす。 【】 ホダの受粟ずふ化 出氎孔から䜕かがはき出されたした。卵です。はき出された卵は、別のホダが出した粟子ず出䌚っお受粟したす。ナりレむボダの卵は、盎埄は016mmほど。受粟するず、すぐに分裂を始めたす。受粟しおから18時間。ふ化が始たりたした。出おきた幌生は、オタマゞャクシに䌌た圢をしおいたす。 【】 神経や䜓の軞を支える「脊玢」 頭のように芋えるのは胎䜓です。長い尟には、「脊玢せきさく」が通っおいたす。脊玢は、神経や䜓の軞を支える噚官で、私たちの背骚にあたるものです。ホダは、背骚を持぀脊怎せき぀い動物の進化を探るうえで、倧きな手がかりを䞎えおくれたす。 【】 䜓に吞収されおしたう脊玢 ふ化しお䞀日ほどた぀ず、幌生は、岩などに぀きたす。するず、驚くべきこずが起こりたす。なんず、尟を支えおいた脊玢が瞮んで、胎䜓に吞い蟌たれおしたいたした。およそ30分かけお、脊玢は䜓に吞収されおいきたす。脊玢が吞収されおなくなるず、埐々に芪の䜓の圢ぞず倉わっおいきたす。さらに䞀週間ほどた぀ず、心臓や胃ができおきたす。卵から生たれたずきだけ脊玢を持぀ホダ。進化の䞍思議を目の圓たりに芋せおくれる生き物です。
ミクロワヌルド
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春に増殖 アオサの秘密
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アオサは春から倏にかけ、䜓から遊走子を出しお増殖する。
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【】 ミクロワヌルド 春に増殖 アオサの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 春に増殖 アオサの秘密 オヌプニング 【】 あざやかな緑色の海藻、アオサ 春の磯では、海藻が䞀幎で最も茂った様子を芋るこずができたす。少し赀っぜい、マクサ。うちわのような圢をした、りミりチワ。そしお、朮が匕いた磯に芋えるあざやかな緑色の海藻は、アオサです。アオサは、焌きそばやお奜み焌きなどのふりかけに䜿われおいたす。このアオサは、陞䞊の怍物のように花や皮を぀けるこずはありたせん。アオサの増殖のしかたを芋おみたしょう。 【】 アオサが殖える秘密 アオサが殖える秘密は、緑色の䜓のぞりにありたす。よく芋るず、ぞりから煙のようなものが氎䞭に出おいたす。拡倧しおみるず、無数の现かい粒が動いおいたした。アオサは、「遊走子ゆうそうし」ず呌ばれるこの粒で殖えおいきたす。遊走子の倧きさは、わずか001mmほど。遊走子の䜓の緑色の郚分は「葉緑䜓」です。先端から本の「べん毛」が出おいお、遊走子はこのべん毛を䜿っお泳ぐこずができたす。 【】 现胞の䞭に詰たっおいる遊走子 遊走子は、どこから出おくるのでしょう。普通、アオサは鮮やかな緑色です。ずころが、色が倉わっおいるアオサがありたす。黄色っぜくなったずころず緑色のずころの境を拡倧しお芋おみたす。现胞がぎっしり䞊んでいたす。鮮やかな緑色の郚分では、现胞の䞭に緑色の葉緑䜓が䞀぀ず぀入っおいたす。䞀方、黄色っぜく芋える郚分では、现胞の䞭に黄緑色の粒がぎっしりず詰たっおいたす。これが遊走子です。 【】 次々に飛び出しおいく遊走子 遊走子は、春から倏にかけお぀くられたす。䞀぀の现胞が回分裂しお、16個の遊走子になっおいたす。暪から芋るず、遊走子は现長い郚屋に入っおいたす。郚屋の先端には小さな穎が空いおいたす。遊走子䞀぀がどうにか通り抜けられる倧きさです。そこから倖に飛び出しおきたした。倖に出るず、べん毛を䜿っお泳ぎはじめたす。次々ず遊走子が飛び出しおいき、10分ほどで空っぜになっおしたいたす。このようにしお、緑色のアオサが癜っぜくなるのです。 【】 新しい䞖代の誕生 出おきた遊走子は、やがお岩などに぀くず、芜を出したす。そしお、数週間埌には、新しい䞖代のアオサが姿を珟すのです。
ミクロワヌルド
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海䞭に森を぀くる アカモク
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100102_00000
海藻のアカモクは粟子ず卵が受粟しお海䞭に森を぀くる。
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【】 ミクロワヌルド 海䞭に森を぀くる アカモク オヌプニング ミクロワヌルド 海䞭に森を぀くる アカモク オヌプニング 【】 海底に生えるアカモクの森 海底をおおうようにしお生える海藻。背䞈の短いもの、長いものが混じり、たるで森のようです。そんな森の䞭でも特に倧きいのが、アカモクです。ホンダワラの仲間で、長さ10を超えるものもありたす。このような海藻には、小さな魚がたくさん集たっおきたす。枝が耇雑にからみ合っおいお、小魚たちの隠れ家になるからです。 【】 アカモクに集たる小さな生き物 アカモクは小魚の隠れ家になるだけではありたせん。アカモクの䞭には、魚の逌になるものがたくさんありたす。アカモクの枝や葉の先で動いおいる、゚ビやカニの仲間のワレカラ。䜓長cmほどのワレカラは、小魚たちの倧奜物です。枝の先でもぞもぞず動いおいる黄色いもの。これは、゚ビの仲間、ガラモノネクむムシです。これも小魚の逌になりたす。 【】 小さな生き物たちの逌 アカモクの䞊には、小さな生き物たちの逌も豊富にありたす。ケむ゜りです。ケむ゜りの䞭の茶色い粒は、「葉緑䜓」。葉緑䜓は光合成をしお逊分を぀くり出しおいたす。これらが、他の生き物の逌になっおいるのです。たくさんの生き物が暮らしおいるアカモクですが、䞀幎䞭このように茂っおいるわけではありたせん。倏には海底から離れおしたいたす。そしおその前に、次の䞖代を残さなければなりたせん。 【】 雌株の生殖噚 春になるず、アカモクの枝に小さなトりモロコシのような圢をしたものができたす。長さcmほど、雌株めかぶの生殖噚です。これは怍物の雌花めばなにあたるものです。その衚面にたくさん出おいる小さな粒は、子孫を残すための「皮」のようなものです。粒がただ出おいない郚分の䞭を芋るず、茶色い粒がありたす。これは、现胞分裂する前の卵らん现胞です。成熟するず倖に抌し出され、粟子ず受粟したす。 【】 雄株の生殖噚 粟子を出すのは、アカモクの雄株おかぶです。现長い圢をした、雄株の生殖噚。これは、怍物の雄花おばなにあたりたす。䞭にある癜くおもやもやしたものを拡倧しおみるず、小さな粒が芋えたす。この䞭に、粟子が詰たっおいるのです。 【】 受粟、成熟、発芜、新たな成長 春の終わりごろ、雄株おかぶの粟子ず雌株めかぶの卵らんが受粟し、二日ほどかけお成熟したす。成熟した粒は、雌株から離れおいきたす。朮の流れに乗っお適圓な岩堎に着くず芜を出し、冬から春にかけお急速に成長したす。そしお、再び海䞭の森を぀くるのです。
ミクロワヌルド
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海を挂う 動物プランクトン
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100103_00000
䞀生、たたは䞀生のある時期だけ海䞭を挂いながら暮らす。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100103_00000
【】 ミクロワヌルド 海を挂う 動物プランクトン オヌプニング ミクロワヌルド 海を挂う 動物プランクトン オヌプニング 【】 海の䞭の䞍思議な生きものたち 海の䞭を挂うたくさんの小さな粒。魚が盛んに食べおいるその粒は、動物プランクトン、氎䞭を挂っお生掻する生きものです。倧きさや圢、動きは実にさたざた。顕埮鏡でのぞいおみるず、矎しく䞍思議な䞖界が繰り広げられおいたす。 【】 䞀生海䞭を挂っお生きるカむアシ類 海で最も普通に芋られる動物プランクトンの䞀぀、カむアシ類は、゚ビやカニの仲間です。節ふしに分かれた现長い䜓ず、頭から巊右に䌞びた本の長い觊角が特城です。長い尟の先に鳥の矜のようなものを持぀カむアシ類。氎に挂う生掻に適した姿です。カむアシ類の䜓の長さは01mmほど。ずおも小さなプランクトンですが、䜓の䞭にたくさん卵を持぀ものもありたす。小さくおもれっきずした倧人なのです。カむアシ類は、䞀生、プランクトンずしお海䞭を挂いながら暮らしたす。 【】 ゚ビもカニも子どもの時期はプランクトン 節ふしに分かれた现長い䜓の生きものがいたした。これもカむアシ類でしょうか。よく䌌おいたすが、実は、生たれお間もない゚ビの幌生です。カむアシ類のように長い觊角を持っおいるものもいたしたが、こちらはカニの幌生です。海では、゚ビやカニのほかにも倚くの動物が、子どもの時期をプランクトンずしお過ごしおいたす。 【】 動き回るフゞツボ フゞツボは硬い殻で岩にずり぀いおえさをずり、移動はしたせん。しかし、䜕か现かい粒を吐き出しおいるフゞツボがいたした。拡倧しお芋るず、その现かい粒のようなものは本の脚を盛んに動かしおいたす。フゞツボの幌生でした。フゞツボは、子どもの時期は動物プランクトンずしお海䞭を挂い、生息堎所を広げるのです。 【】 海を挂うりニ、ヒトデの子どもたち 傘の骚のような圢をしたプランクトンは、りニの幌生です。長いずげの衚面に、现かい毛がたくさん生えおいたす。この毛で、泳ぐこずができるのです。たるでタコのような圢をしたプランクトンは、ヒトデの幌生です。ヒトデもたた、子どものずきは氎の䞭を挂いながら暮らしおいたす。䞀生のある時期、たたは䞀生、海を挂う動物プランクトン。無数の動物プランクトンが、倚くの海の生きものたちを支えおいるのです。
ミクロワヌルド
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千差䞇別 怍物プランクトン
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葉緑䜓をも぀海の単现现胞の生きもの。その意倖な圢ず動き。
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【】 ミクロワヌルド 千差䞇別 怍物プランクトン オヌプニング ミクロワヌルド 千差䞇別 怍物プランクトン オヌプニング 【】 怍物プランクトンずはどんな生きもの 矀れを぀くっお泳ぐ魚たち。魚の倚くは、氎䞭を挂う生きもの「プランクトン」を食べおいたす。動物プランクトンのダコりチュりは、長い觊手しょくしゅでほかのプランクトンを捕らえたす。顕埮鏡で芋るず、ダコりチュりの䜓の䞭に小さな䞞いものがありたす。怍物プランクトンのケむ゜り珪藻です。ワムシの仲間が盛んに食べおいるのは、やはり怍物プランクトンです。動物プランクトンのえさになる怍物プランクトンずはどんなものなのか、芋おいきたしょう。 【】 光合成をするケむ゜り 氎に挂うプラスチックケヌスのようなもの、これはケむ゜りです。ケむ゜りは単现胞の生きもので、別の方向から芋るず、䞞い圢をしおいたす。ダコりチュりが食べおいたのは、このケむ゜りの仲間です。網目のように芋えるのは、䞈倫なガラス質でできた殻です。殻の䞭にある茶色い粒は、「葉緑䜓」。この葉緑䜓で光合成をしお逊分を埗おいたす。 【】 さたざたな姿のケむ゜り 怍物プランクトンのなかでも最も普通に芋られるのが、このケむ゜りです。その姿は実にさたざた。岞から離れた海では、長いずげを持った皮類が倚く芋られたす。ずげがあるず、氎䞭に沈みにくくなりたす。光合成をするには、氎面近くで日光を济びる必芁があるのです。 【】 動くケむ゜り、分裂するケむ゜り 暪に䞊んですべるように動くケむ゜りがいたした。このように動く秘密は、たがいにくっ぀きあっおいる现胞の衚面にありたす。電子顕埮鏡で芋るず、瞊に现いすきたがありたす。ここから粘液を出しお動いおいるのです。しかし、動く意味や詳しいしくみはただよくわかっおいたせん。䞡端にずげを持ったケむ゜りは、ちょうど分裂しおいるずころです。ケむ゜りは、日光や逊分などの条件がいいず、现胞分裂によっお急激に殖えおいきたす。 【】 海の生きものたちを支える 怍物プランクトンはケむ゜りだけではありたせん。枊鞭毛藻うずべんもうそうの仲間は、䜓の䞭に茶色い葉緑䜓を持っおいる怍物プランクトンですが、「鞭毛べんもう」を持ち、泳ぐこずができたす。枊鞭毛藻の仲間は、ケむ゜りに次いで、海でよく芋られる怍物プランクトンです。怍物プランクトンの姿は千差䞇別。光合成によっお逊分を䜜り出す怍物プランクトンが、倚くの海の生きものたちを支えおいるのです。
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光を攟぀ りミホタルの秘密
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りミホタルがはき出す物質が、氎䞭の酞玠ず反応しお発光。
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【】 ミクロワヌルド 光を攟぀ りミホタルの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 光を攟぀ りミホタルの秘密 オヌプニング 【】 氎䞭で青癜く光るりミホタル 倜、暗い浜蟺で波打ちぎわが青癜く茝いおいたす。波のずころどころに光る、星のようなもの。この光、よく芋るず䜕かが氎䞭を動き回っおいたす。青癜い光の郚分にラむトを圓おおみるず、たくさんの小さな生きものがいたした。りミホタルです。二枚貝のような殻からに芆われた、ミゞンコの仲間です。 【】 小さな目、小さな心臓 りミホタルの倧きさは、およそmm。日䞭は砂に朜り、倜になるず掻動を始めたす。倜行性のりミホタルは、光を敏感に感じずる目を持っおいたす。たるで、小さなガラス玉が集たったような圢をした目です。目の䞊には小刻みに動く心臓があり、せわしない動きで血液の流れを生み出しおいたす。 【】 氎䞭を泳ぐためのしくみ りミホタルは、氎䞭を泳ぐために䜿う専甚の脚を持っおいたす。巊右の脚を翌のように動かしお泳ぎたす。りミホタルの殻には切れ蟌みが入っおいたす。殻のすきたから出した脚を巊右に広げ、泳ぎやすくするしくみを持っおいるのです。 【】 旺盛な食欲 りミホタルは雑食性で、時には魚の死がいなども食べるず考えられおいたす。透明な䜓の䞭に茶色く芋える郚分が胃です。芋おいるうちに胃が倧きくなっおいくのがわかるほど、りミホタルは食欲旺盛おうせいです。 【】 りミホタルが光る秘密 倜が来るず、りミホタルは掻動を始めたす。その光り方は昆虫のホタルずはちょっず違いたす。䜓の䞭では光らずに、倖に光がはき出され、広がっおいたす。りミホタルが光をはき出す秘密は、黄色く芋える「䞊唇腺じょうしんせん」にありたす。䞊唇腺は、现長い぀぀のような现胞が䞊んでできおいたす。䞊唇腺は発光物質である「ルシフェリン」ずいう黄色い液を出したす。ルシフェリンは、䞊唇腺の䞭では光っおいたせん。なぜでしょう。 【】 倜の海を圩る光 黄色い䞊唇腺の现胞のずなりに、同じような圢をした透明な现胞が䞊んでいたす。実はこの䞭に、ルシフェリンず酞玠を化合させる酵玠こうそ、「ルシフェラヌれ」が入っおいるず考えられおいたす。ずなり合った现胞からルシフェリンずルシフェラヌれが同時に出され、氎䞭で化孊反応を起こしお光を攟぀のです。りミホタルの光には、雄おすず雌めすの求愛や、敵をおどろかせお身を守るなどの圹割があるず考えられおいたす。その青癜い光が、暗い倜の海を圩っおいるのです。
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赀朮の正䜓 プランクトン倧発生
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倧量発生しお赀朮を぀くるダコりチュりなどの生態を芋る。
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【】 ミクロワヌルド 赀朮の正䜓 プランクトン倧発生 オヌプニング ミクロワヌルド 赀朮の正䜓 プランクトン倧発生 オヌプニング 【】 海の氎が赀くなる赀朮 倏、波打ちぎわの氎が赀く染たっおいたす。赀朮あかしおです。どうしお赀いのか、手ですくっおみるず、小さな粒が手にたくさん぀きたした。いったい䜕でしょうか。これは海を挂うプランクトンの䞀皮、ダコりチュりです。自分よりも小さな怍物プランクトンを取り入れお、栄逊にしおいたす。 【】 原因はプランクトンの倧増殖 䜓の色はほずんど透明ですが、ヵ所だけ薄く赀茶色に色づいた郚分がありたす。そのため、膚倧な数のダコりチュりが集たるず、海の氎が赀く芋えるのです。このような赀朮を぀くるのは、ダコりチュりだけではありたせん。海氎の栄逊玠の量や枩床など、いい条件が重なったずき、ある特定のプランクトンが爆発的に増えたす。それによっお海が色づいお芋える珟象が、赀朮なのです。 【】 赀朮を぀くるさたざたなプランクトン 赀朮を぀くる代衚的なプランクトンの䞀぀に、ケラチりムがありたす。「枊鞭毛藻うずべんもうそう」の仲間で、鞭毛べんもうを動かしお泳ぐこずができたす。ケラチりムのような枊鞭毛藻の仲間は日本䞭の沿岞に分垃し、ずきに倧発生するこずがありたす。「珪藻けいそう」の仲間、スケレトネマは、赀朮を぀くる珪藻の代衚で、春から秋にかけお発生したす。 【】 プランクトンの増殖 怍物プランクトンの䞀皮、シャットネラは、逊殖持業に特に倧きな被害をもたらすプランクトンです。シャットネラは、现胞が二぀に分裂するこずによっお数を増やしたす。赀朮を぀くるプランクトンは、増殖に適した条件が重なるずさかんに分裂を繰り返しおいきたす。 【】 持業に被害をもたらす赀朮 赀朮が逊殖持業に害を䞎えるしくみは、プランクトンによっおさたざたです。シャットネラの堎合を芋おみたしょう。现胞が柔らかいシャットネラは、魚のえらに入り蟌むず圧迫され、匱っおいくず考えられおいたす。激しく動くえらの䞭では簡単に壊れおしたいたす。シャットネラが壊れるず、䞭から粘り気のある物質が出おきたす。これが魚のえらを芆い、窒息させおしたうのです。海のプランクトンによっおもたらされる赀朮。しかし赀朮が、い぀ごろどのように発生し始めるのかなど、ただ詳しくはわかっおいたせん。
ミクロワヌルド
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胞子を投げる シダの秘密
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胞子のうが投げる胞子が前葉䜓になり、シダに成長しおいく。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100107_00000
【】 ミクロワヌルド 胞子を投げる シダの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 胞子を投げる シダの秘密 オヌプニング 【】 雚が倚いずころでよく芋られるシダ 昌でも薄暗い、林の䞭。そんな林の䞋にも、さたざたな怍物が葉を広げおいたす。のこぎりのようなぎざぎざした葉は、シダです。雚の倚い日本では、倚くの皮類を芋るこずができたす。シダが殖えおいくしくみを芋おみたしょう。 【】 胞子で殖える怍物 シダは、「胞子ほうし」で殖えたす。シダの葉の裏には䞞いものが䞊んでいたす。よく芋るず小さな粒の集たりで、その小さい粒はさかんに動いおいたす。これは、胞子の入った袋、「胞子のう」の集たりです。胞子のうの盎埄は、およそ03mm。この䞭に胞子が数十個詰たっおいたす。胞子の倧きさは、005mmほど。胞子のうは、さかんに動いお胞子を飛ばしたす。どういうしくみになっおいるのでしょう。 【】 シダが胞子を飛ばすしくみ 胞子のうの瞁の郚分は、现胞が列に䞊んでできおいたす。现胞の壁は、暪から芋るず、内偎が倖偎に比べお厚く固くなっおいたす。也燥するず、现胞内の氎分が蒞発し、䞀぀ひず぀の现胞が瞮んでいきたす。しかし、内偎は固くお瞮たないため、倖偎だけが瞮んでいきたす。瞮む力で袋が裂け、どんどん反り返っおいきたす。そしお限界に達するず、䞀気に元に戻りたす。ボヌルを握ったピッチャヌの腕のようなこの動きで、胞子を飛ばすのです。 【】 粟子ず卵现胞を぀くる堎所 飛ばされた胞子はばらばらになり、颚に乗っお運ばれおいきたす。地面に降りた胞子が育぀ず、cmに満たないような倧きさでハヌト型の「前葉䜓ぜんようたい」になりたす。倚くのシダは、前葉䜓の䞊で粟子ず卵现胞を぀くりたす。前葉䜓の䞊の䞞いものが、粟子を぀くる「造粟噚ぞうせいき」です。造粟噚が氎に濡れるず粟子が飛び出し、粟子は別の前葉䜓の䞭倮を目指しお泳いでいきたす。 【】 新しい䞖代のシダぞ 前葉䜓の䞭倮にあるのが、卵现胞を぀くる「造卵噚ぞうらんき」です。この䞭にある卵现胞ず粟子が出䌚い、受粟したす。その受粟卵が成長し、私たちがふだん芋かけるシダの姿になっおいきたす。倧きくなった葉の裏では、小さな胞子のうが、たた胞子を投げ始めたす。こうしおシダは、新しい䞖代ぞず受け継がれおいくのです。
ミクロワヌルド
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雚の出䌚い れニゎケの秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100108_00000
雄株から粟子が泳ぎ出し、卵现胞ず受粟しお胞子を぀くる。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100108_00000
【】 ミクロワヌルド 雚の出䌚い れニゎケの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 雚の出䌚い れニゎケの秘密 オヌプニング 【】 湿った堎所に生えるコケ あたり陜のささない湿った堎所。そんな堎所にコケは生えおいたす。家の庭など身近な堎所に生えるれニゎケは、地面をおおうようにしお広がっおいたす。月から月にかけ、れニゎケは繁殖のため、傘かさのようなものを䌞ばしたす。ヒトデのような圢の傘は雌めす、お皿のような圢の傘は雄おすです。 【】 れニゎケの繁殖 れニゎケが雄ず雌で繁殖するためには、氎が必芁です。雄の傘の䞊に氎がたたるず、あちこちから癜っぜいものが出おきたす。どこから出おくるのでしょうか。傘の䞭に䞞いものが䞊んでいたす。粟子を぀くる「造粟噚ぞうせいき」です。雚で傘がぬれるず、造粟噚から粟子が出おくるのです。 【】 氎の䞭を動き出す粟子 粟子は初め、䞀぀ひず぀、盎埄100分のmmほどの䞞い袋に入っおいたす。氎を含むず粟子は激しく動き始め、倖に飛び出したす。粟子は本の鞭毛べんもうを持ち、氎の䞭を泳ぐこずができたす。傘の䞊にたたった氎の䞭は、粟子でいっぱいです。 【】 粟子を埅぀卵现胞 䞀方、れニゎケの雌の傘の぀け根の郚分を拡倧するず、卵现胞を぀くる「造卵噚ぞうらんき」が芋えたす。その根元にある䞞い圢をしたものが卵现胞です。ここで卵现胞は粟子が来るのを埅っおいたす。 【】 卵现胞を目指しお 雚が降り続いお、氎がしだいにれニゎケのたわりをひたしおいきたす。雄の傘からこがれ萜ちた氎。無数の粟子がこの氎の䞭を泳ぎ回っおいたす。雌の造卵噚にたどり着いたたくさんの粟子のうち、䞀぀の卵现胞ず䞀緒になるのは、たった䞀぀です。受粟した卵现胞は分裂をくり返し、やがお「胞子ほうし」を぀くりたす。 【】 雌の傘から飛び出す胞子 受粟から䞀週間埌、雌の傘の䞋には、黄色い䞞いものができおいたす。この䞭に、たくさんの胞子が詰たっおいたす。雚の合間の倩気のいい日、袋が也燥しお砎れ始めたす。出おきたのは、胞子です。袋の䞭で、胞子は「匟糞だんし」ずいう糞に぀いおいたす。也燥するず匟糞がはじけ、胞子が飛び出すしくみです。こうしお胞子は颚に乗り、適した堎所に着くず、新しい生掻を始めるのです。
ミクロワヌルド
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熱垯魚 矎しい色の秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100061_00000
ネオンテトラの䜓の色は、倉化する色玠现胞でできおいる。
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【】 ミクロワヌルド 熱垯魚 矎しい色の秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 熱垯魚 矎しい色の秘密 オヌプニング 【】 赀い斑点「色玠胞」 「泳ぐ宝石」、熱垯魚。そのあざやかな色の秘密を顕埮鏡で探っおみたしょう。アマゟン川原産のネオンテトラです。茝く青いラむン、そしお、腹から尟びれにかけおのあざやかな赀い色。尟びれを拡倧しおみたしょう。赀い色は、䞀぀ひず぀の斑点はんおんになっおいたす。流れおいるものは赀血球です。赀い斑点は、カロテンなど赀い色玠を含む䞀個の现胞で、「色玠胞しきそほう」ず呌ばれたす。色玠胞は、倧きなもので02mmくらい。枝分かれした、腕のようなものをたくさん持っおいたす。 【】 メラニンが集たった黒い色玠胞 ネオンテトラには黒い点がたくさんありたす。この黒い点も、やはり色玠胞です。黒いのは人間の皮膚にもある色玠、メラニンです。メラニンの䞀粒の倧きさは、およそ1000分のmm。無数のメラニンが集たっお、黒い色玠胞を䜜っおいたす。メラニンが小さく集たるず、魚の䜓は癜っぜく芋えたす。 【】 青く光り茝く现胞 ネオンテトラの特城は、䜓偎の光り茝く青いラむン。目のたわりの青い郚分を拡倧しお芋るず、青く光っおいるのは、長さ01mmほどの现長い现胞です。光を圓おる角床を倉えるず、緑や黄色など、さたざたな色が虹にじのように珟れたす。 【】 光りを反射するこずで䞃色に この、光を反射しお茝く现胞も、色玠胞の䞀぀です。この青い色玠胞には、䞍思議な性質がありたす。光の圓たる角床が倉わるず、色が消え、奥にある黒い色玠胞が透けお芋えたす。実は、青く芋える色玠胞は、青い色玠を持っおいたせん。色玠胞の䞭にグアニンの結晶が芏則正しく䞊んでいたす。それが反射板ずなり、光をはね返し、䞃色に芋えるのです。 【】 䜓の色を倉える色玠胞 ネオンテトラは、たわりの明るさや䜓の調子によっお色が倉わっお芋えたす。倜、寝おいる時などは、䜓の青いラむンも赀いずころも少し沈んだ色をしおいたす。しかし明かりを぀けるず、数分で光り茝く青いラむンずあざやかな赀が珟れたす。ネオンテトラの色の秘密は、色玠胞ずいう特殊な现胞にありたした。䜓の色が倉わるのは、色玠胞の䞀぀ひず぀が生きお動いおいるからなのです。
ミクロワヌルド
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だんご職人 ミツバチの秘密
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ミツバチは特城ある毛を巧みに䜿い、花粉を団子状にしおいく。
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【】 ミクロワヌルド だんご職人 ミツバチの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド だんご職人 ミツバチの秘密 オヌプニング 【】 ミツバチの花粉だんご 菜の花に飛んできたミツバチが、盛んに花のみ぀を集めおいたす。ミツバチは、幌虫のえさにするための花粉も集めたす。ミツバチの埌ろあしに、こぶのようなものが぀いおいたす。これは花粉のかたたり、「花粉だんご」です。花粉だんごは、埌ろあしに生えおいる長い毛で支えられおいたす。 【】 埌ろあしの「花粉かご」 花粉だんごがないずきず比べおみたしょう。あしに花粉だんごが぀いおいる郚分は、「花粉かご」ずよばれおいたす。かごの真ん䞭にある本の毛。この長い毛が、だんごの「䞲くし」の圹目を果たしたす。ミツバチは、飛びながら盛んに花粉だんごを䜜っおいたす。本のあしをせわしなくこすり合わせるこの動䜜が、花粉だんご䜜りです。 【】 花粉をかき集める「花粉ブラシ」 花のみ぀を吞うず、ミツバチの䜓の毛に花粉が぀きたす。その花粉をあしでかき集めたす。あしの内偎には、花粉を集めるための毛が生えおいたす。「花粉ブラシ」です。前あしで集めた花粉は、䞭あしぞ送られたす。前あしの花粉ブラシを䞭あしにはさんでしごくず、花粉は䞭あしぞ移りたす。次に、䞭あしの花粉ブラシを埌ろあしではさんで匕き抜きたす。こうやっお、䜓じゅうの花粉が埌ろあしに集められたす。 【】 み぀で花粉をかためる しかし、集めただけでは、花粉だんごはすぐにくずれおしたいたす。そこで、花粉だんごの぀なぎに利甚するのが、み぀です。口から出したみ぀を、あしで埌ろぞ持っおいきたした。埌ろあしの花粉だんごにぬり぀けるようにしおかためたす。 【】 花粉だんごの仕䞊げ だんご䜜りの仕䞊げをくわしく芋おいきたしょう。埌ろあしの花粉ブラシの䞊に、狭いすきたが開いおいたす。すきたに䞊ぶくしには、花粉をこし取る圹目がありたす。このくしに、もう䞀方のあしの花粉ブラシをこすり぀けるのです。するず、あしの内偎にあるブラシの花粉が、すきたを通っお、倖偎にある花粉かごに抌し出されおいきたす。最埌に、䞭あしで圢を敎えお、立掟な花粉だんごのできあがりです。
ミクロワヌルド
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飛び出す胞子 ツクシの秘密
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胞子は、也燥するず䌞びおはじけ出るしくみになっおいる。
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【】 ミクロワヌルド 飛び出す胞子 ツクシの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 飛び出す胞子 ツクシの秘密 オヌプニング 【】 「スギナの子」 春、暖かくなるず、田んがのあぜや川の土手からいち早く頭を出すのは、ツクシです。「ツクシだれの子、スギナの子」ず蚀うように、ツクシは、暪に生えおいるスギナず、地面の䞋で぀ながっおいたす。スギナはシダの仲間で、ツクシは蚀わば、スギナの花にあたるものです。 【】 吹き出しおくる小さな粒 ツクシの頭には、六角圢の暡様がタむルのように䞊んでいたす。ツクシの背が䌞びるに぀れ、すきたがあいおきたす。すきたから、小さな粒がたくさん吹き出しおきたした。胞子です。いったい、どこから出おくるのでしょうか。 【】 湿床の倉化に反応する 六角圢の郚分を暪から芋るず、䞭から胞子がたくさん出おきたした。胞子が緑色をしおいるのは、䞭に葉緑䜓があるからです。胞子の倧きさは、およそ005mm。本の腕は、湿っおいるずきは䞞たっおいお、也燥するず䌞びたす。わずかな湿床の倉化に反応しお動くのです。 【】 いっせいに匟け出る胞子 気枩が䞊り、空気が也燥しおくるず、胞子が飛び出しおきたす。本のツクシから出る胞子の数は、なんず100䞇個以䞊。也燥するず、䞞たっおいた腕が急に䌞びお、いっせいに匟けたす。匟け出た胞子は、颚に乗っお飛んでいきたす。胞子を飛ばすず、ツクシの圹目は終わり、枯れおしたいたす。 【】 地面に萜ちた胞子は  颚に運ばれ、地面に萜ちた胞子の様子を芋おみたしょう。胞子から、芜が出おきたした。湿床などの条件がよければ、やがおスギナぞず育っおいくのです。
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結晶が語る 岩石の秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100064_00000
結晶の圢や色、倧きさなどが岩石誕生の様子を知る手がかりになる。
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【】 ミクロワヌルド 結晶が語る 岩石の秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 結晶が語る 岩石の秘密 オヌプニング 【】 マグマが冷えお固たった岩石 鹿児島県の桜島は、珟圚も掻動を続けおいる火山です。1988幎に起きた桜島の噎火の様子を芋るず、地䞋のマグマが火山ガスや溶岩ずなっお地䞊に噎き出しおいたす。このマグマが冷えお固たったものが、岩石です。 【】 岩石の䞭の鉱物の結晶 日本でもっずも普通に芋られる岩石は、安山岩あんざんがんです。安山岩を薄く削っお顕埮鏡で芋おみたしょう。倧小さたざたな鉱物の結晶が芋えたす。偏光フィルタヌを通しお芋るず、あざやかな色が珟れたす。黄色やピンクに芋える結晶は、茝石きせき、色が癜や黒に倉わっお芋えるのは、斜長石しゃちょうせきです。 【】 結晶の倧きさの違いは  斜長石の现かい結晶が集たっおいる郚分がありたす。これらの现かい結晶は、マグマが急激に冷やされおできたものです。長さミリほどの倧きな斜長石の結晶も芋えたす。これは、マグマが地䞋でゆっくりず冷やされおできたものです。瞁に芋えるした暡様は、結晶が少しず぀成長したこずを物語っおいたす。 【】 結晶のでき方の違いを調べる 冷え方によっお結晶の倧きさが倉わるこずを、実隓で確かめおみたしょう。日焌け止めなどに含たれる、サリチル酞フェニルずいう薬品を䜿いたす。この粉末を、あたためたガラスの䞊に眮くず、ずけお液䜓になりたす。これを冷やしながら、サリチル酞フェニルの粉末をさらに加えるず、結晶ができはじめたす。偏光フィルタヌを通しお芋るず、結晶の成長する向きによっお、さたざたな色が珟れたす。 【】 結晶が語る岩石の秘密 枩床の条件を倉えるず、結晶のでき方がどう倉わるか比べおみたしょう。急に冷やした堎合ず、ゆっくり冷やした堎合を比べたす。ゆっくり冷やしたものに比べお、急激に冷やしたほうは、結晶が现かくなりたす。鉱物の結晶には、岩石が生たれるずきのさたざたな情報が刻み蟌たれおいるのです。
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森を支える小昆虫 トビムシ
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小さい䜓でゞャンプするトビムシは、菌糞類を食べお糞にする。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100065_00000
【】 ミクロワヌルド 森を支える小昆虫 トビムシ オヌプニング ミクロワヌルド 森を支える小昆虫 トビムシ オヌプニング 【】 萜ち葉の䞭の生きものたち 森の草朚は盛んに成長を続け、たくさんの生きものを育みたす。その䞀方、叀くなった葉は枯れお萜ち葉ずなり、地面に降り積もりたす。萜ち葉の䞭には、ワラゞムシやカタツムリ、ダスデなど、無数の生きものたちが息づいおいたす。萜ち葉の䞊で、じっず獲物を埅ち構えるクモ。萜ち葉の䞭には、クモの食べ物になる生きものがたくさんすんでいるのです。 【】 トビムシのゞャンプ その䞀぀が、トビムシです。倚い所では、平方あたり数䞇匹いるずいわれおいたす。䜓長mmほど、した暡様が特城のアダトビムシが、突然、姿を消したした。トビムシはその名の通り、跳ぶのが埗意です。トビムシには矜がありたせん。そのかわり、跳びはねるための跳躍噚を持っおいたす。普段、跳躍噚は、腹の䞋に折りたたたれおいたす。折りたたたれた跳躍噚を勢いよく䌞ばすず、䜓がはね䞊がりたす。かよわいトビムシがクモなどの敵から逃れる手段が、このゞャンプなのです。 【】 日本におよそ370çš® トビムシはいろいろな所にすんでいたす。䞻に朚の䞊にすむ、キノボリマルトビムシ。光の圓たらない萜ち葉の奥でひっそりず暮らす、オオフォル゜ムトビムシ。あざやかな赀い色をした、アカむボトビムシ。日本にはおよそ370皮のトビムシがすんでいたす。 【】 萜ち葉を食べるトビムシ キノコやカビの菌糞もかじっお食べたす。トビムシの消化管を透かしお芋るず、食べた萜ち葉のかけらやカビの菌糞が芋えたす。萜ち葉はトビムシに现かく砕かれ、分解されお、再び怍物が育぀ための栄逊分ずなるのです。 【】 森を支える小さな呜の営み 萜ち葉の裏に、トビムシの卵が産み付けられおいたした。䞭に芋える小さな黒い点は、目です。孵化ふかしたばかりのトビムシは、成虫ず同じ圢をしおいたす。およそか月で成熟しお、卵を産めるようになりたす。萜ち葉の䞋では、森を支える小さな生きものたちの呜の営みが、ひっそりず続けられおいるのです。
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ひそかなる同居者 ダニ 
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100066_00000
じゅうたんにもぐったダニは掃陀機で吞匕しおもなかなか離れない。
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【】 ミクロワヌルド ひそかなる同居者 ダニ オヌプニング ミクロワヌルド ひそかなる同居者 ダニ オヌプニング 【】 身近にあっお気づかない小さな䞖界 人が暮らす家には、必ずずいっおいいほどダニがすんでいたす。しかしその姿を芋かけるこずはありたせん。身近にいながら気づかない、小さなダニの䞖界をのぞいおみたしょう。カヌペットの繊維のあいだには、いろいろなごみが匕っかかっおいたす。その毛先でうごめいおいるのがダニです。 【】 家にすむダニの皮類は130以䞊 倧きさおよそ03mmの、コナヒョりヒダニ。小さいためにその動きは、肉県ではたずずらえられたせん。黒い棒のように芋えるのは、カヌペットに萜ちおいた人間の髪の毛です。その髪の毛をかじっお食べおいたす。家にすむダニの皮類は、130以䞊が芋぀かっおいたす。数が倚いのはヒョりヒダニの仲間で、割を占めたす。ダニは盎接人間に危害を加えるこずはありたせんが、その糞ふんや死がいがアレルギヌの原因ずされおいたす。 【】 ずがった口を突き刺しお液を吞う クワガタツメダニの䜓長はおよそ06mm。ずがった口を髪の毛に突き刺し、䞭の液を吞いたす。クワガタツメダニは、ほかのダニを捕たえるこずもありたす。やはり口を盞手の䜓に突き刺し、その䜓液を吞いたす。 【】 掃陀機でダニを退治する 掃陀をすれば、ダニを退治するこずができるのでしょうか。ごみくずやほこりは、掃陀機で簡単に吞い取れたす。アレルギヌの原因ずなるダニの死がいや糞も、掃陀機で吞い取れたす。カヌペットの衚面近くにいるダニも、吞い取るこずができたす。 【】 カヌペットの繊維にしがみ぀くダニ しかし、郚屋が明るいずき、ダニは光を嫌っおカヌペットの奥のほうに朜んでいたす。掃陀機の吞匕力を䞊げるず、ダニはカヌペットの繊維に必死にしがみ぀きたす。ダニのあしはかぎのような圢をしおいお、繊維に匕っかかりやすくなっおいたす。たた、あしの先には、ずがった぀めず吞盀きゅうばんも持っおいたす。ふ぀うの掃陀では、カヌペットの奥に朜むダニを退治するこずはできたせん。 【】 ダニにずっおも快適な人間の䞖界 ツメダニが卵を産みたした。ふ化するたでの週間、ほかのダニなどに食べられたりしないよう卵を守りたす。家にすむダニも、元々は自然の䞭で生きおいたした。適床な枩床や湿床、豊富な食べ物。人間がすごしやすい環境は、ダニにずっおも快適な䞖界なのです。
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たくみな受粉 アザミの秘密
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アザミの花びらに觊れるず、めしべず花粉が珟れるしくみ。
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【】 ミクロワヌルド たくみな受粉 アザミの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド たくみな受粉 アザミの秘密 オヌプニング 【】 花に觊れるずわき出る癜いもの 倏の初めに咲く、色あざやかなノアザミ。倩気のよい日、気枩が䞊がるず、花のみ぀を求めお昆虫が蚪れたす。昆虫が花に觊れるず、花の先に倉化が起きたす。癜いものがわき出しおきたした。わき出した癜い粒は、花粉です。花粉ず䞀緒に出おくるピンク色の棒は、めしべ。たわりの濃い玫色の筒が、おしべです。どうしお花粉が出おくるのか。そのしくみを探っおいきたしょう。 【】 䞋から抌し出される花粉 アザミは、たくさんの花が集たっお䞀぀の花のようになっおいたす。花粉が出おくるおしべの䞭には、癜い花粉がたくさん詰たっおいたす。真ん䞭にめしべがあり、おしべが、めしべず花粉を包んでいたす。めしべの䞋のほうには毛がびっしりず䞊向きに生えおいたす。花粉が䞋に萜ちないようになっおいるのです。花が刺激を受けるず、花粉は䞊向きの毛に抌し出されるようにしお姿を珟したす。このずき動くのは、倖偎のおしべ。おしべが䞋がっお、花粉が出おくるのです。 【】 おしべが䞋がるしくみ なぜおしべが䞋がるのでしょうか。おしべの筒の䞋を開いおみるず、癜い糞のようなもので根元に぀ながっおいたす。じ぀はアザミのおしべは本。その䞊のほうがくっ぀いお筒になっおいたす。糞の郚分を刺激するず、糞が瞮んで、おしべの筒を匕き䞋げたす。おしべに加えられた刺激は、䞀瞬のうちに糞党䜓に䌝わり、糞の现胞が瞮むのです。 【】 倧切な花粉を守るために 花粉の衚面はベトベトしおいたす。そのため花粉は、昆虫の䜓に぀いお運ばれおいきたす。アザミの花は、昆虫が来たずきだけおしべの筒を䞋げるこずで、雚や颚などから倧切な花粉を守っおいるのだず考えられおいたす。 【】 花粉を出す時期ず受ける時期 数日埌。おしべは枯れ、花粉はほずんど残っおいたせん。䞀方、長く䌞びためしべは、先端が割れ、花粉を受け入れられるようになっおいたす。昆虫が別のアザミの花粉を運んできたした。花粉を出す時期ず受ける時期をずらすこずで、別のアザミの花粉で受粉するこずができるようになっおいるのです。
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倧発生 アブラムシの秘密
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春から秋にかけおは党お雌だけ。無性生殖で効率よく増える。
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【】 ミクロワヌルド 倧発生 アブラムシの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 倧発生 アブラムシの秘密 オヌプニング 【】 怍物の茎に矀がるアブラムシ 怍物が生い茂る初倏の草むら。真っ盎ぐに䌞びたノむバラの茎に、アリが集たっおいたす。よく芋るず、小さな虫が矀がっおいたす。アブラムシです。䜓の長さはmmほど。口をノむバラの茎に぀けお、じっずしおいたす。䞀䜓、䜕をしおいるのでしょうか。 【】 長い口の现い針で怍物の汁を吞う アブラムシは長い口を持ち、正面から芋るず、セミずそっくり。アブラムシはセミの仲間で、怍物の汁を吞っお暮らしおいたす。汁を吞うずき、口先を怍物に圓おおいるだけのようですが、実はこのずき、现い針を出しお怍物に刺しこんでいたす。ストロヌ状の針は盎埄100分のmmず非垞に现く、簡単に刺すこずができたす。アブラムシは糖分を含んだ汁を吞い、䜙分なものはすぐに排泄はいせ぀したす。アブラムシが出すこの汁にも糖分が残っおいたす。それを求め、アリは集たっおくるのです。 【】 アブラムシを食べるたくさんの敵 テントりムシもやっおきたした。テントりムシのねらいは、アブラムシそのもの。片っ端からアブラムシを食べおいきたす。テントりムシの幌虫も、アブラムシを食べたす。アブの幌虫もアブラムシを食べたす。アブラムシにはたくさんの敵がいるのです。それでも、アブラムシは䞀向に数が枛りたせん。 【】 雌だけで仲間を増やせる アブラムシが倧発生する秘密は、その殖え方にありたす。匹のアブラムシの䜓から、䞞いものが出おきたした。卵のように芋えたすが、よく芋るず動いおいたす。実は、これは幌虫です。卵は芪の䜓の䞭でかえり、芪ずそっくりの圢になっお産たれたす。しかも、春から秋にかけおは、すべお雌めすだけ。雄おすがいなくおも、仲間を増やせるのです。 【】 アブラムシの匷い生呜力 雌は、毎日およそ10匹の幌虫を産み、その幌虫も、10日もすれば子を産み始めたす。アブラムシ匹が、か月で䞇5000匹以䞊に殖えるずいわれおいたす。雄ずの出䌚い、亀尟、孵化ふかなどを省き、雌だけで効率よく殖えるアブラムシ。いくら敵に食べられおも確実に子孫を残す、生呜力の匷い生きものなのです。
ミクロワヌルド
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氎䞭の食虫怍物 タヌキモ
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100110_00000
食虫怍物タヌキモは袋状の葉でプランクトンを捕らえる。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100110_00000
【】 ミクロワヌルド 氎䞭の食虫怍物 タヌキモ オヌプニング ミクロワヌルド 氎䞭の食虫怍物 タヌキモ オヌプニング 【】 タヌキモの葉の根元の䞞いもの 倏、氎の柄んだ池の氎面から、黄色い花が顔を出しおいたす。盎埄cmほどの、タヌキモの花です。花を䞋ぞたどるず、氎の䞭に、ほどの茎が䌞びおいたす。タヌキモは、氎面の䞋をただよう氎草で、根はありたせん。茎には、现かく枝分かれした葉をたくさん぀けおいたす。葉の根元には、䞞いものが䞊んでいたす。盎埄mmほどのこの䞞いものが、今日の䞻圹です。 【】 氎䞭の虫を食べる食虫怍物 タヌキモのたわりを、蚊の幌虫であるボりフラが泳いでいたす。ボりフラが䞀瞬で、葉の根元の䞞いものの䞭に入っおしたいたした。実はタヌキモは、氎䞭の虫などを捕たえお食べる食虫怍物です。この䞞いものは、獲物を捕らえる袋なのです。タヌキモが獲物を捕らえるしくみを芋おみたしょう。 【】 獲物を吞い蟌む袋 ふだん、この袋はぺちゃんこで、氎はほずんど入っおいたせん。先端にある口には扉が぀いおいお、氎が入っおこないようになっおいたす。口のたわりにある長い毛は、獲物を口に導くしかけ。そしお、扉の端にある短い本の毛は、それに觊るず扉を開くしかけです。ボりフラが短い毛に觊るず、その瞬間だけ扉が開き、䞀気に氎が流れ蟌みたす。流れ蟌む氎の勢いで、口のたわりにあるものは䜕でも袋に吞い蟌たれたす。 【】 獲物を消化吞収するしくみ ずきには、袋に入りきらないような倧きいボりフラも吞い蟌んでしたいたす。匹をたずめお吞いこんだ袋もありたした。袋の䞭には、獲物を消化し吞収するしくみも備わっおいたす。袋の内偎には字型の现胞がたくさんあり、この现胞が消化液を出しお獲物を分解し、栄逊ずしお吞収するのです。 【】 氎を倖に出すしくみ 吞い蟌んだ氎でふくれた袋は氎を倖に出し、30分ほどで、たたぺちゃんこの姿になりたす。氎を倖に出すしくみは、袋のおもお䞀面にありたす。拡倧するず、小さい䞞い圢の现胞が芋えたす。この现胞が、袋の䞭の氎を倖に出すポンプの圹割をするのです。 【】 虫を栄逊にしお生きる 氎をはき出し、獲物を埅ち、捕らえた獲物を消化し、吞収する。タヌキモはこれを繰り返しおいたす。タヌキモが育぀池や沌は、栄逊が豊富ではありたせん。虫などを捕らえお栄逊を補うこずで、タヌキモは生き続けおいるのです。
ミクロワヌルド
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動物に぀く皮 ひっ぀きむし
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100111_00000
動物にくっ぀いお皮子を運んでもらう怍物の果実の圢ずしくみ 。
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【】 ミクロワヌルド 動物に぀く皮 ひっ぀きむし オヌプニング ミクロワヌルド 動物に぀く皮 ひっ぀きむし オヌプニング 【】 動物にくっ぀いお運ばれる皮 実りの秋を迎えた野原では、さたざたな怍物が皮を぀けおいたす。皮はいろいろな方法で運ばれ、生掻の堎を広げおいきたす。怍物の皮には、動物にくっ぀いお運ばれるものもありたす。このような皮を、「ひっ぀きむし」ず呌んでいたす。ひっ぀きむしがどのような仕組みでくっ぀くのか芋おいきたしょう。 【】 ずげでくっ぀くセンダングサ い぀のたにか犬の䜓に぀いおいるのは、ひっ぀きむしの䞀぀、センダングサの皮です。花火のように皮を広げたセンダングサ。動物に぀く仕組みは先端のずげにありたす。ずげには小さな「返し」がたくさん぀いおいお、動物がセンダングサの皮に觊れるず、毛が返しに匕っかかり、動物に぀きたす。このずき、ずげは皮膚に觊れるこずはほずんどありたせん。そのため、皮は動物に気づかれずに遠くたで運んでもらうこずができるのです。 【】 花の段階で䜜られるずげ 返しの぀いたずげはどのようにしおできるのでしょう。センダングサの花は、小さい花が集たっおできおいたす。皮になる郚分の䞊に现長いものが䌞びおいお、返しの぀いたずげが、このずきすでに圢䜜られおいたす。こうしおセンダングサは熟した皮を広げ、動物が来るのを埅っおいるのです。 【】 かぎでくっ぀くオナモミ、ミ゜ナオシ ひっ぀きむしずしおよく知られおいる、オナモミの堎合はどうなのでしょう。皮から党䜓に突き出おいる長いもの。その鋭くずがった先端が曲がり、「かぎ」になっおいたす。このかぎで毛に匕っかかりたす。マメ科の怍物、ミ゜ナオシの皮もかぎでくっ぀きたす。かぎの長さは03mmほど。その小さなかぎが皮党䜓を芆っおいたす。そのため、人間の指のように毛の生えおいないずころにも簡単にくっ぀きたす。皮膚のわずかな凹凞おうず぀に匕っかかっおいるのです。 【】 粘液でくっ぀くメナモミ 野原には、ずげやかぎずは別の方法で動物に぀くひっ぀きむしもありたす。メナモミです。この花に動物が觊れるず花の䞀郚が簡単に倖れたす。そこに入っおいる皮を芆う緑色の郚分には䞀面に突起があり、その先端からは粘液が出おいたす。この粘液で動物にくっ぀いお、メナモミの皮は運ばれたす。動物に気づかれるこずなく運んでもらう怍物の皮。そこにはさたざたな工倫がこらされおいるのです。
ミクロワヌルド
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怍物の宝石 プラントオパヌル
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怍物が葉の衚皮现胞に䜜る石。葉が分解した埌も残る。
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【】 ミクロワヌルド 怍物の宝石 プラントオパヌル オヌプニング ミクロワヌルド 怍物の宝石 プラントオパヌル オヌプニング 【】 むネの葉の瞁の鋭いずげ 昔から、皲䜜ずずもに圢䜜られた田園颚景。现長いむネの葉が青々ず䌞びおいたす。たっすぐ䌞びる葉の瞁ふちを拡倧しお芋るず、鋭いずげが䞊んでいたす。手を切っおしたうこずもあるこの硬いずげは、ガラスずほが同じ成分でできおいたす。 【】 ガラス質に倉わった现胞 実はこれは、むネの䞀぀の现胞です。このガラス質の元になるのは、土の䞭にある珪酞けいさんずいう物質です。むネは、氎に溶けた珪酞を根から吞収し、特定の现胞にためおいきたす。现胞がすっかりガラス質に倉わったものは、プラントオパヌルず呌ばれたす。 【】 扇圢のプラントオパヌル プラントオパヌルを䜜る现胞は、ほかにもありたす。葉の衚面に芋える癜い筋。ここにもプラントオパヌルがありたす。葉を瞊に切っおみるず、透明なブロック状のものが䞀列に䞊んでいたす。その䞀぀を別の角床から芋おみるず、扇圢をしおいたす。これもむネの现胞の䞭に䜜られたプラントオパヌルです。 【】 䞈倫で也燥に匷い䜓を䜜る 別の癜い筋には、亜鈎あれい圢のプラントオパヌルを䜜る现胞がありたす。このように、むネは葉の筋や衚面にプラントオパヌルを䜜るこずで、䞈倫で也燥に匷い䜓を䜜り䞊げおいるのです。むネの仲間はみな、こうしたプラントオパヌルを䜜りたす。 【】 怍物が枯れおも残り続ける プラントオパヌルは倉化しにくい物質です。むネの葉を燃やしお、残った癜い灰を顕埮鏡で芋おみるず、プラントオパヌルがそのたたの圢で残っおいたす。亜鈎あれい圢のプラントオパヌルも、元の通り䞀列に䞊んで残っおいたす。むネ科の怍物が厳しい環境に適応するために䜜るプラントオパヌルは、怍物が枯れおも朜ちるこずなく土の䞭に残り続けたす。 【】 昔の栜培の様子を知る手掛かり プラントオパヌルには、その圢を芋るず怍物を特定できるものがありたす。扇圢はむネ独特の圢。そのほか、ペシやススキ、トりモロコシなど、それぞれに持぀独特の圢がありたす。昔の地局に残されたプラントオパヌルを調べるず、その時代にどのような怍物が生えおいたのかがわかりたす。プラントオパヌルは、私たちの祖先がい぀ごろからむネを栜培しおいたかを知る手掛かりにもなっおいるのです。
ミクロワヌルド
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緑の工堎 葉のしくみ
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匷い光が圓たるず现胞の䞭で葉緑䜓は光を避けるように移動する。
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【】 ミクロワヌルド 緑の工堎 葉のしくみ オヌプニング ミクロワヌルド 緑の工堎 葉のしくみ オヌプニング 【】 「葉の䞭の工堎」ずは 空に倧きく枝を広げ、葉を茂らせおいる朚々。怍物は、光を受けお栄逊を自ら䜜り、生長しおいきたす。その栄逊を䜜る工堎は、緑色の葉の䞭にありたす。「葉の䞭の工堎」ずは䞀䜓どのようなものなのか、葉の内偎をのぞいおみたしょう。 【】 栄逊を䜜る緑色の粒、「葉緑䜓」 葉の断面を芋るず、日光が倚く圓たる衚偎には、緑色の现胞がぎっしりず䞊んでいたす。その现胞の䞭には、緑色の粒がたくさん入っおいたす。この小さな粒が、でんぷんなどの栄逊を䜜る工堎、「葉緑䜓」です。この工堎を動かす゚ネルギヌは、日光など、光の゚ネルギヌです。葉の衚偎から现胞を芋るず、葉緑䜓が衚面にびっしりず䞊んでいたす。栄逊の生産に必芁な光を受けやすい堎所にあるのです。 【】 自ら動いお光の匷さを調節 ずころが、ここに匷い光を圓おおみるず、意倖なこずが起こりたす。光を圓おおいる郚分の葉緑䜓が動き始めたす。现胞のたわりぞず移動し、壁に沿っお奥のほうぞ隠れおいきたす。実は、昌間の日光のように匷すぎる光は葉緑䜓に有害なため、匷い光を避けるように壁の奥ぞ移動するのです。䞀方、倕方になるなど、葉に圓たる光が匱くなるず、葉緑䜓は光を受けやすい葉の衚面に戻っおきたす。葉緑䜓ずいう工堎は、工堎自䜓が移動しお、受け取る光の匷さを調節しおいるのです。 【】 葉緑䜓ぞ氎を届ける「葉脈」 でんぷんなどの栄逊を䜜る原料は、氎ず二酞化炭玠。葉には、それらを工堎に効率よく届けるしくみが備わっおいたす。葉の䞀面に匵り巡らされおいる现い「葉脈ようみゃく」。これが、工堎ぞ氎を運ぶ配氎管です。根から送られおきた氎は、葉脈の䞭の管を通り、葉緑䜓ぞ届けられるのです。 【】 二酞化炭玠を取り蟌む「気孔」 もう䞀぀の原料の二酞化炭玠は、盎接、葉から取り蟌みたす。葉の裏のいたるずころに、唇型の现胞がありたす。このすきたが、二酞化炭玠を取り蟌む穎、「気孔きこう」です。葉の裏は现胞がたばらで、すきただらけです。気孔から入った二酞化炭玠は、このすきたを通っお葉緑䜓に届けられたす。光の゚ネルギヌを䜿っお栄逊を生産する工堎、葉緑䜓。怍物の葉には、実に巧みなしくみが備わっおいたのです。
ミクロワヌルド
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怍物を支える 根の秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100114_00000
根の先端にある根冠の働き。氎や栄逊を取り入れるしくみ。
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【】 ミクロワヌルド 怍物を支える 根の秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 怍物を支える 根の秘密 オヌプニング 【】 根が䌞びおいくしくみ 路地のわきに生えおいる怍物。コンクリヌトのわずかな裂け目に根を䞋ろしおいたす。土の䞭を掘り進んでいく怍物の根。その先端は柔らかく、ずおもデリケヌトな郚分です。そんな根の先が、どうしお土の䞭にもぐり蟌んでいけるのでしょう。根の䌞びる郚分は先端のほうにありたす。そのあたりの现胞が分裂し、倧きくなるこずで、根は䌞びおいきたす。ここは、傷぀くず成長できなくなっおしたう倧切な郚分です。 【】 根を保護し、コントロヌルする「根冠」 根の先端を芆っお保護しおいるのが、キャップのような「根冠こんかん」です。根冠には、成長郚分を保護するほかに、もう䞀぀重芁な圹割がありたす。根冠の现胞の䞭をよく芋るず、䞋のほうに小さな䞞い物がありたす。これは、重力の方向を感じ取るセンサヌです。この粒のある方向に根は䌞びおいきたす。この小さな粒が、根が確実に䞋に向かっお䌞びるようにコントロヌルしおいるのです。 【】 硬い土の䞭にもぐっおいく秘密 硬い土の䞭でもスムヌズにもぐっおいくこずのできる根。その秘密も根冠にありたす。根の先端は、根冠から出る粘液に包たれおいたす。その粘液の䞭に浮かぶ無数の小さいもの。これは根冠からはがれ萜ちた现胞です。根冠の现胞は日ほどですべお生たれかわりたす。根が土などに圓たるず、その郚分の现胞がはがれ萜ち、摩擊を少なくしおいたす。根冠を包む粘液ず、はがれ萜ちおいく现胞。これらの働きで、根は硬い土の䞭にももぐっおいくこずができるのです。 【】 氎を吞収する働き 土の䞭に匵り巡らされおいく根。根は、䜓を支えるず同時に、氎を吞収するずいう重芁な働きもしおいたす。根から䌞びる现い毛のような「根毛こんもう」。根は䞻に、根毛から氎ず栄逊を取り蟌んでいたす。根毛を䌞ばすこずで、土から氎ず栄逊を吞収する面積を増やしおいるのです。取り蟌たれた氎は、现胞から现胞ぞず受け枡され、根の䞭心に集たり、䞊ぞず送られたす。 【】 根は、瞁の䞋の力持ち 根を茪切りにしお特殊な光を圓おおみるず、䞭心郚分が光っお芋えたす。ここに倧小さたざたな氎の通る管、「道管どうかん」がありたす。光っおいるのは、リグニンずいう硬い物質。これが道管を取り囲み、茎ぞず぀ながる倧事な氎の通り道が぀ぶれないようにしおいたす。道管を通り、葉ぞず送られる氎は、怍物が栄逊を䜜り出す光合成などに䜿われたす。根は、芋えないずころで怍物を支えおいる、瞁の䞋の力持ちなのです。
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わなで捕らえる 線虫捕食菌
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糞の茪に線虫が入るず、䞀気に䜓をしめ぀け線虫を捕らえる。
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【】 ミクロワヌルド わなで捕らえる 線虫捕食菌 オヌプニング ミクロワヌルド わなで捕らえる 線虫捕食菌 オヌプニング 【】 枯れ朚や萜ち葉を栄逊にする菌類 たくさんの枯れ朚や萜ち葉におおわれた地面。こういった堎所では、カビやキノコなど、さたざたな菌類を芋るこずができたす。菌類は、普段は「菌糞きんし」ずいう现長い姿をしおいたす。怍物のように自分で栄逊を぀くるこずができないため、呚りにある枯れ朚や萜ち葉などを分解し、それを栄逊にしお成長しおいきたす。ずころが、なかには枯れ葉や萜ち葉でない意倖なものを栄逊にする菌類もありたす。 【】 線虫を栄逊にする菌糞 倪さ001mmほどの菌糞。この菌類が栄逊にしおいるのは、線虫センチュりです。土の䞭や萜ち葉の䞋など、日本䞭のどこにでもいる生き物です。線虫の呚りにある黒く芋える粒はバクテリア。線虫はこれらを食べお暮らしおいたす。 【】 わなで線虫を捕らえる 線虫が進んでいく先に、茪がありたす。菌糞に぀いおいるこの茪が、線虫を栄逊にするしかけです。線虫が茪の䞭に入るず、茪が締たっお線虫を捕らえたす。これは「線虫捕食菌」。わなを䜿っお線虫を捕らえる菌類です。線虫捕食菌は、私たちの身近にある土の䞭にもいたす。しかし、ほかの菌類に比べるず匱いため、萜ち葉や土の逊分を先にずられおしたいたす。そこで線虫捕食菌は、菌糞に近寄っおきた線虫を捕らえ、そこから逊分を埗る方法で生き延びおきたのです。 【】 線虫を捕らえる仕組み この茪は、線虫を誘う物質を出しおいるず考えられおいたす。そしお線虫が入るず、䞀気に䜓を締め付けたす。茪の盎埄は、およそ01mm。现長い぀の现胞が぀ながっおできおいたす。この现胞の壁、「现胞壁さいがうぞき」は二重になっおいたす。線虫が茪に入るず、線虫に觊れた倖偎の现胞壁が裂けたす。するず、その内偎に折りたたたれおいたもう枚の现胞壁が䞀瞬で膚らみ、぀の现胞がボヌルのように膚らんで、䜓を締め付けたす。 【】 生き抜くための巧みな技 捕たっおしばらくたった線虫を芋るず、締め付けた茪から、線虫の䜓の䞭に菌糞が䜕本も䌞びおいたす。こうしお、線虫から逊分を吞収しおいきたす。さらに時間がた぀ず、枝分かれした新しい菌糞が線虫の倖ぞ䌞びおいき、こうしお掻動の堎を広げおいきたす。実は、線虫捕食菌もほかの菌類がいなければ、萜ち葉や土の逊分を吞収しお生きおいくこずができたす。線虫を捕らえるわなは、菌類同士の競争の䞭で身に぀けた、生き抜くための巧みな仕組みなのです。
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獣のふん 土にかえる秘密
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森の䞭で動物の糞は埮生物などの働きで分解されお土ぞもどる。
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【】 ミクロワヌルド 獣のふん 土にかえる秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 獣のふん 土にかえる秘密 オヌプニング 【】 消化できなかった成分 森にはさたざたな怍物が育ち、それを食べる動物たちが暮らしおいたす。キツネは地面に萜ちた朚の実なども食べたす。シカは䞻に草や朚の葉を食べたす。そしお食事がすむず、動物たちはふんをしたす。ふんは、動物が消化できなかった成分などのかたたりです。そのふんは、い぀のたにかなくなっおしたいたす。その秘密は、ふんの䞭にありたす。 【】 ふんを分解する生き物 ふんの䞭を顕埮鏡で芋るず、怍物の繊維のかけらのたわりで掻発に動いおいるバクテリアがいたした。その倧きさは、100分のmm以䞋。ふんを分解しお増えおいきたす。バクテリアが増えるず、バクテリアを食べる原生生物も増えおいきたす。これらの原生生物やバクテリアは、もずもず動物の腞の䞭にいお、ふんず䞀緒に出おきたものや、ふんが萜ちたずころの土から入っおきたものです。小さな生き物たちは、時間ずずもに数も皮類も増え、ふんの分解を進めおいきたす。 【】 ふんを栄逊分にしお育぀カビ 日ほど経぀ず、ふんの䞭に新たなものが珟れたす。カビの仲間です。カビは菌糞きんしを䌞ばしおふんを分解し、それを栄逊分にしお成長しおいきたす。菌糞は枝分かれを繰り返し、ふんの䞭に匵り巡らされおいきたす。成長した菌糞は、今床はふんの倖に向かっお䌞びたす。 【】 ミズタマカビの秘密 動物のふんにしか生えないカビ、ミズタマカビ。䞞く膚らんだ菌糞の先に、胞子ほうしの入った黒い「胞子のう」が乗っおいたす。胞子のうが成熟するず、䞋の䞞い郚分が砎裂し、胞子のうを飛ばしたす。胞子のうの飛ぶ距離は、から。近くの怍物の葉にくっ぀きたす。しかしこのたたでは胞子は発芜したせん。動物に食べられ、消化液にさらされお初めお、発芜するこずができるのです。そしお、胞子はふんず䞀緒に出お、掻動を始めたす。ミズタマカビがふんにしか生えないのは、そのためなのです。 【】 土ぞかえるふん ミズタマカビが生え、さらに時間が経぀ず、倖からやっおきたカビも取り付きたす。ふんの䞭はさたざたな生き物たちでいっぱいになり、分解が急速に進んでいきたす。こうしお、ふんは姿を倉え、森の草朚を育おる土ぞかえっおいくのです。
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朚を食べる シロアリの秘密
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小さな幌虫の䜓は透明。萜ち葉を食べお出す糞は良質の土になる。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100117_00000
【】 ミクロワヌルド 朚を食べる シロアリの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 朚を食べる シロアリの秘密 オヌプニング 【】 枯れ朚を巣にするシロアリ 森の朚々は毎幎成長を続け、叀い朚は新しい朚ず亀代しおいきたす。かなり前に倒れたのか、衚面ががろがろになった倒朚がありたす。䞭はどうなっおいるのでしょうか。朚の皮をはがすず癜い虫がいたした。シロアリです。䜓の長さはmmほど。枯れ朚の䞭を巣にしおいるようです。 【】 枯れ朚をかじる倧あご シロアリずいえば、家の柱などをがろがろにしおしたうむ゚シロアリが有名ですが、ダマトシロアリは、䞻に森や林の枯れ朚の䞭で暮らしおいたす。朚をかじり、巣を広げおいきたす。のこぎりのような、ぎざぎざの倧あご。シロアリは、この倧あごで枯れ朚をかじりたす。かじり取った朚をシロアリは食べおしたいたす。 【】 セルロヌスを消化できる唯䞀の昆虫 枯れ朚の䞻な成分は、䞈倫なセルロヌスです。実はシロアリは、セルロヌスをほが完党に消化できる唯䞀の昆虫なのです。食べた朚を栄逊ずし、その糞ふんはやがお土ぞずかえっおいきたす。シロアリは、ほかの昆虫が食べられないものを、どうしお食べるこずができるのでしょうか。その秘密は、䜓の倧郚分を占める倧きなおなかの䞭にありたす。 【】 シロアリの腞の秘密 シロアリの腞の黄色く芋えおいる郚分は「埌腞こうちょう」です。埌腞の䞀郚を拡倧しおみるず、䞭で䜕か動いおいたす。倖に取り出しお芋るず、たくさんの生き物が出おきたした。倧きさも圢もさたざたです。最も倧きなものは、長さ015mm。䜓じゅうに毛が生えおいたす。ふさふさず生えた毛で、巧みに泳ぐものもいたす。 【】 セルロヌスを分解する原生生物 これらは、シロアリの腞にだけすんでいる原生生物です。ダマトシロアリの堎合、15皮類ほどが芋぀かっおいたす。実は、これらの原生生物がセルロヌスを分解する酵玠を぀くりだし、シロアリの食べた朚を消化しおいるのです。シロアリは、自分の力だけではセルロヌスを十分に消化するこずができたせん。原生生物が消化、吞収したあずに出す排せ぀物を栄逊にしおいるのです。 【】 枯れ朚を分解し、森を守る働き 匹のシロアリの䞭で、10䞇以䞊もの原生生物が掻動しおいたす。助けられおいるのは、シロアリのほうだけではありたせん。これらの原生生物も、シロアリの䜓の䞭でしか生きるこずができないのです。シロアリず原生生物。それぞれの力によっお、枯れ朚の分解が進んでいきたす。シロアリは、森や林の䞭の枯れた朚を土にかえす、倧切な働きをしおいる生き物なのです。
ミクロワヌルド
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糞を぀くる生きた工堎 カむコ
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100118_00000
䜓の䞭で䜜られたフィブロむンが匕き䌞ばされお现い繊維になる。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100118_00000
【】 ミクロワヌルド 糞を぀くる生きた工堎 カむコ オヌプニング ミクロワヌルド 糞を぀くる生きた工堎 カむコ オヌプニング 【】 絹糞のもずになる「繭たゆ」 独特の光沢、なめらかな肌觊り。高玚な織物の原料ずしお4000幎以䞊も昔から䜿われおきた、絹糞。絹糞を埗るために、人々はある生きものの飌育を行っおきたした。その生きものは、「カむコ」ずいう昆虫です。絹糞のもずになるのは、そのカむコが䜜り出す「繭たゆ」です。倧きさはcmほど。個の繭からずれる糞の長さは、なんずkm以䞊。これだけの糞を、匹のカむコが䜜り出しおいるのです。 【】 人工的に改良された昆虫「カむコ」 カむコは、よい絹糞をずるために長幎品皮改良が重ねられた、自然では芋られない昆虫です。カむコの卵は盎埄15mmほど。その卵からかえった幌虫が繭を䜜り始めるたで、およそ20日。その間、幌虫はひたすらクワの葉を食べ続け、倧きくなっおいきたす。10cmほどに成長するず、食べるのをやめ、糞を出しお繭を䜜りたす。カむコはその䞭で皮を脱ぎ、さなぎの姿になりたす。繭は、動けないさなぎのあいだ、身を守るためのものなのです。 【】 カむコの糞のしくみ カむコが糞を出す様子を、ガラスの䞊に眮いお芋おみたす。頭を巊右に振りながら、糞をガラスに匵り付けおいきたす。口のあたりを拡倧しお芋るず、现くずがったずころから糞が出おいたす。糞を出す管、「吐糞管ずしかん」です。糞を拡倧するず现い糞が本䞊んでいたした。䞀床に本の糞を出しおいたのです。糞は、さらに现い繊維が束になったものです。「フィブロむン」ずいうたんぱく質でできた䞈倫な繊維です。 【】 液䜓ずしお蓄えられおいる糞 糞のたわりにある透明なものは、のりの圹目をする「セリシン」ずいうたんぱく質です。これでたわりのものに匵り付けながら糞を出しおいきたす。糞を䜜るフィブロむンず、のりのセリシンは、䜓の䞭にある「絹糞腺けんしせん」ずいうずころで䜜られ、液䜓の状態で蓄えられおいたす。液䜓のフィブロむンは、匕き延ばされるず結晶化し、现い繊維になる性質を持っおいたす。そのため、匕っぱるず䜓の䞭でフィブロむンが固たり、糞になっお出おくるのです。 【】 カむコの巧みな技 䞀床に本の糞が出おくるのはなぜでしょう。糞が出おくる吐糞管。その䞭では、䜓の䞡偎にある本の絹糞腺がより集たっおいたす。糞が本出おくるのはそのためです。巧みなしくみで、途切れるこずなく糞を䜜り出すカむコ。カむコはたさに、絹糞を䜜る生きた工堎なのです。
ミクロワヌルド
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葉现工名人 スミナガシの幌虫
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100119_00000
幌虫は、葉を䜿った緻密な䜜業で棲家を䜜っおくらしおいる。
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【】 ミクロワヌルド 葉现工名人 スミナガシの幌虫 オヌプニング ミクロワヌルド 葉现工名人 スミナガシの幌虫 オヌプニング 【】 葉のかけらで䜜った「すだれ」 青々ず茂った森。暖かくなるず、さたざたな朚々が葉を広げたす。谷あいの日陰に生える朚、アワブキの葉。倧きく広げた葉を芋るず、先のほうがなくなっおいるものがありたす。葉の欠けたずころには、葉のかけらを぀なぎ合わせた「すだれ」のようなものがぶら䞋がっおいたす。このすだれの近くには、必ず、ある昆虫がいたす。葉っぱの先でじっずしおいる、スミナガシの幌虫です。 【】 幌虫のすだれ䜜り スミナガシの成虫は、矜根を広げた倧きさがcmほど。月から月ごろにかけお芋られるチョりです。スミナガシは、幌虫が奜んで食べるアワブキの葉の裏に卵を産み付けたす。卵からかえるず、幌虫はたもなく、すだれ䜜りを始めたす。䜜ったばかりのすだれを芋るず、葉っぱの切れ端が现い糞で぀ながっおいたす。幌虫は、このすだれを、どうやっお䜜るのでしょう。たた、䜕のために䜜るのでしょうか。 【】 口のあたりから糞を出しお  幌虫を芋おいるず、葉の裏をあちこち歩き回っおいたす。幌虫が通ったずころをよく芋るず、葉の衚面がキラキラず光っお芋えたす。光っおいるのは、瞊暪に匵られた、幌虫が吐き出した糞です。糞を出すずころは、口のあたり、葉をかみ切るあごの䞋にある突起から出おきたす。幌虫は、぀ねに糞をはり぀けながら移動したす。その糞は、歩くための足堎になりたす。あしの裏にある现かいかぎづめを糞にひっかけおいたす。この糞が、すだれ䜜りに䜿われたす。 【】 吐き出した糞の束を䜜る 幌虫は、たず、葉の先端に近いずころで葉の暪から食べ進み、䞀本の切れ目を入れおいきたす。切れ目が入るず、その真ん䞭あたりで䞍思議な䜜業を始めたす。口から吐き出した糞を、切れ目のあいだにわたしおいたす。䜕本もわたしお、䞈倫な糞の束を䜜りたす。 【】 倩敵から身を隠す葉现工 糞をわたし終わるず、今床は、葉の真ん䞭のすじにそっお食べ進んでいきたす。やがお、葉の䞀郚が切り離されたす。でも、切れ端は萜ちたせん。スミナガシは、切れ端が萜ちおしたわないように、前もっお糞をわたしおいたのです。たるで、頭の䞭にすだれの蚭蚈図があるような芋事な䜜業です。このすだれは、鳥やハチなどの倩敵から身を隠すカモフラヌゞュになるず考えられおいたす。スミナガシの幌虫は、巧みな葉现工名人なのです。
ミクロワヌルド
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呜を支える 魚のえら
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100121_00000
魚はえらで酞玠を取り蟌み、プランクトンをこし取っお食べる。
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【】 ミクロワヌルド 呜をささえる 魚のえら オヌプニング ミクロワヌルド 呜をささえる 魚のえら オヌプニング 【】 魚のえらの働きずは 泳ぎながら、頭の暪で、えらを開いたり閉じたりしおいる魚。魚のえらには、どのような働きがあるのでしょうか。アゞのえらは、かたい「えらぶた」の䞭にありたす。えらぶたを倖しおみるず、䞭いっぱいにえらがありたす。真っ赀な色をした郚分は、「鰓えらの葉」ず曞いお、「鰓葉さいよう」ず呌ばれおいたす。 【】 酞玠を取り入れやすくするしくみ 鰓葉さいようは、现長いくしの歯のようなものが集たっおできおいお、その䞀本䞀本を「鰓匁さいべん」ずいいたす。鰓匁には、巊右に䌞びる现かいひだがびっしり䞊んでいたす。ひだの幅は、わずか003mmほどです。鰓匁の䞭を流れる赀い粒は血液です。魚は、海氎に溶けおいる酞玠を、この鰓匁から血液䞭に取り入れたす。泳ぎながら口から取り蟌んだ海氎は、えらの鰓匁のあいだを通っお出お行きたす。鰓匁の现かいひだは、海氎に觊れる面積を増やし、酞玠を取り入れやすくするしくみなのです。 【】 もう䞀぀の倧切な働き 魚のえらには、もう䞀぀の倧切な働きがありたす。それは食事に関係しおいたす。アゞの口を開くず䞭に芋える、「鰓耙さいは」ず呌ばれる郚分。えらの前のほうにあるこの鰓耙をよく芋るず、これもくしのような圢になっおいたす。ここを海氎が通り抜けおいきたす。鰓耙には、たるでバラの茎のように、ずげがたくさん生えおいたす。これが魚の食事に関係しおいるのです。 【】 プランクトンをこし取るしかけ 海の䞭には、動物プランクトン、怍物プランクトンなど、小さな生物が無数に挂っおいたす。アゞは、そのようなプランクトンを食べおいたす。呌吞のために口から入った海氎は、プランクトンず䞀緒にえらに向かいたす。そしお海氎はえらを通り抜けお出おいきたす。しかしプランクトンは、この鰓耙にこし取られ、口の䞭に残りたす。たくさんのずげは、プランクトンが通り抜けおしたわないようにするためのしかけなのです。 【】 えらによる呌吞ず食事 実際にアゞがどのようなものを食べおいるのか、胃の䞭身を芋おみたしょう。ケラチりムずいう怍物プランクトンの殻からが芋えたす。小さな゚ビやカニの脚のようなものも芋えたす。アゞは、いろいろな怍物プランクトンや動物プランクトンを食べおいるこずがわかりたす。魚のえら、それは呌吞ず食事ずいう、魚が氎の䞭で生きおいくために欠かせない、ずおも重芁な圹割を果たしおいるのです。
ミクロワヌルド
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針で攻撃 む゜ギンチャク
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100122_00000
觊手の刺胞から針を発射し、たひさせた小動物を䞞のみにする。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100122_00000
【】 ミクロワヌルド 針で攻撃 む゜ギンチャク オヌプニング ミクロワヌルド 針で攻撃 む゜ギンチャク オヌプニング 【】 花のような圢のむ゜ギンチャク 朮が匕いた磯にできた朮だたり。その䞭で、花びらを開いた花のような圢をしおいるのは、む゜ギンチャクです。朮だたりで芋぀けやすい生きものの䞀぀です。む゜ギンチャクは、皮類によっお色も倧きさもさたざたですが、どれも花のような圢をしおいたす。真ん䞭にあるのがむ゜ギンチャクの口で、そのたわりにたくさん生えおいるのは「觊手しょくしゅ」です。この觊手は、䜕に䜿うのでしょうか。 【】 觊れた瞬間に獲物を捕らえる觊手 む゜ギンチャクが、近くにいた小魚を捕らえたした。小魚は、む゜ギンチャクの觊手にふれた瞬間に捕らえられおいたす。この觊手はどうやっお獲物を捕らえおいるのでしょうか。觊手の先端を拡倧しお芋るず、衚面にずげのようなものがたくさんありたす。これに獲物が觊れるず、糞のような现長い針がいっせいに飛び出しおきたす。この針が獲物の䜓の自由を奪うのです。このような針の入った「刺胞しほう」が、む゜ギンチャクの觊手の衚面には無数にありたす。 【】 觊手衚面の無数の刺胞 刺胞は刺激を受けるず、䞭に抌し蟌められおいた長い針を䞀瞬で発射したす。どれも同じように芋える針ですが、針には圹割の違うものがありたす。獲物にからみ぀く針や、毒を泚入しお麻痺たひさせる針があり、同時に発射されおいたす。獲物が䞀瞬で捕らえられおしたう秘密。それは、觊手の衚面にある無数の刺胞にあったのです。 【】 獲物の暪取りを防ぐために 刺胞には、觊手以倖の堎所に隠されおいるものもありたす。それは、獲物を捕らえるのずは別の圹割をしたす。む゜ギンチャクは、獲物が来るのを埅ち䌏せしお捕らえたす。そのため、近くにほかのむ゜ギンチャクがいおは獲物を暪取りされるおそれがありたす。その堎合、む゜ギンチャクは意倖な行動に出たす。觊手の぀け根に、ふだんは䜓の䞭に隠されおいる癜いこぶが珟れたす。このこぶを切っお拡倧しおみたす。衚面にある赀く染たった现長いものは、すべお刺胞です。 【】 仲間を攻撃するための刺胞 すぐずなりにほかのむ゜ギンチャクがいるこずを感じたむ゜ギンチャクは、䜓を思いっきり䌞び䞊がらせお、ずなりのむ゜ギンチャクにおおいかぶさりたす。このずき、こぶの刺胞はいっせいに針を発射し、ずなりのむ゜ギンチャクを攻撃したす。む゜ギンチャクは、さたざたな刺胞を䜿い、たくたしく生きおいるのです。
ミクロワヌルド
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海の宝石 りミりシの秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100123_00000
海藻などを食べ、幌生のずきは小さな貝殻をも぀巻き貝の仲間。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100123_00000
【】 ミクロワヌルド 海の宝石 りミりシの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 海の宝石 りミりシの秘密 オヌプニング 【】 「海の宝石」 光が降り泚ぐ海の底。色ずりどりの海藻が岩を芆っおいたす。オレンゞ色の生き物がいたした。チシオりミりシです。りミりシの仲間は、色や圢が実にさたざたです。そのあざやかな姿から、りミりシは「海の宝石」ず呌ばれおいたす。 【】 氎䞭のにおいを感じ取る觊芚 その仲間の䞀぀、アオりミりシは、䜓の長さおよそcm。日本䞭の浅い海で芋られたす。頭の䞊にある本の觊芚で、氎䞭を挂うにおいなどを感じ取りたす。觊芚の衚面はでこがこになっおいたす。刺激を受ける面積を広くするためです。 【】 りミりシの口ず消化 アオりミりシが奜物のカむメンの䞊にやっおきたした。りミりシをおなかのほうから芋おみるず、䞭倮に足があり、その前のほうに口がありたす。口の䞭には、やすりのような歯があり、カむメンを削り取っお食べたす。食べたものは消化、吞収し、残りかすは糞ふんずしお䜓のうしろのほうから出したす。 【】 背䞭にあるこう門 背䞭のうしろのほうにある花びらのようなもの。その真ん䞭から出おきたのが糞です。アオりミりシのこう門は、背䞭にあるのです。こう門を取り囲む花びらのようなもの。実はこれは、えらです。ここで、氎䞭から酞玠を取り蟌んでいたす。 【】 りミりシは巻き貝の仲間 こんな姿をしおいたすが、実はりミりシは巻き貝の仲間です。その蚌拠を芋おみたしょう。海藻に産み付けられたりミりシの卵を芋るず、たくさんの卵がかたたりになっおいたす。卵の倧きさは、わずか01mm。たもなくりミりシの子ども、「幌生」が出おきたす。幌生の癜く光っお芋える郚分が、貝殻かいがらです。柔らかい䜓を芆う、透明な䞞い貝殻。りミりシは確かに、巻き貝の仲間でした。 【】 貝殻を脱いだ個性的な貝 幌生は無数に生える「繊毛せんもう」を䜿っお泳ぎ、海の䞭を挂いながら暮らしたす。そしお、成長するず貝殻かいがらを脱ぎ捚おおしたい、海の底で暮らすようになりたす。貝殻を捚おたり、掟手な色を身にたずったり、りミりシは個性的な貝なのです。
ミクロワヌルド
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埮生物が䞻圹 汚氎凊理
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100124_00000
生掻排氎の有機物は埮生物のはたらきによっお氎から分離される。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100124_00000
【】 ミクロワヌルド 埮生物が䞻圹 汚氎凊理 オヌプニング ミクロワヌルド 埮生物が䞻圹 汚氎凊理 オヌプニング 【】 よごれた氎をきれいにする氎再生センタヌ ここは、氎再生センタヌ。家庭などから出たよごれた氎をきれいにする斜蚭です。青いパネルの䞋にあるのは、「最初沈殿池」。倧きなよごれは沈み、䞊柄みが流れ出おいたすが、この氎には目に芋えないよごれがただたくさん溶け蟌んでいたす。 【】 埮生物をたくさん含んだ掻性汚泥 次に流れ蟌むのは「反応タンク」です。氎のよごれを凊理する、最も重芁な圹割を果たすずころです。埮生物をたくさん含んだ泥、「掻性汚泥かっせいおでい」を入れ、空気を送っおかきたぜおいたす。氎が茶色くにごっおいるのはそのためです。どんな埮生物がいるのか、顕埮鏡で芋おみたしょう。 【】 掻性汚泥の䞭の生き物たち 茶色いかたたりの䞭を小さな生き物たちが動き回っおいたす。倧きさ03mmほどのスピロストヌマム。䜓のたわりにあるたくさんの现かい毛を動かしお移動しおいたす。赀玫色をしたゟりリムシの仲間、プレファリズマ。茶色いかたたりのあいだを動き回っおいたす。アメヌバの仲間、マペネラもいたす。ワムシは、口のたわりにある毛をさかんに動かしお、䜕かを食べおいるようです。反応タンクの䞭では、200皮類以䞊もの埮生物が掻動しおいるずいわれおいたす。 【】 よごれを分解する现菌や菌類 ずころが、氎に溶けたよごれを取りのぞく圹割は、今芋おきたような埮生物たちではなく、実は、もっず小さな埮生物が行っおいたす。倧きさ001mm以䞋の生物、现菌や菌類です。䞻に现菌や菌類が、氎に溶けたよごれ、「有機物」を取り蟌んで分解しおいるのです。现菌や菌類はよごれを取り入れ、急速に殖えおいきたす。 【】 殖えすぎた现菌や菌類を間匕く働き では、最初に芋た倧きな埮生物たちはどんな働きをしおいるのでしょうか。ワムシの口もずをよく芋るず、小さなものを吞い蟌んでいたす。现菌や菌類などを食べおいるのです。゚ピスティリスずいう埮生物も、现菌を食べおいたす。吞い蟌んだ现菌は、「食胞しょくほう」ずよばれる袋の䞭に入っおいきたす。この䞭で现菌は消化されたす。ゟりリムシやアメヌバの仲間も、现菌を食べお殖えおいきたす。殖えすぎた现菌や菌類は適圓に間匕かれるこずで掻動が掻発になり、よごれを取りのぞく働きを維持するこずができるのです。 【】 埮生物がきれいな氎を぀くる 埮生物が十分掻動した氎は、「最終沈殿池」に送られたす。ここで、よごれを取り蟌んだ埮生物などが倧きなかたたりを぀くり、沈んでいきたす。私たちが生掻の䞭で出す、倧量のよごれた氎。それは、埮生物の働きできれいな氎にもどされおいたのです。
ミクロワヌルド
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ムラサキツナクサ 现胞の営み
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玫色のおしべの现胞は原圢質流動や䜓现胞分裂を芳察しやすい。
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【】 ミクロワヌルド ムラサキツナクサ 现胞の営み オヌプニング ミクロワヌルド ムラサキツナクサ 现胞の営み オヌプニング 【】 ムラサキツナクサの花びらの现胞 春から倏にかけお、早朝に花を咲かせるムラサキツナクサ。玫色の枚の花びらが特城です。花びらの衚面を拡倧しおみたしょう。ギザギザずした现長い现胞がぎっしりず䞊んでいたす。现胞の䞭に芋える䞞いものは、「栞」です。この现胞の䞀぀ひず぀が、氎を取り入れ、倧きくなるこずで、花びらが開くのです。 【】 おしべから枝分かれした毛 花の真ん䞭にある、「めしべ」ず「おしべ」。先端に黄色い袋を぀けおいるのがおしべです。その根もずのほうに、長さmmほどの现かい毛がびっしりず生えおいたす。おしべから枝分かれしお生えおいる、おしべの毛です。现胞が䞀列に䞊んだおしべの毛は、怍物の现胞の営みをあざやかに芋せおくれたす。 【】 现胞の䞭の掻発な動き 现胞の䞭をのぞいおみたしょう。䞞い圢をした、现胞の栞。そのたわりを、さたざたな成分が掻発に流れおいたす。现胞のすみずみで芋られるこの流れには、现胞内の物質を効率よく運ぶ働きがあるず考えられおいたす。 【】 ぀がみの䞭で成長するおしべの毛 宝石のような、おしべの毛。その现胞は、぀がみの䞭で぀くられたす。ムラサキツナクサの぀がみは、䞋のほうから次々ず出おきたす。ただ小さな぀がみの䞭には、未熟なおしべが詰たっおいたす。その䞋のほうにある、透きずおった糞のようなものが、できたばかりのおしべの毛です。長さmmほどのこの小さな毛が䜕倍もの長さになる秘密は、若い现胞にありたす。若い现胞が分裂を繰り返し、成長しおいくのです。 【】 现胞分裂の様子 栞が倧きく広がっおいる现胞がありたす。分裂が始たった现胞です。栞の䞭で、ひものようなものが巊右に分かれおいきたす。栞の䞭に芋えるひものようなものは、现胞分裂のずきだけに芋られる「染色䜓」です。染色䜓は、现胞の䞡端に匕っぱられるようにしお分かれおいきたす。やがお、二぀に分かれた栞のあいだに仕切りができ、现胞分裂が完了したす。 【】 花の䞭の掻発な现胞掻動 现胞分裂は、毛の先のほうでさかんに起こりたす。分裂によっお现胞は増え、それが现長く䌞びるこずで、おしべの毛は長くなっおいきたす。玫の矎しい花の䞭では、现胞の掻発な掻動が繰り広げられおいるのです。
ミクロワヌルド
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぀の卵 ツボワムシの秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100126_00000
繊毛を䜿っお移動や捕食をし、皮類の卵を産み分け殖えおいく。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100126_00000
【】 ミクロワヌルド ぀の卵 ツボワムシの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド ぀の卵 ツボワムシの秘密 オヌプニング 【】 池の氎の䞭を泳ぎ回るツボワムシ 緑に囲たれた小さな池。氎の䞭に魚がいたした。えさになるものがあるようです。池の氎を拡倧するず、小さなものがさかんに動き回っおいるのが芋えたす。倧きさは03mmほど。小さな魚の倧奜物、ツボワムシです。ツボワムシは、透明なツボ型の殻からを持っおいたす。殻の䞊のほうから出おいる䜓の先には、现かい毛がたくさん生えおいたす。「繊毛せんもう」です。繊毛を激しく動かし、氎の䞭を自圚に泳ぎ回りたす。 【】 生きおいくためのさたざたなしくみ ツボワムシは、えさを食べるずきも繊毛を䜿いたす。繊毛で氎の流れを䜜り、クロレラなどの怍物プランクトンを集めお、䜓の䞭に流し蟌みたす。そしお、倧きな「そしゃく噚」で぀ぶしたす。食べたものは胃にたくわえお消化し、腞で吞収したす。食べかすは䜓倖ぞ排出されたす。生きおいくためのさたざたなしくみが、小さな䜓の䞭にもちゃんず備わっおいるのです。 【】 成熟した子どもが生たれる卵 えさをたっぷりず食べたツボワムシは、䞀日で倍、䞀週間で100倍以䞊ずいう早さで殖えおいきたす。雌めすが付けおいる䞞いかたたりは卵です。卵からは、倧きく育った子どもが䞀匹生たれおきたす。雌はこのような子どもを毎日産みたす。子どもはえさを぀ぶすそしゃく噚をすでに持っおいるため、すぐにえさを食べるこずができたす。そしお、わずか二日で子どもを産むようになりたす。えさが十分にあるなど、環境がいいずきに生たれおくる子どもは雌ばかり。ツボワムシは、倧きく成熟した子どもを産み、雌だけで次々に殖えおいくのです。 【】 雄だけが生たれおくる卵 ずころが、ツボワムシの数が増えすぎたり、氎が枛ったりしお環境が悪くなるず、小さな卵を䞉぀付けた雌が珟れるようになりたす。この卵から生たれるのは、雄おすのツボワムシです。雄の䜓を芋るず、えさを食べるためのそしゃく噚をはじめ、胃や腞などが芋圓たりたせん。小さくお動きの速いのが雄です。雄はえさもずらずに、雌ず亀尟こうびするために泳ぎ回りたす。 【】 悪い環境にたえる卵 雄ず亀尟した雌が、茶色い卵を付けおいたす。かたい鞘さやに包たれたこの卵は、也燥したり寒さにさらされたりしおも生き残り、環境がよくなるのを埅぀のです。雌が生たれる倧きな卵。雄が生たれる小さな卵。そしお、也燥や寒さにたえる茶色い卵。ツボワムシは皮類の卵を産み分け、たくみに生き抜いおいるのです。
ミクロワヌルド
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呜を぀なぐ ミカヅキモの䞍思議
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100127_00000
環境の倉化に合わせお现胞分裂ず接合子を぀くる方法で増殖する。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100127_00000
【】 ミクロワヌルド 呜を぀なぐ ミカヅキモの䞍思議 オヌプニング ミクロワヌルド 呜を぀なぐ ミカヅキモの䞍思議 オヌプニング 【】 田んがの氎の䞭のミカヅキモ 春に怍えたむネが青々ずした倏の田んが。その氎の䞭にも、小さな生物の営みを芋るこずができたす。むネの根元の氎を取っお、顕埮鏡で芋おみたしょう。䞉日月圢のきれいな緑、田んがでよく芋られるミカヅキモです。倧きさはおよそ01mm。䞀぀の现胞でできおいお、真ん䞭に透明な郚分がありたす。ここに、透明で䞞い圢をした「栞」がありたす。栞以倖のほずんどは、光を受けおでんぷんなどを䜜り出す、緑色の「葉緑䜓」です。 【】 ミカヅキモの现胞分裂 ミカヅキモはすべるように動いたり、方向を倉えたりしたす。现胞の䞡端に透明な郚分があり、ここから粘液ねんえきを出しお、たわりのものにくっ぀いたり動き回ったりするこずができるのです。真ん䞭でくびれおいるミカヅキモがありたした。くびれは倧きくなり、やがお、分かれお二぀のミカヅキモになりたした。暖かく、逊分や日光がたっぷりある田んがでは、ミカヅキモは现胞分裂を繰り返し、次々に数を増やしおいくのです。 【】 独特の倉化、「接合」 ずころが、田んがではむネの生長に合わせお氎を抜くこずがありたす。氎がなくなるず、ミカヅキモは「接合せ぀ごう」ずいう倉化を芋せたす。よりそうように䞊んだミカヅキモの现胞の䞀郚が突き出しお䞞いものを䜜り、二぀の现胞が぀ながりたす。その䞭に、䞡方の现胞の栞や葉緑䜓などが流れ蟌むのです。これが接合です。このずき、二぀の现胞の䞭身は混ざり合わないたた入っおいたす。そしおしばらくするず掻動をやめたす。 【】 也燥や寒さにたえる「接合子」 この状態のものを「接合子せ぀ごうし」ずいいたす。接合子はやがおかたい殻からを䜜り、也燥や寒さにもたえるこずができるようになりたす。そしお、倧きな倉化は、再び環境がよくなったずきに起こりたす。 【】 姿を倉えお぀ないでいく呜 春、也燥した田んがの土に再び氎が匵られたした。氎を吞った接合子が掻動を始めたす。接合子の殻を砎っお䞭身が出おきたす。接合子の䞭で眠っおいた二぀の现胞の䞭身が芋えたす。そしお、混ざり合わずにいた二぀が、このあず䞀぀になりたす。二぀の呜が䞀぀になり、新しい呜に生たれ倉わろうずするのです。やがお、新しい呜を宿した二぀の现胞になりたした。次第に、现長いミカヅキモの姿になっおいきたす。ミカヅキモは、田んがの環境の倉化に合わせお倧きく姿を倉えるこずで、自らの呜を぀ないでいたのです。
ミクロワヌルド
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アオコ 倧発生の秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100128_00000
倏にアオコを぀くるらん藻は、氎に浮き氎面を占拠しお倧発生する。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100128_00000
【】 ミクロワヌルド アオコ 倧発生の秘密 オヌプニング ミクロワヌルド アオコ 倧発生の秘密 オヌプニング 【】 氎面を青緑色に染めるアオコ 氎鳥たちがやっおくる、栄逊豊かな池。氎蟺にはペシなどの怍物が茂っおいたす。倏、そんな池が、青緑色のペンキを流したように、䞀面染たるこずがありたす。アオコが発生したのです。青緑色に染たっおいるのは、氎の衚面だけです。氎面のアオコが光をさえぎり、䞭は真っ暗です。アオコはなぜこれほど倧発生するのか、その秘密をさぐっおみたしょう。 【】 アオコの正䜓は「らん藻」 アオコを぀くるのは、怍物プランクトンの仲間、「らん藻そう」です。青緑色をしたかたたりの䞀぀をよく芋るず、小さな粒がたくさんありたす。この䞀぀ひず぀が、らん藻です。盎埄がわずか1000分のmmほどの现胞。その䞭には光合成をするための「葉緑玠ようりょくそ」がありたす。现胞の䞭の黒く芋える郚分にはガスの入った小さな袋があるため、らん藻は氎面に浮くのです。 【】 皮類によっお異なるかたたりの圢 らん藻は皮類によっお、違った圢のかたたりになりたす。たくさんのらん藻が䞞い袋の内偎に沿っお䞊んでいるクロオコックスの仲間。数珠じゅずのように぀ながっお、らせん状になっおいるネンゞュモの仲間。目に芋えるほど長くぎっしりず぀ながり、ゆれるように動くナレモの仲間もいたす。アオコを぀くるこれらのらん藻は、すべおがガスの袋を持ち、浮かび䞊がっお光をひずり占めにするのです。 【】 らん藻は匷い日ざしも平気 アオコが倧発生するもう䞀぀の秘密は、らん藻が光に匷いこずにありたす。倏に照り぀ける匷い日ざし。倚くの怍物にずっお光は必芁です。しかしそれが匷すぎるず有害なため、现胞の䞭の葉緑䜓は光を避けるように移動したす。氎䞭の倚くの怍物プランクトンも同じで、氎面の匷すぎる光がにがおです。それず比べるずらん藻は光に匷く、氎面近くでも光合成ができたす。そのため、栄逊が豊富な池では日ざしが匷い倏になるず、らん藻だけが倧発生するのです。 【】 らん藻が増えすぎないようにする仕組み 池には、らん藻が増えすぎないようにする仕組みもありたす。小さな生き物たちが、らん藻を食べたり分解したりしおいるのです。たずえば、モナスずいう小さな生き物。このモナスは、䜓の䞭に食べたらん藻がいく぀も芋えおいたす。モナスは、らん藻を䞞ごず䜓に取り蟌みたす。こうしお、わずか時間で数十個も食べおしたいたす。 【】 人間による氎環境汚染も原因 ゚アロゟマずいう埮生物も、らん藻を食べたす。氎に溶けた栄逊分をもずに増えるらん藻。それをさたざたな埮生物が食べるこずで、ふだんは数のバランスがずれおいたす。しかし家庭での生掻排氎などが流れ蟌み、池の栄逊分が増えすぎるず、このバランスがくずれおしたいたす。アオコの倧発生。その秘密は、人間による氎環境の汚染にもあるのです。
ミクロワヌルド
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呜の䞍思議 メダカの誕生
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100129_00000
卵門を匹の粟子が通過しお受粟。卵割しメダカの姿になっおいく。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100129_00000
【】 ミクロワヌルド 呜の䞍思議 メダカの誕生 オヌプニング ミクロワヌルド 呜の䞍思議 メダカの誕生 オヌプニング 【】 卵の䞭の新しい呜 新しい呜を宿した、メダカの卵。光の圓お方を倉えお背景を暗くするず、䞭のメダカの様子がくっきりず芋えたす。さかんに動いおいるのは、心臓。力匷く血液を送り出しおいたす。メダカはどのようにしお生たれおくるのか、その始たりから芋おいきたしょう。 【】 卵を受粟させる「粟子」 䞊が雌めすで、䞋が雄おすのメダカです。雄が雌を亀尟にさそっおいたす。雄が、背びれず尻びれを䜿っお雌を包み蟌みたした。するず、雌が卵を産みたした。このずき雄は、卵を受粟させる「粟子」を出したす。拡倧しお芋るず、粟子は元気よく動き回っおいたす。粟子は長い鞭毛べんもうを動かしお、卵に向かっお泳いでいきたす。 【】 受け入れるのはたった䞀぀の粟子 受粟する前の卵には、衚面に粟子が入る穎が䞀぀だけありたす。卵の長い毛が生えおいる郚分の反察偎を拡倧しお芋るず、小さな穎がありたす。ラッパのような圢をした穎、「卵門らんもん」です。穎は奥にいくほど现くなり、粟子匹がどうにか通れる倧きさです。粟子は卵門を目指しお泳いでいきたす。卵門のたわりに粟子が集たっおきたした。粟子が䞀぀入りたす。続いおほかの粟子も入ろうずしたすが、穎に詰たっお入れたせん。卵を受粟させるこずができるのは、最初に入ったたった䞀぀の粟子だけなのです。 【】 现胞分裂で䜓が䜜られおいく 受粟した盎埌の卵は䞀぀の现胞ですが、すぐに倉化が始たりたす。现胞にできたふくらみが分裂を繰り返しおたくさんの现胞になり、これらの现胞が、メダカの䜓のいろいろな郚分を圢䜜っおいきたす。受粟しおから日た぀ず、现胞のかたたりが现長い䜓の圢になっおきたした。巊右の䞞いかたたりは、目になる郚分。胞には心臓のもずになる郚分ができおいたす。しばらくするず、心臓の錓動こどうが始たりたした。それずずもに、血液が流れはじめたす。酞玠を運ぶ赀血球も芋えたす。 【】 倖の䞖界に旅立぀呜 日目を過ぎるず、最初はたった䞀぀だった现胞が、すっかり魚の圢になりたした。そしお日もするず、倖の䞖界に旅立ちたす。新しい呜の誕生。その䞍思議を、小さな卵に芋るこずができたした。
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぀ぎ぀ぎ䌝染 ミズカビの秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100130_00000
魚の死骞などに生え、菌糞の先から遊走子が泳ぎ出お殖えおいく。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100130_00000
【】 ミクロワヌルド ぀ぎ぀ぎ䌝染 ミズカビの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド ぀ぎ぀ぎ䌝染 ミズカビの秘密 オヌプニング 【】 癜い綿のようなミズカビ 氎槜でメダカを飌っおいるず、い぀のたにか病気にかかるこずがありたす。癜い綿のようなものが぀いたメダカ。ミズカビが生えたのです。胞びれや尟びれなどにびっしりず生えおいたす。ミズカビが生えるず、もう長生きするこずはできたせん。そしお、攟っおおくず次々ずほかのメダカにもう぀っおしたいたす。ミズカビはどのようにしお䌝染しおいくのでしょうか。 【】 菌糞の先端の袋の䞭の粒 ミズカビは、魚などにずり぀き、そこから栄逊分を吞収しお育ちたす。「菌糞きんし」ずいう糞のようなもの、これがたくさん生えおいるため、ミズカビは真っ癜な綿のように芋えるのです。先が袋のようになっおいお、䞭に䜕か入っおいる菌糞がありたす。しばらくするず、袋の䞭に䞞い粒ができたした。ミズカビが次々にう぀る秘密は、この粒にありたす。 【】 泳ぎだす「遊走子」 たもなく粒が倖に出おきたす。この粒を、「遊走子ゆうそうし」ずいいたす。倧きさは001mmほど。ミズカビは、この遊走子で殖えるのです。䞀぀の袋から、20個ほどの遊走子が泳ぎだしたす。䜓には现長い毛があり、それを動かしお泳ぎたす。 【】 遊走子が身に぀ける新しい胜力 菌糞をいっぱいに䌞ばしたミズカビでは、いたるずころで遊走子が泳ぎだしたす。ずころが、この遊走子がメダカにすぐずり぀くわけではありたせん。遊走子はしばらく泳ぐず、殻を䜜り動かなくなりたす。やがお、新しい胜力を持った遊走子になっお出おきたす。この新しい遊走子は、魚などの䜓を䜜る成分を敏感に感じ取りたす。そのため、今床は魚などをめざしおたっしぐらに泳いでいきたす。 【】 魚の䜓にくっ぀いお成長する遊走子 魚の衚面にうたくたどり぀くず、遊走子はうろこやひれにくっ぀きたす。遊走子はそこで菌糞を䌞ばし、成長しおいきたす。そしお数日で、たた遊走子を䜜る綿のような姿になるのです。遊走子をばらたき、次々ず䌝染しおいくミズカビ。気づいたずきには、もう氎の䞭いっぱいに広がっおいるのです。
ミクロワヌルド
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氎底のそうじ屋 タニシ
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100131_00000
歯舌を䜿っお様々なえさを食べ、受粟卵は雌の䜓の䞭でふ化する。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100131_00000
【】 ミクロワヌルド 氎底のそうじ屋 タニシ オヌプニング ミクロワヌルド 氎底のそうじ屋 タニシ オヌプニング 【】 ゟりの錻のような口を持぀タニシ 春、氎が入った田んがには、さたざたな生き物たちが姿を珟したす。氎の底で、茶色の䞞いものがゆっくりず動いおいたす。淡氎にすむ巻貝、タニシです。日本には皮類のタニシがいたす。田んがや池、沌や甚氎路など、さたざたな堎所にすんでいたす。巊右に突き出た现長いものは、食べもののにおいなどを感じ取る觊芚。そのあいだにあるゟりの錻のようなものは、口です。さたざたなものを食べるタニシの口には、ずおも䟿利なしかけがありたす。 【】 歯の぀いた舌、「歯舌」 どのようなしかけなのか、口を䞋から芋おみたしょう。口の䞭から䜕かを出し入れしおいたす。歯の぀いた舌、「歯舌しぜ぀」です。歯舌は出おくるずきに巊右に開き、匕っ蟌むずきに合わさりたす。合わさった状態の歯舌を芋るず、歯が列に芏則正しく䞊んでいたす。䞀぀ひず぀の歯はスプヌンのように反り返っおいお、先端が口の奥に向かっお曲がっおいたす。歯の先には鋭いギザギザが぀いおいたす。このギザギザの぀いたスプヌンのような歯で、タニシは藻などをかきずっお食べおいるのです。 【】 歯舌のさたざたな䜿い方 歯舌にはさたざたな䜿い方がありたす。枯れた氎草は、歯に匕っ掛けお口に運びたす。魚のふんなどは、かき集めお飲み蟌みたす。魚の死骞しがいなども、歯舌を䜿えば、口にくわえ、削り取っお食べられたす。タニシは歯舌を䜿っお、生き物のふんや死骞などを片付け、氎をきれいにする圹割をしおいるのです。 【】 殻の内偎で子どもを育おる タニシは、倏の月から月ころにかけお繁殖したす。雌めすのタニシには、殻の内偎に、子どもを育おる郚屋がありたす。䞞い半透明な膜の䞭に、小さな子どもが透けお芋えおいたす。わずか02mmほどの子どもですが、すでに枊巻き型の殻を぀けおいたす。次第に倧きくなっおいきたす。 【】 氎底のそうじ屋さん 膜の䞭いっぱいの倧きさになるず、子どもは膜から出おきたす。しかし、しばらくのあいだは、芪の䜓の䞭で育ちたす。倧人ず同じ姿で生たれおくる子どもは、生たれるずすぐに藻やふん、死骞などをもくもくず食べ、氎の䞭をきれいにしおいきたす。タニシは、小さな子も芪も、氎底のそうじ屋さんなのです。
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粟子が泳ぐ むチョりの䞍思議
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100132_00000
花粉は春雌花に取り蟌たれ、秋に成熟した粟子が泳ぎ出し受粟する。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100132_00000
【】 ミクロワヌルド 粟子が泳ぐ むチョりの䞍思議 オヌプニング ミクロワヌルド 粟子が泳ぐ むチョりの䞍思議 オヌプニング 【】 ぎんなんの䞭の独特の営み むチョりの枝に、たくさんのぎんなんが実っおいたす。秋の初め、そのぎんなんの䞭で、むチョりが子孫を残す独特の営みが行われたす。粟子を䜜り、なんず、それが泳ぐずいうのです。むチョりの䞍思議を芋おいきたしょう。 【】 雄の朚ず雌の朚 春、月。青々ず芜吹くこの時期に、むチョりは花を咲かせたす。むチョりには、雄花おばなを぀ける雄おすの朚ず、雌花めばなを぀ける雌めすの朚がありたす。雄の朚の若葉の根元には、雄花が垂れ䞋がっおいたす。雄花から花粉が出おきたした。花粉は小さく、颚に吹かれお飛んでいきたす。この花粉が、粟子のもずになりたす。 【】 花粉のヵ月間の準備 雌の朚の若葉の根元からは、雌花が䞊に向かっお䌞びおいたす。これが、秋に実るぎんなんになりたす。雌花の先に、ぷっくりず液が出おいたす。飛んできた花粉をこの液で捕らえるのです。捕らえられた花粉は、しばらくするず、液ずずもに雌花の先にある穎から吞い蟌たれたす。吞い蟌たれた花粉は穎の奥にある小さな郚屋に入り、ここで、粟子を䜜る準備をしたす。䞀方、粟子ず受粟する卵らんは、その小さな郚屋の䞋にある䞞い郚分で䜜られたす。受粟の準備が敎うのは、およそヵ月埌です。 【】 花粉から成長しお粟子ぞ 秋、月䞊旬。小さかった雌花が倧きく育っお、垂れ䞋がっおいたす。瞊に切っお䞭を芋おみたす。真ん䞭にある䞞い郚分、その先を拡倧しおみるず、小さな䞞いものが二぀ありたす。これが卵です。䞋には、花粉から成長した透明な袋がありたす。䞭に癜く芋える固たりが、たもなく粟子になりたす。その粟子が、やがお、袋ず卵ぞの入り口を぀なぐ空間を移動したす。 【】 卵に向かっお泳ぐ粟子 粟子は䞀぀の袋に二぀できたす。やがお繊毛せんもうを䜿っお、袋の䞭で掻発に動くようになりたす。粟子ができるころになるず、袋のたわりの空間は液䜓で満たされたす。袋から出おきた粟子はその䞭を泳ぎ、卵に向かいたす。春に雌花に぀いた花粉が、秋になっおようやく粟子を䜜り、卵ず受粟できるようになりたした。むチョりはこのようにしお子孫を残しおいたのです。
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トレニアの花 雌雄の出䌚い
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花粉管が䌞び、粟现胞ず卵现胞が受粟するたでの様子を芳察する。
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【】 ミクロワヌルド トレニアの花 雌雄の出䌚い オヌプニング ミクロワヌルド トレニアの花 雌雄の出䌚い オヌプニング 【】 トレニアの受粟の芳察 公園などによく怍えられおいる花、トレニア。トレニアの花では、花粉が雌めしべに぀いたあずに起こる受粟の様子を、生きたたた芳察するこずができたす。その様子を芋おいきたしょう。花の䞭には、雄おしべず雌しべがありたす。雌しべの先は二たたに分かれ、倧きく開いおいたす。雄しべの先はふくらんでいお、䞭に花粉が入っおいたす。 【】 めしべの䞭を䌞びおいく花粉管 トレニアの花にやっおきたハチの背䞭に雄しべが圓たるず、花粉が぀きたす。このハチが別の花を蚪れたずき、雌しべに花粉が぀きたす。このずき、ハチが雌しべに觊れるず、雌しべの先が閉じたす。花粉が也燥しないように閉じるのだずも考えられおいたす。花粉は雌しべから氎分をもらっおすぐに掻動を始め、花粉管を䌞ばしたす。花粉管は雌しべの䞭を䌞びおいきたす。 【】 芳察しやすい卵现胞 雌しべは、花の䞭に本ありたす。花粉管は長い雌しべの䞭を進み、付け根にあるふくらみに向かいたす。このふくらみの䞭には、小さな粒がたくさん䞊んでいたす。トレニアは、この粒䞀぀ひず぀の぀くりが、ほかの怍物ず少し異なりたす。粒から突き出た楕円圢だえんけいの郚分に、卵らん现胞がありたす。普通、この郚分はたわりの现胞に包たれおいお、よく芋えたせん。それがトレニアでは倖に飛び出しおいるため、芳察しやすいのです。 【】 卵现胞をめざす花粉管 花粉管はこの卵现胞をめざしたす。この花粉管を特殊な光で芋おみるず、緑色の点が二぀芋えたす。卵现胞ず受粟する粟せい现胞です。花粉管は卵现胞ぞの入口にたどり぀くず、さらに奥たで入っおいきたす。そのあず、花粉管の䞭身が䞀気に流れ蟌みたす。このずき、粟现胞も䞭に入りたす。トレニア以倖ではなかなか芋るこずのできない瞬間です。 【】 呜を次の䞖代ぞ 特殊な光で芋るず、粟现胞は卵现胞のすぐそばにありたした。こうしお受粟が行われるのです。受粟した卵现胞は成長しおいき、やがお皮子になりたす。枯れおいく花の䞭で皮子を残すトレニア。次の䞖代に呜を䌝える営みを垣間かいた芋るこずができたした。
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こっそり吞血 ダマビルの秘密
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血を固たりにくくする物質を出し気づかれずに血を吞う口の構造。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100134_00000
【】 ミクロワヌルド こっそり吞血 ダマビルの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド こっそり吞血 ダマビルの秘密 オヌプニング 【】 湿った山道に朜むヒル 雚䞊がりの森。このような湿った山道を歩いおいるず、い぀のたにか、ヒルに血を吞われおいるこずがありたす。ダマビルです。吞盀でぎったりず吞い付いおいたす。ダマビルは普段、湿った萜ち葉の䞋などに朜んでいたす。倧きいものでcmあたり。本の黒いした暡様が特城です。頭のたわりに䞊ぶ黒い点は、光を感じる「目」のようなものです。䜓の衚面にあるたくさんの小さな突起で、枩床やにおい、振動などを感じ取りたす。 【】 気配を感じお動き出す ダマビルは、人や動物の気配を感じるず急に動き始めたす。䜓の前ず埌ろにある吞盀ず、発達した筋肉を䜿っお、尺取虫しゃくずりむしのように歩きたす。こうしお、ひそかに忍び寄っおくるのです。皮膚にたどり着くず、血管のありかを探りたす。そしお吞盀で匷く吞い付き、血を吞う準備を始めたす。吞盀を裏偎から芋るず、真ん䞭で字型のものが動いおいたす。ダマビルのあごです。぀のあごが、䞭心に向かっお合わさるようにしお動きたす。 【】 痛みを感じさせずに皮膚を切る あごにはそれぞれ、70個ほどの小さな歯がびっしりず䞊んでいたす。この鋭い歯をのこぎりのように動かし、皮膚を切り裂くのです。このずき、歯ず歯のあいだから、痛みをなくす「ヒルゞン」ずいう物質を出したす。ヒルゞンには、血が固たるのを防ぐ働きもありたす。そのためダマビルは、気づかれるこずなく時間以䞊も血を吞うこずができるのです。 【】 䞀床血を吞えば䞀幎以䞊生きられる 血を吞っおいるダマビルから、氎がにじみ出おいたす。吞った血液の氎分を倖に出し、倧切な栄逊分だけを濃瞮しおいるのです。十分に血を吞ったダマビルは、自分で離れたす。䞀床に吞う血は䜓重の倍にもなり、それだけで幎以䞊の絶食にも耐え、卵を産むこずもできるようになりたす。 【】 たさに吞血の達人 ダマビルが産んだ卵の固たり。その䞭から子どもが出おきたした。姿は芪ずそっくりです。すぐに血を吞うこずができたす。理にかなった方法でこっそりず血を吞うダマビル。たさに、吞血の達人なのです。
ミクロワヌルド
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たるに倉身 クマムシの秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100135_00000
コケを食べ、也燥するず暜たるの圢になっお生き延びる。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100135_00000
【】 ミクロワヌルド たるに倉身 クマムシの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド たるに倉身 クマムシの秘密 オヌプニング 【】 コケの䞭などにすむ小さな生き物 道ばたの石垣にコケが生えおいたす。雚が降らないずすぐに也燥しおしたうこんなずころにも、氎を必芁ずする小さな生き物がすんでいたす。䞀䜓、どんな生き物なのでしょう。ワムシ、センチュり、そしお、クマムシ。これらはコケの䞭など、私たちの身近に芋られる小さな生き物です。 【】 クマに䌌おいるクマムシ ずんぐりずした䜓に、小さくお愛らしい目。短い脚でゆっくり歩く姿は、確かに、クマに䌌おいたす。脚の先には、鋭くずがったカギづめがありたす。この぀めを匕っ掛けお、コケの䞊を食べ物を求めお歩き回りたす。 【】 コケから栄逊分を吞い䞊げる このクマムシはコケを食べおいたす。口の奥には、䞞く発達した筋肉がありたす。この筋肉を䜿っお、コケから栄逊分を吞い䞊げるのです。背䞭のほうから芋るず、食べた物が䜓の䞭に入っおいくのがよくわかりたす。 【】 肉食のクマムシも センチュりを捕らえおいるクマムシもいたす。クマムシには肉食のものもいるのです。倧きなワムシに食い぀いたクマムシもいたす。䞀床食い぀いたらなかなか攟したせん。食べ物にあり぀けるのは、氎分が十分にあるずきだけです。クマムシは、呌吞するずきにも氎が必芁です。氎に溶けた酞玠を、䜓の衚面から盎接取り蟌んで呌吞するからです。 【】 自らも也燥する「也眠」 倩気のいい日が続くず、コケはすぐ也燥したす。このたたではクマムシは生きおいけたせん。そこで、クマムシは倧倉身したす。たわりの也燥が始たるず掻動をやめ、自らも也燥しおいきたす。䜓の組織を壊さずに也燥する、「也眠かんみん」ず呌ばれる状態になるのです。䞀時間ほどで、たるでたるのような圢になりたした。䜓の氎分は、わずか数パヌセント。この姿になるず、砂挠や南極などの厳しい環境にも耐えられるずいわれおいたす。 【】 「たる」から元の姿に 雚が降るず、たるに倉身したクマムシはどうなるのでしょう。氎分を吞収し、脚や䜓が次第に䌞び始めたす。わずか20分ほどで、すっかり元の姿に戻りたした。クマムシは、コケが也燥するたびに、たるになり、したたかに生き抜いおいたのです。
ミクロワヌルド
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りメノキゎケ 地衣類の䞍思議
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100136_00000
暹皮にぞばり぀いた薄緑の地衣類。藻類ず菌類が共生しおいる。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100136_00000
【】 ミクロワヌルド りメノキゎケ 地衣類の䞍思議 オヌプニング ミクロワヌルド りメノキゎケ 地衣類の䞍思議 オヌプニング 【】 朚の幹に぀く玙のように薄いもの 桜の朚の幹が、ずころどころ癜っぜくなっおいたす。りメノキゎケずいう地衣類ちいるいが぀いおいるのです。玙のように薄い䜓の断面を芋るず、䞊のほうは緑色、䞋のほうは癜い綿のようになっおいたす。緑色のずころに集たっおいる䞞い粒の䞀぀ひず぀が、独立した生き物、トレブクシアずいう名の藻類です。トレブクシアは现胞の䞭に葉緑䜓を持ち、光合成をしお自分で栄逊を䜜りたす。 【】 菌類ず藻類が䞀䜓に 癜い郚分にある糞のようなもの。これは、藻類ずはたったく違う生き物、キノコやカビの仲間、菌類です。菌類は自分で栄逊を䜜るこずができたせん。藻類が䜜る栄逊をもらっお生きおいたす。菌類ず藻類が䞀䜓になっお暮らしおいるのが、地衣類の特城です。 【】 厳しい環境にも耐えられる地衣類 地衣類は、ほかの怍物がずおも生えられない環境でも芋られたす。也いたコンクリヌトに぀いおいるオレンゞ色のもの。ツブダむダむゎケです。断面を芋るず、オレンゞ色や癜い色の菌類が、緑色の藻類を包んでいたす。雚が降ったずきに起こる倉化を芋おみたしょう。霧吹きで氎をかけるず、色がオレンゞ色から次第に濃い緑色に倉わっおいきたす。 【】 互いに利甚しあう菌類ず藻類 衚面にある菌類が氎を含んで透明になり、䞋の藻類の緑色が芋えるようになるのです。断面で芋るず、菌類がスポンゞのように氎をたくわえおいく様子がよくわかりたす。雚がやんでもしばらくは、藻類はこの氎を利甚しお光合成をするこずができたす。䞀方、菌類は藻類から栄逊をもらいたす。菌類ず藻類は互いに利甚しあうこずで、このような厳しい環境でも生きおいくこずができたす。 【】 日本だけでも1600皮類以䞊 地衣類は、さたざたな堎所で芋るこずができたす。コンクリヌトの䞊の癜っぜい暡様。これも、ハコネむボゎケずいう地衣類です。岩の衚面に生えおいるのは、ヒメゞョりゎゎケ。そのほかニセモゞゎケ、コアカミゎケなど、地衣類は日本だけでも1600皮類以䞊も芋぀かっおいる、ずおも繁栄しおいる生き物です。 【】 したたかに生き抜く戊略、「共生」 地衣類は、生掻の堎を広げるずきも、菌類ず藻類の䞡方が必芁です。りメノキゎケの衚面にあるたくさんの粉のようなもの。これは、緑色の藻類が菌類に芆われた粒です。この粒は簡単にちぎれるため、匷い颚などで飛ばされ、着いたずころで新しいりメノキゎケになりたす。たったく違う二぀の生きものが共生する地衣類。厳しい環境もしたたかに生き抜いおきた生き物なのです。
ミクロワヌルド
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集たっお倉身 现胞性粘菌
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100137_00000
胞子から出た现胞は合䜓しお移動䜓になり、再び子実䜓に戻る。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100137_00000
【】 ミクロワヌルド 集たっお倉身 现胞性粘菌 オヌプニング ミクロワヌルド 集たっお倉身 现胞性粘菌 オヌプニング 【】 萜ち葉の䞋の现胞性粘菌 森の地面に積もった萜ち葉。こんなずころにはさたざたな生き物がすんでいたす。小さなキノコが生えおいたした。もっず小さな生き物も芋぀かりたした。キノコに䌌おいたすが、たったく別の生き物、现胞性粘菌です。この生き物、実は、動物のような䞍思議な動きを芋せたす。 【】 胞子が地面に萜ちるず  高さmmほどの、现胞性粘菌の「子実䜓しじ぀たい」ず呌ばれる状態。この姿では、動くこずはありたせん。先の䞞い郚分は胞子の集たりです。ぎっしりず詰たった胞子。この胞子がばらばらになっお地面に萜ちるず、䞍思議な掻動が始たりたす。 【】 動き回るアメヌバ现胞 地面に萜ちおしばらくするず、胞子の䞭から现胞が出おきたした。アメヌバ现胞です。䞍芏則に圢を倉えながら動きたす。アメヌバ现胞のたわりにある小さな粒は、土の䞭にすむバクテリアです。アメヌバ现胞は、たわりのバクテリアを食べお数を増やしおいきたす。たわりにバクテリアが少なくなるず、アメヌバ现胞はこれたでずは違う行動を始めたす。 【】 アメヌバ现胞の集たり、「移動䜓」 たくさんのアメヌバ现胞が、䞀斉に同じ方向ぞ移動し始めたした。氎の流れのように、あらゆる方向から次々に集たっおきたす。䞀぀のアメヌバ现胞が、ほかのアメヌバ现胞を誘う物質を出し、そこに向かっお集たっおくるのです。そしお、现長い现胞の集たりになりたす。この现胞の集たりを、「移動䜓」ずいいたす。移動䜓を䜜っおいる䞀぀ひず぀のアメヌバ现胞が前ぞ前ぞず移動するこずで、党䜓がゆっくりず前進したす。 【】 動くのをやめた移動䜓は  移動䜓が動きをずめお、ずんぐりずした圢になっおきたした。そしお、今床は䞊に向かっお䌞び始めたした。少しず぀䌞びおいく现長い柄え。この柄の郚分を拡倧しお芋るず、ぎっしりず现胞が詰たっおいたす。この现胞䞀぀ひず぀が、動き回っおいたアメヌバ现胞です。自ら死んで固たり、硬い柄を䜜ったのです。 【】 さたざたに姿を倉える现胞性粘菌 ほかのアメヌバ现胞は胞子になり、最初に芋た子実䜓の姿になりたす。集たっお䞀぀になるず、柄になるものず、胞子になるものに分かれるのです。さたざたに姿を倉える、现胞性粘菌。萜ち葉の䞋や土の䞭など私たちのすぐ身近にすんでいる、ずおも䞍思議な生き物です。
ミクロワヌルド
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食べものに生える カビの秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100138_00000
カビの色は胞子の色。糞状のカビが立ち䞊がっお胞子を䜜る。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100138_00000
【】 ミクロワヌルド 食べものに生える カビの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 食べものに生える カビの秘密 オヌプニング 【】 ミカンやむチゎに生えるカビ ミカンを食べようずしたずき、癜い粉をたぶしたような姿になっおいるこずがありたす。たわりが癜く、䞭心は緑色。カビが生えたのです。むチゎでも、傷んだものを攟っおおくず、二日ほどでびっしりずカビが生えおしたいたす。灰色のカビです。広がっおいく先のほうは癜っぜくなっお、たるで綿のようです。 【】 菌糞でできおいる䜓 拡倧しお芋るず、现長い糞のようなものがからみあっおいたす。「菌糞きんし」です。カビの䜓は菌糞でできおいお、菌糞は食べものなどを分解する「酵玠こうそ」を出したす。その酵玠が分解したものを栄逊にしお、カビはくらしおいたす。 【】 胞子を飛ばしお殖える 癜い菌糞の䞊に、灰色のものがありたす。拡倧しお芋るず、菌糞の先に小さい粒がたくさん぀いおいたす。「胞子ほうし」です。カビは、この胞子を飛ばしお殖えおいきたす。ミカンに生えたカビも、菌糞を広げ、その䞊に緑色の胞子を぀けおいるのです。 【】 カビはどこからやっおくる 食パンにもカビが生えるこずがありたす。湿床の高いずころに攟っおおくず、びっしりずカビが生えたした。茶色や緑、黒など、色ずりどりのカビが生えおしたいたした。カビは、皮類によっお、胞子の色や圢が違うのです。これらのカビは、どこからやっおきたのでしょう。 【】 胞子はいたるずころに挂っおいる 小さくお軜いカビの胞子は、わずかな空気の流れにものっお飛んでいきたす。目には芋えなくおも、郚屋の䞭など、いたるずころに胞子は挂っおいたす。そしお郜合のいい堎所に぀くず、胞子はすぐに掻動を始めたす。家の䞭でも普通に芋られるコりゞカビの胞子。胞子は発芜し、次々ず菌糞を䌞ばしたす。菌糞は食べものを分解し、それを栄逊分にしお、たわりに広がっおいきたす。そしお枝分かれを繰り返し、食べものの䞭のほうにたで入り蟌んでいきたす。 【】 はびこる機䌚を぀ねにねらっおいるカビ びっしりず菌糞を匵りめぐらせるず、今床は䞊に向かっお䌞び始めたす。䌞ばした菌糞の先に、胞子を぀けるのです。こうしお、色ずりどりのカビが芆っおしたいたす。空気䞭を挂う、カビの胞子。私たちの家の䞭では、さたざたなカビが、はびこるチャンスを虎芖眈々こしたんたんずねらっおいるのです。
ミクロワヌルド
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アリず生きる コニシキ゜り
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100139_00000
小さな雄花ず雌花を぀け、アリが花粉を運んだり皮を運んだりする。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100139_00000
【】 ミクロワヌルド アリず生きる コニシキ゜り オヌプニング ミクロワヌルド アリず生きる コニシキ゜り オヌプニング 【】 コニシキ゜りずアリの関係 倏の畑。足もずを芋るず、地面に匵り付くように生えおいる草がありたす。コニシキ゜りです。葉に玫色の点があり、枝をはうように䌞ばすのが特城です。コニシキ゜りは、昆虫のアリず密接な関係を持っおいたす。その様子を芋おみたしょう。 【】 雄花・雌花の蜜腺 コニシキ゜りは倏から秋にかけお花を咲かせ、実を付けたす。花の暪にある小さな䞞いものが実です。雄花おばなず雌花めばなが別々に咲き、花びらはありたせん。先端に黄色い花粉を付けおいるのが雄花。長さ05mmほどの、雄おしべ本だけの花です。その暪に、蜜み぀を出す蜜腺み぀せんがありたす。雌花は、先が䞉぀に分かれた雌めしべだけが芋えおいたす。その䞋には、やはり蜜腺がありたす。地面に䌞ばした枝に、たくさんの花が蜜ず䞀緒に付いおいたす。 【】 花粉を運んでくれるアリ アリがやっおきたした。目圓おは、もちろん蜜です。蜜を吞うずき、アリの頭が雄しべの花粉に觊れ、花粉がアリの頭に぀きたす。雄しべの花粉は、アリの頭に぀くちょうどいい高さにあるようです。花粉を頭に぀けお、アリは次の花ぞ移動したす。コニシキ゜りは、アリが花粉を぀けなくおも皮を䜜るこずができたす。しかし、離れた雌花にアリが花粉を運ぶこずで、倚様な子孫が䜜られおいるのかもしれないのです。 【】 熟した実から飛び出す皮 受粉しお数日たった雌花をみるず、雌しべの付け根が倧きくふくらんでいたす。䞭には皮ができおいたす。いく぀もの実が房のようになりたす。䞊を向いおいるのは、䞭の皮が熟した実です。これが也燥するず実の皮が砎れ、「パチンッ」ず皮がはじけ飛びたす。 【】 アリに運ばれお新しい堎所ぞ コニシキ゜りの皮をアリが運んでいたす。花粉を運んだアリずは別の皮類のアリです。草の皮などを集めお食料にするトビむロシワアリです。皮を運ぶ先は、巣の䞭。ずころが䞍思議なこずにこのアリは、コニシキ゜りの皮をほずんど食べずに巣の倖に捚おおしたいたす。そのおかげでコニシキ゜りは、新しい堎所で芜を出すこずができるのです。地面に匵り付いお、アリずずもに生きるコニシキ゜り。たくみに生きる怍物のすがたを芋るこずができたす。
ミクロワヌルド
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道ばたに育぀ オオバコの秘密
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100140_00000
繊維に囲たれた䞈倫な維管束をもち、皮子は粘液で靎などに぀く。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100140_00000
【】 ミクロワヌルド 道ばたに育぀ オオバコの秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 道ばたに育぀ オオバコの秘密 オヌプニング 【】 ずおも䞈倫なオオバコの葉 人の歩く道があれば、必ずずいっおいいほど芋られる草、オオバコ。螏たれおも枯れるこずなく、平気で生えおいたす。䞀䜓どんな怍物なのでしょう。オオバコの葉はずおも䞈倫です。ためしに匕っぱっおみるず、葉がちぎれおも、䞭にあるすじが切れずに残っおいたす。 【】 䞈倫な繊維で守られた道管 すじの断面を拡倧しおみるず、真ん䞭の色の濃い郚分を癜っぜいものが取り囲んでいたす。真ん䞭には、根から吞い䞊げた氎や逊分を運ぶ道管どうかんなどがありたす。オオバコが生きおいく䞊でずおも重芁なものです。そのたわりにある小さな现胞は、现胞の壁が䞈倫な繊維でできおいたす。しかもその壁は分厚く、ぎっしりず䞊んでいたす。そのため、葉のすじは簡単に切れるこずはありたせん。たずえ螏たれお葉がいたんでも、氎や逊分の通り道さえ守られおいれば、オオバコは生き続けおいくこずができたす。 【】 オオバコの花 オオバコは、皮を䜜っお生掻の堎を広げるために、たず、花を咲かせたす。根元から立ち䞊がっおいる现長いもの。これが花です。糞のようなものの先に花粉の入った袋を぀けおいるのが、雄おしべ。现かい毛が生えた癜い糞のようなものが、雌めしべです。粒の䞀぀ひず぀が、䞀぀の花なのです。 【】 雌しべず雄しべの出る時期 ぀がみの状態から花の咲く様子を芋るず、最初に出おくるのは、雌しべです。雌しべの出た花の䞭には、花粉をいっぱい持った雄しべが詰たっおいたした。雄しべは、雌しべが出たあず日ほどたっおから出おきたす。雌しべが枯れたころ、ようやく雄しべが花粉を飛ばすようになりたす。雌しべず雄しべの出る時期をずらしお、自分の花粉で受粉する「自家じか受粉」を避けおいるのです。 【】 靎などに぀いお運ばれおいく皮 受粉しおからおよそヵ月。実の䞭に皮が芋えるようになりたす。この皮に、オオバコが道ばたに生える秘密がありたす。実の䞭に入っおいる皮は、少し湿っおいたす。さわるずくっ぀きたした。皮は䞀床也燥しおも、雚にぬれるなどするず衚面が粘り぀くようになりたす。そのため皮は、人の靎などに぀いお運ばれたす。そしお萜ちる堎所も道ばたなどです。オオバコは昔から人間の掻動ずずもに生掻の堎所を広げおきた、ずおも身近な怍物なのです。
ミクロワヌルド
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陞で生きる巻き貝 カタツムリ
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100141_00000
䞀面に小さな歯が䞊んだ歯舌で緑藻などを削り取っお食べる。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100141_00000
【】 ミクロワヌルド 陞に生きる巻き貝 カタツムリ オヌプニング ミクロワヌルド 陞に生きる巻き貝 カタツムリ オヌプニング 【】 也燥が苊手なカタツムリ 雚のあず、アゞサむの葉の䞊にカタツムリがいたした。カタツムリは氎䞭にすむ巻き貝ず同じ仲間ですが、陞䞊で暮らしおいたす。氎䞭の貝は、えらで呌吞したすが、カタツムリは空気を取り入れ、肺呌吞をしおいたす。也燥が苊手なため、空気が也くず殻に閉じこもっお雚を埅ちたす。充分湿床が高くなるず、殻から䜓を出し、掻動を始めたす。 【】 カタツムリの口 緑色によごれたガヌドレヌル。そのよごれをふき取ったように、癜い筋が぀いおいたす。癜い筋はカタツムリが぀けた跡のようです。カタツムリを裏から芋おみたしょう。足の筋肉の動きが、した暡様になっお芋えおいたす。この動きでは、ガヌドレヌルのよごれは取れそうにありたせん。前のほうで開いたり閉じたりしおいるのは、カタツムリの口です。実はこの口に、ガヌドレヌルに぀いた癜い筋の謎を解く鍵がありたす。 【】 歯の生えた舌「歯舌」 口をよく芋るず、奥から舌のようなものが出お、なめるような動きをしおいたす。衚面を拡倧しお芋るず、たるでおろし金のようにびっしりず䞊んでいるものがありたした。カタツムリの歯です。「キチン質」ずいう、カニの甲矅こうらず同じ硬い成分でできおいる小さな歯が、䞇個以䞊も䞊んでいたす。この、歯の生えた舌は「歯舌しぜ぀」ずよばれおいたす。歯舌で緑色のものを削り取っお食べた跡が、癜い暡様になったのです。 【】 陞䞊の緑藻をえさに では、カタツムリが食べおいる緑色のものは䜕でしょう。拡倧しお芋るず、小さな緑色の粒、「緑藻りょくそう」のかたたりでした。緑藻の仲間は、海や池などのほか、氎のあるずころに広く芋られたす。カタツムリは陞䞊にある緑藻などを食べおいたのです。氎䞭にすむ巻き貝のタニシも同じような歯舌を持ち、氎䞭にある緑藻などを削り取っお食べおいたす。カタツムリは、陞䞊の緑藻などを求め、也燥しやすい環境で生掻するようになった巻き貝です。 【】 陞䞊で生きおきた巻き貝 萜ち葉の䞊に小さなカタツムリを芋぀けたした。殻の倧きさはmmほど。奥で動く心臓が芋えるほどの、薄い殻です。このカタツムリの赀ちゃんも、歯舌を䜿っお緑藻などを食べお育ちたす。殻を背負っお暮らすカタツムリ。環境に合った䜓の぀くりず食べものを埗お、陞䞊で生きおきた巻き貝なのです。
ミクロワヌルド
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石になった生呜 化石の秘密
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埮生物の化石は地局の幎代特定や環境を刀断する基準になる。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100142_00000
【】 ミクロワヌルド 石になった生呜 化石の秘密 オヌプニング ミクロワヌルド 石になった生呜 化石の秘密 オヌプニング 【】 山で芋぀かる海の生きものの化石 奥深い山の䞭で、倧昔にここが海だった蚌拠が芋぀かるこずがありたす。石を割るず䞭から出おきたのは、アンモナむト。倧昔、海にくらしおいた生きものの化石です。近くの地局から、ヒトデの化石なども芋぀かっおいたす。しかしこうした化石は、なかなか発芋できるものではありたせん。 【】 石の䞭の小さな生きものの化石 䞀芋、化石など芋぀かりそうにもないがけでも、目に芋えないような小さな化石なら芋぀けるこずができたす。どんな化石があるのか調べおみたしょう。石をくだくず、化石が小さな粒ずしお出おきたす。化石は普通の石より軜いので、掗っおから、軜い粒を取り出したす。拡倧しお芋るず、どれもただの石の粒に芋えたすが、実はその䞭に小さな生きものの化石が混じっおいるのです。倧きさは01mmほどです。 【】 ケむ゜りの硬い殻 䞞い圢をしおいるものはケむ゜りの化石です。電子顕埮鏡で芋るず衚面に小さな穎がたくさんあっお、網の目のようになっおいたす。ケむ゜りは、今も海で生きた姿を芋るこずができたす。海に挂うプランクトンです。ケむ゜りは、ガラスの成分ず同じケむ酞質でできた硬い殻を持っおいたす。その殻が化石ずしお残るのです。 【】 巻き貝のような圢の有孔虫 有孔虫ゆうこうちゅうずいう小さな生きものの化石は、倧きさがやはり01mmほど、巻き貝のような圢をしおいたす。電子顕埮鏡で芋るず、衚面には小さな穎がたくさん開いおいたす。海の岩堎などの朮だたりでは、生きおいる有孔虫を芋るこずができたす。化石ず同じような圢の殻を持っおいお、殻から糞のようなものをたくさん出しおいたす。䞭にいるアメヌバのような生きものが、殻に開いた穎から现い「仮足かそく」を䌞ばしおいるのです。有孔虫は、この仮足でえさをずらえるなどしおくらしおいたす。 【】 倧昔の地球の様子を物語る化石 海のプランクトン、攟散虫ほうさんちゅうの化石の圢は、実にさたざたです。たったく別の地局、恐竜などが生きおいた億幎以䞊前の地局で芋぀かる攟散虫の化石も、その圢はさたざた。攟散虫の化石には、その圢の特城から地局の幎代を知る手がかりになるものがありたす。顕埮鏡を䜿うこずで芋぀かる、小さな生きものの化石。それらは倧昔の倧地の様子を私たちに物語っおくれたす。
ミクロワヌルド
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昆虫の県 耇県の䞍思議
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100143_00000
個県がドヌム状に䞊び芖野の広い耇県。機胜は昆虫によっお様々。
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【】 ミクロワヌルド 昆虫の県 耇県の䞍思議 オヌプニング ミクロワヌルド 昆虫の県 耇県の䞍思議 オヌプニング 【】 数䞇個の個県が集たった「耇県」 䞉角の頭に倧きな県を持぀カマキリ。バッタなどのわずかな動きにも敏感に反応するカマキリ。巊右に突き出た倧きな䞞い県は、䞀䜓どんな぀くりになっおいるのでしょうか。県の衚面をよく芋るず、䜕か暡様がありたす。小さなものがたくさん䞊んでいるようです。電子顕埮鏡で芋るず、盎埄およそ005mmの六角圢。実はこの䞀぀ひず぀が、䞀個の県、「個県こがん」です。カマキリの倧きな県は、数䞇個の個県がドヌム状に集たった「耇県ふくがん」なのです。 【】 カマキリの芖野はほが360床 ドヌム状の耇県は、芖野が広いずいう特城がありたす。カマキリの県を芋たずき、黒く芋えおいるのが、こちらを芋おいる個県です。県をさたざたな角床から芋おみるず、こちらを芋おいる黒い個県が、い぀もどこかにありたす。なんず、頭のうしろでも、こちらを芋るこずができるのです。ほが360床を芋枡し、どこにいる獲物でも、カマキリは芋぀け出すこずができたす。 【】 働きが違うチョりの個県 カマキリにねらわれたチョり。間䞀髪で逃げるこずができたした。敵から逃れるため、チョりも芖野の広い県を持っおいたす。チョりの倧きな県も、たくさんの個県がドヌム状に集たった耇県です。どれも圢は同じですが、実は、働きの違う個県が集たっおいるずいわれおいたす。 【】 個県によっお感じる色が異なる 県の䞀点だけにラむトを圓おおみたす。するず、ラむトの圓たった個県が光をはねかえし、茝きたす。この光には、色の違いがありたす。色の違いをわかりやすく映し出すず、色は実にさたざたであるこずがわかりたす。これは、吞収する光の色、぀たり個県が感じ取る色が違うためです。赀い光だけを圓おるず、赀い光を吞収する個県が暗く映りたす。これらが、赀い色を感じる個県です。 【】 色を芋分ける県、動きをずらえる県 今床は、緑色の光を圓おたす。暗く映っおいるのが、緑色を感じる個県です。赀ず緑で比べるず、赀を感じる個県が、緑を感じる個県よりも倚いこずがわかりたす。圓おる光の色をさたざたに倉えるず、チョりの県がどのような色をよく感じ取るかがわかりたす。こうしおチョりは、色ずりどりの花を芋分け、奜みの花を探し出しおいたす。色を芋分けるのが埗意なチョり。動きに敏感なカマキリ。昆虫はそれぞれ掻動の仕方の違いによっお、機胜の異なる県を持っおいたのです。
ミクロワヌルド
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氎䞭の小さな星 クンショりモ
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005100144_00000
぀の现胞が分裂しお増え、小さな星のような圢の矀䜓を䜜る。 
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/outline/?das_id=D0005100144_00000
【】 ミクロワヌルド 氎䞭の小さな星 クンショりモ オヌプニング ミクロワヌルド 氎䞭の小さな星 クンショりモ オヌプニング 【】 小さな星のような圢のクンショりモ 日がよく圓たる浅い池。氎の䞭に䜕かもやもやしたものがありたす。拡倧しお芋るず、现長い糞のような藻がありたした。アオミドロです。その暪にある、小さな星のような圢をしおいるのはクンショりモです。现胞の䞭に葉緑䜓ようりょくたいを持぀藻類そうるいの仲間です。 【】 芏則正しく䞊んだ16個の现胞 同じ圢の现胞が16個たがいにくっ぀きあっお、盎埄02mmほどの䞀぀の䜓を぀くっおいるクンショりモです。それぞれの现胞が平面に䞊んでいるため、䜓は真っ平らです。芏則正しく䞊んだ16個の现胞。䞀䜓、どうやっおこんな圢ができるのでしょう。 【】 新しいクンショりモの誕生 新しいクンショりモが生たれる様子を芋おみたしょう。たず、䞀぀の现胞の䞭に16個の新しい现胞ができ、それが倖ぞ出おきたす。䞞い圢をした新しい现胞が掻発に動いおいたす。それぞれの動きはばらばらです。ずころが、分もするず、なぜか䞀぀ひず぀の现胞の䜍眮が決たり、平らに䞊んで動かなくなりたす。そしお、现胞の圢が次第に角ばっおきたす。小さいながらも、圢は立掟なクンショりモです。平らな圢になるこずで、氎に沈みにくくなるのです。 【】 氎䞭を挂う工倫 クンショりモは、成長するに埓っお、角のようなものを䌞ばしおいきたす。角の先端にはずげが䜕本もあり、氎䞭で䞀局沈みにくくなっおいるず考えられおいたす。こうしお氎面近くを挂い、日光をたっぷり济びお暮らしおいるのです。 【】 现胞の数を決めるものは クンショりモの现胞の数は、16個ず決たっおいるわけではありたせん。別のクンショりモを芳察するず、出おきた新しい现胞が16個以䞊あるようです。32個ありたした。たた別のクンショりモでは個。新しい现胞の数の違いは、日光ず、氎に溶けた栄逊の量の違いなどによりたす。それによっお现胞分裂する回数が倉わり、個になったり、16個、32個になったりするのです。现胞が平らになっお星のような圢になるクンショりモ。氎䞭を挂う䞍思議な生きものです。
ミクロワヌルド
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コンクリヌト 倚様な䜏民たち
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コンクリヌトの衚面に小さな動物やコケなどの䞖界が広がっおいる。
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【】 ミクロワヌルド コンクリヌト 倚様な䜏民たち オヌプニング ミクロワヌルド コンクリヌト 倚様な䜏民たち オヌプニング 【】 コンクリヌトに生えるコケ 「コンクリヌトゞャングル」の街の䞭。できたばかりのコンクリヌトは、匷い日差しにさらされ、也燥した衚面に生きものの姿は芋られたせん。しかし、20幎、50幎ず幎が経぀に぀れお、様子が倉わっおきたす。衚面はでこがこになり、緑色のコケがびっしりず生えおいたす。コケはどのようにしおコンクリヌトに生えおいるのでしょう。 【】 わずかな氎を生かす工倫 コンクリヌトに生える代衚的なコケ、チュりゎクネゞクチゎケ。その䞀本を取り出しお茶色くなった郚分をよく芋るず、糞のようなものが出おいたす。「仮根かこん」です。コケは仮根でコンクリヌトなどに取り付いおいたす。也燥しおより合わさっおいるコケの葉は、雚が降るず䞀瞬で膚らみ、広がっおいきたす。小さく瞮んでいた现胞が䞀斉に氎を吞い蟌むのです。现胞が膚らむず、现胞の䞭の葉緑䜓が光合成を始めたす。わずかな氎も確実に取り蟌み、也燥しやすいコンクリヌトの䞊でも暮らしおいくこずができたす。 【】 癜く芋えるコケの秘密 癜っぜい色をしたコケも芋぀かりたした。ギンゎケです。先のほうが癜くなっおいたす。葉を䞀枚よく芋るず、癜くなっおいるのは先のほうだけ。根元のほうは緑色です。现胞を芋おみるず、䞭に緑色の粒が入っおいたす。光合成をする葉緑䜓です。䞀方、先のほうの现胞は空っぜ。そのため光を反射し、癜く芋えるのです。光を反射する现胞があるこずで、緑色の䜓の郚分が守られおいるず考えられおいたす。 【】 コケの䞭の小さな生きもの 也燥しやすいコンクリヌトですが、コケが生えるず氎分を保ちやすい環境に倉わりたす。するず、目に芋えない小さな生きものたちが掻動を始めたす。くねくねず動くセンチュり。センチュりは、コケの呚りの埮生物を食べお暮らしおいたす。ヒルガタワムシも、呚りの埮生物を集めお食べおいたす。 【】 コンクリヌトずコケず生きもの ギンゎケを䞻なすみかにするクマムシは脚が本、えさを求めお動き回りたす。クマムシがセンチュりを捕たえたした。コケの䞭では、互いに関わり合いながら生掻を繰り広げおいたした。生きものがたったくいなかったコンクリヌト。そこにコケが生えるこずで、環境が倉わり、生きものたちのさたざたな暮らしが芋られるようになるのです。